久しぶりの個人開発サービス紹介です!
この記事自体はアドカレ用の記事ではありませんが、明日18日に控える Firebase アドベントカレンダー への布石です。
なので今回はサービスの概要を紹介し、次回の投稿で技術的な裏側のことを書く予定です!
つくったもの
一言でいうと、結婚式の写真管理をイイ感じにまとめるWebサービス です!
先日友人の結婚披露パーティにお呼ばれした際にお披露目し、多くの出席者の方に実際に使っていただきました!
感無量😭
用意したのは
- 画像送信用フォーム
- 送信された画像を閲覧するためのPWAアプリ(頭痛が痛い)
のふたつです。画面が分かれているだけで、すべての出席者が両方にアクセスして使用します!
(PWA is ナニ? は以下の記事をご参照ください)
画像送信用フォームは以下のようなイメージ(実際の画面ではありません。主に個人情報まわりを加工。)
新郎新婦、どちら側のゲストかの情報と関係性を選択し、写真を添付。何枚でも一括添付が可能です!
で。送信ボタンでアップロードするシンプルUIとなっています(パーティで、親族の方々は出席されていなかったため友人用の選択肢のみ用意)
で、送信された画像を閲覧するためのPWAアプリ(馬から落馬)がこちら
新郎側と新婦側に分かれて写真が一覧表示されます。関係性は画像のソート時に使用。
また各画像をタップすると拡大され、生データへのリンクが表示されます。
That's all!!投稿・閲覧ともにインタフェースは極力シンプルになるように心がけました!
サービス名は 💒 HAPPY SEEDING 🌱 !!
今回結婚した友人の苗字が 種村 だったので。おきにいり!
なぜ作ったか?
さて次に開発の動機を。自分が結婚式をした際に多くのつらみを感じたのでした。例えばこんな。
・とにかく管理が煩雑!
最大の動機はこれです!!!
自分たちが結婚式をした際には、中学・高校・大学・職場・親族など様々なコミュニティの方々を招待し、それぞれのテーブルで集合写真を撮ったりしました。
それらの写真をあとで送ってもらうのですが、例えば職場の方々と撮った写真を親にみせるのがちょっと面倒…。
そこで、ひとつのプラットフォーム上ですべての写真が見られるようになっていたら楽なのでは?と考えたのが発端です。
また式や披露宴のあとに写真を送ったいただけるのはめちゃくちゃありがたいです!ほんとに!!!
ですが、その送信の手段が多種多様で、どこにあげてもらったっけ…?となってしまったのです。。。
例えば LINEだったり、Google フォト、Facebook のプライベートグループ、メールなどなど。。。
しかも「あとで保存しとこ」と思ったら有効期限切れでアクセスできなくなってしまったり(´;ω;`)(完全に自業自得)
それを統一できたら管理も楽になるだろうなぁと思った次第です。
さらにさらに、ぼくがいただいた写真の管理だけでさえ煩雑なのに、同じ現象が嫁氏の側でも起きている(しかも嫁氏のITリテラシーはぼくより高くないので尚更…)
そんな状態でさらに、お互いがそれぞれ持っている写真を共有しようというのはいっそうハードルが高い。
結局32GBくらいのUSBメモリを購入し、それぞれそこに突っ込んでいく運用にしたのですが、どっちの写真がどっちのコミュニティのものかパッと見でわかりにくかったり…
・データとして持っていても、なかなか見返さない
上記の問題とも関係するのですが、USBメモリに保管していると気軽に見返そうってならないんですよね…
見ようと思えばいつでも見られるから見返さない現象(あるある)
これがNASや Google フォトだったら違ったかもしれませんが、だとしてもえーとどこだっけ?となってしまう時点で面倒だし、ぼくはそうなったら絶対見返さなくなるのです(確信)
またこの点については関係性を記録してあるため、そのコミュニティの人と久しぶりに会ったときに「あ、そういえば!」となって見返すきっかけとなるのです。良き。
・送信の過程で低画質化してしまう
最近のスマホはすごい。4 〜 5MBくらいの超高画質な写真がポンポコ送られてくるのです。
にもかかわらず、LINEなどを経由するとサイズ圧縮のため、画質が低下してしまうこともあります。
(回避する手段はあるようなのですが、わりと複雑なその手順を共有し、わざわざ依頼するのはちょっと忍びない)
特に全体での集合写真など、アップしてみると個々人の表情がつぶれてしまって悲しい思いをしたり(´;ω;`)
せっかく良いカメラで撮っていただいた写真は、そのままの画質でみたいじゃないですか!!!
なので特に手間を掛けずともオリジナル画像をアップロードできるような仕組みを作りました!
などなど。だいぶ愚痴っぽくなってしまいましたが、以上のようなつらみを切に感じていたのでした。。。
で、それらを解決するために作ったのが HAPPY SEEDING なのです!
写真はPWAアプリ(チゲ鍋)上で新郎新婦それぞれに分類されて閲覧可能ですし、それぞれの生データもクラウドストレージに保管しているので、いつでもアクセス可能!
冒頭で触れたとおり Firebase ファミリーをフル活用した構成なので、Cloud Storage for Firebase に上げています。数百枚(!)の画像が上がっていますが、無料枠の範囲でおさまっています。ほんと Google 様に感謝感謝…!
と、いうわけで
サービス開発の動機と概要はざざっと解説しましたので、次回の記事でアーキテクチャの話や、開発時の(主に Firebase にまつわる)苦労譚なんかをまとめていきたいと思います!