MizuhoH@_keroko·Dec 16何を問題視しているのかがよくつかめない。また、60年代ニューエイジ文化は現在も刷新し続けているし、サーフィンも基本的にそうです。北欧のアイコンを持ってきたのは、北欧のほうがニューエイジの対キリスト教的カウンター色が薄いからでは、とも感じます。21030
saebou@Cristoforou·Dec 16最後に書いたように、作品全体として「女性はスピリチュアルなものが好きだよね」的なステレオタイプに陥っているんじゃないかというのが指摘点です。前作からつながってきたキャラクターアークとして「出家で全部解決」みたいなのは安易じゃないかと考えています。138
saebou@Cristoforou·Dec 16たとえばお洒落な女性が現実に存在するのは何の問題もありませんが、芸術作品で「女性はみんなお洒落をしたがっている」とか「お洒落さえあれば人生の問題が解決する」みたいにステレオタイプな表現がなされていたら安易だと指摘されうると思います。115
MizuhoH@_keroko·Dec 16いえ、「お洒落」はお洒落であり、お洒落をする、しないという当人の意思や選択によりますよね。スピリチュアルはスピリチュアルを選択するという個人の意思が必ずしも入るわけではないし、そのように表象されるわけでもないんです。25
saebou@Cristoforou·Dec 16『アナと雪の女王』2作について、「スピリチュアルはスピリチュアルを選択するという個人の意思が必ずしも入るわけではないし、そのように表象されるわけでもない」と言えるようにはあまり思えないです。13
MizuhoH@_keroko·Dec 16スピリチュアルを表象していないと思っているわけではなく、極めてフェミニズムと相性のよいスピリチュアルやネオペイガニズム、ヒッピーやコミューンという帰着が、なぜ批判的に捉えられているのかが単純にわからないんです。12
saebou@Cristoforou·Dec 16お洒落とか子育てとかもフェミニズムに深くかかわってますが、キャラクターアークの上で、それで問題が全部安易に解決してしまうようなステレオタイプな描き方になってしまえば問題だと指摘できますよね?それと同じです。今までエルサが経てきたことがなぜそう解決できるのかよくわからないんです。14
MizuhoH@_keroko·Dec 16うーん、お洒落や子育てのフェミニズムというアナ雪もあり得たかもしれません。ただ、スピリチュアルなフェミニズムでもべつに構わない気もするんですよね。ネオペイガニズムとしての魔女がアメリカで流行ってますし。13
MizuhoH@_keroko·Dec 16スピリチュアルな描写ってそれほどステレオタイプなんでしょうか。サーフィンの話って、ミッキーの「魔法使いの弟子」を考えると隔世の感があって、スピリチュアルって根づきはじめてるのかなと思ったりもします。13
MizuhoH@_kerokoReplying to @_keroko and @Cristoforou日本のスピリチュアルはフェミニズムの側面をどんどん削っていますが、アメリカはおそらく異なります。ネオペイガニズムは最近になってフェミニズムとしての色彩を帯びています。対キリスト教だけでなく、対マチズモとしてのスピリチュアルも盛んだと思いますよ。6:27 AM · Dec 16, 2019·Twitter for iPhone2 Retweets9 Likes
saebou@Cristoforou·Dec 16Replying to @_kerokoこれはあまりいい言い方じゃないかもしれませんが、むしろ体制的なカトリック教会を描いた『天使にラブソングを』とか、あんまりポジティヴに出てくるとはいえない『ヘレディタリー』の悪魔信仰とかのほうが『アナと雪の女王2』よりまだちゃんと「男性中心主義に抗する信仰」を描いてる気がしてます。17
MizuhoH@_keroko·Dec 16だとしたらそこでモチーフとして選ばれたのがスピリチュアルであることが、なおさら批判すべき点ではないのではと思います。繰り返しですが、スピリチュアルはフェミニズムやカウンターカルチャーとつながっているので。日本ではアンチフェミともつながるからややこしいのですが。12
saebou@Cristoforou·Dec 16Replying to @_keroko『アナと雪の女王2』で対マチズモとしてのスピリチュアルみたいなものがちゃんと描けてるかというとかなり疑問に思います。非常に安易なオチになってしまっていると思うので。18
MizuhoH@_keroko·Dec 16少なくとも北村先生がおっしゃるようにサーフィンやペイガニズムを描いているなら、逆に対マチズモを描けてないのはなんでだろう?と思いますね。あとはわたしが見なければどうしようもなさそうなので、見てみます。お付き合いありがとうございます。3