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2019/12/14 (土)

「Dr.STONE」第24話(最終回)
百夜の遺品・レコードの発見と再生編。

第二期に続くよEND。
原作はまだ充分に残っているのに司との決着すらつけずに終わるワケがない、と思っていたのでこの結末は予想通り。

第一期シリーズ前半戦(「第一部 STONE WORLD THE BEGINNING」)のラストと同じく、後半戦(「第二部 STONE WARS」編突入以後の話数)のラストも千空と百夜の大きな時間を超えた絆の話で〆る構成がわかり易く、とりあえずのラストとしては無難な感じだったなあ。

あと、今回は最終回らしく前回に引き続きキャラ作画が端整なのもよろしかった。

「ハイスコアガールII」第23話
「スーパーストリートファイターII X」全国大会当日編。

序盤のイチャイチャ展開の大野さんが前回に引き続きかわいすぎ。

大野さんも人の子であり、ひとりの恋する乙女である、――ハルオとの恋の成就と、この先に待っている離別に大野さんの心もまた大きく揺らいでいる、という事実を「大野さん、まさかの予選一回戦負け」という形で表現しているのが上手かった。

あと、次回で最終回だけど「ハルオVS.大野さんの運命の対決」の途中で終わるのもなかなかにアツいラストへの「引き」でよかったな。

「炎炎ノ消防隊」第21話
桜備&ヴァルカンVS.Dr.ジョヴァンニ&フィーラー/リサ、森羅VS.象編。

森羅VS.象のバトルの導入部は「人の知覚を超えた超高速の見えざる戦い」を矢鱈に凝った作画と演出と撮影で表現していて素晴らしかったな。
また、ただ変わったことをしているワケではなく、オモシロカッコよくて、今までにあまり観た記憶のない画作りが「人智を超えた超絶バトル」という状況に完璧にマッチにしているところなんかも非常によかった。

「僕のヒーローアカデミア(第四期)」第72話
切島&ファットガムVS.八斎衆:天蓋&乱波編。

ラストの攻防戦のアクション作画のキレがよく、佳境に向けて高まるバトルテンションをキッチリと底上げしていてよろしかった。
また、このバトルの決着展開はファットガムのダメージ→打撃力変換逆転技のギミックも、「攻・防ともに完勝した」というファットガムの〆の解説もアツくてなかなかよかったな。


2019/12/13 (金)

劇場用アニメ「冴えない彼女の育てかた Fine」を観る。
「冴えない彼女の育てかた」の完結編。
第二期TVアニメシリーズからのそのまま続き。
blessing softwareの新作制作とフィールズ・クロニクルの新作制作、二局面同時進行編。

第二期TVアニメシリーズの終盤では主人公、ヒロインたちがかなり追い込まれていたのでその続きの劇場版ではさらなる追い込みがかけられるのかな、と思っていたけど、そんなことにはならず、諸々軟着陸させる方向にシフトしていく、ちゃんと作品や登場人物たちのファンの方を向いた、ファンに優しい内容だったな。

二つに分断されたヒロインたちが取り組む二つのゲームの制作話と、主人公たちが作るゲームそのものの内容と、主人公たちの恋愛模様が互いにそれぞれの状況を映し合うようにリンクしながらもつれていくストーリー構成がとても巧み組み立てられていて面白かった。
また、その物語を通して描かれる登場人物たちの魅せ方、押さえ方のバランスも上手く取れていてソツがなかったな。

あと、個人的に恵……というか、加藤恵を演じているときの安野希世乃の演技がとても好きなので、恵のメインヒロインルート突入編ともいえる今回の劇場版ではそれがたっぷりと堪能できたのも嬉しかった。

作画のクオリティが(敢えて腐すほど悪くはないけど)TVシリーズ並みで画的に少し弱いのが残念だったが、話のまとめ方、主人公とヒロインたちとの関係性の精算のさせ方も手堅く、足掛け5年続いた長期シリーズのラストに見合った大団円といえる内容になっていたのがなかなかに満足度が高くてよかったな。


「アズールレーン」第10話
オロチ出陣編。

万策尽きてレギュラー放送は今回で打ち切り。
完全に「箸にも棒にもかからないような有様」にこそならなかったものの、シリーズ中盤以降、不安定な作画状況がずっと続いていたのでこの流れも然もありなんな話ではあったかな。

「放課後さいころ倶楽部」第11話
翠ちゃんのオリジナルゲーム「ワンルーム」完成編。

1話丸々翠ちゃんメイン回でたっぷりと翠ちゃんの活躍……というか、悪戦苦闘ぶりを愉しめる良い翠ちゃんメイン回だったなあ。

特に回想シーンにロリ正統お嬢様時代の翠ちゃんが再臨した上、普段と就寝時(前髪を下ろしている)2パターン髪型が愉しめるところなんかはスペシャルなお得感が高くて大変好かった。

「PSYCHO-PASS サイコパス|3」第8話(最終回)
対ビフロスト、都知事護衛任務&囮作戦二局面同時進行編。

「続きは映画館で観てね」END。

六合塚のドキュメンタリー番組の取材を使って公安局のメンバーに「正義」について語らせる流れが、一応、本シリーズのまとめ、中間決算といったところなんだろうけど、話は完全に丸投げENDなのが厳しい。
また、画的にも平凡な仕上がりでシリーズの最終回としての満足感が全く得られないのが残念だった。


2019/12/12 (木)


2019/12/11 (水)

「神田川JET GIRLS」第9話
神田川ジェットガールズVS.水龍會編。

久しぶりのレース回で作画が良いのは好印象。
よく整ったキャラ、しっかりと力の入った乳尻描写に、レースのクライマックスの銃撃戦シーンでは珍しくアクション作画も張り切っていて普段よりも総じて画的な満足度が高かった。


2019/12/10 (火)

「ブラッククローバー」第113話
「影の王宮」突入、フエゴレオンVS.エルフ転生カイゼル、メレオレオナVS.ヴェット編。

吉原達也監督、椅子汰が原画に降臨してメレオレオナのバトルシーンとラストのバトルの決着シーンだけ突出して作画がよかった。
規格外に強いスペシャルなキャラだから納得なんだけど、前にもメレオレオナのバトルシーンだけ作画アニメしていた回があったし、メレオレオナはアクション作画的にひとり特別に優遇されている印象だなあ。


2019/12/09 (月)

「Fairy gone フェアリーゴーン」第22話
レイ・ドーン首相代行襲撃事件編。

クライマックスのマーリヤ×ヴェロニカの和解展開が尊すぎて最高だった。

第二クール目に入ってから「マーリヤ×ヴェロニカの百合展開にハズレ無し」って感じになってきたな。

ヴェロニカの襲撃シーン一連はキャラも芝居も総じて作画が丁寧でよかったが、クライマックスのマーリヤとヴェロニカが寄り添うシーンは表情作画が一際きめ細かく描かれていて本当に素晴らしい仕上がりだった。

「ヴィンランド・サガ」第21話
クヌート王子暗殺未遂事件。

長年渇望していた地位につき、まさに水を得た魚のように辣腕を振るう一方で、長年付き従ってくれた「唯一の友」とも言える腹心を自らの野心の犠牲にし、自らの手で引導を渡さなければならないことになる、明暗両極際立つアシェラッドメイン回。

クヌート王子の狂言暗殺という一つの詐術が波及的にクヌート陣営に様々な効果をもたらし、スヴェン王陣営の後手に回るしかなかった状況を一気にひっくり返して主導権をもぎ取る、アシェラッドの鮮やかすぎる政略があまりにも見事で面白い。

また、ラストのアシェラッドとビョルンの決闘も演出・作画ともに力の入った作りで単純に「友情」や「絆」という言葉だけでは片付けられない二人の関係性の決着点を緊張感たっぷりに描き出していてなかなかよかった。


2019/12/08 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第9話
分断作戦、続き。
シェータ・シンセシス・トゥエルブVS.イスカーン編。

シェータさん、無表情クールキャラかと思ったら、整合騎士のなかではブッチギリにヤベェ奴だった。

シェータさんは騎士らしく倫理観の強い、他の整合騎士たちとは大きく一線を画する人斬り狂という設定も面白いし、どこか抜けてる無表情キャラも楽しいし、攻撃を受けて半裸になるのもエロいしで、一見地味な見た目に反して魅力満載なキャラクターのギャップが何か矢鱈に美味しかったな。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第135話
VS.ウラシキ戦の決着編。

甲田正行監督絵コンテ・演出・作画監督(田中ちゆき、大河原烈、伊藤香奈と共同)・原画回。

全編通してキャラ、アクション、エフェクト、表情作画が充実していて劇場版みたいな感じだったなあ。

最後は散々練習していた親子協力螺旋丸をキッチリ使って勝つのはよかったが、「バラバラに挑んではあしらわれる」の繰り返しのバトル展開が全体的にいま一つ緊張感・テンポ感に欠ける印象だったのは観ていて少し残念だった。


2019/12/07 (土)

「Dr.STONE」第23話
携帯電話の完成編。

全編通して作監修正が行き届いていて総じて端整なキャラ作画が眼福だった。

信頼と友情の分業化とハイタッチ→カセキの爺ちゃんとの友情話へと繋がる一連の展開も胸熱すぎてグッとくる。

また、今回はマンガン電池の歌(「カンデンマンガン」)や、携帯電話の制作作業の点描に合わせて前期OP「Good Morning World!」がBGMとして流れる演出といった、歌関係の演出もなかなかにサービスが利いていてよかったな。

「ハイスコアガールII」第22話
「スーパーストリートファイターII X」全国大会前日、大阪前乗り・大阪デート編。

1話丸々、ハルオと大野さんのデート回。

今回はシリーズはじまって以来おそらく最も鈴代紗弓が仕事をしていた話なのではないだろうか(苦笑)。

珍しく声を立てて笑ったり、凄い形相で怒ったり、甘えたり、ねだったり、グズったりと大野さんの「無表情キャラ」の奥に隠れていた様々な表情が次々に引き出されていく素晴らしいイチャイチャデート話だった。

また、ラストの「ハルオと大野さんの同衾END」もなかなかにエゲツない「引き」の強さで面白かったな。

「炎炎ノ消防隊」第20話
火縄中隊長VS.アロー、アーサーVS.ミラージュ編。

黒沢守脚本・コンテ回。

今回は火縄中隊長VS.アローの射撃戦をはじめ、ここぞというところでの「カッコいいキメ画」の押さえ方・魅せ方が矢鱈に上手くて、少年バトル漫画的な見応えに満ちた作りが大変よく出来ていた。

「僕のヒーローアカデミア(第四期)」第71話
サンイーターVS.八斎衆:窃野・多部・宝生編。

キメラ・クラーケンのあたりから濃い画を激しく動かす、壮絶なバトルアクションシーンの見応えが上々でなかなかよかった。


2019/12/06 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第10話
司と林檎のデート編。

葵ちゃんと桂音さんの籠絡術が「さすがエロ担当」といった感じのハードコアぶりで笑う。

また、本題の林檎ちゃんの話も前半のデートの準備&本番編も、後半の司との馴れ初め過去編も林檎ちゃんのリアクションがイチイチかわいらしくてよかったな。

「放課後さいころ倶楽部」第10話
高屋敷父の帰国編とクリスマスパーティー編の二部構成。

サンタコス・エミーの「あとでサービスしますから」おねだりの破壊力が本当にハンパなくって強烈だったな。

「PSYCHO-PASS サイコパス|3」第7話
信仰特区騒動編の決着編。

ここのところ下降線を辿っていた作画がラス前のここへ来て何とか大きく持ち直し。

舞ちゃんが鮮やかすぎる手並みでトーリを射殺して自力で絶体絶命のピンチを切り抜けるくだりは良いサプライズ展開で面白かった。
視力の回復治療は成功していたし、紛争地域育ちの元兵士なので銃の扱いにも慣れている、というサプライズ展開だけど後出しではない理屈がちゃんと通っているのが上手かったな。

あと、今回は久利須との対決シーンの、市街地のネオンの複雑な照明・反射による陰影が美しい撮影処理もよかったし、灼とカリナの絡み、霜月の登場シーン全般のキャラ描写がヤケにかわいいのも観ていてなかなか楽しかった。

「星合の空」第9話
女子ソフトテニス部との強化試合編。

今回は翅が手首の骨を骨折してメソメソするくだりと、その結果、ソフトテニスの試合に出られなくなったことにメソメソするくだりの、豊永利行の泣きべそ演技が矢鱈に巧くて流石といった感じだった。


2019/12/05 (木)

「BEASTARS」第9話
ハルの食殺目的拉致事件編。

ルイの壮絶な幼少期の記憶、肉食獣人たちによるルイへの闇討ち問題、ライオンヤクザによるハルの食殺目的拉致事件、そのライオンヤクザの暴挙を政治的判断で黙殺している市長と、殺伐とした展開が立て続く、いつにも増してハードな内容に観ていてどんどん引き込まれていく。
特に後半の拉致事件発生後の展開は完全に学生の手には負えないような事態の飛躍がシリーズの佳境に相応しいスケールの増進と緊迫感の高まり具合で面白かった。


2019/12/04 (水)


2019/12/03 (火)


2019/12/02 (月)

「ヴィンランド・サガ」第20話
クヌートの帰陣編。

今回はデンマーク王国イングランド遠征軍本陣に帰陣したクヌートがスヴェン王と謁見する話で画的に派手な見せ場はないのだが、前回まで数回に渡って続いたバトル展開よりも作画に力が入っていたな。

胆力と知恵がまさに命がけで試されるクヌート&アシェラッドとスヴェン王の駆け引きが非常に緊張感漲る作りで描かれていて面白い。
また、今回は山場の謁見シーンだけでなく、全体的にも父王からの権力簒奪を画策するクヌートの下剋上、政治劇・権力闘争劇として見応えのある内容になっていてなかなかによく出来ていた。


2019/12/01 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第8話
人界軍VS.闇の軍勢、東の大門会戦編、続き。
バーストエレメントによる逆襲作戦の成功とアリスの陽動による分断作戦の開始編。

大量の人命を燃料にした大規模破壊攻撃の応酬という、ますます苛烈で陰惨な展開になってきて終始画面から目が離せない内容だったな。
アリス以外の人造フラクトライトたちは敵も味方もいつ死んでもおかしくない扱いなのでその点なんかも戦いの緊張感を高めていてよろしかった。

あと、今回はエルドリエの空中戦が壮絶な迫力と躍動感があって今話の山場に相応しく見応えのある仕上がりだったな。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第42話
えれなの進路問題編。

親子関係に若干の軋轢があったまどかさんよりも親子関係に問題のないえれなさんの方が中学卒業後の進路に関する家庭内の問題が難航しているのが良いヒネリというか、リアルな間々ならなさといった感じで面白かった。


2019/11/30 (土)

劇場用アニメ「空の青さを知る人よ」を観る。
超平和バスターズの秩父ご当地アニメ第三弾。

年の差姉妹と時間差ドッペルゲンガーの四角関係を軸にしたファンタジー青春群像劇。

年上太眉メガネ聖女ヒロインアニメで最高だった。

秩父三部作第一弾の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」から10年弱の時間が経ち、超平和バスターズもすっかり円熟期に入った印象。
登場人物の相関関係はかなり複雑な人間模様を形成していて、それに伴い話もかなり複雑に錯綜しているんだけど、それにもかかわらずとてもキレイにまとまっていて観易かった。
しんの/慎之介の時間差ドッペルゲンガー設定もちゃんと使いこなしていて、それを触媒にして思春期のヒロインの内面にわだかまる混沌とした感情を上手に引き出しているのもソツがなくってよく出来ていた。
第一弾の「あの花」、第二弾の「心が叫びたがってるんだ。」に対して今回はセンセーショナルなフックが全くと言っていいくらいないのが特徴的だが、そういうものがなくても問題なく面白いし、地味な感じになっているワケでもないのがよかったな。
また、演出や作画も手堅く安定感のある仕上がりでまさに全編通して堂に入った作り、という感じなのがなかなかに大したものだった。

あと、これは方々で言われていることだけど、吉沢亮の一人二役は矢鱈に達者で聴いていて大いに感心してしまったよ。


「Dr.STONE」第22話
タングステン探窟行→千空の誕生日編。

ラストのゲンの告白のくだりがロマンチックすぎて噴く。
くだんのゲンの言動一連が完全にヒロインすぎて面白かった。

また、タングステン探窟行のオチと千空の誕生日のオチ、両方とも「気持ち悪い」絆の話の天丼構成になっているのも決戦前の主人公たちの結束掘り下げ話としてはわかり易くてよかったな。

「炎炎ノ消防隊」第19話
第8特殊消防隊の「地下(ネザー)」へのガサ入れ編。

「第8」の女性隊員たちの狂犬ぶりの前に白装束たちが返り討ちに遭う話。

タマキが「最強の刺客」相手にジャイアントキリングをかますのは予想がついたが、おっぱいとシスターの鉄パイプで勝つ展開は予想外で面白かった。

あと、マキさんVS.フレイル、アサルトの砲弾攻撃のアクション&炎のエフェクト作画が相変わらずキレッキレの仕上がりで今回も見応えのある仕上がりだったな。


2019/11/29 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第9話
アークライド・ブッフバルト連合軍迎撃戦&ギュスターヴ総督府クーデター編。

前回は定番のサービスシーンがなかったし、今回も前回の流れを受けての戦争展開だったのでサービスシーンはないのかな・・・・・・、と思っていたら後半にかなりの尺をとってガッツリとお色気サービス展開が用意されていて観ていてとても嬉しかった。

「アズールレーン」第8話
重桜艦隊の撤退戦編。

田中宏紀絵コンテ・演出・作監回。

キャラに関しては詰めきれていない部分もけっこう目につくんだけど、後半のバトルシーンはアクション&エフェクト作画の見どころが盛りだくさんな超充実の作画アニメをしていて眼福だった。


2019/11/28 (木)

「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第8話
対魔王軍強襲飛行部隊編・後編。

性欲を開放したミティスの姿、表情、動き、謎の光、やられっぷり、三石琴乃の怪演、どれも豪快にフリキレていてなかなかとんでもないことに(笑)。

毎回思うけどこの作品ってゲアブランデで冒険しているときよりも統一神界で修行している(神様たちと戯れている)ときの方がコントにキレがあって面白いな。
(統一神界パートはシリアスに寄り道することなくコメディのまま突っ走って話を終えることができるからなんだろうけど)

「俺を好きなのはお前だけかよ」第9話
ジョーロのツバキの店アルバイト編。

「タイトル詐欺も程々にしろよ」ってついに作り手=シリーズ構成&全話脚本を担当している原作者も我慢ができなくなってセルフツッコミしだしたな(苦笑)。

あと、今回は主人公と福山潤声の新キャラとの絡みが「前作主人公キャラとの絡み」感満載で観ていてかなり気になった。

「BEASTARS」第8話
ジュノの宣戦布告編。

ジュノもただ意地らしくってかわいいだけの後輩ではなかった、という話。

予想外の野心家な一面には驚いたけど「このくらいキャラが強くないと主人公たちの三角関係に割って入って全く脈のないレゴシを振り向かせようとする役回りは務まらないし、種﨑敦美をキャスティングする理由にもならないわな」と思ってすぐに納得してしまうのだった。

「旗揚!けものみち」第9話
尻姫様の源蔵宅来訪編。

やっぱり尻姫様は作中女子キャラのなかで断トツにかわいいな。
主に尻姫様が活躍する(?)前半は久しぶりに作画もよかったのでいろんな意味で観ていて嬉しい尻姫様再登場&メイン回で楽しかった。

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第9話
水中戦ミッション編・後編。

ついにBUILD DiVERSがチームプレイをするようになって話に一段落ついたと思ったら、すかさずメイの正体がELダイバーだったことが明らかになって息つく間もなく物語が前進する、飽きさせないストーリー構成が今回はよく出来ていて面白かった。


2019/11/27 (水)

「神田川JET GIRLS」第7話
凛の補修→凛の風邪編。

凛が風邪でダウンするくだり。
本当に自然な流れで二段ベッドのポジションスイッチ、ミサちゃんが凛のベッドでクンカクンカ展開を成立させているのに驚く。
マジで天才かと思ったよ。

あと、今回はミサが凛の身体を清拭するところをMKHUの二人が出歯亀するくだりも、出歯亀される方もする方もエロい一粒で二度美味しい構造になっていてよかったな。

「ちはやふる3」第8話
名人位戦予選開始編。

花野さんVS.太一ママの場外戦。
花野さんがこの場にいる者、名人位戦予選に関わる人たちの真剣さに気づくだけでなく、太一本人ですらよくわかっていなかった「太一が修学旅行をサボってまで名人位戦予選に参加する理由」に誰よりも早く気づくのがよかったな。
意表を突くような二段構えの踏み込みで、太一を想う気持ちに関しては本当に侮れない花野さんのガチっぷりを際立たせているのがとても上手くて感心したよ。


2019/11/26 (火)


2019/11/25 (月)


2019/11/24 (日)

「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」第8話
ゴルゴーンVS.牛若丸&レオニダス一世編。

大島塔也アクションパート絵コンテ&アクション作画監督による大作劇場用アニメレベルの作画アニメ回。

CMを半分削って放送時間も通常より1分半伸びている特別仕様。

ゴルゴーンVS.牛若丸→レオニダス一世→再び牛若丸と続くバトル展開はどれも作画アニメしていて大変な見応えだったな。
ゴルゴーンの巨大感、高低差・奥行きを意識させる立体的なレイアウトに、牛若丸の高い機動力を表わすアクションのスピード感、光線と破壊と爆風のキレのあるエフェクト・・・・・・と、作画的な見どころ満載で非常に眼福な仕上がりだった。
特にラストの牛若丸がゴルゴーンに肉薄するシーンの長回しのアクションは圧巻の迫力と壮絶さで素晴らしかったな。

普段は一見様お断りな内容のせいで(大きな話の流れやキャラの背景がよくわからないので)イマイチノレないのだが、今回は圧倒的なバトルアクション展開の連続と作画力の高さでうっちゃる作りだったので理屈抜きに映像のパワーに押し流されて楽しめた。

「ぼくたちは勉強ができない!」第8話
成幸の水泳補修編と、うるかの海外留学問題編の二部構成。

うるかメインエピソードの二本立てな、うるか回なのだが、前半の話も、後半の話もメインのうるかよりもうるかのサポートに回るサブヒロインの方が役回り的に美味しい、という構造になっているのが特徴的。

前半の成幸の水泳補修編はうるかと真冬先生の競泳水着に、シャワーシーンとサービスショットが充実していてよろしかった。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第41話
まどかさんの生徒会長引退編。

ここだけタッチが変わるキュアセレーネVS.ガルオウガのタイマンシーンがキャラもエフェクトも作画的に矢鱈に濃くって見応えがあった。
こういう「ここぞ」という見せ場だけ作画が目立って濃くなるのって、最近、とりわけあまり観なくなったのでそういう意味でもなかなかインパクトがあったなあ。


2019/11/23 (土)

「Dr.STONE」第21話
バッテリーの完成→灰重石発見編。

携帯電話開発のロードマップを進めていく過程で科学王国の文明がどんどん進歩していく流れがテンポよく描かれていて面白かった。

あと、今回はラストの灰重石探索パーティーのセレクト画面演出が矢鱈に凝っていて楽しかったな。
思わず一時停止して全キャラのステータスを読んでしまったよ。


2019/11/22 (金)

「アズールレーン」第7話
ユニオン・ロイヤル連合アズールレーン艦隊と重桜艦隊の総力戦編。

「一回休み」を挟んだから、というワケでもないのだろうが、久しぶりに安定してキャラ作画がよかったな。
キャラがいつにも増して山のように出てきて、派手な戦闘シーンを次々に演じる華やかな展開を画的にもキッチリと盛り上げていて好印象。

特に噛ませ犬だったけど赤城の火焔竜はクライマックスのバトルの見せ場に相応しく力が入っていて矢鱈にカッコよく、見応えのある仕上がりだったな。

また、移動中の両艦隊の艦列もなかなかに壮観でよろしかった。

「放課後さいころ倶楽部」第8話
追加ヒロイン・エミーリア登場編と、文化祭当日ボードゲームカフェ編の二部構成。

前半のエミーリア登場編は美少女キャラたちが平和にボードゲームで戯れるだけの話でまるで楽園のような(笑)雰囲気だったな。
普段の「ボードゲームを出汁にした人情話」も悪くないけど自分的にはこっちの方が楽しめるかも。

また、後半の文化祭ボードゲームカフェ編も4ヒロインズのメイドコス姿がベタだけどそれ故に手堅くかわいらしくてよろしかった。
あと、第1話ではボッチステルスキャラだった美姫が文化祭でメイドのコスプレをして接客をしている姿もこれまでの話数を通しての変化の度合いがわかり易く実感できてなかなかに感慨深いものがあったな。


「星合の空」第7話
VS.御崎学園練習試合、決着→バーベキュー編。

バーベキューでクラスメイトの三人組を待ち伏せしている御杖さん、クラスメイトの三人組がいないと単独ではまだ男子ソフトテニス部の輪の中に入れないのがリアルでちょっとかわいかった。


2019/11/21 (木)

「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第7話
ロザリー登場、魔王軍強襲飛行部隊対策検討編。

聖哉のロザリーへの折檻シーン、いわゆる残酷シーンでも、怪我が直ぐ治るような感じの軽いギャグシーンでもないのに美少女キャラが文字通り「顔の形が変わるくらい」殴られる、というシチュエーションがなかなかにレアで面白かった。

「BEASTARS」第7話
隕石祭準備、レゴシとハルとルイの三角関係発覚編。

今回は性や男女の話がテーマのエピソードでハルとルイのベッドシーン、レゴシとジュノのダンスレッスンなど、テーマに沿った艶めかしい芝居が目を惹く話だったなあ。

ハルとの逢引きを終えた直後にルイがレゴシと鉢合わせするくだりは珍しくルイが三枚目っぽい動きをしていて可笑しかった。

あと、冒頭部の久野瑶子作画の手描きパート(ハルの夢のくだり)が幻想的且つ流麗な仕上がりで素晴らしく、とても印象的だったな。


2019/11/20 (水)

「神田川JET GIRLS」第6話
神田川ジェットガールズVS.ヘルズ・キッチン→浅草観光リベンジ、神田川ジェットガールズVS.MKHUアミューズメント施設対決編。

プールで水着回。
MKHUの二人のエロすぎる水着姿とプルンプルン揺れるおっぱいが眼福だった。

また、今回は話の展開も「当面は神田川ジェットガールズが他のヒロインチームをレースで順番に蹴散らしていく流れになるのかな?」と思ったら、再びあっさり敗戦、そしてその次のチームとの対決はレースをしない対決でまたしても敗戦と、こちらの予想を裏切る物語の変化のつけ方もヒネリがよく利いていて面白かった。

「ちはやふる3」第7話
吉野会大会、決着→修学旅行当日編。

吉野会大会が終わっても息つく間もなく次の大きな波瀾が巻き起こる、怒濤のような構成だった。

吉野会大会優勝後、駆けつけたお母さんに会った瞬間、感情が決壊して千早が泣き出すくだりはちょっとみっともなく、子供みたいに泣きながら自分の考え、想いを打ち明ける姿が可笑しくもかわいすぎて意地らしかったな。
瀬戸麻沙美の泣き演技も少し子供っぽいというか、全く締まらない間の抜けた感じが絶妙な塩梅でなかなかよかった。

だから、それ故に今回はその後の展開で、せっかく頑張って考えて、せっかく頑張って勝ったのに太一のせいで千早が修学旅行を全く満喫できていないのがえらく気の毒だったなあ…。


2019/11/19 (火)

「バビロン」第7話
公開討論会の続きと、齋開化拉致作戦編。

久しぶりにアニメを観て凹んだよ・・・・・・。

最後はクライマックスの展開の壮絶さに全てが押し流されてしまうのだが、そこに至るまで、拉致作戦開始後のサスペンスホラー展開の構成演出も巧かったな。
正崎=視聴者視点からはほとんど状況の確認ができない状態のまま、元「齋開化特別捜査班」が曲世に蹂躙され全滅していく流れの見せ方も、主要キャラも続々と退場していく展開&クライマックスの容赦のなさも、まさにサブタイトル通り「最悪」な曲世のモンスターとしての存在感も圧倒的で中盤以降は見入ってしまった。

あと、クライマックスの展開は正崎役の中村悠一の慟哭演技もよかったな。
あのシーンは視聴者の想像力に委ねる「直截的には見せない演出」をしているので、あの状況の唯一の“観客”である正崎のリアクションが想像力の補助線としてとても重要なんだけど、中村悠一の芝居は状況の苛烈さを見事に捉えていて素晴らしかった。
中村悠一はギャグアニメ以外ではスマートな役柄の印象が強く、あまり泥臭い演技を聴いた記憶がなかったのであののたうち回るような芝居はちょっと新鮮だったのだが、やはり上手くて感心したよ。

また、「児童および青少年の視聴」に関する注意喚起が入る導入部、この衝撃的な結末を終えた後に1ヶ月以上の放送休止告知テロップが流れるエンディングと、本編外のところも異例ずくしでそんなところも含めて今回は伝説になりそうな傑作エピソードだったなあ。


2019/11/18 (月)

「ライフル・イズ・ビューティフル」第6話
県大会、決着編。

相変わらず競技シーンの雰囲気の描き方が良好で面白い。

前回は主人公・ひかりの活躍にフォーカスした内容だったが、今回は大会に参加している各校のヒロインたちに総花的に目配せした群像劇的構成だったな。

結果的には久々の大会参加&出場選手全員一年生ながらも個人・団体ともに優勝をさらった千鳥高校大躍進が目立つ形になったのだが、ライバル校のキャラたちにも見せ場やドラマの掘り下げがちゃんと用意されているバランスのとれた構成が見どころ盛りだくさんで好印象。
特に大会の内容的には個人も団体も千鳥高校に負けて終わったものの、エアライフル競技兼任選手という設定を加えることで朝香、桐谷第一の両校部長の格を下げさせないようにしているのは上手かったな。

また、後半の全国出場ラインをめぐるせめぎ合いの見せ方も適度な緊張感があってなかなかに良い塩梅だった。


2019/11/17 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第6話
「最終負荷実験」開始、人界軍VS.闇の軍勢、東の大門会戦編。

1話丸々合戦編でど派手な整合騎士たちの超必殺技に、壮絶なバイオレンスシーンと全編通して力の入った見せ場が立て続く、なかなかに見応えのある内容で面白かった。

「ぼくたちは勉強ができない!」第7話
オープンキャンパス編とメイドカフェ・ボードゲームイベント編の二部構成。

これはいい緒方さんメイン回。
前半の酒気に当てられて酩酊状態になるくだりの酔っ払いっぷりに、後半のメイドコス姿と、どちらの緒方さんの見せ場も大変キュートで最高だったよ。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第40話
ララの宇宙人バレ&プリキュアの正体バレ編。

まだ1クールくらい残っているのにまるでシリーズ終盤間際みたいな展開だったな。

ぶっちゃけそれほど学園を舞台にした話ってなかったので主人公たちとクラスメイトたちとの間で充分な絆が育まれていた印象はないんだけど、それでも終盤のクラスメイトたちがララの想いに応えて自ら「歪んだイマジネーション」を打ち払う展開は学園編の一つの決着点としては真っ当な流れでよかったな。

あと、今回はおかげで「シリーズのクライマックス感」がさらに盛り上がってしまっていたが(苦笑)、畑野森生演出の凝った陰影表現とレイアウト、高橋晃作監の端整なキャラ作画よる全体のヴィジュアルの充実ぶりもなかなかのもので見応えのある仕上がりだった。


2019/11/16 (土)

劇場用アニメ「天気の子」を今さらながらに観る。

確かにラストはなかなかの驚きのラストだったなあ。
「世界の行く末よりも自分のことをとる結末」が、というよりも、そこまでの丁寧な作りに対して最後の決断の見せ方が内容の重さのワリにちょっとぞんざいな感じになってしまっているのに落差を感じて戸惑った。
おかげで結末の意図についてアレコレ考えるよりも予定調和が崩されたインパクトだけが強く残ってしまって何だか最後に突き放されたような気分になってしまったな。

ただ、最後の着地の仕方には困惑してしまったが、そこ以外はジュブナイルファンタジーとしてとてもよく出来ていて面白かった。
最初から最後まで危うい立場に置かれ続ける主人公たちの綱渡りのような状況を不安と緊張と高揚を常に適度なバランスで配しながら捌いていく構成演出は巧かったし、話のテンポ、イベント事の配置と展開のさせ方も上手で最後までダレることなく楽しめた。
また、「雨模様を中心にした天候」と「東京の街」という背景美術のテーマも新海誠監督作ならではの背景美術の美しさ、緻密さ、迫力の魅力を存分に引き出していてよかったな。


「ハイスコアガールII」第19話
ハルオと晶の大野家お泊まりデート編。

意中の男が他所の女に抱きつかれているのを目の当たりにして、あの対応ができる大野さんの大物ぶりというか、「正妻の余裕」(?)がなかなかのものだった。

負け戦濃厚な日高さんと、ハルオと相思相愛な大野さんじゃ立場が違うとはいえ、日高さんの暴走につられて加熱することなく、あくまでも自分たちのペースはちゃんと守ってハルオとの距離を着実に縮めてくる大野さんの安定感は頼もしいな。

あと、今回は頬杖をついたり、クッションを抱えたり、寝そべって脚をパタパタさせたりと、お泊まりデートのくだりの大野さんの仕草がイチイチかわいらしいのもポイント高めでよろしかった。

「炎炎ノ消防隊」第17話
ヴァルカン勧誘ミッション、決着編。

冒頭の拘束を解かれた森羅が工房に急行するシーンのアクション一連が躍動感たっぷりでなかなかに良い仕上がりだった。

「僕のヒーローアカデミア」第68話
切島(烈怒頼雄斗)のファットガム事務所インターン編。

冒頭の巨大ヴィラン同士の乱闘シーンの作画が異様によく動いていて矢鱈に目を惹く仕上がりだったな。

あと、クライマックスの「烈怒頼雄斗・安無嶺過武瑠」のシーンも原作通り細かい破片と亀裂の描き込みが凄い、密度の高い画面が迫力満点で見せ場に相応しい見応えのある仕上がりだった。


2019/11/15 (金)

「アサシンズプライド」第6話
ルナ・リュミエール選抜戦、裏・後夜祭編。

これはいい単発ライトエロコメ回。

ぶっちゃけ、これまでで一番面白い話だったなあ。

「裏・後夜祭」って響きがまずエロいし、地下の隠れ部屋で秘密のパジャマパーティーっていうシチュエーションもエロいし、4ヒロインズのネグリジェ姿もエロいし、スライム責めもエロいし、ホライズン同盟・裏切り者粛清展開は愉しいし、耳付きフードパジャマはかわいい&フトモモがエロいし、正座で脚が痺れてへばるくだりの尻並べもエロいしで、美少女アニメ的な見どころ盛りだくさんな内容が本当に素晴らしくって最高だった。

「放課後さいころ倶楽部」第7話
美姫とマキのツーリング編と、生徒会長のさいころ倶楽部来訪編の二部構成。

前半の美姫とマキのツーリング編はとても良い強気×弱気・年の差百合コメ展開だったな。

タンクトップ姿になったマキちゃんがスタイルよすぎで巨乳で美乳なおっぱいにイチイチ視線誘導されてしまう。

また、今回は攻守の切り替えが愉しい「もんじろう」の攻防戦も適度に百合百合しくって面白かった。


2019/11/14 (木)

「本好きの下剋上 司書になるために手段を選んでいられません」第6話
ベンノ登場、ルッツとオットーの顔合わせ編。

オットー嫁がオットーが「夜まで待てない」のも納得なおっとり美人エロ巨乳人妻で堪らんかった。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第7話
プール編。

最早完全に「看板に偽りあり」なハーレムアニメになってきたな。

ま、それはともかく今回はキッチリと水着女子キャラ作画に力の入った1話丸々プールで水着回で眼福だった。

「BEASTARS」第6話
裏市初来訪編。

法律違反だが社会的に見て見ぬ振りをされている草食獣人の人肉を売る闇市場・「裏市」とはこれまたエグい設定だな。
初っ端にエンカウントするのが「自分の指を食肉として売る物乞いの爺さん」とか、強烈すぎるし、パンダ医者の診療所で見せられる「食殺行為を行った者の末路」もなかなかにショッキング。
踏み込んだ描写が多く、内包する問題も重たすぎて目が離せず、とても引き込まれる内容だった。

あと、今回はパンダの医者・ゴウヒン役の大塚明夫もよろしかったな。
ワイルドで知的な役柄とのハマリ具合も抜群だったし、レゴシ役の小林親弘との掛け合いも絶妙で素晴らしかった。


2019/11/13 (水)

「神田川JET GIRLS」第5話
秋葉原買い出し編。

これはいいレズコメアニメ。

今回はコミュ障レズのミサちゃんの間々ならさを軸にしたヒロインカップルのもどかしい距離感をじっくりたっぷり描いていて面白かったな。
「凛との距離を縮めようとミサちゃんなりに頑張ろうとしては不発する」展開の連続がイチイチ健気で愛しく観ていて終始、ニヤニヤが止まらなかったよ(笑)。

「ちはやふる3」第6話
吉野会大会決勝編。

まるでラス前みたいな緊張感と盛り上がり。

幼馴染みであり、ライバルであり、同じかるた会/かるた部の仲間であり、異性の親友/片想いの相手でもある、千早と太一の複雑な関係性、それに伴う当人同士/周囲の人々の複雑な心情を言葉に寄らず、映像で語る作りの濃厚なムードがなかなかのものだった。

また、対千早用に様々な準備と仕掛けを用意してきた太一の戦術、そこから生まれる両者の駆け引き・攻防もアイデア盛りだくさんで純粋に競技自体の展開・描写も面白かった。


2019/11/12 (火)


2019/11/11 (月)

「ライフル・イズ・ビューティフル」第5話
県大会編。

前々回の練習試合編と同様に競技の試合編になるとちゃんと普段よりも面白さが増す内容になっているのが好印象。

派手な画が作りにくい題材ながら、競技の醍醐味はしっかりと押さえつつ、緊張感と昂揚感のある試合シーンに手堅く仕上げているのが本当によく出来ていて感心した。


2019/11/10 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第5話
アリスの人界軍帰参編。

アリスが化粧をしたファナティオと遭遇するシーン、非常にシリアスなトーンでアリスが人界軍帰参後最大の衝撃を受けているのに笑ってしまう。

あと、このくだりを観て(意図があってか、偶然かはわからんが)「化粧をしない」ファナティオのキャストって中のヒトとリンクした声優ネタキャストだということに今さらながらに気が付いたよ。


2019/11/09 (土)

OVA「BRANBLUE FANTASY The Animation Extra2」を観る。
TV未放映話数系OVA、TVアニメ「BRANBLUE FANTASY The Animation」の番外編パート2。
万策尽きた「GRANBLUE FANTASY The Animation Season2」の穴埋め番組として地上波放送されたものを観る。

「Extra1」と同様にジータが主人公のパラレル世界のハロウィン編。

パンプキンカラーの色使いが華やかなハロウィンの装いに彩られたキャラクター&街並みと、ジータ、カリオストロ、フェリといった本編未登場ヒロインたちの活躍が見どころといった感じの内容だったな。

悪くはないけどお話は「平凡ないい話」でアクションシーンもほとんどないため、ジータたちに思い入れのない自分のようなゲーム未プレイの視聴者にはOVA、番外編ならではの「お得感」があまり得られず、観ていてイマイチ物足りなかった。


「ハイスコアガールII」第18話
溝の口勢VS.渋谷勢、10対10「ファイティングバイパーズ」対抗戦→ハルオと日高の朝までコース編。

日高は完全に脳が恋愛に溶かされ、ハルオへの「望みの薄い片想い」に酔っ払っている状態で感情・言動の迷走ぶり、テンションの躁鬱の激しさ、マトモに話や理屈が通用しない感じがなかなかの極まりよう。

かわいくて、色っぽいけど、それ以上に「関わりたくない感」が強すぎる恋愛酩酊ぶりで正直言って観ていてかなり怖かった。

もうピコピコとかホントにどうでもよくなるくらい日高のアプローチが過激に大暴走していて「俺は一体何を見せられているんだ」という気分にちょっとなってしまったよ(苦笑)。

あと、今回は最早素人にはどこまでがCGでどこに手描きのフォローが入っているのかよくわからんが、後半の日高のきめ細かい芝居と表情一連は湿度の高いシチュエーションに見合ったシズル感に満ちていて映像的にも出来がよく、とても目を惹く仕上がりだったな。

「炎炎ノ消防隊」第16話
ヴァルカン勧誘ミッション編、続き。

烈火のときもそうだったけど「手前勝手な理屈を並べてヒートアップする狂人」の描き方が今回もなかなかに突き抜けた徹底ぶりで面白かった。


2019/11/08 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第6話
リルルの返礼編。

あんな爆乳を目の当たりにしてもおっぱいよりもフトモモを所望する総理は生粋のフトモモフェチだな。

あと、今回は後半の入浴シーンの葵さんと桂音さんのおっぱいのサイズの描き分け方が拘りを感じる作りでとてもよかった。

「アズールレーン」第6話
アズールレーンの休日編。

万策尽きる直前らしく作画がかなり息切れ気味。
それ加え、後半の大浴場のくだり一連はエロ規制が盛大に入りまくった、湯気と光の白塗り画面でせっかくたっぷりと尺をかけたお風呂回だったのに輪をかけて残念な仕上がりだった。

「アサシンズプライド」第5話
ルナ・リュミエール選抜戦編。

東出太の絵コンテ・演出・一人原画回(第二原画多数アリ)。

先生がただのウッカリ人違いで無関係(?)な女の子を斬り殺そうとしたのにもひっくり返ったが、前回そこそこ手強かった刺客が先生に一発で吹っ飛ばされ、服を剥かれて、やられているまさに瞬殺のスピード解決ぶりにもビックリしたよ。
こんだけ実力差があったのなら前回の対戦で普通に倒せていただろう(苦笑)。
毎回、話の粗が目立つ作品ではあったが、今回はいつにも増して雑な作りで驚いた。


2019/11/07 (木)

「俺を好きなのはお前だけかよ」第6話
百花祭当日編。

あすなろの奸計に籠絡されかかったジョーロをコスモスとサンちゃんが助けることで前エピソードでの借りは返した形になり、一応対等の立場での和解が成立したというところなのかな?
そして最後はジョーロとパンジーの話に物語を戻し、キレイにまとめて一件落着という感じ。

探偵役をファーストエピソードから代えた、話の変化のつけ方がちょっとよかった。

あと、今回はラストのドレス姿になったパンジーのおっぱいが今までにないくらいの存在感を放っていてビビったよ。

「旗揚!けものみち」第6話
イオアナと花子の過去の因縁話編。

ローゼさん、あんな横から見たら全部丸見えの痴女みたいなスカートはいているけど、それでもそれをズリ下ろされたらちゃんと恥ずかしいんだな。
冷酷そうなキャラがものの見事に崩れる感じがかわいらしくてよろしかった。

「BEASTARS」第5話
演劇部新歓公演の後日談と、レゴシとハルの再会編。

物語の構造的にはレゴシ・ハル・ルイが三角関係を形成するのは納得しかない構図ではあるが、それでもルイ先輩もハルちゃん穴兄弟の一員だったのには驚いた。
灰色オオカミとウサギ(しかも凄いワケあり物件)の恋愛ってだけでもハードルが高いのにライバルが自分も尊敬しているカリスマ先輩とか、レゴシの「恋の障害」が大きすぎてくらくらする。

あと、今回はレゴシとルイ、ジャック、美術チームの仲間たち、ハルそれぞれとのやり取りを通して描かれる、様々な「人と人との距離感」の描き方が巧くてなかなか面白かったな。


2019/11/06 (水)


2019/11/05 (火)

「ブラッククローバー」第108話
シルヴァ家邸宅での戦い編。

種村綾隆副監督コンテ・演出、高橋恒星総作監コンビによるマウスグロス回で、原画&動画に吉原達矢監督も参加。

変身バンクのような「海神戦乙女の羽衣鎧(ヴァルキリードレス)」の発動シーンと、まさに縦横無尽な空中戦が繰り広げられる「海神戦乙女の羽衣鎧」発動ノエルとギヴンのバトルシーンのアクション作画がカッコよすぎてシビれたよ。

また、王族としての生まれ、兄姉たちとの複雑な関係性、「黒の暴牛」に入ってからの戦いと研鑽の日々という、魔法騎士としてのノエルの全存在が発動の起因になっているとする「海神戦乙女の羽衣鎧」発動シーンの展開もアツくてなかなかよかったな。

あー、あと、ミモザは巨乳なイメージがあるが、ノエルはアスタと同レベルのお子ちゃまなイメージが強かったので「海神戦乙女の羽衣鎧」発動後のおっぱいのデカさには正直ちょっとビビったよ。


2019/11/04 (月)

「ヴィンランド・サガ」第17話
アシェラッド兵団の壊滅編。

盛者必衰とか、因果応報とか、弱肉強食とか、そんな四文字熟語が次々に頭をよぎるアシェラッド兵団の惨めな最期。

ヴァイキングの本道を行くように欲望の赴くままに理不尽な暴力と搾取のかぎりを尽くしたアシェラッドの兵団も最期は狩られる側に回り、より理不尽で強力な存在によって一方的に蹂躙されてしまう、というのが皮肉とも、必然ともとれて面白い。

それに崩壊寸前のアシェラッド兵団を最後の最後で支えることになるのが、(本人の認識的には)アシェラッド兵団の構成員ではなく、ヴァイキングですらないトルフィンというのも皮肉というか、ヴァイキングの理の外にいるのだからこの状況に流されないのも道理というか、そんな塩梅でここでもまた相反する考えが錯綜するような構図になっているのも面白かった。


2019/11/03 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第4話
皇帝ベクタ=ガブリエル・ミラー、ダークテリトリー降臨編。

「社長さん、ノリノリで皇帝を演じるオモシロい人だな」と思っていたら、快楽殺人鬼で作中ナンバーワンクラスのやべぇヤツだった。

あと、惨殺されたリピアのさらし首を見たシャスターがブチ切れ全裸マンになるくだりが、勢いは凄いが唐突すぎるわ、説明はないわ、絵面が愉しすぎるわで、かなり壮絶な展開なのにも関わらず「シリアスな笑い」になってしまっているのにちょっと困惑してしまったよ(苦笑)。

「ぼくたちは勉強ができない!」第5話
文乃の誕生日プレゼント編と、マッサージ店バイト編の二部構成。

乳のある文乃の違和感・不自然さが凄い(苦笑)。

文乃の貧乳弄り回にハズレなし、といった感じの鉄板ぶりで、パッドの数を過少申告するくだりや、肩凝りアピールをするくだりなどの誰に向けてか、何のためにか意味不明な意地の張り方がとりわけ可笑しくもかわいかったな。

あと、今回はマッサージ店バイト編の成幸無双展開も成幸のテクに次々に墜とされていくヒロインたちが大変エロくてよろしかった。


2019/11/02 (土)

劇場用アニメ「HELLO WORLD」を観る。
監督:伊藤智彦、脚本:野崎まど、キャラクターデザイン:堀口悠紀子という座組の劇場オリジナル作品で仮想現実をメインテーマに据えたSFボーイ・ミーツ・ガールもの。

これは良い低温系ヒロインアニメ。

タイムパラドックスもの風味の仮想現実もので未来の自分との対決と、ボーイ・ミーツ・ガールがドラマの軸になっている。

完全オリジナル作品なのだが、前半部を中心にライトノベル的なノリが随所に盛り込まれているのは主に若い(十代くらいの)アニメファンに観てもらいたい/楽しんでもらいたいからなのかなあ。

後半の世界の崩壊、主人公の世界移動、クライマックスの逃亡劇&最終決戦は3DCGアニメならではの大胆なアクションと仕掛け、情報量の高い画面がなかなかの見応えだった。

ただ、どんでん返しの連続で畳み掛ける後半の展開は設定・状況の説明が足りなさすぎていま一つついていけないところもあったな。
話の状況が上手く掴めないのでどんでん返しによるサプライズがイマイチピンとこない感じになってしまっているのは観ていて少しもどかしかった。

あと、最初にも書いたけどヒロインのキャラ造形の素晴らしさ・かわいらしさが絶品だったな。
タレントキャストも熟れていない感じが味/可愛げに繋がっていて上手くいっている印象だった。
後半は未来主人公を許すところと目隠しプレイくらいしか見せ場がないのがちょっと勿体ないくらいで、もっと主人公と彼女の触れ合いを観たかった、と思ってしまうほどによかったな。


「Dr.STONE」第18話
氷月襲来編。

ラストの氷月との対決展開、氷月の高すぎる個人戦闘能力を技術とチームワークと詐術の合わせ技で何とか退ける流れがよかった。
最終的な武器破壊に至るまで様々な手順とキャラが関わる重層的かつウネリのある構成に、それだけ緻密に策を弄してもギリギリの勝負になる緊張感がよく出来ていて面白かったな。

「GRANBLUE FANTASY The Animation Season2」第5話
アルビオン編の決着編。

これはいいラスボス戦展開だったなあ。
前半のシュヴァリエ憑依モードのヴィーラとのラスボス戦も、後半のカタリナとヴィーラの一騎打ちも今回は全体的に殺陣がよく練られていて感心する。
全編通してラスボス戦、中編シリーズの決着編に相応しい見応えがあってよろしかった。

「歌舞伎町シャーロック」第4話
インディーズバンド「モモタローズ」ボーカリスト失踪事件編。

もろゆき沙羅の作画監督&一人原画回だった。


2019/11/01 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第5話
七光聖教布教、ドルムント制圧編。

相変わらずサービスシーンが素晴らしく、桂音さんと葵さんのバニーコスが矢鱈にエロくて堪らんかった。

「放課後さいころ倶楽部」第5話
夏休み金沢バカンス編。

水着姿のスタイル抜群美少女女子高生三人侍らせてゲームに、海水浴とか、こんなHな目にあったらたかしくん精通しちゃうだろ。

あと、翠ちゃんはメガネとヘアピンを外すと完全に別人キャラになってしまうのな(苦笑)。

本編の内容全般についてはとても良いバカンス回をしていたな、という印象。
温泉に、水着、浴衣、全員肩出しの私服、普段とは違うヘアアレンジとサービスショットが充実。
いつもはもっと前面に出ているドラマ性が今回は控えめで、くだんのサービスシーンの数々やヒロインたちのキャラ描写を重視した構成が「夏休みのバカンス」というシチュエーションにマッチしていてよろしかった。

「PSYCHO-PASS サイコパス|3」第2話
大型輸送ドローン墜落事故にまつわる不審死捜査編、続きと、アイドル政治家・小宮カリナのメンタルケアスタッフ・土谷荒城博士転落事故調査編の二部構成。

初回に続き今回も劇場用アニメ並の映像クオリティで観ていて惚れ惚れとしてしまう。
願望も込めて書くけど、このクオリティをキープしたまま最後まで完走しそうな雰囲気があるな。

狡噛と宜野座の登場シーンは二人がコンビを組んでいることだけでちょっと燃えるが、旧作のキャラが格の違いを見せつける流れも正しくファンの心理を押さえた展開でよろしかった。

あと、今回はその前のヤクザのアジトへのカチコミも含めて緻密なアクションシーンがよく出来ていて面白かったな。


2019/10/31 (木)

「慎重勇者~俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第4話
VS.デスマグラ編。

リスタのおっぱいモロだし(※モザイクあり)シーン。
アニメ史に残るレベルの、美少女ヒロインのダメなおっぱいポロリシーンでなかなかに衝撃的な映像だった(苦笑)。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第5話
あすなろのジョーロ密着取材編。

津軽弁の怒濤のような長台詞があるからあすなろの声優は三上枝織だったのか。

コスモス先輩がますますポンコツあざといキャラになって愛されキャラ指数が増し増しに(笑)。

あと、今回はサービスシーンのメタな弄りもちょっとよかった。

「BEASTARS」第4話
演劇部新歓公演二日目編。

今話から唐突にフィーチャーされたビルのキャラの立ちっぷりがすこぶるよすぎて驚いた(苦笑)。

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第5話
ヒトツメ前線基地攻略ミッション編。

パルくんのガンプラがまさかのガンドランダー系で驚く。
マニアックすぎるわ、年齢層高すぎるわで、何でこういうことになったのか、理由がちょっと知りたいな(さすがにどこかのインタビューでスタッフが語るとは思うけど)。

あと、パルくんメイン回&衝撃のヴァルキランダー竜合身モードお披露目回だったせいでヴィートルーガンダムさんのお披露目が完全に霞んでしまったのは残念だったな。全く活躍しなかったし(苦笑)。
自分的にはヒロトガンダムの、コアガンダムを含む四形態の中では一番好きなデザインだったりするのでいや増しに不憫で気になった。


2019/10/30 (水)

「神田川JET GIRLS」第4話
黄色いイルカのレアカラーキー・ホルダーをかけた神田川ジェットガールズVS.雲海SURFERS野試合編。

1話丸々レース話。
前回のレース編では凛の活躍が目立ち、ミサの見せ場がなかったので今回は逆にミサの才能と活躍を紹介する流れ。

ステージと対戦相手の特性を活かしつつ、最後までデッドヒートが続くレース展開の描き方が相変わらず上手くて面白かった。

「ちはやふる3」第2話、第3話
2話連続放送。
第2話:千早の進路問題と、吉野会大会開幕編。
第3話:吉野会大会ベスト8決定編。

2話目から早くも見どころ盛りだくさんな濃厚な内容だったなあ。
千早の回復に、修学旅行に、進路問題と第2話前半の学園ドラマもトピックが豊富な展開だったが、第2話後半以降の吉野会編も名人、クイーンを除いた男女混合のオールスターバトルみたいな様相で本当に見どころだらけな内容だったな。
これまでのシリーズを通して増えたキャラクター群が一堂に集まって多種多様な組み合わせで、様々な勝負とドラマが繰り広げられる濃密な構成が面白すぎて堪らなかった。


2019/10/29 (火)

OVA「ちはやふる2 第二十六首」を観る。
第三期がはじまる前に観るつもりだったのだが忘れていた。
原作第22巻特装版に同梱されていた、いわゆるOAD。
構成的にはTV未放映話数扱いになるアニメオリジナルエピソード。

かるた部文化祭用出し物検討会議編。

TV未放映話数系OVAにありがちなドラマCD的展開。
全体的に薄味な内容だけでなく、ほぼ全編会議な構成で画的な見せどころがほとんどないところまでドラマCD的だった(苦笑)。


2019/10/28 (月)

「ライフル・イズ・ビューティフル」第3話
朝香学園高校練習試合編。

1話丸々試合編。

練習試合を通して競技の流れを実戦に近い形で再度紹介していく展開。
相変わらずテンポのよい作りでキャラ押しの美少女コメディとしても、マイナースポーツ紹介・社会見学アニメとしても充分に楽しめる内容で面白かった。


2019/10/27 (日)

「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」第4話
ウル調査任務編。

ジャガーマンの登場&襲撃シーン、ベテラン女優のフリキレ演技をたっぷりと堪能できて満足。
また、相変わらず凝ったアクションもよく出来ていて面白かった。


2019/10/26 (土)

「Dr.STONE」第17話
石神村誕生秘話・後編。

第1章のラストエピソードに相応しい力の入った仕上がりだった。
特に後半の重要なシーンを中心に端正美麗なキャラ修正が随所に入っているのがなかなかに眼福でよかったな。

「ハイスコアガールII」第16話
約1年ぶりに再開した「ハイスコアガール」の分割2クール後半戦。

晶の過去回想編と、矢口家修羅場編の二部構成。

ハルオとの関係が進展するにつれてしおらしくなってきた晶と反比例するかのように、次第に濃厚になっていく負け犬ムードとともに狂犬キャラ化がヒドくなっていく日高さんがせつなすぎるのが面白かった(笑)。

「炎炎ノ消防隊」第14話
浅草編の決着編。

紅丸VS.鬼の“焔ビト”のキレキレなアクション&エフェクト作画、空間を広く使ったキメキメなレイアウトが矢鱈にカッコよくって見応えのある仕上がりだった。


2019/10/25 (金)

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第4話
ヒトツメ前線基地攻略ミッションのための特訓編。

この2年でフェレットからアメコミ風ヒーローになった速水奨声の人の身に何が起こったのがメチャクチャ気になって仕方がなかった(笑)。

あと、今回はガンオタおじさん世代には嬉しいバウンド・ドックの活躍がたくさん観られたのもポイント高めでよかったな。

「アズールレーン」第4話
シェフィールドとエディンバラの重桜潜入調査編。

大島縁の絵コンテ・演出・作画監督(野中正幸、福田佳太と共同)・一人原画(二原多数アリ)回。

良いカット、良いシーンもたくさんあったが全体的に仕上がりが粗くて特にキャラ画に関してはちょっと厳しい感じだったな。

「放課後さいころ倶楽部」第4話
生徒会副会長による翠ちゃんの生徒会引き抜き騒動編。

回想シーンのロリ時代/ロングヘアー時代の翠ちゃんがいま以上に美少女すぎてビビった。
そして思わず登場シーンを三回くらい見返してしまったよ。

「PSYCHO-PASS サイコパス|3」第1話
「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ、5年ぶりのTVシリーズ第3弾。

大型輸送ドローン墜落事故にまつわる不審死捜査編。

長編劇場版から4年の時間が経過して主人公は新キャラに交代、他の主要キャラも霜月、雛河、唐之杜以外は公安局からいなくなってキャラクターの様相が大幅に刷新された模様。

劇場用アニメのようなヴィジュアルの充実ぶりが大したもので全編端整なキャラ作画、キレイに決まったレイアウト、緻密で高密度な背景美術が特によかった。

ただ、バイオレンス描写、猟奇性が全くなくなったのは「PSYCHO-PASS サイコパス」を観ている感じがしなくてちょっと物足りなかったな。


2019/10/24 (木)

「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」第3話
麗乃転生マインの初めての冬越し編。

クライマックスのマイン&母さん手製の髪飾りをトゥーリがつけるシーンのキャラ画が最高にかわいく、狙い通りに「髪飾りをつけてかわいくなったトゥーリ」がちゃんと説得力のある画で表現できているのが素晴らしかった。

あと、今回は何か普通に良いホームドラマをしていていつも以上にEテレアニメ指数が高い印象だったなあ。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第4話
ジョーロとサンちゃん、ひまわり、コスモスとの仲直り編。

コスモス先輩のキャラが壊れていい感じの仕上がり具合になってきたな(笑)。

前回のラストでキレイに清算が済んでしまったように見える人間関係をここで再生させて、一つの物語としてキッチリと完結した話の続編を作らなければならないのは人気商売の難しさを感じずにはいられなかったが、一度破局してしまった人間関係をほったらかしにしないで多少みっともなくとも取り戻そうとする姿勢は意外と素直に好感が持てるものがあったなあ。
あと、最後に主人公の下衆な性根も蘇らせていい話になりすぎないようにするバランス感覚もなかなかに良い塩梅だった。

「旗揚!けものみち」第4話
グリフォン捕獲ミッション編。

尻姫様がかわいそかわいい。

パーティの変人率・ボンクラ率が異様に高いので相対的にシグレが常識人ポジションに収まってしまうという、原作者繋がりで「このすば」のカズマさんを彷彿とさせるような展開だったな(苦笑)。

あと、今回は源蔵がカーミラにアルゼンチンバックブリーカーをかけるシーンの動きが矢鱈にリアルに細かく描かれていて目を惹いた。


2019/10/23 (水)

「神田川JET GIRLS」第3話
浅草女子ジェットレース部・神田川ジェットガールズ設立→凛とミサの浅草デート編。

「高架下のモスバーガーにいるので電車が通過するたびにヒロインたちのおっぱいが細かくバイブレーションする」というネタを「欲しいお土産がバッティングしていがみ合うミサとジェニファー」の荒ぶる感情表現に重ねる演出が天才的すぎて感動した。

また、今回は甘え上手で人の懐に飛び込むのが上手い凛と、拗らせボッチだった頃の後遺症でツンデレを患っているミサのキャラ描写・それぞれのキャラを際立たせるような芝居の入れ方もなかなかに巧みで素晴らしかったな。

「ちはやふる3」第1話
「ちはやふる」シリーズ約6年ぶりの第三期TVシリーズ。

富士崎高校夏合宿参加編。

今回はバトル漫画でいうところのいわゆる修行編なため、オフ状態のキャラ描写が多くちりばめられていて、全体としては楽しい雰囲気が前面に打ち出されているのが好感触。

あと、最近の続編アニメはブランクの長さに関係なく、何の説明もなくいきなり続きからはじまるケースが多いので「久しぶりの視聴者のための振り返りも兼ねた導入パート」がちゃんと用意されているのもちょっと新鮮でよかったな。


2019/10/22 (火)

「バビロン」第3話
新域構想の真実の開示と、連続自殺事件の真実の開示編。

「ただ徒に長く生きるだけの『生』を否定し、『死』を選ぶ権利を認め、自殺を積極的に肯定していく新しい価値観」との戦い、という今回明らかになった作品の輪郭線が(自殺者が多いことで有名な本邦では)大変今日的かつ、刺激的なテーマで面白かった。

あと、結局、前回キャストの名前が伏せられていた理由はよくわからなかったが、「正崎たちがマークしていた情婦が全員、前回取り調べした女と同じ女」という曲世愛のわかり易くホラー的なギミックも「敵」の不可思議な恐怖を上手く増強させていてよかったな。


2019/10/21 (月)


2019/10/20 (日)

「ソード・アート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第2話
アリスの戦線復帰と、襲撃後のオーシャン・タートルの現状整理編。

前期シリーズ(前半2クール)の立ち上がりが鈍かったので後半戦もスローなスタートになるのかと思っていたけど、存外に早くアリスが復活してくれたな。

アリスの戦線復帰シーンは口上も見栄切りも気持ちよくキマッていて(暫定)主人公の復活劇に相応しい王道的な盛り上がりがなかなかに良い塩梅だった。

「仮面ライダーゼロワン」第8話
エイムズ開発室→国立医電病院襲撃編。

エイムズがサイバー戦用装備を何故か巨大ロボットにした意味不明さ、そしてそのせいで病院のローカルネットワークを管理する施設が破壊され、医療ヒューマギアの高度なセキュリティが突破されてしまう展開があまりにも面白すぎて笑ってしまった。

「ROMANCE DAWN」
「ONE PIECE」放送20周年特別編。
「ONE PIECE」のプロトタイプといえる「ONE PIECE」連載開始前の尾田栄一郎の読み切り漫画をTVアニメ「ONE PIECE」の特別編としてアニメ化。

制作は別班を立てずに「ONE PIECE」の現行スタッフによって行われているようだが、さすがに画作りは現行の「ONE PIECE ワノ国編」とは全く異なる作りになっている。
画面全体に色を淡くするようなフィルターが薄くかかっていて牧歌的な雰囲気、描線も「ワノ国編」のように強弱タッチが入ったものではないノーマルな線になっている。
単発読み切りのアクションファンタジー娯楽作だからか、諸々の描写が近年の「ONE PIECE」のそれに比べるといずれも格段に「軽い」のもいま観るとギャップを感じるものがあるな。

全体の印象としてはソツなくまとまっていて悪くはないが、特別面白いワケでもなく(要するに可もなく不可もない)、「ONE PIECE」/尾田栄一郎の熱心なファンではない自分には「あえていまやる」意味も含めていま一つピンとこない企画だった。


2019/10/19 (土)

劇場用アニメ「BanG Dream! FILM LIVE」を観る。

RAISE A SUILEN以外の作中主要5バンドによる合同野外ライブ編。

タイトル通りの全編ライブステージのライブフィルムという仕様。

第二期TVシリーズラストのPoppin'Party主催ライブのパワーアップ版みたいな感じで第二期TVシリーズのもう一つの最終回みたいな趣もちょっとある感じ。

背景・撮影などを変更したTVシリーズからの再利用カット+(フルサイズになっている曲などの)新規カットという作りなのかな?

5つのバンドが次々に登場してオープニングとトリの両方を担うPoppin'Party以外はそれぞれ順番に3曲ずつ演奏するという素直な構成だったが、終盤に「FIRE BARD」→「Returns」のリレーを配することで(終盤に)ちゃんとクライマックスらしい盛り上がりができるようになっているのがよかったな。
また、ラスト(アンコール2)の「キズナミュージック♪」の演奏中に第二期でのPoppin'Partyの名シーンの振り返りを流すことで曲の歌詞と相まってTVシリーズと同様の青春ものっぽい雰囲気が生まれているのも上手かった。

個々の見どころ的にはAfterglowフロントメンバーの脚、動きの全てがかわいい丸山彩が印象に残る。

あと、TVシリーズのときからそうだったけど、人気があるからなのかRoseliaの扱いだけ相変わらず別格だったな。
アンコールでの演奏をPoppin'Partyと一緒に担当しているのもそうだけど、何よりもライブシーンの演出の気合いの入り方が突出していて驚かされる。
特に「FIRE BARD」は映像が緻密なだけでなく、音の圧力も他に比べてかなり強めで一際迫力のある仕上がりになっているのが素晴らしかった。


「Dr.STONE」第16話
石神村誕生秘話、千空の父親・石神百夜の過去編。

前半の石神父が千空の想いに応えて宇宙飛行士になるくだりも、ラストの石神父が人類救済のために地球への帰還を訴えるくだりも(ここのところ毎週毎週言っているような気もするけど、)アツくてとてもよかったな。

あと、カリスマ歌姫だけど愛嬌抜群で巨乳なリリアンも大変かわいらしくてよろしかった。

「食戟のソーマ 神ノ皿」第2話
連隊食戟2nd BOUT、続き。
女木島冬輔VS.小林竜胆、美作昴VS.斎藤綜明、決着編。

前回に引き続き、というか前回以上にテンポの早さと台詞量の多さが圧倒的でまさに駆け抜けるような疾走感が半端なかった。

あと、今回は見せ場の美作の十傑トレース劇場も絵面のインパクトに、安元洋貴の熱演ぶりも素晴らしくって観ていてとても面白かったな。

「僕のヒーローアカデミア」第64話
「僕のヒーローアカデミア」1年ぶりの第四期TVシリーズ。
今シリーズから監督は向井雅浩に代わり、三期までのTVシリーズ及び劇場版の監督を務めた長崎健司は総監督に異動する新体制に変更。

雄英高校ヒーロー科1年A組寮生活密着取材編。

TVアニメオリジナルエピソードで主人公たちのキャラ紹介と、オールマイトを失ったあとの社会情勢の説明回。

TVアニメオリジナルキャラの新聞記者・特田種男が見た目のあやしい雰囲気に反して、有能かつ善良な好人物だったおかげで1話で簡単に話が収束していった。
「送り手の都合」があからさまな内容とゲストキャラだったけど、特田の正しく知的なキャラクターは好感が持てたし、多少「ご都合」は感じても話のまとまり自体もよかったのでシリーズ再開一発目のおさらい編としてはなかなかに悪くはなかったな。


2019/10/18 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第3話
ドルムントでの経済戦の決着と、「森の主」討伐と、エルム村の焼き討ち騒動の三部構成。

裸体を湯気や光で隠すよりもむしろ断然エロい「葉っぱ水着」という発想が天才的すぎて素晴らしかった。

「アズールレーン」第3話
ベルファストのエンタープライズ監察開始編。

今回もおっぱいいっぱいで素晴らしかったな。

あと、今回は後半の「夕焼けの海」、「夕闇の浜辺の雨」、「夜の嵐の海」の撮影処理も大変力が入っていて美しく、とても印象的だった。

「アサシンズプライド」第2話
公開試合編。

OP映像が今回から解禁。
ukiが絵コンテ・演出・デザインを担当(演出は相浦和也監督と共同)。
昔のシャフトアニメのOP、より正確に言うと尾石達也が演出したOPアニメっぽいクールでスタイリッシュな画作りがカッコよくって見応えのある仕上がりだった。

「星合の空」第2話
桂木眞己の志城南中学校ソフトテニス部入部編。

良質な王道少年スポーツものの導入編、といった感じの内容だったな。
ただし、前回ラストの「引き」が強烈すぎるので全くそれを素直に受け取れないけどな(苦笑)。

ともあれ、「運動神経、スポーツセンス抜群でクレバーな新入部員の加入によって実力もやる気もない弱小底辺クラブがようやく前進への一歩を踏み出す」という王道展開を、競技の基本的な動きの説明を交え、説得力のある緻密な作画で下支えしつつ描いていく作りが本当によく出来ていて面白かった。

あと、今回からED映像が解禁。
絵コンテ・演出・作画を江畑諒真が担当したダンスアニメで身体表現に長けた動かし屋の面目躍如といった感じの、登場人物たちそれぞれの個性が楽しく反映されたダンス作画が素晴らしかった。


2019/10/17 (木)

「俺を好きなのはお前だけかよ」第3話
ファーストエピソード、サンちゃんを中心にした修羅場騒動の決着編。

原友樹の一人原画回。

ラノベ原作ものでラブコメの当事者全員腹黒キャラというのはなかなかに斬新で面白かった。
また、みんな最後の一線は越えずに守ったことでキレイにハッピーエンドを迎える形に持っていっている話の収め方も上手かったな。

「BEASTARS」第2話
レゴシとハルの再会編。

繁殖力旺盛なウサギだからヤリマンなのか。

まさに最後に全てを浚っていくハルさんの下着姿は展開も絵面も前回のラスト以上に衝撃的なのが何よりも面白すぎてよかったな。


2019/10/16 (水)

「神田川JET GIRLS」第2話
浅草女子:波黄凛・蒼井ミサコンビVS.武蔵野女学館:紫集院かぐや・満腹黒丸コンビ野試合編。

前回のラスト、レース開始時の展開が「ヒロインのバディの尻が集中的に狙撃され、はいていた短パンが脱げる」というものだったのでレースそのものよりもエロス優先のイロモノ展開を予想していたのだが、本格的に試合がはじまると思いのほかキチンとした良いレースをしていて驚く。

競技と対戦相手の特徴の説明を入れつつ、ジェッター、シューター双方の戦いのポイントをしっかりと押さえて、最後まで勝負がもつれる拮抗した試合展開を作っている、レースシーンの組み立て方がとても上手くて面白かったな。


2019/10/15 (火)

「バビロン」第2話
平松絵見子の事情聴取編。

場の全てを飲み込んでいくような平松絵見子の存在感が凄まじい。

底知れなさ、得体の知れなさ、捉えどころのなさ、そして何もわからないのにこれだけはハッキリとわかる危うさの絶妙なブレンド具合が素晴らしくって圧倒される。

わかり易い強い言葉や、強い態度、ケレンミのあるエキセントリックな振る舞いなどはさせずにのらりくらりと正崎の追及をかわし続ける一連の応対を通して彼女の正体不明な不穏さだけを着実にボリュームアップさせていく手際が実に見事だったな。

巨乳で表情や仕草がイチイチエロくて、濃厚な濡れ場のイメージシーンまで用意されているんだけど、彼女が放つ妖しさと危うさの圧力があまりにも強烈で姉系巨乳キャラ好きの自分ですら「エロい」よりも「怖い」の方が先立ってしまい、ときめく余裕がなかったよ(苦笑)。


2019/10/14 (月)

「ライフル・イズ・ビューティフル」第1話
ビームライフル競技を題材にした部活もの系ユルカワ美少女コメディ。

千鳥高校射撃部再興編。

「ビームライフル競技」という題材はそれなりにマニアックで特徴的だが、キャラや話のノリは完全に「部活もの系ユルカワ美少女コメディ(萌え系4コマ原作もの)」のテンプレートそのもので、そのあまりにもプレーンすぎる内容に逆に大変驚いた。
「教科書通りとはまさにこのこと」といった感じの展開にひたすら終始する作りなので「俺を好きなのはお前だけかよ」の初回みたいなどんでん返しがどこかでくるんじゃないかと、観ていて妙にハラハラしたよ(苦笑)。

「Fairy gone フェアリーゴーン」第14話
ヴェロニカのレイ・ドーン襲撃テロ編。

前回のマーリヤとヴェロニカの幼女時代のほの百合絡みもよかったが、それを踏まえた上での今回の、マーリヤのヴェロニカへの押し倒し説得もなかなかにアツい友情/百合展開でよろしかったな。

「ヴィンランド・サガ」第14話
アシェラッド兵団逃避行中の小規模集落略奪騒動編。

主人公は活躍どころか出番すらほとんどなく、物語全体の進行的にもさほど大きな影響のなさそうな話なのだが、内容の深刻度に合わせてか、普段以上に丁寧に作っているのがなかなかに誠実な作りで感心する。

唐突にして理不尽な暴力によって小さな集落のささやかな日常が蹂躙され、あっさりと終局を向える陰惨な話を丁寧に描写を積み重ねながらじっくりと、そして抑制の利いた演出で淡々と描いていく、重く、静かな緊張感に満ちた作りが大変よく出来ていた。

また、完全な被害者遺族なんだけど、被害者のキリスト教徒の農民たちから微妙に心理的な距離がある、万引き少女をゲストヒロイン(?)に据えることで話の視点の客観性を底上げしたり、描かれる「人の業」を最後により複雑に深化させたりしているのも上手くてなかなか面白かったな。

「BEM」第12話(最終回)
ベムの公開処刑当日編。

個々の問題の決着がけっこう山積み状態になっていたためにちょっと駆け足気味に話を畳んでいる感じもするが、最終回らしくヴィジュアルは充実していてアクション全般、ベガの変身シーン、ラストの橋の崩落など、画的な見どころが多いのは観ていて素直に楽しかったな。

あと、最後の決戦の場所が主人公たちの拠点であり、様々な「境界線」をテーマとして扱ったこの作品の象徴でもある、アッパーサイドとアウトサイドを繋ぐ「橋」なのもよかったな。
ラストバトルを盛り上げる舞台装置としても手堅く活用できていてその点なんかも上手かった。


2019/10/13 (日)

「ソード・アート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」第1話
「ソード・アート・オンライン アリシゼーション」の分割4クール後半戦。

前期シリーズのラストの後日談と、それから半年後のルーリッド村での廃人化したキリトと彼を支えるアリスの隠遁生活編。

「セントラル・カセドラル」での戦いのあとの顛末と、アリスの現状の紹介編といった感じの内容だったな。
ワリと地味目なシリーズ再開一発目の滑り出しだが、それなりに盛りだくさんな状況説明をテンポよく捌いていく作りで悪くはなかった。

にしても、「セントラル・カセドラル」での戦い全般も少年バトル漫画的だったが、「内部抗争が終わったら、かつての敵も味方(?)になって本来戦うべき相手に対して共同戦線を張ることになる」っていう展開もこれまた少年バトル漫画的だなあ。

「ぼくたちは勉強ができない!」第2話
あしゅみぃ先輩の家事代行サービス編と、真冬先生の徹夜編の二部構成。

Bパートの真冬先生の徹夜編は人気ナンバーワン・ヒロイン、満を持しての2話目から登場に相応しい、真冬先生貫禄の畳みかけるようなポンコツぶりが素晴らしくってまさに圧巻だったなあ(笑)。


2019/10/12 (土)

劇場用アニメ「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」を観る。
めぐみんの紅魔の里・帰郷編。

TVシリーズを正統進化させた、これはいい劇場版。

かなり画のクセの強い作品なので制作会社がTVシリーズから変更されたことには多少不安を感じていたのだが、完全に杞憂だったな。
TVシリーズと変わらない奔放にして過剰な表情・芝居・アクション・エフェクト作画を全編に渡ってたっぷりと堪能できて大満足。
細かい芝居と乳揺れに関しては劇場版らしくTVシリーズよりもさらに過剰にパワーアップしていてナイスであった。

話も紅魔族と「カズマのモテ期」という二大テーマをキッチリと消化した内容になっていて上手かったな。
ラスボス戦が二段構えになっている、後半のバトルパートの盛り盛りな構成も劇場版らしい豪勢な作りでよろしかった。
最後はウィズやバニルまでバトルに参戦してオールスターバトルめいた構図になるところもまた、劇場版っぽいサービスの利かせ方でなかなかに良い塩梅だったな。

ヒロインたちをはじめとする個々のキャラ描写や、随所にちりばめられたコントの数々ももちろん楽しく、キャラ押しのコメディとしても相変わらず面白かった。

課せられたテーマと新たに用意された設定はちゃんと使いきり、劇場版に相応しくゴージャスに仕上げつつ、作品の持ち味そのものは変えずに魅せる、最初に書いた通りTVシリーズの劇場版としては真っ当にして上々な内容でとてもよく出来ていた。


「Dr.STONE」第15話
御前試合の決着とサルファ剤の完成編。

ルリにサルファ剤を飲ませるAパートのラストカットがエロすぎてビビる(笑)。

ルリの病状が肺炎だとわかる瞬間の、まさに万感の想いがこもった千空の勝利の握り拳がアツすぎて観ていて思わず鳥肌が立った。

あと、その前の千空が一度スカしておいてから、さり気なく約束のコーラをゲンにあげるくだりもなかなかに粋な流れでよかったな。

「食戟のソーマ 神ノ皿」第1話
「食戟のソーマ」1年4ヶ月ぶりの第四期TVシリーズ。

連隊食戟2nd BOUT開幕編。

これまでの粗筋とかは特になく、連隊食戟の途中で終わった第三期からのそのまま続き。

尺的に厳しいのか、初回からもの凄いテンポでとばしまくりだったなあ。
また、いきなり食戟からはじまる展開のせいか、テンションも終始高めで圧倒される。

話のテンポの早さには少々面食らうところもあったが、そのスピード感とハイテンションなノリの相乗効果で話の熱量が矢鱈に高まっていて、結果的に遠月十傑同士の戦いが並走する今話の状況に上手くマッチしているのも面白かった。

「歌舞伎町シャーロック」第1話
現代日本の新宿区歌舞伎町と似て非なる架空の町・新宿區歌舞伎町を舞台にした、ミステリー群像劇。

偽「切り裂きジャック」事件編。

緻密な映像で凝った世界観を丁寧に作り上げていてよく出来ている。

ただ、変わったことをやろうとしている意気込みはヒシヒシと伝わってくるのだが、その意気込みやかけられた労力に見合った効果がキチンと得られるか、というと微妙な感じだったなあ。
「滑っている」とまでは言わないが、用意された仕掛けや変化や拘りが素直に「面白い」と言えるほど際立ったものにもなっていないのでいま一つパッとしない印象だった。


2019/10/11 (金)

「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」第1話、第2話
「ガンダムビルド」シリーズ1年ぶりの新作。
「ガンダムビルド」シリーズ4作目の長編シリーズにして「ガンダムビルドダイバーズ」のラストから2年後の世界を描く「ガンダムビルドダイバーズ」の直系続編。

主人公たちの出会いと「謎の隠しミッション」参戦編。

主人公が高校生のクール系キャラだったり、序盤から「謎を巡る話」で引っ張る展開だったりするところが今回の新機軸といった感じのところかな。

正直、その辺の良し悪しは1話、2話を観た段階ではまだ何とも言えない感じなのだが、MS戦、メカアクションの充実ぶりは今回も健在で相変わらず見応えのある仕上がりだった。

「アズールレーン」第2話
レッドアクシズによるアズールレーン別働艦隊奇襲作戦編。

隙あらばヒロインたちをエロいアングルからせめる/ヒロインたちをエロい目に遭わすサービスショットが全編に横溢した作りが大変素晴らしくって眼福だった。

「アサシンズプライド」第1話
正体は暗殺者の家庭教師が教え子にして暗殺対象の令嬢を鍛え・守るために暗躍するファンタジーアクションサスペンス。

主人公・クーファ=ヴァンピールのメリダ=アンジェル専任家庭教師就任編。

主人公自身が殺されるかもしれないリスクを背負ってまでヒロインに肩入れする動機が弱かったり、敵も味方もヒロインも全てを騙す策謀劇のワリには緊迫感がまるでなかったりと、ストーリー・演出面には冴えないところが目立ったが、端整にして美麗なキャラ作画、キレのよいアクション作画はなかなかに上々で眺めるぶんにはそれなりに楽しんで観られる内容だった。

「ノー・ガンズ・ライフ」第1話
「拡張者」と呼ばれるサイボーグが社会に広く浸透した世界を舞台にしたSFハードボイルドアクション。

拡張体遠隔操作装置「ハルモニエ」を移植された少年・荒吐鉄朗からの依頼編。

ジャンルの世界観・雰囲気を愉しむアニメとしては100点満点をあげてもいいくらい、最初から最後まで完成度が高くてよく出来ていた。
主人公の活劇シーンがほとんどないのは少々食い足りないところではあったが、主人公のキャラの魅力を中心にした構成がなかなかに上手くいっていて、完璧な仕上がり具合の主人公のハードボイルドぶりが素晴らしかった。

「星合の空」第1話
廃部寸前の男子中学ソフトテニス部を舞台にした青春群像劇。

主人公・桂木眞己の志城南中学転入と、男子中学ソフトテニス部リストラ問題発生編。

赤根和樹監督約10年ぶりのTVアニメ。

登場人物のほとんどがエゴイスティックで、学内・学外大小様々なネガティブな事情が幾重にも重なり合う、いまのアニメの流行の逆をいくような、ストレスフルな構造がなかなかにアクの強い口当たりだったなあ。

キャラの描き分けは少し厳しい感じだが、話の内容と対になるような(話の濃さを緩和させるような)シンプルで爽やかなキャラクターデザインもセンスがよくって好印象。

また、映像全体の作り込みもなかなかのもので、アクション、芝居、レイアウトなど、作画的な見どころが目白押しなのも見応えのある仕上がりだった。


2019/10/10 (木)

「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」第1話
ビブリオマニアの女子大学生が主人公の異世界転生もの。

主人公・本須麗乃→マイン転生編。

絵面や話の展開はとにかく地味だが、丁寧な運びと地に足のついた描写で上手に設定や状況を掘り下げていく話の転がし方が巧かった。

また、何気に久しぶりに完全新規の作品で主演を務める井口裕香の主演アニメとしてもなかなかの聴き応えだったなあ。
「見た目は子供、頭脳は大人」なヒロインを大人演技と幼女演技で演じ分けながら1話丸々出ずっぱりで喋り倒す井口裕香劇場ぶりが大したものでその点なんかもよろしかった。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第2話
サンちゃんの告白編。

人間関係の相関図が複雑な一方通行連鎖の地獄絵図みたいになったところで当事者を一カ所に集め、修羅場になるしかないような状況に作ったところで終わる「引き」の強いラストの、主人公の詰め方・緊張感の高まり具合がなかなかの極まりようで面白かった。

「旗揚!けものみち」第2話
ペットショップ設立のための、資金稼ぎクエスト乱発編。

クライマックスの源蔵とオークキングのプロレスシーンの、濃厚な肉弾戦作画がなかなかの力の入りようで見応えのある仕上がりだった。

「BEASTARS」第1話
獣人の肉食獣と草食獣が共存する世界を舞台にした、青春学園サスペンス群像劇。

アルパカの少年・テムの食殺事件発生編。

児童向け作品では定番中の定番だが、青年向け・オタク向け作品では珍しい動物擬人化もの。

獣人ものらしい異種族間の共生問題に、今日的な学内階級問題が重なる、重量感のあるドラマがなかなかの見応えだったなあ。
また、その内容を支える緻密なヴィジュアルと、不穏な雰囲気を煽りまくりな語り口も初回から静かに緊張感の漲る作りで面白かった。


2019/10/09 (水)

「神田川JET GIRLS」第1話
操縦者と狙撃手のツーマンセルの水上バイクによるシューティングモータースポーツ「ジェットレーサー」を題材にした美少女お色気バトルもの。

主人公・波黄凛の上京編。

スポーツものというよりお色気バトルものと思った方がよさそうな感じだな。

正直、作画の仕上がりは粗いんだけど、ヒロインたちのかわいらしさや無防備なエロスはキッチリと押さえられていてヒロインたちが大変魅力的に描かれているのが好印象。

あと、「尻を集中的に狙う狙撃シーン」で引くラストも、いい感じに狂っていて面白かった(笑)。

「七つの大罪 神々の逆鱗」第1話
「七つの大罪」の1年3ヶ月ぶりの長編TVシリーズ第3弾。

旅人誘拐魔神族討伐ミッション編。

新作を作るたびに監督とシリーズ構成が変わることでお馴染みの作品だったが、今回はついに音楽・声優以外は制作会社・放送局・映像ソフトメーカーも含めて丸ごと総取っ替え。

初回だからか、目立った画の崩れとかはなかったけど、アクションシーンをはじめ、画作りがA-1 Pictures制作時代に比べてあからさまに安くなっていて「格落ち」感がハンパない。
西澤晋監督、マーヴィージャック制作協力のクレジットから察するに制作元請けはスタジオディーンになっているけど、下請けのマーヴィージャックにほぼ丸投げみたいな感じなんだろうなあ。
A-1 Pictures制作時代はハイクオリティ志向の強い作風で大事に作られていた感じがしていただけに扱われ方や、仕上がり具合のギャップが大きく、観ていてちょっと厳しかった。


2019/10/08 (火)

「バビロン」第1話
東京地検特捜部の検事が主人公のサスペンスミステリー。

製薬会社・日本スピリの不正事件→与党幹事長・野丸龍一郎疑獄事件(?)編。

全編に満ちる静な緊張感と、有能検事が主人公の事件ものらしいテキパキと話が進むテンポのよい構成が好印象。

また、地に足がついた語り口のなかで映える、要所のホラー展開の立て方も上手くてなかなかよろしかった。

「私、能力は平均値でって言ったよね!」第1話

異世界転生無双もの×ユルカワ美少女学園コメディといった感じの異世界ファンタジーコメディ。

主人公・マイルのハンター養成学校入学前夜編。

「異世界転生無双もの」と「きららアニメ系のユルカワ美少女学園コメディ」の合わせ技っていうコンセプトがそれほど奇抜な発想ではないけれど、確かにあまり観たことのないネタでそれなりに新鮮だった。

あと、初回だけかもしれないがキャラ作画が矢鱈に端整で丁寧なのがよかったな。

「ありふれた職業で世界最強」第13話(最終回)
ハジメとクラスメイト(勇者パーティ)の再会と、カトレアとの対決編。

香織さんが主人公ハーレムに加入したところで切りよく終了→エンドカードで第二期に続くよ告知。

「クラスの底辺から『世界最強』に成り上がった主人公がかつてのクラスメイトたちの前で下剋上を果たす」という視聴者がこの物語にずっと期待していたことを最後に遂にやりとげた、まさに満を持しての展開がよかったな。

初回を見終えたときは「(初回の)話のペースから次回のラストあたりでクラスメイトたちと合流するんだろうな」と思っていたので、その予想を大きく裏切る、最終回・13話目でのこの展開というのもけっこう感慨深いものがあった。

ただ、最後にみんなが見たかった(であろう)話をやって終わるストーリー構成はよかったのだが、画的にはアクションが単調でイマイチ振るわぬ感じなのがちょっと残念だったなあ。
主人公が2丁拳銃で敵を一方的に掃討していく展開にほぼ終始した内容で変化もサービスも乏しい作りが少し冴えない仕上がりだった。

「ブラッククローバー」第104話
マグナ&バネッサ+アスタVS.エルフ化ラック編。

前半のマグナ&バネッサがコンビネーションでエルフ化ラックを追い詰めるくだりと、後半のアスタVS.エルフ化ラックの高速戦闘シーンのアクション&エフェクト作画がどちらもなかなかに凝った作りで良い出来だった。


2019/10/07 (月)

「Fairy gone フェアリーゴーン」第13話
レイ・ドーンの幼少期からレイ・ドーンの軍勢によって滅ぼされるまでの妖精郷スーナの過去の顛末編。

三ヶ月の充電期間を挟んでシリーズ再開。

分割2クール後半戦一発目だからかキャラ修正が全体的によく行き届いていて端整な仕上がりだったなあ。

ロリコンじゃないけど、ロリ時代のマーリヤちゃんがいい感じにほっぺが丸くて何か矢鱈にかわいかった。

「ヴィンランド・サガ」第13話
アシェラッドの出自と野望の開示編。

2クール目に突入してようやく話が面白くなってきた。

話の焦点が上手く絞りきれていなくて漠然とした感じのまま状況に流されるように話が進んでいくところが観ていてかなり気になっていたので、アシェラッドが自身の野望を具体的に語り、今後の方針が明確になったのはいま一つ不明瞭だった話の見通しが一気に拓けた感じがして非常に良い塩梅だったな。


2019/10/06 (日)

「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」第1話
「Fate/stay night」のスピンオフRPG原作のSFファンタジーバトルもの。
今回のTVシリーズでは膨大な原作シリーズのうち、第1部の第7章を抜粋してアニメ化。

古代メソポタミアへのレイシフト編。

ライオンっぽいヤツ大虐殺アニメだった。

いきなり第7章からはじまるところからして「お察し下さい」って感じなんだろうけど、これまでの経緯の説明も、主人公たちの目的が何なのか(何のために戦っているのか)の説明も禄にないまま話が進む、「一見様お断り」な割り切り方が凄かったな。

思いっきり物語の途中からはじまるので話には入っていきづらかったが、アクションシーンの、荒野の広い空間を意識させるような奥行きのある画作りは劇場用アニメみたいなスケール感があってとても見応えのある仕上がりだった。
あと、女キャラのアクションシーンでは要所要所に尻を強調した構図が多く見受けられるのもなかなかに眼福でよかったな。

「ぼくたちは勉強ができない!」第1話
三ヶ月間の充電期間を挟んで再開した「ぼくたちは勉強ができない」の第二期シリーズ(分割2クール後半戦)。

緒方理珠のE判定とGカップ編と、予備校合宿所お風呂トラブル編の二部構成。

おっぱいに、お風呂にとわかり易い最初のツカミが好印象。
実質分割2クールの後半戦なので当然なのかもしれないが、前期と同様に相変わらず手堅い作りで面白かった。


2019/10/05 (土)

劇場用アニメ「ONE PIECE STAMPEDE」を観る。
「ONE PIECE」の劇場版第14作。
今回は原作者・尾田栄一郎が製作総指揮/総合プロデューサーを務めていないのでタイトルに「ONE PIECE FILM」がついてないのね。

「“鬼”の跡目」ダグラス・バレットと「祭り屋」ブエナ・フェスタによる最強&「海賊王」ゴールド・ロジャー超えチャレンジに世界中の海賊と海軍が巻き込まれるというお話。

「プリキュアオールスターDX」三部作の大塚隆史監督らしいオールスターバトルもの。

キャラも、バトルも盛りだくさん、「STAMPEDE」の副題通りの過熱気味な狂騒に終始したフリキレ具合がなかなか大したものだった。
テンションが高くて、ケレンミたっぷりで、スケールの大きいバトルシーンが中盤あたりから延々と続くところなんかは「ドラゴンボール超 ブロリー」っぽかったな。
(あっちはタイマン三本勝負で、こっちは乱戦と1対多数の勝負だけど)

海軍が介入してきて二正面作戦的な状態になる中盤以降は状況が完全にトッチラかってしっちゃかめっちゃかだし、後半、敵をバカでかくしすぎたせいで人間大の主人公たちと上手く絡ませられなくなっている(戦わせられなくなっている)しで、探せば粗はいくらでも出てきそうな感じだが、そんな細かいことはどうでもよくなるくらいひたすらパワフルで賑やかな画面の激流が圧倒的で押し流される。

おっさんが観るには元気がよすぎてちょっとしんどいところもあるが、ジャンプ漫画らしいバトルと、TVアニメの劇場版らしいイベント性(お祭り感)をストレートに極め抜いたような作品で面白く、大変満足度が高かった。

あと、オールスターバトルものとしての面白さ以外のところではゲストキャラのブエナ・フェスタの狂気、特に自身の野望を独り悦に入って謳うくだりはユースケ・サンタマリアの熱演も相まって印象的だったなあ。
本線のバトルに負けないインパクト、キャラの魅力がちゃんとあって、バトルの外から狂騒を煽り、よりいっそう盛り上げてくる、戦いの矢面には立たない黒子に徹しつつも存在感の大きいキャラの立て方が上手くてとてもよろしかった。


「Dr.STONE」第14話
御前試合編、続き。

単純な腕力と卑劣な手段で勝ち上がってくるマグマに、専門は頭脳労働の主人公たちがより高度な悪知恵と、チームワークと、根性で勝利する、逆転のカタルシスがなかなかのもので素晴らしかったな。

主人公サイドの勝ち筋があと少しのところで潰える展開が何度も続いたり、間にコメディリリーフの銀狼の自滅を挟んだり、クライマックスには科学王国陣営から一時離脱をしていたゲンが合流・参戦してきたりと、波瀾に満ち、起伏に富んだストーリー構成もよく出来ていて面白かった。

「GRANBLUE FANTASY The Animation Season2」第1話
「GRANBLUE FANTASY」の約2年ぶりの第二期シリーズ。

エルステ帝国の秘密の星晶獣実験施設探索ミッション編。

物語は第一期シリーズからの続きみたいだが、声優陣と音楽以外の制作スタッフは制作会社ごと総取っ替え。

とても丁寧に作られているが、キャラデザをはじめとする画作り全般が第一期シリーズよりも整理され、あっさりとした感じになり、第一期シリーズからは濃厚に漂った「大作RPG」感はなくなったな。

初回のツカミに恵体が素晴らしいドラフのアリーザさんをゲストに出したのはナイスなアイデアというしかない。
どのカットも主張の強い爆乳が眼福すぎて堪らんかった。


2019/10/04 (金)

「超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!」第1話
タイトル通り、7人の超人高校生たちが主人公の異世界転生無双もの。

7人の超人高校生たちの異世界転移編。

異世界で無双する主人公が一人ではなくチームなのがこの作品ならではの特色という感じ。

超人高校生、異世界転生といったメインの設定はよくある感じ&タイトル通りヌルくてイマイチパッとしなかったが、素性不明な行き倒れにいきなり口移しでスープを馳走するドスケベ巨乳エルフはドスケベでかなりよかったな。

「アズールレーン」第1話
戦艦擬人化美少女がメインモチーフの海戦バトルファンタジー。

レッドアクシズのアズールレーン新基地襲撃編。

「艦これ」そのまんますぎる「艦これ」の後追い作品というのは知っていたが、本当にキャラのデザインコンセプトが呆れるくらい「艦これ」そのまんまなんだなあ(苦笑)。

ソーシャルゲーム原作ものらしいたくさんの似たようなキャラが一挙に登場する展開は「誰が誰やら」という感じでついていくのが大変だったが、基本的な設定、話の状況はキチンと台詞で説明してくれるので内容はけっこう理解しやすかった。

初回の見どころとしては随所に観られる天衝監督作品らしいキレのあるアクション作画の数々と、キャラの巨乳率が高いところなんかが個人的に目を惹くものがあってよろしかったな。

「放課後さいころ倶楽部」第1話
タイトル通り、ボードゲームをメインテーマにした美少女青春学園コメディ。

迷子ごっこと、マラケシュ編。

ボードゲームで美少女たちがダラダラと駄弁りながらキャッキャッウフフするようなものを想像していたんだけど、コミュ障で根暗な主人公のキャラクターに引っ張られてか、思いのほか生真面目な内容で意表を突かれる。

妙に美麗なキャラデザイン&キャラ作画が眼福だったな。
また、メガネっ娘委員長すぎるメガネっ娘委員長な大野さんが大変素敵でよろしかった。


2019/10/03 (木)

OVA「政宗くんのリベンジ」を地上波放送で観る。
原作コミック最終第10巻特装版に同梱されていたOADで、原作最終回の後日談。

原作最終回の後日談とのことで「一見様(原作未読の自分)にはついていけない内容になるのかも」と危惧していたのだが、アニメしか知らなくても概ね理解できる内容で安心したよ。

掌編の三本立てで突出したものはないけれど、そのぶんどれもTVシリーズと変わらない雰囲気の安定感のある仕上がりで楽しかった。
また、ファンサービス的なOVAらしく水着のサービスシーンが一応、ちゃんと押さえてあるところなんかも好印象だったなあ。


「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」第26話(最終回)
巫女の儀式編、続き。

地球に接近するデラ=グラントを太古に送ることで地球(の人類)は救われたかもしれないけれど、送り込まれたデラ=グラントの方は結局滅んでいるように見える結末に困惑。

ゲームに疎い自分でも知っているタイトルなので「いまはよくわからないけどいずれ面白くなるんだろうな」と思いながら観ていたのだが、ついに最後まで何が面白いのかよくわからないまま終わったな。

いろいろと気になることはたくさんあるが、用意されるイベント事をひたすら場当たり的に処理するだけでシリーズを通して語りたいこと、描きたいものが最後まで全くもって見えてこないのが観ていて一番ツラかった。

「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」第1話
タイトル通り、チート的なスキルのある強キャラのくせに慎重すぎる勇者が主人公の異世界転生ファンタジーネタコメディ。

新米女神リスタルテよる難度S世界・ゲアブランデ攻略用勇者・竜宮院聖哉召喚編。

打算丸出しでお調子ものな女神の七転八倒ぶりを奔放な作画で描く作りが何だかとても「この素晴らしい世界に祝福を!」っぽかったな。

元気がよくてコミカルなキャラ作画と、表情豊かすぎてテンションの波も激しいカロリーの高い役を久しぶりに演じる豊崎愛生の熱演ぶりが楽しかった。
あと、女神も悪魔も女キャラがみんなおっぱいデカいのも眼福でよかったな。

「俺を好きなのはお前だけかよ」第1話
「ラノベテンプレラブコメの主人公」の男友達ポジションのキャラが主人公の学園ラブコメ。

コスモス先輩とひまわりからの二日連続告白編。

どう見ても劇中で一番かわいい、三つ編みメガネのメガネっ娘すぎるメガネっ娘がハズレくじ扱いされているのには困惑するしかないのだが、まさかの裏切り展開の天丼に、本性解放してからの主人公の清々しいまでのゲスッぷりといった話の構成や設定・キャラのヒネリ具合、ふんだんに用意されたフックの仕掛け方はなかなかのもので面白かったな。

あと、初回だけかもしれないけれど、キャラ作画も矢鱈に美麗な仕上がりでその点なんかもよろしかった。

「旗揚!けものみち」第1話
ケモナーのプロレスラーが勇者として異世界召喚される、異世界転生ファンタジーネタコメディ。

「ケモナーマスク」柴田源蔵の異世界召喚編。

ジャーマンスープレックスをキメられて高貴な尻を丸出しにされる姫様のあられもない姿があられもない姿すぎて興奮した。

異世界もののフォーマットにプロレスとケモナーという謎の組み合わせをブレンドする奇抜な発想をちゃんとモノにしている(コメディのネタとして使いこなしている)のが素晴らしい。
獣人が存在し、未知の動物もたくさんいる異世界で、水を得た魚のように自身の属性を解放し、暴走する主人公の変態ぶりがひたすらに愉快で面白かった。

「キャロル&チューズデイ」第24話(最終回)
年越し・反分断ゲリラライブ当日=「奇跡の7分間」編。

話はけっこうユルユル甘々なんだけど、「奇跡の7分間」の圧巻のライブシーンの力で最後は見事に押し切ったな。

ヴァレリーがスペンサーの説得に応じたところで「分断へと向かう社会にブレーキをかける」という主人公たちの目的はほぼ達成されているのを視聴者である自分は既に知っているんだけど、それでもあのライブこそが火星の運命を変えた「奇跡の7分間」だった、と思えるくらいライブシーンの映像・楽曲の説得力が凄まじくって圧倒される。

もうこれ以上は何を語っても野暮になるので「奇跡の7分間」のライブ終了をもってスパッと終わる果断に富んだ構成、大きな昂揚感に包まれたまま幕を引くラストも素晴らしかったな。

AI作曲の楽曲が支配する音楽シーン、今日的なテーマの移民排斥による社会分断の危機といったSF設定や重いテーマは充分に扱いきれているとは言い難く、シリーズ全体としては不完全燃焼感もあるんだけど、この結末を観たらもう満足、「何も言うことはありません」ってところに気持ちが押し流されてしまう、クライマックスの展開のある種の剛腕ぶりが凄かった。


2019/10/02 (水)


2019/10/01 (火)

「コップクラフト」第12話(最終回)
市長選挙立候補者連続殺人事件編の決着編。

元海兵隊の暗殺者の素性が結局、よくわからないことを除けば概ね事態をキレイにおさめ、シリーズ全体の仇敵であるゼラーダとの因縁にも決着をつけて無難な感じに一区切り。

悪くはないんだけど、絶対絶命の窮地からの逆転劇にラストの武器交換くらいしかアイデア・工夫がなく、演出も全体的に淡白なのでいま一つ気分が盛り上がらない。

最終回らしく力の入った総じて端正なキャラ作画、(定型のイントロダクションがないのは少し寂しいが)OPのタイトルアニメで〆るラストはよかったな。

「ブラッククローバー」第103話
ハージ村の戦い編、続き。

今回からOP/EDがリニューアル。
OPは、ノエルの活躍シーンくらいしかアクションで魅せるところがなくてあまり動かないのだが、キメキメな画の釣瓶打ちみたいな構成がカッコよくってナイスだったな。

EDはアート系アニメーション作家の有吉達宏によるもの。
作品の内容にあまりあっていなくてちょっと良いとは思えないけど、意外すぎて謎すぎる人選には驚いた。


2019/09/30 (月)


2019/09/29 (日)

「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」第2話(後編・最終回)
密輸心臓争奪戦編、続き。

レナとマキの挌闘アクションがなかなかに力の入った仕上がりで良い出来だった。

普通にエピソード2を終えただけなのであまり最終回という感じはしないが、今回メインのレナとマキのキャラの掘り下げ、見応えのあるアクションシーン、密輸心臓争奪戦をめぐる駆け引きと豊富な見どころが上手く詰められていて内容自体は悪くなかった。

「鬼滅の刃」第26話(最終回)
鬼舞辻無惨による十二鬼月・下弦の鬼の粛清と、かまぼこ隊の蝶屋敷からの旅立ち編。

劇場版に続くよEND。
続編をやるのは予想していたが、それがTVシリーズではなく劇場用アニメなのは意外だった。
シリーズではなく単発みたいなので「とりあえず次は劇場版で1本作って、そのまま劇場で続けるか、TVに戻すか、終了するか、様子をみる」って感じなのかな?

ま、それはさておき、本編の内容について。

前半の下弦の鬼の粛清編は無限城の3D背景の空間表現が大変秀逸で素晴らしかった。
また、カナヲのヒロインポイントが爆上がりする、後半の炭治郎とカナヲのやり取りも微笑ましくってよかったな。

終わり方は完全なブツ切りENDだったけど、列車に乗り込んで旅立ったところで終わる〆方は続編への「引き」としてはわかり易く期待感が盛り上がる流れで悪くはない幕引きだった。

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第13話(最終回)
「魔眼蒐集列車」編のエピローグ。

個々のキャラのその後の状況、そして再びはじまる日常を丁寧に綴った良いエピローグ。

イスカンダルの顔出し&発声NGをここまで貫き通してきたぶん、ラストのイスカンダルとウェイバーの夢の中での再会(イスカンダルの顔出し&発声解禁)は観ていてかなりグッときた。
ウェイバーが個人的な執着よりもロード/講師としての立場を優先する決断をして〆る、話の展開も上手にわかり易く主人公の成長(成熟)の跡を示したまとめでよかったな。

探偵もののフォーマットを使ったアクションファンタジーサスペンスシリーズとして手堅くよく出来ていて面白かった。
「Fate」シリーズらしく安定して高い映像のクオリティ、「Fate」シリーズにしては観易いスマートな語り口も好印象。
あと、女性キャラがみんなかわいかったり、エロかったりで矢鱈に魅力的だったのが素晴らしい作品でもあり、その点なんかもなかなかにポイントが高かった。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第13話(最終回)
シェム・ハとの最終決戦→ユグドラシル破壊ミッション編。

アクション活劇に徹した最終回でほぼ1話丸々アクション展開。

バトルの逆転方法とかかなり強引だったけど、ストレートでシンプルな展開と演出で終始アッパーなテンションのまま、迷いなく一気呵成に駆け抜けていく作りは好印象。
簡潔なエピローグに、響と未来の関係性を節度を守って爽やかにまとめているのもよろしかった。

これまでのシリーズの総決算をして大団円にもっていく、という目標がシリーズを通してハッキリしていてそれがキチンと達成できているのが素晴らしかったな。
あと、全シリーズを通しての話になるが、バトル(&ライブ)アクションの濃度とバリエーションが毎シリーズごとに更新され続けて、ついに最後まで大きく失速することなく発展し続けたまま完走したのは本当に大したもので立派だった。


2019/09/28 (土)

OVA「キルラキル 第二十五話『さよならをもう一度』」を観る。
TVシリーズの再放送を完走した流れで積みBDの山から引っ張り出してチェック。

TVシリーズ最終回のラストとエンディングの間を埋めるエピソード。
羅暁との最終決戦から数週間後、本能寺学園の閉校と卒業式と鳳凰丸礼のリベンジマッチ編。
結局、本編では何者なのかよくわからなかった鳳凰丸キャラ設定の補完と、羅暁を倒したことで燃え尽き症候群になりかけている皐月の再起を軸に、登場人物たちの「それから」を描く物語。

TV未放映話数系OVAはだいたい「金を払ってまで観るものじゃないな」っていう感じの内容になりがちなんだけど、これは珍しく「金を払って観てよかった」と素直に思えるものになっていて嬉しかったな。

しっかりと「もう一つの最終回」と呼べるものになっているし、アンコール的なエピソードに相応しいサービスも充実していてよろしかった。
特にTVシリーズ終盤戦で完全燃焼したといっても過言ではないところまで行き着いたあとでも、本エピソードのクライマックスにはレギュラーシリーズに負けないくらいスケールが大きくて、テンションの高いバトル展開がちゃんと用意されているのには感心したよ。
また、「生命戦維」(神衣と極制服)がないなかでのバトルに関する、諸々のアイデアの出し方も上手くてなかなかよかったな。


「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」第12話(最終回)
タワーダンジョン攻略クエスト編、続き。

アマンテとの戦いには一応決着はつけているが、内容的には完全に平常運転で全く最終回という感じがしないなあ。

やることにブレがなくて安定しているし、これはこれでちゃんと成立しているんだろうけど、とにかく最後まで諸々の作りや話の安っぽさが気になってしまう作品だった。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」第12話(最終回)
前回、主人公たちが滑落して川に流されたのち、漂着した山村での逗留編。

第三期に続くよEND。
劇場版1本、1クールのTVシリーズ2本、OVA1本と、今回のアニメプロジェクトは思ったよりもかなり大きな企画だったんだな。
「ソード・オラトリア」が放送していたときに既に人気のピークがすぎていた印象があったので、今回のアニメプロジェクトのこの力の入れようには正直ちょっと意外な感じがしてしまう。

ま、それはさておき、本編の内容について。

アレスとの騒動はほったらかしというか、あれで(前回までの内容で)終了していて、今回は前回問題提起された「時間の流れを共有できない神と人間の恋の話」の掘り下げに集中する、というなかなかに大胆な構成だったな。

生真面目すぎて地味な話だったが、そのぶん丁寧に作られていて手堅い仕上がりだったと思う。
また、アクションシーンが全くないからか、作画も全体的に整っていて良い出来だった。

シリーズのラストとしてはいささか食い足りなさを感じる内容ではあるが、実質的には最終回というより分割2クール前半戦終了回なので「これはこれでアリかなあ」という感じ。

「とある科学の一方通行」第12話(最終回)
VS.『完全なるゴレム』/イサク戦の決着編。

「学園都市のキケンな日常は続くよ」END。

一連の騒動に決着がつき、死霊術に関わるゲストキャラたちは総退場させ、キレイに状況を清算して終了した。

ローゼンタール家と菱形兄妹の複雑に絡み合う思惑の交錯という、中心になっている物語と、主人公のアクセラレータがあまり上手くリンクしないまま終わっているのが苦しかったな。

「本編に影響を与えるようなことは一切できない」という条件が同じだからだと思うが、ジャンプアニメのTVアニメオリジナルシリーズみたいな印象で総じていま一つ振るわない内容だった。
これを観てほぼ同じ条件の「とある科学の超電磁砲」が実はとても上手くやっていたのが今さらながらによくわかったよ。


2019/09/27 (金)

「まちカドまぞく」第12話(最終回)
吉田家の秘密編、続き。

明らかになった秘密の説明と、それに伴う今後の方針に関する意見調整といった感じの内容でイマイチ盛り上がらない展開だったが、ラストのまとめは上手い&かわいらしくてよかったな。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第13話(最終回)
新月VS.水晶の最終決戦編、続き。

グランベルムは「結果次第では世界の在り方を変えるかもしれない戦い」なのだが、「閉ざされた魔術師同士の内輪揉め」として完結してしまっているのでいま一つそれに伴うスケール感が伝わってこなかったのだが、最後に「水晶がこれまでに味わった無間地獄と、新月がこれから味わう無間地獄」が描かれたことで深くて広い時間的な奥行きが生まれ、一気に物語のスケールが大きくなったのがよかったな。

あと、相変わらずメカ作画・魔法バトルアクションもいいんだけど、最終回は繊細なタッチで描かれた人物作画もかなりよくって映像的な満足度がいつにも増して高いのもなかなかにポイントが高かった。


2019/09/26 (木)


2019/09/25 (水)

OVA「機動戦士ガンダム 光る命 Chronicle U.C.」を観る。
「U.C.ガンダムBlu-rayライブラリーズ」の全タイトル共通映像特典。

まず収録時間44分という大ボリュームにビックリ。
「過去の『ガンダム』周年記念映像作品みたいな数分の短編作品なんだろうな」と思っていたので正直ちょっと意表を突かれた。

作品の内容は∀ガンダムの月光蝶によって文明が地球ごと埋葬される日、それを見下ろすアムロとララァの霊魂(?)が宇宙世紀という「戦争の世紀」を「歴史」、「モビルスーツ」、「思想」の三つのテーマを軸に振り返る、という構成で宇宙世紀ガンダムシリーズの総集編的な内容だった。
世界の終焉を背景にアムロとララァの霊魂(?)が全てを悟ったように俯瞰的な視点から人の行為に思いを巡らす、っていうシチュエーションと雰囲気がちょっと「イデオン発動篇」っぽかったな。

全体の構成・シナリオは福井晴敏が担当。
∀ガンダムが出てくる冒頭&ラストの新作パートの演出は脇顯太朗が演出を、仲盛文が作画監督を担当していて透明感のある撮影処理と端整なメカ作画がとても美しい仕上がりだった。
あと、青みがかった色調の加減なのか、∀ガンダムの胸部が青ではなく白っぽく見えるので∀ガンダムが「∀ガンダム」本編よりも「ホワイトドール」感が増して見えるのも面白くってなかなか印象的だったな。


2019/09/24 (火)


2019/09/23 (月)

「からかい上手の高木さん2」第12話(最終回)
夏祭り編。

まさかの木村株爆上げEND(笑)。

本編の落としどころの「手繋ぎ」をEDの曲と映像で上手に膨らませて、この物語を「少年少女の手と手が触れあうまでの距離で繰り広げられる恋の話」としてまとめて大団円に昇華する、ラストの構成演出がなかなかに巧かった。

「ナカノヒトゲノム【実況中】」第12話(最終回)
ボーナスステージ編。

一応、主人公たち全員に総花的に出番が用意されているところは最終回らしいと言えなくもないが、画も話もユルくてイマイチやる気が感じられず、悪い意味でTV未放映話数系のOVAみたいな内容だったな。

あと、主人公のアカツキが最後にただ囚われの身になるだけで何もしないのもちょっと冴えなくて気になった。


2019/09/22 (日)

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Gace note-」第12話
真犯人の判明と真犯人との対決編。

EDをカットした編成でアバンからラストまで1話丸々みっしりと真犯人との対決が続く濃厚な推理戦/バトル展開だったなあ。

ラス前、「魔眼蒐集列車編」の佳境であると同時にシリーズ全体の佳境でもあるエピソードに相応しい盛り上がりと見応えで観ていて大変面白かった。

特に列車上での決戦がはじまってからは推理による駆け引きと魔術バトルが並立して進行する濃密な構成に、大規模魔術の応酬が続くまさに見せ場の連続で、終始テンションが高まったまま落ちない巧みな構成演出の手綱捌きが素晴らしかったな。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第12話
シェム・ハVS.キャロルと、月遺跡の攻防戦編、続き。

シリーズラス前定番のOPとEDの主題歌入れ替え演出はまさに大詰めって感じがして毎度の事ながらアガるなあ。
エクスドライブを成功させたシンフォギア奏者たちの地球帰還と同時にOP主題歌によるエンドロールが流れるラストなんかは全てが想定通りの展開なのに画面から目が離せず、気持ちが一気に引き込まれて仕方がない熱のこもった作りが堪らなかった。

また、今回はシェム・ハVS.キャロルの新旧ボスキャラ対決、響&クリスコンビVS.ヴァネッサ、ノーブルレッドの最期、シンフォギア奏者たちの地球帰還&エクスドライブ発動と見どころ盛りだくさんな内容も素晴らしく、ラス前に相応しい盛り上がりが上々だったな。

あと、お話的には「バラルの呪詛」の設定に絡んだ駆け引きの描き方や、「ダイダロスの迷宮」を使った緊急批難&地球帰還作戦といった設定の使い方が上手くてちょっと感心したよ。


2019/09/21 (土)

「女子高生の無駄づかい」第12話(最終回)
バカの留年問題編。

最終回だからか、無闇にレイアウトとキャラ作画が全編通してよかったな。

あと、今回は養豚場のくだりの声優を使った悪ふざけ、特に本作全体的にフリキレた演技が光る戸松遥の期待に違わぬ暴走ぶりが大変愉快で面白かった。

「Dr.STONE」第12話
硫酸ゲットミッション編。

今回は硫酸ゲットミッションを巡る千空とクロムの衝突、土壇場での銀狼の参戦と、文字通り命がけの作戦を前にした男の矜持をかけたアツい展開の連続がいかにも少年漫画らしい熱量の高さでなかなかに良い塩梅だった。

「フルーツバスケット」第25話(最終回)
夾の「本来の姿」開示騒動の決着と、そのエピローグ。

これからはじまる新しい季節を予感させるかたちで第二期へと「引く」、シリーズ分割もののとりあえずのラストとしてはまずまずソツのない幕引きだったな。

お話の内容的には一族での立場と現在の心理状態のネガとポジが相反する由希と夾、という対比の構図が面白かった。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第12話
満月&新月コンビVS.水晶編。

中西和也コンテ・アルマノクス作画監督・一人原画回。

1話丸々バトル展開でちょっと大味だけれども、全編通しての派手な大技の応酬がなかなかの見応えだったなあ。
また、このカロリー高そうな内容を一人で描ききったという中西和也の仕事ぶりにも驚いた。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第12話(最終回)
文芸部の学校立てこもり騒動の顛末編。

登場人物たちが本音のぶつけ合いをして、最後に盛大に混ぜっ返す、岡田麿里作品らしい最終回。

結局、曾根崎先輩の冤罪問題がどうなった(どう解決させた)のかよくわからないし、まとめ方も強引だけど、追い詰められてヤケクソ気味になった登場人物たちがひたすら喧々囂々するさまは観ていて飽きず、楽しかったので「まぁ、これはこれでヨシとするか」という感じ。

あと、学園祭後の展開はともすれば深刻な方向に落ち込んでいきそうな内容だったけど、あくまでも「コメディ」としてのバランスを最後まで維持し続けていて、いわゆる鬱展開になりそうでならない絶妙なラインを上手く保っていたのがよかったな。


2019/09/20 (金)

「ギヴン」第11話(最終回)
真冬と立夏の交際開始編。

バンドものとしてはやっと全てが揃って回り出したという感じなのでもっと中途半端な終わり方になるのかと思ったけど、恋愛ものとしては主人公二人が結ばれて終わる真っ当すぎるラストなので思いのほかとてもキレイに終わったな。

真冬と立夏の交際開始によるバンドへの影響を軸にした微笑ましくも愉しいラブコメ展開で、穏やかな余韻が大変心地のよい仕上がりだった。


2019/09/19 (木)

「ダンベル何キロ持てる?」第12話(最終回)
シルバーマンジム肉乃島ツアー編。

思わずリアルに「何だこれ?」って呟いてしまったジェイソンと出入の遭難漂流ENDからの壮大な英語詞ED、最終回もルーティンを外さない本編終了後のトレーニングのおさらいコーナー、〆のひびきの体重測定、そして最後に後番組の「慎重勇者」番宣CMでも筋トレと、とことん視聴者を愉しませようというサービス精神と創意工夫に溢れた終盤の畳みかけが素晴らしい。

また、本編も海で水着回でこちらもサービス満点な内容だったのも好かったな。
ヒロインズの新調した水着姿(夏休み&アイドルオーディション編とは違うものになっている)がどれもみんな大変キュートで眼福だった。

「彼方のアストラ」第12話(最終回)
惑星ガレム編、続きと、アストラへの帰還編と、一連の騒動決着後のエピローグ。
初回に続き最終回も1時間枠SP放送。

帰還時のオリジナルとの対決でもうひと山あるのかと思ったら、帰還時の諸問題は唐突に現れたスーパー捜査官に丸投げでほとんど波瀾なく解決してしまって拍子抜け。

でも、少年少女サバイバル群像劇としては王道を行くようなラストで帰還時に旅の思い出を振り返るくだりや、個々のキャラのエピローグを丹念に描いて終わるところなんかは手堅く、素直に楽しめた。
特にアストラ帰還の最後のまとめに仲間たちの絆の象徴として繰り返し描かれてきた「カナタと手を繋ぐこと」をもってきたところなんかは、ベッタベタだけど繰り返し丁寧に描いてきたことが上手く利いていて観ていてかなりグッときたな。

あと、シリーズ全体を通して感心したのはキャラ作画の抜群の安定感。
単純にキャラ画が全く崩れないのも素晴らしいのだが、その画の安定感が全5巻の原作漫画を1クールで過不足なくまとめている物語のまとまりのよさと相まって、作品全体の完成度の高さをよりいっそう際立たせているのも素晴らしかった。
元々評価の高かった(原作の評価が高かった)巧みなストーリー構成だけでなく、画的にもソツのない作りになっていることで作品のもつ堅調さがさらに増した感じになっているのがよかったな。

「キャロル&チューズデイ」第22話
マーズ・グラミー賞編。

ラストのアンジェラのまさに鬼気迫るようなステージ→曲の途中で卒倒→緊急搬送シーン被せの特殊EDという、終盤の緊迫感が凄まじかったな。

また、クリスタルに鍛えられ、ついにクリスタルの高い要求に応えたキャロル&チューズデイfeat.クリスタルの圧巻のパフォーマンスを文字通り「前座」にしてしまう大胆な構成演出もなかなかに思いきった作りで感心する。

あと、今回はキャロル&チューズデイの新曲作りの点描や、チューズデイがキャロルに誕生日プレゼントを贈るくだりなんかもよく出来ていて見どころ盛りだくさんな内容になっているところなんかもよかったな。


2019/09/18 (水)

「手品先輩」第12話(最終回)
咲ちゃんのバルーンアート入門講座編と、消失トリック編と、先輩VS.斑さん編と、助手の狸寝入り編と、先輩のバニーコスプレ実験編の五本立て。

最終回も平常運転。

1本目の「はやす先輩」が本当に「ナニを生やす」話で苦笑い。

あと、最後の〆が盛大な先輩のおっぱいサービスネタ話だったのも求められているものをしっかりと外さぬ作りで好かったな。

「ソウナンですか?」第12話(最終回)
紫音救出ミッション編・後編。

これはアニメ史上に残る伝説の最終回といえるのでは(笑)。
「美少女たちが緊急の水分補給のために互いに口移しで汚水を肛門から流し込みあう」という内容だけでも空前絶後の大事件なのにそれでシリーズのラストを〆る、というシリーズ構成が本当にクレイジーすぎてひっくり返る。
このあとだとEDのうんこハンドクリームとか、全く引かずに観ることができてしまうのが恐ろしい…(苦笑)。

あと、ラストは紫音のパンチラサービスネタで幕を引くところなんかもよかったな。


2019/09/17 (火)

「かつて神だった獣たちへ」第12話(最終回)
ボルドクリーク要塞攻略戦編、続き。

ケインの裏切りとその後の大陸全土を巻き込む争乱を引き起こしたきっかけはヤンホモの嫉妬だったという大概なオチがついて終了。

特筆するほど優れているワケではないが、作画は普段よりもだいぶ修正が行き届いていて最終回らしく力の入った仕上がりだったな。

ただ、内容全般的にはこれまでのシリーズと同様にバトルパートも、ドラマパートも演出が総じて弱くてパッとしない感じだった。
原作の魅力を支えている画力(迫力のある画)が作品に与えられた処理能力的に再現できない時点で作品を上手く成立させるのが難しかったのかもしれないが、結局、何を見せたかったのか、何を楽しめばいいのかわからない、漫然とはじまって、漫然と終わった感の強いシリーズだったな。


2019/09/16 (月)

「からかい上手の高木さん2」第11話
歩数当てゲーム編、ユカリ・ミナ・サナエのLINE編、お土産交換編、夏祭りの約束編の四本立て。

西片くんが高木さんを夏祭りに誘うくだりで本編終了、その後に高木さんによる第一期OPのカバーソング&名場面ダイジェストがエンドロールに流れて〆る、とてもキレイな最終回……ならぬ最終回風ラス前回だったなあ。

ついに自分から動いた西片くんに珍しくテンションがあがる高木さん&珍しく感情の制御ができずに口元が緩む高木さんも(最終回じゃないけど)最終回っぽかったな。
これまで散々もどかしい展開を引っ張ってきたぶん、高木さんの歓喜の瞬間はシリーズのクライマックスに相応しい昂揚感があってよろしかった。
また、くだんのレアな表情の連続も甚くかわいらしくてよかったな。

「BEM」第8話
声帯略奪連続殺人事件編。

今回はベラのかわいい表情がたくさん描かれる、ベラメインの恋の話に合わせてキャラ作画が安定して良い出来なのがなかなか好印象だった。


2019/09/15 (日)

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第11話
オークション開幕編。

オークションの競り合いがメチャクチャ加熱してきてる最中、当事者のロードがオークションを中断して唐突にトリシャ・フェローズ殺人事件の推理をはじめる強引な流れを、その場にいる関係者全員がほとんど異論なくあっさりと受け入れているのに何だかちょっと笑ってしまった。

ただ、そのギアチェンジは少し強引だったが、真犯人を追い詰めるための根回しと、時間稼ぎのためのオークションをテキパキとした手つきでテンポよく捌いていく作りはよく出来ていて面白かったな。

あと、今回は冒頭くだりのオルガマリーが情緒不安定チョロかわいくってその点なんかもよろしかった。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第11話
月遺跡探索戦編。

「本来の目的はシェム・ハの脅威への対抗策だった」という「真実」を後付けして第一期シリーズの重要設定「バラルの呪詛」を上手に再生・再利用。
第一期と係り結びにすることでますます今シリーズの集大成・総決算感が増強された印象だったな。

また、今回は相変わらずハイクオリティなバトルシーンのアクション作画、「ライブ会場の惨劇」を再現したミラアルクに翼とマリアのデュエットでリベンジする展開もアツくてなかなかよろしかった。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第32話
新合体必殺技「プリキュア・スタートゥインクル・イマジネーション」発動編。

新合体必殺技のお披露目展開に合わせたであろうキャラデザ・高橋晃作監回。
端整でかわいいキャラ作画を全編通してたっぷりと堪能できて眼福だった。


2019/09/14 (土)

劇場用アニメ「ニノ国」を観る。
ゲーム原作の並行異世界往来ファンタジーもの。

人の命の因果が繋がっている現代日本とRPG風異世界「ニノ国」を行き来しながら、ヒロインの「命の選択」を巡る相克のドラマが描かれる複雑でハードな物語を、話の進行のみを優先した場当たり的で強引な運びでザクザクと捌いていく適当すぎるストーリー構成に唖然とする。
台詞による説明、唐突な急展開、超速・瞬間状況把握がひたすら立て続くので話はテンポよくてもドラマ的に響くものは何もなく、話に全く入っていけない。

また、作画は安定していて悪くはないが、映像的に突出した作り込みや奇想もないのでヴィジュアル面の印象も弱い。

あと、自分は音響関係に関する感度が低いからか、タレントキャストに対する不満ってあまり感じない方なんだけど、ヒロイン役の人の芝居になってなさ加減がもの凄くて、その点なんかも気になったな。


「女子高生の無駄づかい」第11話
ヲタと低所得Pの邂逅編。

ヲタがかわいすぎ、いい娘すぎて好きにならざるを得ない好編ラブコメ(?)回だったなあ。

憧れの低所得Pとの初の顔合わせに備えて超気合いを入れておしゃれして普段よりもかなり割り増しでかわいくなっている、健気なヲタの行為も、見た目も素晴らしくって最高だった。

また、作風的に最後にヒドいオチがついてもおかしくないなか、上手く「いい話」としてまとめたラストの着地のさせ方も好印象。

あと、今回は低所得Pの新曲制作秘話もアバンギャルドな美容院ネタコントを、切ない系の曲の歌詞にキレイに変換して戸松遥に熱唱させる、無駄に凝った二重構造が無闇によく出来ていて面白かった。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」第10話
春姫奪還作戦、続き&イシュタル・ファミリアの壊滅編。

本気になったフレイヤ・ファミリアの参戦によって形勢は簡単にひっくり返り、何だか妙にあっさり片がついてしまったが、長編エピソードのラストに相応しくヴィジュアルは全編通して安定して充実していて端正なキャラも、凝ったアクションも、濃密なエフェクトもなかなかに見応えのある仕上がりだった。

「フルーツバスケット」第24話
夾の「本来の姿」開示編。

夾の「本来の姿」が開示されてからの展開の緊張感がなかなかのもの。
あと、今回も相変わらず薄暗いシーンの撮影処理が上手くてとてもキレイだったな。


2019/09/13 (金)


2019/09/12 (木)


2019/09/11 (水)

「手品先輩」第11話
四つ玉マジック編、咲ちゃんの腹話術編、先輩と疑惑の男密会・尾行編の三本立て。

ラス前だからか、下ネタが物量もネタの攻めっぷりも全開でえらく濃厚な仕上がりだったなあ。

軽く流れていったけど咲ちゃんがまーくんのゴミ箱から発掘した丸めたティッシュの山をクンカクンカするくだりが特にヒドい(笑)。
あと、喜多村英梨に口を半開きにした状態で「マンゴー」と連呼させる中学生の悪ふざけみたいなネタもなかなかの偏差値の低さでよろしかった。


2019/09/10 (火)

「ありふれた職業で世界最強」第9話
VS.ティオ・クラルス編。

大型ガジェットや大規模魔法を使いまくりなドラゴンとの派手なバトルも見応えがあって普通に面白かったのだが、それが全てどこかへ吹き飛ぶラストのまさかの肛虐展開(笑)。

ドラゴン(雌)のアナルに鉄杭を打ち込んで責め倒すとかいう、唐突なクレイジー展開に驚愕。
出オチみたいなネタなのに妙にたっぷりとやり取りが続く上に、日笠陽子のノリノリな熱演ぶり(笑)も素晴らしくって何かだか矢鱈に楽しかったな。

「これでいいのか?」という気がしないでもないが、これまでで一番面白かった(苦笑)。

「ブラッククローバー」第100話
ユノの戦線復帰と、アスタ&ユノコンビVS.リヒト(本物)編。

吉原達矢監督コンテ・演出(コンテは守泰佑と、演出は前屋俊広と共同)回。

監督コンテ・演出回ということでいつものように作画アニメしているが、今回はいつもの監督コンテ・演出回に比べて演出・作画の洗練度が格段に高く、まるで劇場用アニメか、最終回でも観ているみたいな感覚だったな。
美麗なキャラ作画・よく練られた殺陣・魔法/自然現象の凝ったエフェクト・主人公&ライバルコンビ共闘展開にマッチした熱量の高い演出と豊富な見どころと完成度の高さに感心しきり。

また、いつものことだが重要話数に合わせてキッチリと力を入れてくる、真っ当なリソースのかけ方も大変好印象でよろしかった。


2019/09/09 (月)


2019/09/08 (日)

「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」第1話(前編)
「グリザイア」シリーズの4年ぶりの新作・第4弾。
美少女スパイチームバイオレンスアクションもの。

有坂秋桜里先生の「美浜学園」着任編。

60分のOVAを30分のTV放送枠に合わせて分割しているからだと思うが、冒頭の捕り物以降はキャラ・組織の設定紹介に終始した内容で面白がれるところがほとんどない。
OVAらしく作画がキレイ、冒頭のアクションシーンも凝っていてよかったが、一つのお話としては「後編」と合わせて観ないと評価できない、感想が書きづらい内容だったなあ。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第10話
ユグドラシルの顕現と、月への調査ロケットを巡る種子島攻防戦編。

キリシラの合体必殺技は相変わらず殺る気満々な見た目すぎるのでキッチリ一撃見舞ってからの和解の提案がメチャクチャ白々しく見えるなあ(苦笑)。

「仮面ライダーゼロワン」第2話
仮面ライダーバルカン登場編。

ゼロワンに続きバルカンも変身シーン、必殺技シーンを始めとするヒーローアクション演出がひたすらストレートにカッコよくって素直に燃える。

常に新しいこと、ユニークなことに挑戦し続けてきたからこその「平成仮面ライダーシリーズ」の人気と長期定番シリーズ化だったのはわかるけど、俺が見たいのはやっぱりこういうベタにカッコいいヤツだなあ。


2019/09/07 (土)

「女子高生の無駄づかい」第10話
バカとヲタのケンカ編と、ロボのストーカー登場編と、バカとロボのケンカ編と、ロボのストーカー告白編の四部構成。

そういえばまだやってなかったロボメイン回。

ロボのストーカーとその親友役にリアル親友声優の松岡禎丞と島崎信長という声優ネタあり。

田中がロボにあやされるくだりは「たぶん一生自分はコイツに萌えることはない」と思っていた田中がえらくかわいく見えてビックリした(笑)。

あと、ラストのロボのストーカーとその親友のコントは話がどんどんあらぬ方向に転がっていく感じが楽しくって好かったな。

「炎炎ノ消防隊」第9話
VS.烈火戦、続き。

派手なバトルとお色気サービスの合わせ技という、俺の好物の盛り合わせが美味しすぎて嬉しい。
特にバトルシーンは、エフェクトは相変わらず濃密な仕上がり、格闘アクションは丁寧、空中戦の殺陣は凝っていて見応えがあり、なかなかに良い塩梅だった。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第10話
九音VS.水晶戦の決着と、満月の正体判明編。

石田可奈コンテ・演出・作画監督・原画回で相変わらずレイアウトのセンスが良い。

あと、完全に九音勝利の流れだったので最後にあっさり九音が逆転負けしてしまったバトルの結末がちょっと意外な感じだったな。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第10話
菅原氏の泉くんへの誘惑事件と、本郷さんとミロ先生のラブホ同伴事件と、百々子の告白事件が同時多発連鎖的に起こる、文芸部運命の放課後編。

まさに佳境、といった感じの展開が一度に立て続く濃密な構成で終始画面から目が離せない内容だったな。
高まりっぱなしで落ちない場面の温度と緊張感に当てられそうな濃厚な雰囲気がよろしかった。
また、ここぞという場面での表情作画に充分な気合いが入っているのも好印象だったなあ。

あと、ラブホのくだりはコントもなかなか好調でちょっと愉快な仕上がりだったのも観ていてとても面白かった。


2019/09/06 (金)

「ギヴン」第9話
真冬のデビューライブ当日編、続き。

「自分を残して自殺してしまった恋人への言葉にならない葛藤を歌にして解放する」という超難易度の高いテーマをものの見事にやりきっていてただただ感心してしまう。
感情表現が苦手な主人公が抱える、表現しづらい感情をドラマ全体の流れと「歌」でキッチリと語りきっているのが素晴らしい。

ライブシーンは真冬が由紀への想いを歌に昇華できたことが真冬個人にとって大きな出来事であると同時に、その場に居合わせ、音楽を通してその繊細な感情の一端に触れた関係者(バンドメンバーや旧友たち)、オーディエンスにとっても掛け替えのない体験になっている、というのが充分な説得力を伴ってヒシヒシと伝わってくるのが凄かったな。

また、その説得力を支える劇中歌そのものの良さ、ライブパフォーマンスの映像クオリティもなかなかのもので聴き応え・見応えも上々だった。
それに最初から最後まで緊張と緩和の緩急を上手に利かせながら緻密に組み立てられた今話全体の構成演出もとてもよく出来ていて上手かったな。
特に冒頭から静かに高まっていった緊張感が真冬のヴォーカルが入った瞬間に一気に弾ける、クライマックスのカタルシスは凄まじかった。
あと、早めにEDに突入して一度話を〆てから、長めのCパートでじっくりと真冬と由紀の「過去」についての整理をする、まとめ方・余韻の響かせ方もソツがなくってよろしかった。

(おそらく)シリーズのクライマックスとなるエピソードにキッチリと注力して頭のてっぺんから尻尾の先まで完璧に仕上げているのが本当に大したもので、今回は紛うことなき傑作回といえる内容だったなあ。


2019/09/05 (木)

劇場用アニメ「劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~」を観る。
先月地上波放送されたもの。

「はいからさんが通る」の38年ぶりのリメイク劇場版・後編。
「前編」のラストからそのまま続き、満州編から今回初めてアニメ化されるという物語の結末まで描かれる。

兎に角、画面の仕上がりが冴えなくて全く内容に入っていけないのがツラかった。
映像的に劇場作品として満足のいくレベルではないどころか、TVアニメの平均よりも下をいく出来なのが残念。

主人公たちがひたすら「皮肉な運命のいたずら」に翻弄され続ける、「前編」よりもシリアス度の高いお話なだけに画がことごく決まらないのがいや増しに苦しかったなあ。
それに「前編」の出来がよかったことが落差を強く意識させてしまうのも余計にマイナス印象(ガッカリ感)を強めていてその点なんかも厳しかった。


「ダンベル何キロ持てる?」第10話
クリスマス編と、栃木ディスティニーランドデート編の二部構成。

Aパート:クリスマス編。
息を吸うようにカロリーを摂取するひびきがかわいい。
ヒロインズのコスプレ&肉食と見せかけて意外と奥手なくだりなんかもかわいかった。

Bパート:栃木ディスティニーランドデート編。
里美先生のセーラー服コスプレに対する感想に何故かモッキーも参加したことでひびきたちの酷評が里美先生にスルーされる形になっているのが何だかちょっと可笑しかったな。
あと、何と言ってもこの話は街雄さんの大胸筋について病み語りをはじめる朱美が顔も語りも怖すぎなのがインパクト大で面白かった。


2019/09/04 (水)

劇場用アニメ「劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~」を観る。
「後編」の劇場公開直前に地上波放送されたもの。
先月「後編」も地上波放送されたのでこの機会にまとめてチェックすることにする。

名作古典少女漫画「はいからさんが通る」の38年ぶりのリメイク劇場版。

「前編」では主人公・花村紅緒とその許嫁・伊集院忍少尉の出会いからシベリアで戦死したとされる少尉の生存の可能性を辿って紅緒が満州へと旅立つくだりまでを描いている。
副題通り紅緒の女学生編を中心にしつつも、後半1/4くらいは社会人編に突入しているかなり豊富な内容量。
おそらく相当な原作圧縮率で話のテンポはかなり早いが、総集編的な雰囲気をあまり感じさせないのがよく出来ていて感心する。
脚本・絵コンテを一人で担う古橋一浩監督の手腕なんだろうけど、緩急、キャラ捌きが巧みなストーリー構成で最後まで上手に乗り切っている印象だった。

あと、方々で言われているとおり主演の早見沙織の溌剌とした演技が素晴らしく、代表作と呼ばれるのも納得の内容だったなあ。
ヒロインの人間的な魅力が軸になっている作品であるということと、主演女優の魅力が全面に出た作品であるということがキレイにイコールで結ばれている。
それが早見沙織の印象をより一層際立たせているんだろうな。
兎にも角にも全編早見沙織充実な内容で耳がとても幸せだった。


「手品先輩」第10話
海水浴編×4。

ここのところキャラ作画がやや下降線をたどっていたが、ヒロイン総登場の海で水着回には作画リソースをちゃんとかけてくる、大事なところは外さぬ作りがなかなか好印象だった。


2019/09/03 (火)


2019/09/02 (月)

「ヴィンランド・サガ」第9話
ロンドン橋の攻防戦編。

トルフィンVS.トルケルの殺陣が相変わらず丁寧。
さらに加えて今回は、俊敏なトルフィン、自由奔放なトルケルのキャラ属性に合わせたケレンミもふんだんに加味させれていて面白く、非常に見応えのある内容だった。


2019/09/01 (日)

「鬼滅の刃」第22話
柱合会議編。

アニメになってフルカラーになると甘露寺さんの谷間の露出がメチャクチャエロく映るのな。
何だかもうイチイチ視線誘導されてしまって参ったよ。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第9話
風鳴宗家強制捜査編。

相変わらず濃密な内容で面白かった。

「今期の黒幕」といった感じの趣だったので風鳴宗家及び洗脳された翼との対立はもっと長く終盤間際まで引っ張ると思っていたのだが、尻尾を掴んでから決着まで1話でスピード解決してしまってちょっとビックリ。

翼VS.マリア、司令VS.風鳴訃堂、翼VS.風鳴訃堂と好カードが立て続く豪勢なバトル展開が見どころ盛りだくさんでよろしかった。
期待通りの超人ぶりを発揮する風鳴訃堂の跳梁ぶりも楽しかったし、ダラダラと引っ張らずにテキパキとした流れで更正して逆襲する翼さんのすったもんだも明快な語り口が心地よくてナイスであった。

あと、今回は「防人防人と馬鹿みたいに繰り返して」っていう翼さんの自虐の言葉と、巨大化してマリアさんを吹っ飛ばす風鳴訃堂の絵面がシリアスな笑いすぎて可笑しかったな。

それに未来が再び洗脳され、拐かされたにも関わらず、響が意外と元気というか、辛気くさくなっていないのも好印象。
響パパとのやり取りの力の抜け具合も良好で風鳴家の壮絶さとの対比も上手く利いていた。

「仮面ライダーゼロワン」第1話
元号が変わったことでシリーズ名称が強制変更された「令和仮面ライダー」シリーズの第1弾。
AI搭載人型ロボット「ヒューマギア」が労働力として浸透した世界を舞台に暴走ヒューマギア「マギア」と、その対抗策として開発された「仮面ライダー」の戦いを描く、近未来SFヒーローアクションもの。

主人公・飛電或人の「飛電インテリジェンス」二代目社長指名と、仮面ライダーゼロワンの初陣編。

インパクト優先でともすればふざけているようにしか見えないことも多々あった(特に後期)平成仮面ライダーシリーズのライダーたちに比べると、ストレートにカッコよく「現代版仮面ライダー」をしているライダーやガジェットのデザイン・演出が逆に新鮮でよかったな。

また、初回だからなんだろうけど殺陣も矢鱈に凝っていてアクション的な見応えが充実していたのも「令和仮面ライダー」シリーズの一発目に相応しい気合いの入りようでなかなか好印象だった。


2019/08/31 (土)

「女子高生の無駄づかい」第9話
リリィ先生のオシャレ勉強会編。

有能リリィ先生によるオシャレ指導によってどんどんかわいくなっていくロリも、役得尽しでどんどん緩んでいくリリィも非常にナイスな良ロリ・リリィ回。
田中が積極的に絡んでこないと平和で普通な美少女コメディアニメみたいになるんだな(苦笑)。
リリィ先生の手入れを受けたロリのキメ絵がことごとくかわいく仕上がっているのがソツのない仕事ぶりで素晴らしかった。

あと、今回は「おいしいものを摂取すると荒ぶる」ヲタの習性が明らかになるくだりも戸松遥の妙に気風の良い快演ぶりがなかなかのもので何か矢鱈に面白かったな。

「フルーツバスケット」第22話
花島咲の過去の顛末編。

今回はシックなトーンでまとめられた全編通して色彩と照明の光と影の表現に力を入れた画作りが非常に美しく端整で大変見応えのある仕上がりだった。

「炎炎ノ消防隊」第8話
人工“焔ビト”製造犯発覚編。

「そのための関智一か」という感じの烈火のクレイジー熱血独善キャラっぷりがけっこうな突き抜け方だったなあ。
ゲスな行為と暑苦しい台詞回しの不協和音が相当なもので、それをノリノリでこなしてくる関智一の怪演ぶりがなかなかのインパクト。
また、今回はその烈火の跳梁ぶりを徹底的に描いたぶん、ラストの森羅の逆襲と制裁の一撃が一際映える構成もキレイに決まっていて上手かった。


2019/08/30 (金)


2019/08/29 (木)

「キャロル&チューズデイ」第19話
キャロル&チューズデイ、二度目のサイドニア・フェス編。

タオの好感度アゲ回。

媚びないキャラクターイメージからはかけ離れているけど(今回は「アーティガンのゲストヴォーカリスト」という立場だからなのかしら)伸ばした髪とアイドルっぽい衣装のアンジェラが矢鱈にかわいらしかった。

また、今回はアーティガンの登場から場外のストーカーとの捕り物、アンジェラのステージと派手な演出、劇的な展開が目白押しなアーティガンfeat.アンジェラのパフォーマンスと、自宅での演奏を再現したキャロル&チューズデイの心地よいチルアウトとの緩急・対比の利いたステージ構成演出もなかなかに上手くてよかったな。


2019/08/28 (水)

「手品先輩」第9話
封筒マジック編、カウントゲーム編、アイス編、水着ショッピング編の四本立て。

「Hな水着を選んだ助手をからかう」助手の想像上の先輩が最高にHすぎて堪らんかった。


2019/08/27 (火)


2019/08/26 (月)


2019/08/25 (日)

「鬼滅の刃」第21話
那田蜘蛛山編の決着、累の最期と、禰豆子を巡る義勇としのぶの対立編。

幼女化して逃げる禰豆子がかわいすぎ。

また、今回は義勇としのぶの陰険漫才も楽しく、全体的にユーモアのセンスが冴えている好編だったなあ。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第8話
アヌンナキ攻略/小日向未来救出・両面作戦編。

クリスちゃんとマリアさんの巨乳合わせ射撃体勢が絶景すぎて最高だった。

また、今回は〆の陰影に凝った美麗なシェムハの変身シーン→本編ラストにサブタイトルの表示→未来さんスペシャル映像付きEDの流れが前回のキャロルの復活ENDに続き、完璧なキマり具合で素晴らしかったな。

あと、残りの話数とか、未来さんに張られた伏線とかを考えれば、作戦が成功するとは思えないんだけど、アヌンナキの攻略戦に映像的にも、ストーリー構成的にも最終決戦・総力戦展開に相応しい盛り上げを手を抜かずにキッチリと取り入れているのも、いつも全力・前のめりな「戦姫絶唱シンフォギア」シリーズらしくて非常に好印象だった。

「仮面ライダージオウ」第49話(最終回)
スウォルツ/アナザーディケイドとの最終決戦・オーマジオウ誕生の後先編。

まさかの二年連続リセットEND。

バタバタした展開に終始した挙げ句のお手軽リセット丸投げENDで脱力。
話の行き当たりばったり加減がキツくて最後までイマイチノレない感じだったな
ツクヨミを仮面ライダーにしたのも、おじさんがウォッチを直してくれたおかげでグランドジオウが復活したのも大して意味がない感じになってしまっているのが観ていて特に気になった。


2019/08/24 (土)

「Dr.STONE」第8話
製鉄と、猫じゃらしラーメン製造編。

コハクのふんどしビキニ姿がエロすぎて砂鉄採取のくだりの会話が全然頭に入らなかったよ。

「女子高生の無駄づかい」第8話
バカのプールで水着妄想編。

クライマックスのプールくだりのヒロインズの水着作画に全力を注ぐ正しいリソースのかけ方が好印象。

あと、今回はアバンとラストのヲタの部屋着姿が恵体すぎ、エロすぎで兎に角もう最高だったな。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第8話
文化祭当日編。

まるで最終回のようなクライマックス・見どころの連続で大変見応えのある内容だったな。

前回あたりから復調しだしたキャラ作画もけっこう頑張っていて見せ場をキッチリと引き立てていたのも好印象。

また、「和紗と泉がついに結ばれてハッピーエンド」ではなく、ここから先にも物語(波瀾)があるストーリー構成もなかなかに興味深くてよろしかった。


2019/08/23 (金)

「ギヴン」第7話
秋彦の事情と、真冬への感情に気付いた立夏の葛藤編。

今回はいつにも増して演出のセンスがよかったような。

大事なところに踏み込めずに燻る年少組と、その少年たちの葛藤を理解しつつもあえてけしかける年長組の緊張感ある人間関係を丁寧に描いた端整な作りがなかなかに良い塩梅だった。


2019/08/22 (木)

「ダンベル何キロ持てる?」第8話
愛菜るみか先生と呉夜叉先生のシルバーマンジム体験入会編と、課外授業・登山編の二部構成。

本当に今夏のTVアニメは遭難アニメが多いなあ(苦笑)。

遭難して心が壊れるくだりのひびきと愛菜先生が顔も台詞も行動も美少女アニメのヒロインからちょっと逸脱気味で可笑しかった。
特にひびきは無駄に洒落の利いた辞世の句をしたためる黒ギャルとか、どっからツッコんだらいいのかわからないカオスっぷりで面白かったな。

「彼方のアストラ」第8話
惑星イクリス編、続き。

キトリーとザックの婚約コントがまさに青春ラブコメって感じでかわいらしくも楽しかったな。

「キャロル&チューズデイ」第18話
チューズデイの恋と失恋編。

ヒロインコンビには徹底的に優しい作品なのでチューズデイの失恋もエグい展開にはならずマイルドなタッチで処理。

チューズデイが失恋してからのシーンはキャラ修正が矢鱈に濃密で見せ場に見合った力の入った作り込み具合がよかったな。


2019/08/21 (水)

「ソウナンですか?」第8話
温泉発見編、雷雨被害編、ロープゲット編の三部構成。

温泉回にして尻回。

4ヒロインみんなおっぱいがデカい、入浴シーンが眼福だった。
また、湯気・謎の光のマスクなしで生尻をガンガン画面に映していく強気な姿勢も素晴らしかったな。


2019/08/20 (火)


2019/08/19 (月)

「からかい上手の高木さん2」第7話
1話丸々林間学校編。

雨宿りのくだりのおもむろに上着を脱ぎ出す高木さん、目を閉じて「あ~ん」をする高木さんが相変わらずドスケベすぎて堪らんかった。

「ナカノヒトゲノム【実況中】」第7話
視力剥奪かくれんぼ編。

シンプルなルールでわかり易くスリルがある視力剥奪かくれんぼは、ゲームの内容的にはこれまでで一番面白かったかも。

あと、アイマスクを着けられた結果、黒マスク常備なせいでフルフェイスマスクマンと化す忍霧さんは確かに面白い絵面すぎて観ていてちょっと笑ってしまった。


2019/08/18 (日)

「鬼滅の刃」第20話
VS.累戦の決着と、胡蝶しのぶVS.蜘蛛の鬼(姉)編。

胡蝶しのぶ役の早見沙織の演技が完全に蛇喰夢子(苦笑)。

あと、今回は「水の呼吸 拾壱ノ型・凪」のスケール感のある演出が劇場用アニメみたいでカッコよかった。

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第7話
魔眼蒐集列車発進編。

いよいよ副題になっている「魔眼蒐集列車」編に突入。

他の「Fate」シリーズの主要キャラやシリーズ前半の単発エピソードに登場したキャラたちが集まってこの一件に関わり、このタイトルも「Fate」シリーズらしいオールスターバトルもの的な形にちゃんとなっているのに感心した。
原作は充分あるのに原作からは「魔眼蒐集列車」編だけをアニメ化し、シリーズ前半は単発のアニメオリジナルエピソードで編成されているのがちょっと謎だったんだけど、本題の「魔眼蒐集列車」編をこういう「Fate」っぽい形にするための編成だったりしたのかな。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第7話
アヌンナキの復活と、キャロルの復活編。

キャロルの復活はチフォージュ・シャトーが出てきた時点で予想はついたが、孤立無援の状態で絶体絶命のピンチに見舞われるエルフナインの元にキャロルのみならずオートスコアラーも復活して救援に駆けつける展開は燃える展開すぎてとんでもなくアツかったな。
また、「GX」の敵・キャロルとオートスコアラーは珍しく敵のまま(改心して主人公たちの味方にならないまま)退場した敵キャラだったので、ここへきて、まさに満を持しての「表返り」というのもなかなかに感慨深いものがあって観ていてけっこうグッときた。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第28話
プルルン星編、続き。
ロケット修理編。

今回は汗だくで疲労困憊になりながらふいごを動かすえれなさんと、雨に打たれて髪を下ろしたえれなさんがエッチすぎて興奮した。


2019/08/17 (土)

「女子高生の無駄づかい」第7話
ヤマイの日常編。

バカとヤマイを一人で受け持つワセダ先生には本当にご愁傷様というしかない(苦笑)。

あと、今回はシーキョン先生の問題児との絶妙な距離感・程よい不真面目さ加減が実に見事な塩梅すぎてよかったな。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」第6話
イシュタル・ファミリアの縄張り・歓楽街潜入編。

OPに登場するアッガイみたいなシルエットの奴、ダンジョンのモンスターだと思っていたけど、人間(しかも女)だったのか(笑)!

今回は一話丸々歓楽街を舞台にした、(その舞台に相応しい)エロネタ・エロシチュエーションつるべ打ち展開で終始観ていて飽きない面白さだったなあ。

また、前半のアマゾネスとのドタバタと、後半の娼館に売られた春姫の身の上話の二つの展開によるストーリー構成もコントラストが利いていて上手かった。

「炎炎ノ消防隊」第6話
森羅VS.火華編。

火華義姉さん、チョロすぎるにも程がある驚きのチョロさで逆にむしろ清々しいな(笑)。

バトルのテンポはいま一つ、力押し一辺倒な展開にもヒネリがなくていささか退屈だったけど、火焔のエフェクト作画と炎で作った花の撮影処理は凝っていて美しく、とても見応えのある仕上がりだった。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第7話
新月VS.アンナ編。

強力なドーピングを施した相手との決戦展開ということで初手から大火力攻撃の応酬となる、まるで最終回間際のようなインフレ気味なロボバトル展開。
とにかく派手で迫力満点なロボバトル描写が全編に渡ってたっぷりと堪能できる作りが、いつにも増して大変な見応えで素晴らしかった。


2019/08/16 (金)


2019/08/15 (木)

「彼方のアストラ」第7話
シャルスの過去の告白編と、惑星イクリス到着、アストラ号の宇宙航行不能事故編の二部構成。

アストラ号の宇宙航行不能事故という最大級のピンチに続き、アストラ号が不時着した地点のそばに都合よく表れる老朽廃棄されたアストラ号の同型船という不可解すぎる大きな謎が降りかかる、終盤にこれまで以上に「引き」の強い大きなイベントが立て続く構成が面白かった。

あと、母星への生還が絶望的になったときのキトリーの慟哭と狼狽は黒沢ともよの迫真演技の見せ場というか、正しい使いどころといった感じでよかったな。

「キャロル&チューズデイ」第17話
アーティガンの破産編。

ラストのアンジェラを挟んでのタオとアーティガンのやり取りが面白すぎると思ったら、脚本がうえのきみこで妙に納得してしまう(笑)。
また、くだんのくだりはアーティガン必死のボイスパーカッションも宮野真守の愉快なセンスが遺憾なく発揮されていて何か矢鱈に可笑しかったな。


2019/08/14 (水)


2019/08/13 (火)


2019/08/12 (月)

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第13話(最終回)
南極での和平交渉とレビルの演説編。

「ジオンに兵なし」演説で物語を〆て、最後はファーストガンダムの第1話に繋げる形で幕引き。

ホワイトベースクルーのテロップ演出は最終回らしい演出ではあるが、本編がホワイトベースクルーの前日談ではないので何か凄くズレている感じがしてしまったな。

また、過去編を終えたところでシリーズを終了するか、継続してその後の(ファーストガンダム本編に相当する)エピソードも制作するか、なかなか方針が定まらなかったらしいから、その辺の事情も絡んでいるのかもしれないが、シリーズを通しての結論というか、まとめみたいなものがないまま、丸投げ的に終わるのも不完全燃焼感満載でいま一つ。

シリーズ中盤までは「シャアとセイラの物語」だったんだけど、戦争が始まり話が大きくなるにつれて(後の展開が決まっているため)一士官の枠からは出ることができないシャアの手には余る話になっていき、どこに話の軸があるのかわからない茫洋とした内容になっていってしまったのも気になった。

中盤までの流れをキープしたまま「シャアとセイラの物語」としてまとめられれば一つの独立した物語として成立させることもできたのかもしれないが、そうはならず、結局、一見様お断りな旧来のファンに向けて設定の埋め合わせと現代の技術でリファインされた映像美を楽しむ、ファンムービーみたいなところに収まってしまった印象だったな。


2019/08/11 (日)

「鬼滅の刃」第19話
VS.累編、続き、ヒノカミ神楽発動編。

今回のTVアニメシリーズにおける、炭治郎のバトルのクライマックスだからなんだろうけど、まるでラストバトルみたいな気合いの入った仕上がりに圧倒される。

「水の呼吸・拾ノ型 生生流転」が既に超必殺技としての迫力のある描かれ方をしているのに、その更にその上をいく「ヒノカミ神楽」を連続して描くブーストのかけ方が凄まじくって、こちらの想定を超えてどこまでも高まり続ける映像のテンションがまさに圧巻の見応えだった。

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第6話
グレイ、ライネス、ルヴィアの女子会&ショッピング編。

ルヴィアの色物キャラっぷりと、グレイのコスチュームプレイを愉しむ話だったなあ。

また、若干悪趣味なところもあるけれどデパートの内装(背景美術)も老舗の高級デパートという設定&華美なルヴィアの好みをキッチリと反映させた非常に凝った密度感の高い作りでなかなかに見応えのある仕上がりだった。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第6話
未来とエルフナイン誘拐騒動編、続き。

緒川さんは相変わらず美味しすぎるキャラだなあ。
援軍の助けを借りずとも、あのまま緒川さんが追跡をまくことも、撃退することもできそうなのが面白かった(笑)。

あと、今回は過去4シリーズからいろいろと設定や伏線を引っ張ってきて、本当にシリーズの集大成に相応しい構成にしようとしている感じなのもよかったな。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第27話
プルルン星編。

海の星で水着回。

ヤドカリ宇宙人の人魚モードが完全にキメラで笑う。

人魚化すると下半身が楽しめないのでそこはちょっと残念だったが、水着回の作画監督にキャラデザの高橋晃を配する差配はソツがなくってナイスであった。


2019/08/10 (土)

「Dr.STONE」第6話
千空の復活と、コハクと司→千空との邂逅編。

スッカリ忘れていたけどコハクって初登場時はこんなにヒロイン力が高いのな(苦笑)。

あと、今回はED曲被せのBGMで盛り上げ、勢いのある構成演出で畳みかけて地道な工作作業をカタルシス溢れるクライマックスに仕立て上げているラストの手際がとても上手くて感心したよ。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第6話
アンナ・フーゴの過去の真相開示編。

アンナがあっさり真実を受け入れて改心して終わるラストにビックリしていたら、やはり最後は案の定な展開に・・・。
HDDレコーダーが壊れたのかと本気で心配してしまったEDの中断演出も含めて、今回は予想道理な展開を演出でヒネって面白くしようとする作りがなかなかに好感触でよろしかったな。


2019/08/09 (金)

「ギヴン」第5話
主人公バンドのライブ準備編。

ここまで長期に渡って抑制してきた反動か、突如、一気にBL色が濃厚になって急激な環境の変化にビックリした(苦笑)。

また、かなり慎重に運んでいた真冬の事情についての話もいきなり核心部へと踏み込んできて、こちらも急転する状況に観ていてちょっと驚いたな。


2019/08/08 (木)

「ダンベル何キロ持てる?」第6話
ジーナ・ボイド来日、アームレスリンク大会編と、ジーナの皇桜女学院転入編の二部構成。

ひびきは超人的な馬力を発揮することが度々あるのに筋肉的には基礎的なウエイトトレーニングで充分な初心者レベルなのが不思議な感じ(苦笑)。

今回は「街雄トレーナーの筋トレ講座」の朱美と立花先生の裸体カットがどれもとてもいやらしくってステキだったな。

あと、「入門書アニメ」というフォーマットが強固なおかげもあるんだろうけど、これまではとは少し毛色の違ったヒロインが登場しても、本筋から少し逸脱した展開になっても安定感のある面白さなのがさすがというしかなくて感心してしまったよ。

「キャロル&チューズデイ」第6話
ガスとフローラの再会編。

ほとんど喋らない上、喋っても声が小さく、かすれているせいもあるけど、キャストクレジットを見るまでフローラの声優が林原めぐみだって全く気が付かなくってビックリしたよ。

そして本編の内容的にはフローラさんの容姿の落ちぶれ方というか、しょぼくれ方が容赦なくってかなり残酷だったなあ。

あと、今回は久しぶりにキャラ作画の修正が行き届いていて全体的に艶のある仕上がりだったのもなかなかに良い塩梅だった。


2019/08/07 (水)

「手品先輩」第6話
咲ちゃん先輩とまーくんの襲来編三部作と催眠術編の四本立て。

咲ちゃん先輩が良い姉ギャル痴女おっぱい先輩で最高だった。

乳合わせからのおっぱい重量勝負の流れも素晴らしかったし、後半の催眠術の話も期待に違わぬエロい内容でこちらもまた素晴らしかった。

「ソウナンですか?」第6話
ウサギの捕殺→解体→調理→実食編。

ウサギのジビエの流れを1話で丁寧に描いていて面白かった。

あと、睦と明日香が互いに勇気を分け合う形でウサギを捕殺することで二人揃ってキャラが立つ運びになっているのも上手くてなかなかよかったな。


2019/08/06 (火)

「ありふれた職業で世界最強」第5話
「反逆者の住処」滞在記編。

モンスターの捕食による強引な肉体改造を重ねたことの副作用で性欲を消失してしまったのか、これまでユエの裸体に全く何の反応も示さなかったハジメが、ここへきて急に性欲を取り戻し(?)、ラノベ主人公らしい童貞ムーヴを繰り返すようになったのに観ていて大いに戸惑った。

「コップクラフト」第5話
吸血鬼蘇生騒動編、続き。

吸血鬼役は全編架空言語での演技が要求される役どころだから、外国語の素養がある上坂すみれが選ばれたのかな?

ファーストエピソード並の分量のかかる話を想定していたので一夜(一話半)で全てが片付いてしまったのはちょっと意外な感じだった。

内容的には逃げる吸血鬼も、追う主人公たち警察もキチンとしたロジックに基づいて行動していて頭脳戦の側面も大きかったのが面白かったな。

あと、吸血鬼に対して暗視スコープと銃火器による飽和攻撃が有効で、吸血鬼が超常の力を持たない者には手に負えない存在ではなく、厄介な相手ではあるが冷静に対応すれば現代人にも対処可能な存在=SWATが安い噛ませ犬になっていないのもよかったな。

「ブラッククローバー」第95話
エルフ族の過去と、転生の禁術発動編。

話の展開に合わせたのか、OPが改編期から1ヶ月遅れでリニューアル。
爽やかすぎる曲調は今後の延々と最終決戦展開が続く内容にあまりマッチしていない気がするが作画は全体的に良好で見応えのある仕上がりだった。

あと、今回はエンディングクレジットで初代魔法帝を演じる島崎信長の変名が「光秀」だったのにちょっと噴いてしまったよ(笑)。


2019/08/05 (月)

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第12話
ルウム戦役後の継戦と停戦の駆け引き編。

一年戦争の顛末を知った上で見ると今エピソードはいつも以上に国家(ジオン公国)と個々人の命運を分ける大きなミスジャッジが続々と出てきて落ち着かんな(苦笑)。

あと、今回は謎のオモシロプリンター&シュレッダーが唐突なオモシロメカすぎて気になった(笑)。


2019/08/04 (日)

「鬼滅の刃」第18話
伊之助VS.蜘蛛の鬼(父)と、炭治郎と累の遭遇戦編。

伊之助の母親の声優が能登麻美子っていうのは、後の伊之助と早見沙織が声優を務めるしのぶとのエピソードを踏まえた上での配役か。

あと、今回は累のキャラ修正(影の付け方)が全体的に濃くって強烈な凄味を感じさせる仕上がりなのがよかったな。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第5話
日本政府によるS.O.N.G.本部査察騒動編。

敵の幻術に嵌められた状態なので気分はあまりアガらないけど、ビル街という舞台を活かした翼さんのスケールの大きい超人ヒロイック剣戟アクションがなかなかの迫力で見応えのある仕上がりだった。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第26話
惑星サマーンへの旅立ちと、パジャマパーティ編。

超B級ホラー映画にビビりまくりなえれな先輩が本年度最高レベルのかわいらしさでTVの前で悶死しそうになってしまったよ。

また、今回は稲上晃作監(アリス・ナリオと共同)の愛嬌のあるキャラ作画、ヒロインズのパジャマ姿も大変かわいらしくてよろしかったな。


2019/08/03 (土)

劇場用アニメ「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」を観る。

「うたの☆プリンスさまっ♪」の続編というか、エクストラステージ的な劇場版。
1本の映画丸々使ってST☆RISH、QUARTET NIGHT、HE★VENSの夢の3グループ合同ライブのステージをそのまま描く、という趣向。

ライブパートのステージ演出がいずれもとても力が入っていて充実度の高い内容だった。
ダンスも、セットも、衣装も、カメラワークも凝っていて素晴らしく、特にシリアスな楽曲は矢鱈にカッコよくキマっていて見応えがあったなあ。
アンコールも入れて計14曲もライブパートがあるのだが、楽曲・演出プランのアイデアも豊富で最後まで飽きることなく楽しめた。

ただ、キャラクターが総勢18名もいるためライブパートとライブパートの間にあるMCパートが息抜き場にしても毎回毎回長すぎるのはツラかったな。
個々のキャラにファンがいるから、それを全部フォローした結果の長いMCパートなのはわかるが、その長さを保たせる工夫がもう少し欲しかった。
似たような絵面のまま、平坦な演出でトーク(会話劇)が延々と続くので観ていてけっこうダレてしまったよ。

あと、TVシリーズのときには持ち味の一つになっていた「ギャグと紙一重」みたいな過剰演出・トンデモ演出が控えられていて笑えるシーンがあまりなかったのもちょっと寂しかったかな。
(まぁ、純粋なファンの方たちは普通にキャラクターたちのカッコいい姿が見たいんだろうから、これでいいんだとは思うけど)


「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」第4話
ウォーゲーム編。

ヘスティア・ファミリアサイドの策がことごとくハマり、最後まで主導権を握ったままとんとん拍子で攻略戦が進んでいき、圧倒的な戦力差を覆してあっさり勝利。
一気呵成にサクッと全てが片付いてしまって驚くが、最初から最後までストレスフリーな内容で軽快に話が展開していく作りはある種の爽快感があって、これはこれで悪くはない仕上がりだった。

「炎炎ノ消防隊」第4話
自我を有した焔ビト制圧、「第8」VS.「第5」バッティング編。

このアニメは今のところ出てくる女子キャラが漏れなくエロいのが眼福すぎて素晴らしいな。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第5話
ホワイトリリー、ヴィオラカッツェ、雪月梅花同盟によるジーグァンロン攻略ミッション編。

全編ロボバトル展開でメカ作画・エフェクト作画の充実ぶりが目を惹く見応えのある仕上がりだったな。
また、映像的なテンションのピークがクライマックスのホワイトリリーVS.シングァンロンにくるようにちゃんとなっていて気持ちよく「アガる」作りになっているのも好印象。

あと、アークナイトグリスとドロセラノクターンの介入によって満月たちの同盟によるジーグァンロン攻略ミッションが三つ巴の戦いに変容するバトルの展開も一捻り利いていて面白かった。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第5話
新菜の事情編と、百々子と杉本のデート編。

和紗が独り悶々としながら停滞している間にも周囲の人間たちの状況はどんどん進展していっている、というお話だったな。

変態ロリコン紳士すぎる三枝、癇に障る言動をリアルに小さく積み重ねていく杉本の、負のキャラ描写がともになかなかに上手く立っていて面白かった。

あと、ラストの曾根崎先輩と天城の交際が成立する展開も青春が大爆発していて堪らんかったな。


2019/08/02 (金)


2019/08/01 (木)

「ダンベル何キロ持てる?」第5話
体育祭対策トレーニング編、体育祭当日編、サウナ編の三部構成。

堀江由衣、TVアニメ「ドルアーガの塔 ~the Sword of URUK~」10周年を記念して再びTVアニメで「ひぎぃ」と喘ぐ(笑)。

あと、くだんの「ひぎぃ」に全部持っていかれてしまったが、レッグカールのトレーニングシーンはいつにも増してエロくてよかった。

「彼方のアストラ」第5話
惑星アリスペード編。

海で水着回。

篠原健太の描く女の子はクセのない絵柄なのにサービスショットではしっかりと濃いめの色気が漂うのが良い。
今回はヒロインズの水着姿がいずれも眼福で最高だった。


2019/07/31 (水)

「手品先輩」第5話
見学者来訪編、新作早着替え衣装編、化学部部長の化学時間編、勘違い編、手品先輩のお宅訪問編の五本立て。

助手にとっての先輩は性欲の対象ではあるが恋愛の対象ではないんだな(苦笑)。

あと、今回は(EDを観ればわかる話だが)先輩の出番がない場合はお色気サービスシーンの穴埋めを斑さんがちゃんとする形になっているのがよかったな。


2019/07/30 (火)

「かつて神だった獣たちへ」第5話
VS.ガーゴイル編。

ライザさんの痴女服を見たら誰もがやってみたいと想像する行為(おっぱい開放)が唐突に実現されて、観ていてメチャクチャテンションが上がったよ。

「コップクラフト」第4話
妖精密輸事件編の決着編と、吸血鬼蘇生騒動編の導入編の二部構成。

ファーストエピソードのラストとセカンドエピソードのスタートが1話のなかでセットで描かれる、相変わらず忙しない構成だなあ。

今回はマトバの元カノと今カノ(?)がマトバへの愚痴をネタに初対面で意気投合する流れが楽しくもかわいらしくてよろしかった。


2019/07/29 (月)

「からかい上手の高木さん2」第4話
腕相撲編、ミナの大人っぽいキャラ・トライ編、コーヒー編、高木さんの自転車なし通学編の四本立て。

腕相撲で珍しく必死で力む高木さんの表情と、「もう一回する」の台詞の繰り返しがエッチすぎて堪らんかった。

「ヴィンランド・サガ」第4話
トールズの最期、プロローグ・幼年期編の最終章。

全編に渡るトールズの無双ぶりはこの作品らしい精緻で丁寧な作画で質実剛健なトールズのキャラクター性を表すような無駄のないアクションをカッコよく描く作りがよく出来ていて感心する。

また、不器用だが心身とも規格外に強くて英雄の風格が漂うトールズ、飄々とした狡猾な食わせものだが、最後の筋道はしっかりと通してくるので憎みきれないアシェラッドといったキャラの魅力が物語の内容を通してソツなく描かれているのも好印象。

4話続いたプロローグの完結編に相応しい盛り上がりと完成度の高い仕上がりがなかなかに大したもので面白かった。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」 第11話
ルウム会戦編。

アニメ本編で高機動型ザクIIがカッコよく活躍する映像をたっぷりと観られたことにただただ感動してしまう。

1話丸々、ハイクオリティな大規模宇宙艦隊戦というゴージャスな内容。
高低差・奥行き、三次元的な空間に対する意識がしっかりと感じられる画作りに、大規模艦隊戦に相応しい物量のかかった高密度な画面が圧倒的な見応えで素晴らしい。
それにミリタリーものらしい作戦行動の「手順」をキチンと押さえた作りも臨場感たっぷりで好感触だったなあ。
また、くだんの高機動型ザクIIの活躍に、まさに「赤い彗星」の異名そのものといった感じの演出が冴えるシャア専用ザクIIの躍動といったMSのケレンミに溢れたバトルアクションも上々な仕上がりだった。

戦闘局面的にはシリーズ最大の山場に見合った超充実のヴィジュアルが本当に大したもので全編通してこちらの期待を裏切らぬ満足度の高い内容だったな。


2019/07/28 (日)

「鬼滅の刃」第17話
善逸VS.蜘蛛の鬼(兄)編。

相変わらず善逸の居合術のアクションがカッコいい。

ラストの空中戦は迫力満点な演出も素晴らしくって本当にシビれるようなカッコよさがなかなか大したものだったな。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第25話
夏祭り編。

今回は浴衣姿、それに合わせた髪型のスペシャルなアレンジがともにかわいいヒロインたちに、それを底上げする良好なキャラ作画も上々で眼福だったな。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第38話、第39話(最終回)
1時間SP枠・2話連続放送。
第38話:ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム発動編、続きと、全てのプロローグ、ローリング・ストーンズ編の二部構成。
第39話:ローリング・ストーンズ編の決着編。

「運命論」END。

これはこれで悪くはないラストだけど、少年漫画誌連載のバトル漫画のラストにしてはあまりにも渋すぎるラストエピソードに戸惑った原作を初めて読んだときの記憶が観ていて一気に蘇った。

最終決戦にしてはシチュエーションがトリッキーすぎるシルバー・チャリオッツ・レクイエムからの「矢」争奪戦→ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムの難解すぎる能力→哲学的すぎるラストエピソード(ローリング・ストーンズ編)のシリーズ最終局面の展開×3にいま一つついていけなくて(第6部からナンバリングがリセットされた区切りのよさも大きいが)第5部以降は原作漫画の単行本を買わなくなってしまったのを思い出した。

アニメ版の最終回も丁寧に作られているし、つまらなくもないんだけど、ラストの決着にしては盛り上がらない内容と、最終的にジョルノの話ではなくなっている微妙な座りの悪さが引っかかってイマイチ気分が上手くノッていかなかったな。


2019/07/27 (土)

劇場用アニメ「きみと、波にのれたら」を観る。

「波乗り」と「喪の作業」をメインテーマに据えたファンタジーラブロマンス。

「アニメで一般層向けの/一般層にもリーチしたデートムービーを作る」という試みは「君の名は。」のメガヒット以来、近年、劇場用アニメで積極的に開拓されているテーマのように感じるがここへきてまた一つステップアップした印象。

評判通り、前半のリア充描写の徹底ぶりが凄かったな。
アニメでここまで丹念にたっぷりと質の高い(実存感の高い)リア充描写を見せつけられた記憶はないので観ていてちょっと圧倒されてしまったよ。
(おかげでそのあとのアニメらしいというか、アニメの長所をしっかりと活かした水中ゴースト化した港さんとの交流展開が、こちらこそが本題なはずなのにパワーダウンしたように見えてしまうのにはちょっと苦笑するしかなかったが)

また、作画も湯浅政明監督作らしく全体的に見応えあってよく出来ていた。
特に食べ物の描写はどれも美味しそうな上、洒落ていてとても素敵な仕上がりだったな。
それに湯浅監督としては「夜明け告げるルーのうた」に引き続きの挑戦となる「水」の表現も相変わらず面白く、なかでもクライマックスの波乗りシーンの爽快感・スケール感は大したもので素晴らしかった。

あと、キャラ的には主人公カップルが出来上がりすぎていて感情移入する余地がないことの反動もあるが、港さん妹のわかり易くキャラの立ったツンデレぶりが大層かわいらしくて非常に好感度が高かった。


「女子高生の無駄づかい」第4話
中間試験とマジメのバカストーキング編。

マジメメイン回。

田中が入れるんだから当然と言えば当然だが、さいのたま女子高校は有名バカ学校なのね・・・(苦笑)。

あー、あと、今回はロリに「ボッキー」とか言わせる不意打ちみたいな下ネタに思わず噴きそうになってしまったよ。

「とある科学の一方通行」第3話
ラストオーダーとエステルの初対面と、人皮挟美の霊的回路閉鎖術編。

アクセラレータとラストオーダーの夫婦漫才・シチュエーションコントは完全に上条当麻とインデックスのそれと相似形的構造なのな。
美少女コメディの男主人公のような目に遭い続けるアクセラレータが新鮮すぎて面白かった。

あと、今回はエステルさんの下着姿が(下着の色とガーターベルトが)大変エロくてよかったな。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第4話
満月、二度目の「グランベルム」続きと、九音と寧々の接触編。

同盟と対立の図式が入り乱れ、いい感じにヒロインたちのキャラが立ち、思惑が錯綜してきて面白くなってきた。

それにいまのところヒロイン同士のパワーバランスが拮抗しているように見えるのも容易に先の展開を読ませない構造になっていてその点なんかもよかったな。


2019/07/26 (金)

「ギヴン」第3話
立夏の真冬へのバンド勧誘編。

真冬の隠された事情を軸にした緊張感のあるストーリー構成がよく出来ていて面白かった。

また、明瞭/不明瞭、動と静、コントラストがハッキリした立夏と真冬のキャラ描写・心理描写も丁寧に、緩急・メリハリをしっかりと利かせながら描かれていて上手かったな。


2019/07/25 (木)

「ダンベル何キロ持てる?」第4話
チェストプレスマシン編、朱美のお宅訪問編、海水浴中止→ビーチトレーニング編の夏休み編三部構成。

想定外の遊泳禁止海だったとはいえ、代わりにビーチで筋トレして帰ってくるとはヒロインたちの筋トレ脳ぶりがかなりヤバい領域に入ってきたな(笑)。

にしても、海に行って水着になってもやってることはいつもと同じ筋トレで、露出的にもいつも(トレーニングウェア姿)と然程変わらんので全くもってお得感・有り難みのない「海で水着回」だったなあ・・・(苦笑)。


2019/07/24 (水)


2019/07/23 (火)

「コップクラフト」第3話
妖精密輸事件編・その3。
犯人との対峙編。

事件の黒幕との対決と敗北、黒幕とのリベンジマッチ、真の黒幕との対決、爆弾テロ阻止ミッションと一大事がガンガンと立て続くアクセル全開な構成だったな。

全体的にいささか「タメ」がなさすぎる気もするが、逡巡したり、感傷に浸ったりする時間が短く、気持ちの切り替えが早いのは、そこに敵も味方も自立した大人なキャラクターしか登場しないこの作品の世界観がよく現れていて悪くなかった。

「ありふれた職業で世界最強」第3話
ユエの救出、続きと、第100階層到達編。

サソリモドキとエセアルラウネ、中ボス的モンスターとの二連戦という構成だったが、どちらも力の入った作りでアクションアニメ的に見応えのある仕上がりだったな。

また、互いに似たような境遇だからシンパシーを感じたのか、あっさりと打ち解け合ったハジメとユエの仲良しぶり、バディもの的なやり取りもなかなかに楽しい雰囲気でその点なんかも面白かった。

「ブラッククローバー」第93話
ユリウスVS.リヒト編、続き。

吉原達矢監督コンテ回。
今回も上質なアクション作画アニメしていて眼福だったな。
「魔法帝の最期」という重要話数に合わせてキッチリと力を入れてくるのも素晴らしいし、あまり制作能力が高いとはいえないこの作品で3話連続で(アクションシーンのみとはいえ)作画アニメ回が続く健闘ぶりにも感心した。

それに今回はバトルの最終局面の光魔法「審判の矢」の発動、それを時間反転魔法「クロノアナスタシス」で防ぐくだりの、クローバー王国全土を覆う魔法に相応しい壮大なスケール感もなかなかのものでそこもまた見応えのある仕上がりだった。


2019/07/22 (月)


2019/07/21 (日)

「鬼滅の刃」第16話
VS.蜘蛛の鬼(母)編。

戦いを通して徐々に炭治郎と伊之助の距離が縮まっていき、最終的に必殺の連携が完成する流れが一本の話のなかでキレイに描き出されているのがよかったな。

また、今回は優しい月明かりが差し込み、これまでの夜の暗闇とのコントラストが際立つ「干天の慈雨」の色彩演出も上手くてなかなかよろしかった。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第3話
パヴァリア光明結社残党・追跡&遭遇戦編。

クリス&調の変身シーンはどちらもちょっとエッチでキュートなアクション・ポージング・カメラアングルが好感触。
特に調はいつもの「キリッ」に加えて、今回新たに追加された「よしっ」の呟くようなかけ声がかわいくってナイスであったな。

また、3話目に至ってもA・Bパート両方に派手なバトルアクションが用意してある、作画カロリーの高い構成も「完結編」に相応しい豪華な作りで大変見応えのある仕上がりだった。


2019/07/20 (土)

「Dr.STONE」第3話
杠の復活編。

サイドがら空き、(たぶん)ぱんつもはいてない、杠の衣装がエロすぎて堪らんかった。

「女子高生の無駄づかい」第3話
ロリのお使い編と、ロリのお婆ちゃんの来校編のロリメイン回の二部構成。

長縄まりあのキュートなロリヴォイス&「善良な幼女そのもの」といった感じの本性と、無理してツッパって口をつく乱暴な言葉使いのギャップが最高にかわいい、ロリの魅力を存分に堪能できる好編だったな。

また、お婆ちゃんらしくのんびりしているけど冷静で的確なロリのお婆ちゃんのツッコミも面白くってよろしかった。

「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」第2話
「お母さん面接」編と初めてのダンジョン編の二部構成。

今回はワイズの縞パンチラのしつこい連発と、真々子さんへのスライム責め(衣類溶解&粘液まみれ)といったエロサービスが充実していてなかなかよかった。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第3話
満月の「グランベルム」本格参戦編。

石田可奈の絵コンテ・演出・作画監督回で、全体的に繊細な人物描写がなかなかに目を惹く仕上がりだった。


2019/07/19 (金)

「ギヴン」第2話
上ノ山くん先生のギター入門講座編、続き。

ギターの演奏シーンの明快な音の立て方が上手くてなかなかよかったな。


2019/07/18 (木)

「キャロル&チューズデイ」第14話
「キャロル&チューズデイ」のデビュー曲のレコーディングと、キャロルの父親との再会と離別編。

キャロルと父親の話は全体的に抑制の利いた語り口が好印象。

不運に不運が重なる哀しい話だったけど、最終的には「キャロルのお父さんがキャロルを失望させるような人じゃなくてよかった。この二人なら再会したとききっとキチンと父娘になれる」と思えるところに落ち着いていて、静かに余韻が響くような視聴後感がなかなかよかった。


2019/07/17 (水)

「手品先輩」第3話
手品先輩姉登場編、抜き打ちテスト編、あがり症克服編、和妻編、校外活動編の5本立て。

かわいくて恵体な先輩のぱんつ見放題な上、パイタッチもO.K.とか、奇術部は現代の楽園すぎるだろ。
この部活、マジで羨ましいわ。

「ソウナンですか?」第3話
食料調達、続き→寝床、シャワー設置編。

ほまれさんのように堂々と下着姿になられるよりも恥じらいながらスカートだけ脱ぐ方がエロい、睦さんの「わかっている」サービスショットが素晴らしかった。


2019/07/16 (火)

劇場用アニメ「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を観る。
TVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の続編劇場版。

TVシリーズでは未解決のまま終わった牧之原翔子の思春期症候群問題編。

かえでの一件があった直後にこんな目に遭うとか、幾らなんでも咲太の人生ハードラックすぎるだろ(苦笑)。

原作小説2冊分の内容を90分(TVシリーズだとだいたい4話分)でまとめているせいか、前半はちょっと駆け足気味。

キャラ画はちゃんと整っているが画作りは完全にTVサイズ仕様なので劇場の大画面で観るにはかなり厳しいものがあったな。
(たぶん家のTVで観た方がストレスなく観られるのではないかしら)

その一方でお話の方はTVシリーズ同様によく出来ていて面白かった。
誰かを助ければ、誰かが犠牲になる「命の椅子取りゲーム」とタイムリープを両輪にして駆動する物語の途切れぬ緊張感と、厳しい選択と決断に登場人物たちの心が何度も揺さぶられる濃厚なドラマがなかなかのものだった。
中盤以降、大きな山が次々にやってくるジェットコースターのような構成も飽きさせない作りでよかったな。

全体的に重い話が続くので美少女アニメ的なヒロインたちのかわいらしさや、ヒロインたちとのやり取りを楽しむような場面が少ないのは多少食い足りなかったが、「思春期症候群」と「麻衣さん」と「翔子さん」という、咲太の青春(=この物語)の基盤となっている三大要素を咲太を中心に相互作用するような関係性で描く構造はまさにシリーズの完結編・集大成に相応しい内容で満足度が高かった。

あと、個人的には意外と双葉さんの出番がけっこうあったのが観ていてちょっと嬉しかったな。


「ブラッククローバー」第92話
魔法帝ユリウスVS.「白夜の魔眼」頭首リヒト編。

たぶん今回と次回しか使えないと思うんだけど、OPの映像の終盤がユリウスVS.リヒトヴァージョンに変更というサプライズ。

また、本編の方も敵味方ボスキャラ同士の対決という重要話数だからか、キャラ作画は端正、終盤のバトルアクションは前回に引き続き空間を縦横無尽に使った躍動感&スピード感のあるアクション作画がなかなかの見応えで力の入った内容だった。


2019/07/15 (月)

「からかい上手の高木さん2」第2話
氷運搬ゲーム編、散髪編二編、バレンタインデー編の四本立て。

あとから追っかけてきた彼氏と遭遇した瞬間に思わず顔がニヤける真野ちゃんの表情作画が絶妙にエロかわいすぎて素晴らしかった。

「ナカノヒトゲノム【実況中】」第2話
恋愛育成シミュレーションゲーム編。

ゲストヒロイン・ムラサキ役の福圓美里の東北弁風演技が非常にかわいらしくてナイスであった。

あと、ゲームクリアによるムラサキの消滅(ムラサキとの別れ)という状況ひとつでそれまでのカオスな状況を全部押し流して「泣ける感動展開」にしてしまうラストの豪腕ぶりもなかなか大したもので面白かったな(笑)。

「BEM」第1話
「妖怪人間ベム」の13年ぶり、2度目のリメイク作。

連続溺死事件編。

実写版やギャグパロディ版なども含め、たびたび映像化されている作品だが、自分には全く縁がなくてこのタイトルをちゃんと観るのはこれが初めて。

オーソドックスなダークヒーローアクションものといった塩梅で手堅い仕上がりだったなあ。

ヴィジュアルは全体的にスタイリッシュなテイストでまとめられていてオリジナルに比べてアレンジがかなり利いているが、妖怪人間たちの変身後の異形はオリジナルに近いグロテスクで悪キャラ然としているデザインのままなのが面白かった。
ただでさえインパクトのあるデザインがそれ以外がスタイリッシュになったおかげでより一層際立つ形になっているのが上手くてなかなかよろしかったな。


2019/07/14 (日)

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第2話
アーネスト・ファーゴ、バラバラ死亡事件編。

予測できた父親の破滅をメアリがあえて見過ごした本当の理由を、最後にメアリがメイドと手を繋ぐ1アクション・1カットで語るくだりがスマートでとてもよかったな。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第2話
パヴァリア光明結社残党の聖遺物輸送艦/風鳴翼ライヴ会場襲撃編。

内容密度的に物足りなかった第1話を取り返すかのように、「これぞシンフォギア」と言いたくなるようなサービス盛り盛りな内容に満足。

前半の戦艦内、後半のライブ会場の殺陣も、ライブシーンのパフォーマンスもよく練られた構成とキレのある作画が上々な仕上がりで大変な見応えだったなあ。
また、ライヴ会場襲撃展開における残酷描写&ハードな結末も「シンフォギア」らしいトガリ具合で、映像もお話もこの作品の醍醐味ともいえるような濃厚な味わいが素晴らしかった。


2019/07/13 (土)

劇場用アニメ「海獣の子供」を観る。

ジュゴンに育てられ、「海の声」を聞くことができる兄弟と、主人公の少女との交流を通して生命や宇宙の神秘を描く海洋ファンタジー。

評判通り映像のクオリティがとてつもなく高く、濃厚なヴィジュアルの密度とスケールと重量感に圧倒される。
緻密でリアリティの高い人物&海洋生物作画、濃密に描き込まれた背景美術、カッコよく決まったレイアウト、蠱惑的で多種多様な水の表現など、横溢する映像美が圧巻で全編見どころと言っても差し障りのない大変見応えのある仕上がりだった。

特に物語の中盤以降、どんどん話が観念的になっていってまさに「考えるな感じろ」を地でいくような内容になっていくのだが、それが見事に達成できていて(相当な分量があるにも関わらず)、生命や宇宙と言った途方もないテーマを多彩な表現と牽引力のある構成演出できっちりと語りきることができているのは本当に大したもので素晴らしかったな。
途中説明の無さに困惑してしまう瞬間もあったが、最終的には「言葉で安易に説明しないのがいい」と思えるくらいに観客をねじ伏せる映像の腕力が凄まじくって面白かった。


「女子高生の無駄づかい」第2話
ヲタの漫画執筆編。

休日の過ごし方はだらしないわ、漫画の画力は乏しいわ、簡単&ストレートに好きなものの影響を受けるわで、等身大すぎるヲタのオタクっぷりが愛おしすぎて堪らんかった。

あと、「高1になった茜のツッコミ力」(戸松遥のツッコミ演技力)が豪語するだけのことがあるキレ味と疾走感でなかなか大したものだったな(笑)。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかII」第1話
4年ぶりに再開した「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の第二期シリーズ。

アポロン主催の「神の宴」編。

眷族一人同伴の「神の宴」という舞台設定を使ってキャラ紹介をしていく作りが久々のシリーズ再開一発目としては上手い導入でなかなかよかった。

このシリーズは外伝TVシリーズ(「ソード・オラトリア」)も、劇場版もイマイチだったのでこのまま順調に面白くなるのか、ちょっと信用しきれないところもあるのだが、初回は作画も話も手堅い内容で存外に悪くなかったな。

「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」第1話
ネットゲームフルダイブものママ萌えコメディ。

「MMMMMORPG(仮)」ゲームスタート編。

大味な設定と展開、冗長でキレのない会話劇(コント)、初回からかなりユルい作画と総じて雑な作りだったな。
そしてそれよりも観ていて一番ツラかったのはヒロインの真々子さんのキャラ立ちがイマイチ悪いこと。
おかげで「ママ萌えアニメ」という飛び道具的なジャンルなのにそれに見合ったインパクトがないのが厳しかった。

真々子さん役に茅野愛衣という配役は完璧だったが完全に「宝の持ち腐れ」状態になっているのがとても勿体なかったな。

「とある科学の一方通行」第1話
アクセラレータが主人公の「とある魔術の禁書目録」のスピンオフ。

アクセラレータ入院中の病院襲撃事件編。

敵も味方も口だけ番長で命のやり取りをしているようには見えない緊張感に欠ける作りが振るわない。
また、ストーリーの進行も、アクションも全体的にモッサリしていてテンポ感・キレ味が悪いのもツラかった。

そもそもアクセラレータという主人公をどう見せたい(魅せたい)のか、ダークヒーローの「ダーク」と「ヒーロー」の割合をどの程度のバランスでブレンドして描くつもりなのか、作り手がいま一つ図りかねている感じがするのが観ていてとても気になった。

「フルーツバスケット」第15話
別荘編。

自分にはツインテ属性は全くないんだけど、透くんのツインテール姿はパステルカラーのセーラーワンピと相まった増し増しなお嬢様感が最高にかわいらしくて観ていてかなりグッときた。

「炎炎ノ消防隊」第2話
アーサー・ボイルの第8特殊消防隊入隊編。

タンクトップ姿のゴリラサイクロップス先輩の筋肉作画が非常にそそる引き締まり具合と描き込み具合で素晴らしかった。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第2話
新月の満月の高校転入編。

クライマックスの満月が「グランベルム」への参加を表明するくだり、満月が語る「このまま透明な存在のままでいたくない、何者かになりたいから『グランベルム』に参加する」という理由は既に「選ばれし存在」である新月や、自分のような大人の目線で観ると身の危険も省みずに戦いに参加する理由にはならないかもしれないが、いまの満月にとっては充分な動機になる切実さがちゃんと伝わってくる作りになっているのがよかったな。
また、ベタだけど決断と同時に満月の高い魔力に反応して中庭が花畑になる演出もキレイに決まっていてよろしかった。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第2話
文芸部におけるセックスの俗称決定編。

「セックス」って単語を言うたびに照れて小声になる曾根崎先輩がとてつもなくかわいすぎて堪らんかった。


2019/07/12 (金)

「ギヴン」第1話
BLコミック原作のバンドもの。

主人公・佐藤真冬と上ノ山立夏の邂逅編。

「ノイタミナ枠初のBL作品」とアナウンスされていたのでもっと同性愛描写や性描写が全面に押し出されたものを想像していたのだが、初回は至って健全な高校生バンドものって感じで肩透かしを食う。

演奏シーンや楽器がかなり力を入れてカッコよく描かれていて、バンドものとしてもしっかりと見応えのあるものにしようとしている意識の高さがなかなか好印象だった。

「まちカドまぞく」第1話
魔族の血に目覚めた女子高生が主人公の、日常系ファンタジーコメディ。

ヒロイン・吉田優子の魔族の力、覚醒編。

ユルカワコメディをポップなキャラ画とポップな演出で魅せるという作品の方向性がハッキリしていて観易かった。
また、それを支える作画が丁寧でかわいいのもよかったな。


2019/07/11 (木)

「キャロル&チューズデイ」第13話
キャロル&チューズデイのメジャーデビュー折衝編。

今回からOP/EDがリニューアル。
前期OPのオシャレな雰囲気が好きだった、というかこの雰囲気は壊して欲しくなかったので、新OPも前期OPのテイストをそのまま継承したようなヴィジュアルだったのがよかったな。


2019/07/10 (水)


2019/07/09 (火)

「コップクラフト」第1話
超空間ゲートによりファンタジー異世界と繋がった都市を舞台にした、異世界交流ポリスアクションもの。

妖精密売事件編。

全編通して洋画のような雰囲気のある作りが好印象。
また、大変素晴らしい津田健次郎主演アニメでもあり、津田独特のクールでワイルドでセクシーな魅力を存分に堪能できる内容になっているのもよろしかった。

近年の板垣伸監督作は続けてイマイチパッとしないことや、「Wake Up, Girls! 新章」では制作能力の不足から万策尽きまくったミルパンセが制作を担当していることなど、不安材料はあるが、初回に関しては文句のない出来映えで観ていて素直に面白かった。

「ありふれた職業で世界最強」第1話
アウトロー・ダークヒーローテイストの異世界転生ファンタジーもの。

クラスメイトの裏切りによって死地へと追い込まれた主人公・南雲ハジメのキャラ変覚醒編。

映像のクオリティはなかなかに高くて見応えのある仕上がりだった。

話は主人公が「冴えないボク」から「狂気のダークヒーロー」と化すまでの流れがダイジェスト的というか、かなりのジェットコースター展開なので主人公の感情の流れについていくのが少し大変だったが、兎角、主人公が圧倒的に強すぎ、万能的すぎて張り合いのない話になりがちな異世界転生無双ものにおいて、復讐や下克上といった強いモチベーションが設定してあるのは退屈せずに観られるわかり易いフックになっていてよかったな。

「ブラッククローバー」第91話
メレオレオナVS.不実のライア編。

助監督の種村綾隆コンテ・演出回で強キャラ同士の戦い、メレオレオナ団長の魔法騎士団団長をも超える本領発揮回に相応しい力の入った作りに満足。

強力な魔法の打ち合いになる派手なバトル展開を、凝ったエフェクトと空間を三次元的に広く使った、縦横無尽なアクションで魅せる作りがなかなかのものだった。
特にラストのメレオレオナ団長のラッシュからの爆炎のエフェクトは大変な迫力で非常に見応えのある仕上がりだったな。


2019/07/08 (月)

「ONE PIECE」第892話
ワノ国編・突入。
今回から長峯達也・暮田公平・小牧文シリーズディレクター、松田翠キャラクターデザインの新体制に変更。

お話の舞台の「ワノ国」のイメージに合わせた筆のようなタッチの描線が観ていてとても目を惹いた。
おそらく「ワノ国」編は全部このタッチでいくことになるんだろうけど、この先何年続くかわからないのに(因みにドレスローザ編は2年半、ホールケーキアイランド編は2年続いた)随分と思いきったことをしたもんだ、とちょっと感心してしまったよ。

また、今回は演出の緊張感、要所の凝った画作り、キャラ作画の安定感、アクションシーンの作画のキレ味などもなかなかのもので、新章突入に伴う新体制移行の初回に相応しい力の入った仕上がりだったな。

「からかい上手の高木さん2」第42話
1年3ヶ月ぶりに再開した「からかい上手の高木さん」の第二期シリーズ。

良くも悪くも第一期と変わらぬ内容。

矢鱈に丁寧に作られた映像の堅調ぶりには今回も感心させられるが、キャラ同士の掛け合いが冗長すぎて観ていてダレるのも相変わらず。

観ながら「30分枠ではなく5分、10分のショートアニメ枠で観たかったな」という第一期と同じ感想がまたしてもわいてきた。

「ヴィンランド・サガ」第1話~第3話
3話一挙放送。
ヴァイキングをメインテーマに扱った時代劇アニメ。

脱走奴隷騒動編からトールズ参戦召集編まで。

重厚な内容を丁寧に作り込んでいてよく出来ているが、目立ってフックになるようなポイントがあまりないので「つまらなくはないんだけど、これといって書くこともあまりない」といった感じの印象になってしまうのが観ていて何とも悩ましかった。

「ナカノヒトゲノム【実況中】」第1話
男女8人のカリスマゲーム実況者たちによる、デスゲームもの。

「ナカノヒトゲノム」開始編。

嘲り言葉なんであまり使いたくはないんだけど、いわゆる「中二病」的な方向でカッコつけたキャラクターと、大沼心監督得意のスタイリッシュな演出が上手くマッチしていて好印象。

あと、キャラのルックスは「中二病」的なんだけど語り口は持って回したところがなく、至ってシンプルで「どういう人たちが何をする話なのか」わかり易くまとまっているのもよかったな。

「八月のシンデレラナイン」第12話(最終回)
全国大会一回戦・里ヶ浜高校VS.清城高校編、続き。

最終回だからか、一応作画はいつもよりもそれなりに良い仕上がり。

ただ、お話の方は清城サイドにはドラマがあるが、里高サイドにはドラマらしいドラマがないまま漠然と試合が進行していき、そのまま終わっていくので観ていて何とも締まらない内容だったなあ。
最後は「続きはゲームをやってね」って形に持っていくにしても、アニメはアニメでシリーズとしてのまとめをもう少しちゃんと考えて貰いたかったな。


2019/07/07 (日)

「鬼滅の刃」第14話
藤の花の家紋の家・逗留編。

今回はそれぞれが個性極まる変人揃いの主人公パーティによるトリオ漫才を活き活きとしたタッチで描ききっていて素晴らしかったな。
個々のキャラのポイントをしっかりと押さえた上で、キャラ同士を自在に絡ませて話(コント)やキャラの魅力をどんどん膨らませていく作りが本当によく出来ていて観ていてとても面白かった。

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第1話
ウェイバー・ベルベットのその後を描く「Fate/Zero」のスピンオフ。

バビロンの遺跡での騒動と、ロード・エルメロイII世の誕生編。

生真面目で理想に対する意志は固いが、物事に対する思考は柔軟で何事にも臨機応変な対処ができる、ウェイバーのキャラクターをバビロンでの騒動の顛末と、ライネスの尋問を通してキッチリと構築していく作りがなかなかにソツのない巧さで感心した。

あと、「主人公のウェイバーの背景(設定)にそういうものがある」程度のものだと思っていたので、かなりガッツリと「Fate/Zero」の続編だったことには正直ちょっと驚いたな。

「戦姫絶唱シンフォギアXV」第1話
約2年ぶりに再開した「戦姫絶唱シンフォギア」の第五期シリーズ。

VS.「棺」編。

端麗なキャラ作画に、派手なヒーローアクションの連続とヴィジュアルの充実ぶりはシリーズ再開一発目らしくなかなかのものだった。

ただ、「よくわからない化け物と派手にドンパチやって倒すだけ」の話で終わってしまっているので、これまでのシリーズの初回に比べるとややフックやサービスに欠ける内容だったのはちょっと物足りなかったかも。


2019/07/06 (土)

劇場用アニメ「劇場版 誰ガ為のアルケミスト」を観る。
ソーシャルゲームのSRPGが原作のアクションファンタジー。
あんまり話題になっていないけど何気に河森正治総監督作。

暗黒竜デストルーク討伐ミッション編。

派手な見た目のキャラがたくさん出てくるソシャゲ原作ファンタジーにアニメオリジナル要素として異世界転生もの要素をぶちこんだ、といった感じの構成だったな。

ヒロインを含む幻影兵たちの戦う意味を問い続ける、ひたすらシリアスな語り口が特徴的なのだが、ヒロインの生真面目でちょっと暗い性格にも引っ張られてか、話がなかなか弾まないまま進行していくのがツラかった。

また、作画も悪くはないけどTVシリーズ並み、キャラクターも総じて類型を出ていなくてパッとせず、いまひとつ自分には楽しむべきポイントが見出だし難い内容だったな。


「Dr.STONE」第1話
全人類が謎の石化現象に侵されて文明が崩壊した世界を舞台にしたサバイバル・サイエンスファンタジー。

石化現象の発生と、約3700年後の主人公・千空とその親友・大樹の復活編。

アニメ版の千空のカラーリングは毛先のグラデーションがかなり鮮やかな緑色なので完全に白菜だな(苦笑)。

ま、それはさておき、本編の内容について。

全体的にとても丁寧に作られていて好印象。
千空、大樹、杠のキャラの立て方も手堅いし、大きな時間の流れはしっかりと実感させつつ、テンポよく話が進む、ストーリー構成もよく出来ていて感心する。
なかなか独創的な設定と展開だけど、話の内容も見どころもわかり易く提示できていて初回としては完璧といっていい仕上がりだった。

「女子高生の無駄づかい」第1話
ちょっと残念な女子たちが主人公の、学園ガールズコメディ。

主人公トリオ、田中、菊池、鷺宮の高校進学編と、クラスメイトのあだ名決定編の二部構成。

初回なので全体的にちょっと固い感じではあったが、後半の「おもしれぇ女だ」コントはコント中盤以降の変化のさせ方やドライブのさせ方が上手くてなかなか面白かった。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第37話
ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム発動編。

レギュラー放送最終回。
第五部はローマに来たあたりから記憶がかなり曖昧になっているので、今回のラストからあと2話も残っているのに驚いた。

全体的に作画がよかったが、特にブチャラティの昇天シーンが端整に仕上がっていてキャラに対する作り手の愛情がよく伝わってくるのがなかなかに好印象だったなあ。

「炎炎ノ消防隊」第1話
人体発火ミュータントとそれに対抗する特殊消防隊の戦いを描く、少年漫画原作系バトルファンタジー。

主人公・森羅 日下部の第8特殊消防隊、入隊編。

とにかく全編通して緻密な画作りが素晴らしい。
最近はTVアニメのクオリティーのアベレージが上がって久しいので(TVアニメで)映像のクオリティーに圧倒されるようなことは少なくなってきたんだけど、これにはちょっと圧倒されてしまったな。

見せ場のアクションやエフェクトの見応えはもちろんのこと、背景美術や衣装、小道具、照明なども非常に丁寧に作り込まれていて画面全体がとてもよく出来ていた。

「グランベルム プリンセプスのふたり」第1話
魔法少女バトルロイヤルロボットもの。

主人公・小日向満月のアルマノクス・ホワイトリリー覚醒編。

話の内容的にはよくある美少女バトルロイヤルものって感じだったが、手描きのロボットアクションが質も量も想像以上の高さと分量で思いのほか楽しめた。

「荒ぶる季節の乙女どもよ。」第1話
文芸部を舞台にした「性」がテーマの女子高生青春群像劇。

「死ぬまでにしたいこと」問題編。

岡田麿里原作・脚本らしい内容で「駄弁り部系美少女グループコメディを岡田麿里の仕切りでやるとこうなる」みたいな感じだったな。

痛々しさとかわいらしさのバランスの取り方が絶妙で面白かった。

あと、部長がいい感じのこじらせ堅物メガネっ娘で最高だったな。メイン回が早く観たい。


2019/07/05 (金)


2019/07/04 (木)

「ダンベル何キロ持てる?」第1話
筋トレを題材にした美少女コメディ。

主人公・紗倉ひびきのシルバーマンジム入会編。

身体性を強調したエロ画が好物な自分的にはドストライクな題材な上、キャラ作画も安定してよく整っていて眼福だった。

「キャロル&チューズデイ」特別編
1クール目総集編。

なかなかによく出来た総集編。
終盤のアンジェラとキャロル&チューズデイのライブシーンの畳かけはかなり高まる構成で観ていてちょっとグッときた。

あと、ラストのガスの酔っ払いトークもキレ味の鋭いボケの連続が楽しくってよかったな。

「彼方のアストラ」第1話
宇宙を舞台にしたSF少年少女漂流記もの。

惑星キャンプ開始編。

アリエス救難のクライマックス、最後に「みんなが手を繋ぐ画」が欲しかったのはわかるけど、「カナタが外したワイヤーを回収してそれを再利用して向かえにいけば良いのでは?」と思ってしまってちょっと素直に浸れなかったな。

あと、繰り返される小さなボケとツッコミがいずれも面白くなくて、イチイチ話のテンポを阻害しているだけみたいに見えてしまうのもあまり上手くはない気がした。

原作の評価がとても高いのでたぶんこの先、凄く面白くなるんだろうけど、初回のツカミはいま一つな感じだったなあ。


2019/07/03 (水)

「手品先輩」第1話
タイトルまんま奇術部の先輩がヒロインで手品がテーマの美少女コメディ。

これは良いポンコツ先輩萌えアニメ。

マイナーな趣味に前のめりな奇人で、おつむがちょっと弱くて、性的に無防備な年上女子萌えアニメとして完璧な仕上がりだったな。
先輩は言動も見た目もキュートだし、ほぼ毎回オチで下着を見せてくれるのも素晴らしかった。
また、ショートエピソードがテンポよく立て続く構成も上手くてなかなかよろしかったな。

「ソウナンですか?」第1話
無人島遭難サバイバルをテーマにした美少女コメディ。

ヒロイン女子高生カルテットの遭難編。

ヒロインたちのかわいらしさと、下ネタと、サバイバルトリビアの三要素がほど良いバランスで構成されていて終始ダレることなく楽しめた。
最初は「そうなんですか?」ってダジャレが言いたいだけの出オチアニメだったらどうしようかと思ったけど、蓋を開けたら意外と中身は手堅かったな。

「ワンパンマン(第二期)」第24話(最終回)
ガロウVS.バング元師弟対決→VS.ムカデ長老編。

1話丸々派手な超人バトル、巨大怪獣退治展開が続く、ヒロイックアクションの連続がとても見応えがあって面白かった。
また、ムカデ長老を倒すクライマックスにキングの見せ場も用意されていて、最終回らしい総力戦的状況が上手く形成さているのもよかったな。

ただ、終わり方はかなり豪快な放り投げENDで不完全燃焼感が半端ないのはちょっと残念だったけど。

あと、これはシリーズ全体の話になってしまうが主人公のサイタマが本格的に話に絡むとそこでその話が終わってしまうため、ヒーロー狩りの話にも、怪人協会の話にも結局サイタマが深く関与しないまま終わるのもシリーズを通しての話の芯がどこに通っているのかわからず、終始腰が定まらない感じになってしまっていて観ていてちょっと気になった。


2019/07/02 (火)

「かつて神だった獣たちへ」第1話
「テラフォーマーズ」、「キリングバイツ」などと同じ系譜の獣人バイオレンスバトルアクションファンタジー。

擬神兵の実戦配備から停戦までの顛末編。

ほぼ1話丸々「話の枕」といった感じの内容だったな。

つまらなくはないけれど、ハードでシリアスな語り口に対して画が弱いのは残念。
ラストの隊長のアクションくらいしかキメどころの画がカッコよく決まっていないのが観ていてちょっと厳しかった。


2019/07/01 (月)

「進撃の巨人 Season3」第59話(最終回)
ウォール・マリア外への壁外調査任務編。

エレンの少年期の終わりをもって第三期・完。

ここまでくると原作もアニメの進行を意識して足並みを合わせた構成にしているのかもしれないが、これまでで最もキレイな一区切りだったなあ。

この結末を観ると今回のフロックのまぜっ返しはもちろんのこと、前回の中二病弄りさえもエレンが「夢見る少年」でいられた時の終わりの予兆のように見えてくるのが面白い。

映像的にはラストの海くだり一連が作画も、撮影処理も渾身の美しい仕上がりでなかなかに大した見応えだった。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第10話
ルウム戦役・開戦編。

シャア(キャスバル)、図らずもアズナブル夫妻殺害でめでたくアズナブル家皆殺し。
セイラさんの生死も運任せでどこかよそ事みたいな感じだし、相変わらず安彦版シャアは外道だな。
このシャアならクワトロになることなく、ストレートに逆襲のシャアしそうな感じだ(苦笑)。

ま、それはさておき本編の内容について。

テキサスの動乱も、ルウムの艦隊戦も臨場感溢れる作りで好感触。
また、安彦アレンジを上手に再現したマッシブな各種メカニックのモデリングも上々で(動きに関しては微妙なところもあったけど)なかなかにカッコいい仕上がりだった。


2019/06/30 (日)

「ぼくたちは勉強ができない」第13話
夏祭り編。
分割2クール前半戦終了回。

原作者曰く「最終的に主人公がどのヒロインとくっつくかは決めていない」らしいが今回の「引き」は文乃ルートっぽい「引き」だったなあ。

個々の見どころ的には緒方さんがリンゴ飴を舐めるシーンと、桐須先生の怪我を治療するシーンが大変エロくてとてもよかった。

「ONE PIECE」第891話
ワノ国突入編。

四代目シリーズディレクター・深澤敏則、二代目キャラクターデザイン・久田和也最終登板回らしい力の入った仕上がりだったな。
特に深澤SDらしい凝った音楽演出と、ワノ国領海内の浮世絵風の波のエフェクトが印象的でよろしかった。


2019/06/29 (土)

劇場用アニメ「プロメア」を観る。
発火能力を持つミュータント「バーニッシュ」と人類の軋轢を軸に争闘と陰謀が繰り広げられるSFアクションもの。

本編を観る前は「消防隊と発火能力者放火魔の戦いを描く特殊チームもの」かと思っていたのだが、蓋を開けたらそうではなかった。

ま、それはともかく。

今石洋之監督・中島かずき脚本コンビらしい元気の良いキャラクターと元気の良い作画を存分に堪能できる快作だったな。

ヴィジュアル的な見所も、キャラの見せ場も、お話の展開も盛り盛りな濃密な内容を、キレのよい語り口と、一気呵成な勢いでもたれることなく見せる作りが気持ちいい。

冒頭と後半のメカアクション、中盤以降要所で描かれる火焔竜が観ていて特に面白かったな。

また、主人公ガロの「『火消しバカ』であり、プロのレスキュー隊員でもある」というキャラクターの芯がしっかり通っているところもなかなかよかった。

あと、キャスト的には堺雅人のどんどんエスカレートしていく熱演・怪演ぶりが愉しくって素晴らしかったな。


「文豪ストレイドッグス」第37話(最終回)
「死の家の鼠」のアジトカチコミ編、続き。
「共喰い」騒動の決着編。

エピローグの着物姿ではない鏡花ちゃんが非常にレアで新鮮だった。

疾走感のあるテンポのよい構成で最初から最後まで駆け抜けるような作りになっているのが第二期シリーズの最終回を彷彿とさせて好感触。

ゴンチャロフとのバトルも、フョードルとの頭脳戦も簡単には決着がつかない粘りの利いた展開になっていて面白かった。
また、「共喰い」編に入る前に復活させたフィッツジェラルドが最後にフョードルを追い詰める切り札になるところも布石が上手く活きる形になっていてよかったな。


2019/06/28 (金)

「叛逆性ミリオンアーサー」第23話(最終回)
ファルサリアとのリベンジマッチ編。

「俺たちの無理ゲーはまだはじまったばかりだぜ」END。

散々、引っ張った「団長だけが妖精合体不能」問題の解決が「ナックラヴィが観念して団長の性的欲求を受け入れること」なのはあまりにも何も考えてなさすぎで脱力してしまったよ(笑)。

あと、当然収録はくだんの結婚報道の前なんだろうけど、竹達彩奈と内田真礼の共演シーンはタイムリーすぎて観ていてちょっとビビったな(苦笑)。

「からくりサーカス」第36話(最終回)
宇宙ステーション・フェイスレス説得ミッション編。

フェイスレスが勝との問答と、自分にすがりつくしかない勝の姿のなかにまだフェイスレスが「人」だったころ、「白銀の弟」だったころの自分の面影を見出し、それをきっかけに忘却の彼方にあった人の情を取り戻す、という展開を1話丸々かけて丹念に描き出していく構成でまるでフェイスレスが主人公みたいな内容だったな。
(邪悪の極みのフェイスレスを翻意させるにはこのくらいの内容量が必要だったのはわかるけど)

3人の主人公がほとんど出てこなくて代わりに白金の暗躍が描かれる二度の過去編が他のエピソードに比べて格段によく出来ていたのは物語の終着がこのような形になるからだったのかな?と観終わったあとにちょっと思った。

「賢者の孫」第12話(最終回)
アルティメット・マジシャンズの初陣編、続き。

相変わらず金田系アクション作画がキレキレのバトルシーンが秀逸。
今回は敵のミリアさんが予想以上にちゃんと強いのでバトルがしっかりと緊張感のある展開になっていたのも好印象。

また、ラストの「俺たたEND」的に盛り上げてからの脱力オチもこの作品らしい軽さで悪くなかったな。


2019/06/27 (木)

「世話やきキツネの仙狐さん」第12話(最終回)
仙狐さん失踪騒動編。

「不在によって存在感の大きさを再確認させる」というベタながらも手堅い展開で無難に終了。

悪くはないけど、最終回も最後はいつものように「スーパー仙狐さんタイム」で締めて貰いたかったな(苦笑)。
そこだけがちょっと物足りなかった。

「盾の勇者の成り上がり」第25話(最終回)
尚文VS.グラス再戦編。

最後は尚文とラフタリアの物語として上手くまとめたな。
尚文の冤罪がはれた後も少し話が続く構成に疑問を感じたこともあったが、確かにここまでやった方がよりよく、前向きに話がまとまるのでこの流れには納得。

バトル展開の盛り上がりがイマイチなのはちょっと惜しいが、尚文が「盾の勇者」として生きる覚悟を決め、初回から続く尚文とラフタリアの物語に一つの決着をつけて終わるラストはキレイな着地でなかなかよかった。


2019/06/26 (水)

「異世界かるてっと」第12話(最終回)
体育祭編・後編。

「第二期に続くよ」END。

シリーズの半分くらい状況整理に追われていた感じだったので第二期に続くのは納得だが、この第一期の最終回も総力戦的展開が手堅く最終回らしい盛り上がりで、これはこれで(最終回として)悪くはない内容だったな。

「ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!」第12話(最終回)
「ネウロイの巣」総攻撃ミッション編。

芳佳という便利な完全回復キャラがいるからとはいえ、紛いなりにも美少女アニメのヒロインの一人を頭頂部完全剃髪の「落ち武者の刑」に処すとは予想を遙かに超える攻めすぎな展開で面白かった(笑)。
最終回に一番笑える話がくる、なかなかに良いラストであったな。


2019/06/25 (火)

「RobiHachi」第12話(最終回)
地球帰還編。

やはり自分にはこの手の「女性向けの主要キャラが男しかいないユルカワコメディ」を楽しむ才能がないんだな、と再確認。
この最終回も、シリーズ全体的にもソツのない作りで悪くはないんだけど、自分的に面白がれるポイントがほとんどなくって観ていて全くノレなかった。

「どろろ」第24話(最終回)
百鬼丸VS.多宝丸決戦編、続き。

どろろと百鬼丸が醍醐の国に再来訪してからのここ数話は展開が強引すぎてイマイチついていけなくなっていたのだが、最終回のまとめ方はよかったな。
百鬼丸が鬼神化せずに人の領域に踏みとどまったおかげで百鬼丸の家族たちがそれぞれの過ちに向き合う機会を得てきっちりと落とし前をつけることになる、という流れをハードな作品のテイストに合った重厚なタッチで描ききっていて見事であった。

また、多宝丸との戦いが続くここ数話は毎回剣戟アクションが充実していたが、今回はラストバトルということで一際見応えが増していたのもよろしかったな。
炎上する醍醐の城を舞台に百鬼丸と多宝丸が前後左右高低、縦横無尽に駆け巡る立体的な殺陣がとてもよく出来ていて素晴らしかった。


2019/06/24 (月)

「Fairy gone フェアリーゴーン」第12話
シュヴァルツ・ディーゼのクーデターの決着編。
分割2クール前半戦終了回。

大きな戦いを決着まで描いて第一部・完、という感じなのだろうが、バトルも、陰謀劇も演出にメリハリがないので盛り上がらず、とりあえずのラストとはいえ、何とも締まりない終わり方(引き方)であったなあ。

「消滅都市」第12話(最終回)
ロスト最深部突入編・後編。

タクヤは結局、最後まで「運び屋」以上でも以下でもない存在なのな。

シリーズ全体の感想になってしまうが、原作の表層をなぞってまとめるのに精一杯で視聴者を楽しませるところまで手が回らない、アニメに落とし込むには情報過多なゲーム原作ものにありがちな失敗例という感じだったなあ。
スタンドバトル、アイドルもの、対巨大組織・陰謀論的サスペンス、並行世界SFものなど様々なエンタメ要素が盛り込まれているが、いずれもただ盛り込んだだけで終わっているので浅くて陳腐な印象しか持てないのが厳しかった。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第9話
ブリティッシュ作戦の後先編。

今回から再びOP/EDが変更。
OPはLUNA SEAによる「BEYOND THE TIME」のカバー。
映像はハイセンスMADムービーみたいな感じでカッコいいし、シャア専用ザクIIの手描きのような処理もインパクトがあったけど、オシャレすぎて「THE ORIGIN」そのもののイメージや、より重厚なトーンで戦争を描くこの先の展開とはイマイチマッチしていない感じがするな。

本編はブリティッシュ作戦とその後の影響についての話で、長いガンダムシリーズの中で「コロニー落とし」をするシーンは何度も観てきたが、これほど丁寧に内情やその後の影響を描いたものは観たことがなかったので新鮮で興味深かった。

「なんでここに先生が!?」第12話(最終回)
立花先生とバレンタイン編と、立花先生と高校卒業編の二部構成。

メガネは高校卒業した後も学ラン着ていたけど着る服がないのかな(苦笑)?

歴代主人公カップルが総登場したり、OPカット/本編に被るEDの曲がOP主題歌というスペシャル仕様になっていたりするところは最終回らしかったが、話の内容・映像のクオリティは普段と変わらぬ平常運転という感じだったなあ。
でも、まぁ、下手に特別なことをしようとして滑られても困るし、立花先生が一番好みのヒロインなのでちゃんと3話かけてやってくれたのもよかったしで、これはこれで悪くはないけど。


2019/06/23 (日)

「鬼滅の刃」第12話
鼓の鬼の屋敷での炭治郎、伊之助、善逸の三局の戦い編。

善逸の居合術のくだりは期待通りのカッコよさで見応えあり。

あと、ラストの炭治郎のモノローグはいつにも増して矢鱈に長く(苦笑)、炭治郎役の花江夏樹の頑張りようがなかなか大したものだった。

「続・終物語」第6話(最終回)
阿良々木暦と忍野扇の「はじまりの教室」での再会・「鏡の世界」の真相開示編。

ちゃんと「終物語」の後日談(「終りの続きの物語」)になっていて、シリーズのひとつの完結編らしく「これまでの話とこれからの話」にもなっていて、ラストは「青春怪異小説」らしく青春映画のような趣が強い作りになっている、まとめ方の巧さが際立っていて流石という感じだったなあ。

また、今回は解決編なので台詞による説明も多いのだが、テンポのよさとシャフトらしい凝った演出でダレさせずに上手に捌いているのもポイント高めでなかなかよかった。


2019/06/22 (土)

「文豪ストレイドッグス」第36話
福沢諭吉VS.森鴎外編と、「死の家の鼠」のアジトカチコミ編の二部構成。

前半の話の社長と森先生も、後半の話の敦と芥川も、因縁深い者同士の衝突を軸にしたキャラ演出が冴え渡っていてよろしかった。

また、ついに主人公たちが逆襲に転じる展開の盛り上がりもフョードルの奸計に翻弄された雌伏の時が長かったぶん、いや増しに高まるものがあって観ていてなかなか面白かったな。

「川柳少女」第12話(最終回)
七々子とエイジの馴れ初め編。

互いに社会の異端者にして他人への偏見を持たない者同士、最初から惹かれ合う運命にあったというお話だったな。

エイちゃんがなんで句会の会場にこれなくなったのか、よくわからんままなのは気になるが、概ねこの作品らしい微笑ましいラブコメとして手堅くまとまっていてなかなかによく出来ていた。

「みだらな青ちゃんは勉強ができない」第12話(最終回)
青ちゃんと木嶋くんのファーストキスの後先編。

相変わらず「セックス」とか、「童貞」とか言っているけど、普段に比べると下ネタ成分はかなり抑え目なリア充ラブコメ展開だったな。

クライマックスの歩道橋の上でのキスシーンの気合いの入った夜景(背景美術)がドラマチックな雰囲気をよりいっそう盛り上げていてよろしかった。

「ひとりぼっちの○○生活」第12話(最終回)
ぼっちのスマホデビュー編と、倉井さんの風邪編と、卒業式編の三部構成。

倉井さんの「友達を作らない主義」の原因(暗い過去?)は語らずじまいで終了してしまったが、主人公たちが無事中学二年年生に進級したところで区切りよく終了。

スマホのくだりのヒロインたちのじゃれ合いが非常に愉しげな良い雰囲気でなかなかに好感触だったなあ。

また、倉井さんの微妙な空回りっぷりも、ぼっちと卒業生とのやり取りもかわいくってよろしかった。

あと、今回は最終回でまとめのための出発点の再確認作業があったからか、ぼっちとなこちゃんの絡みがワリと多めだったのも、何だかんだで二人の絡みが一番好きな自分的にはポイント高めでよかったな。


2019/06/21 (金)

「さらざんまい」第11話(最終回)
「縁の外側」へと向かう悠救出ミッション編。

ラストにエンディングテーマ曲っぽい歌パートが三つも立て続く構成がクライマックスでのミュージカル演出が印象的だったこのシリーズらしくて好印象。

また、未来回想のくだりでこれまでのサブタイトルを使い、「未来の可能性」の話なんだけどこれまでの話の振り返りにもなっている複雑な構造も面白かった。

結局、カッパやカワウソに関する設定はよくわからなかったが、主人公トリオの絆の物語としてはストレートな作りでわかり易く、キレイにまとまっていてなかなかに良いラストであったな。


2019/06/20 (木)

OVA「この素晴らしい世界に祝福を!2」(第11話「この素晴らしい芸術に祝福を!」)を観る。
「この素晴らしい世界に祝福を!」及び「この素晴らしい世界に祝福を!2」の再放送視聴完走した流れで(地上波放送もしたのも録画したけどせっかくなので)BDを積み山から引っ張り出して観る。

謎のゴーレムが巣くうダンジョン探索ミッション編。

女子キャラのおっぱい周りのデザインがいろいろとユルいのがこのアニメの特徴だが、今回のゲストキャラの偽新米冒険者ランは片乳放り出していて(アニメ的にはオーバーオールのフックで隠れているけれど実際のデザイン的には片乳放り出している)ついに行き着くところまでいった感じ(苦笑)。

本編の内容に関してはTVシリーズと同様にお話も作画も手堅い仕上がりで良い出来だった。
特筆するような展開はあまりないけれどカズマ&3ヒロインズにバランスよく見せ場を割り振ったソツのない構成もこの作品らしい安定感のある作りでよかったな。


2019/06/19 (水)


2019/06/18 (火)

「どろろ」第23話
半鬼神化した百鬼丸VS.多宝丸決戦編。

登場人物たちを一カ所に集めてテーマに関する議論を重ねていく展開は無理矢理まとめに入っている感が強くてイマイチノレなかったが、全編に渡って凝った剣戟アクションがたっぷりと堪能できる構成は見応えがあってよろしかった。


2019/06/17 (月)

「進撃の巨人 Season3」第57話
グリシャの壁外の国にいた幼少期から青年期までの過去編。

グリシャの壮絶な過去とミカサの壮絶な寝癖回。

今回は「巨人になってもグリシャを探し出す」と最後に誓ったダイナがのちにイェーガー邸にたどり着いてエレンママを喰い殺すことになったり、エルディア人の迫害・虐殺を愉しんでいる治安局の男にエレンの決め台詞と同じ言葉(「一匹残らず駆逐する」)を言わせたりと皮肉な因果の巡り合わせの描き方が本当にエゲツなくって戦いた。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第8話
ジオン公国独立戦争開戦編。

ついに戦争がはじまって、ますます歴史物っぽい雰囲気が増してきた印象。

もうギレンのやり口に愛想が尽きて軍を抜ける気満々だったとはいえ、あの場で総司令のドズルにハッキリと異議申し立てができるラルさんは立派だな。

あと、今回は何と言っても古谷徹、古川登志夫の年齢を感じさせぬ完璧なアムロ少年、カイ少年ぶりが本当に大したもので素晴らしかった。


2019/06/16 (日)

「ぼくたちは勉強ができない」第11話
桐須先生のあしゅみぃのメイド喫茶臨時勤務編と、桐須先生の学生服コス学校潜入ミッション編の二部構成。

一話丸々桐須先生SP回で人気投票一位の実力を見せつけるかのような桐須先生の多種多様なポンコツムーヴの乱れ打ち回だったなあ。
作画が若干振るわないのは残念だったが、桐須先生のポンコツっぷりの豪勢な畳みかけがとにかく矢鱈に凄まじくってとても楽しい仕上がりだった。


2019/06/15 (土)

劇場用アニメ「劇場版 響け!ユーフォニアム ~誓いのフィナーレ~」を観る。

番外編の「リズと青い鳥」を含めると通算4本目になる「響け!ユーフォニアム」の劇場用アニメで、黄前久美子が主人公の正統シリーズとしては初の完全新作劇場版。

高校二年生になった久美子たち北宇治高校吹奏楽部の「全国大会金賞」を目指す戦い編。

図らずもなんだろうけど、いつの間にかすっかり大河劇場アニメシリーズみたいな感じになってきたな。

悪くはないけど、これまでのシリーズの出来の良さに比べると一枚落ちるという感じ。

主人公たちをはじめとする吹奏楽部の状況の変化ほどは観ていて楽しいし、個々のキャラ演出も的確。
コンクール参加メンバー選抜オーディションを通して顕在化する年功序列という「常識」と完全実力主義の軋轢を第一期シリーズとは逆の角度から再び問い直すという試みも面白かった。
また、ラストの演奏シーンもたっぷりと尺をとったボリューム満点な構成に、緻密に組み立てられた画作りが相変わらず大したもので素晴らしい。

…と、いった塩梅で楽しめたところも多かったし、途中で退屈するようなこともなかったんだけど、これまでのシリーズと比べると全体的に少し緊張感がなくて物足りなさを感じてしまった。

登場人物たちそれぞれ一学年進級して移り変わった景色をテーマに様々な変化やそれに伴う問題を描いていくのだが、どこか散漫で焦点が絞りきれておらず、映画全体としての像が上手く結べてない。
夏休みまでとはいえ、久美子たちの吹奏楽部二年目の物語を一本の映画でまとめているため、やることが多く、個々のドラマの濃度もこれまでに比べるとやや薄め。
話の展開も「久美子たちの卒業をゴールとする新シリーズの第一章」という印象で全体的にちょっと小さくまとまっている感じがした。

たぶんTVシリーズだったら、もっとディティールを詰められるし、各話ごとにテーマを割り振っていけるのでこれほど薄く、散漫な感じにもならなかったんだろうけど、この内容をTVシリーズより尺の短い一発勝負の劇場用アニメでまとめるにはその辺の問題をクリアする工夫がちょっと足りていなかったな。


「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第34話
シルバー・チャリオッツ・レクイエムの暴走編。

今回からOPが第三部以降恒例の「ラスボスの時間操作能力の干渉を受けた」ヴァージョンにマイナーチェンジ。
恒例行事になっても変更のタイミングはわからないので変わればやっぱりビックリするな。

あと、今回は本編もシリーズ大詰めのここへきての一番笑えるコメディ展開で面白かった。
ミスタに対するヒドい仕打ちとか、亀ナレフとか、ラスボスとの最終決戦直前とは思えぬ可笑しさだったな。
また、シルバー・チャリオッツ・レクイエムによる人格入れ替わりのくだりは声優陣の演じ分けも楽しく、とりわけナランチャINジョルノを演じた小野賢章はナランチャ役の山下大輝の演技のニュアンスをとても上手に再現していて素晴らしかった。

「みだらな青ちゃんは勉強ができない」第11話
木嶋宅勉強会編。

「腹を満たしてそのあとセックスだ」って青ちゃんの台詞が名言すぎる(笑)。

今回は1話丸々青ちゃんの煩悩全開で明るく楽しいエロ一人漫談の乱れ打ちが大変オモシロかわいかったな。


2019/06/14 (金)

「からくりサーカス」第34話
勝VS.カピタン・グラツィアーノ、鳴海VS.ブリゲッラ→勝と鳴海の再会と共闘編。

クライマックスの勝と鳴海の背中合わせの共闘展開、シリーズ全体的にもクライマックスの一つといっていい場面に相応しく力の入った作りでよかった。
凝ったアクションに、夕陽をバックにした決着シーンがアツい展開を上手に盛り上げていて観ていてかなりグッとくるものがあったなあ。

「さらざんまい」第10話
カワウソに命と絆を弄ばれた玲央と真武の悲劇の結末編。

玲央と真武の悲劇はとてもシリアスでかなり切ない話なのだが、クライマックスのカッパになるアクションシーン一連の絵面が相変わらずちょいちょいヒドいので話と画のギャップが凄まじく、いつにも増してシュールな仕上がりだったなあ(苦笑)。


2019/06/13 (木)

「世話やきキツネの仙狐さん」第10話
大雪の日の雪遊び編と、夜空殿の中野家お宅訪問編の二部構成。

夜空殿の誘惑シーンが完全に薄い本のテンプレ展開すぎてちょっと笑ってしまったよ。


2019/06/12 (水)

劇場用アニメ「夜は短し歩けよ乙女」を地上波放送で観る。
湯浅政明監督以下「四畳半神話大系」のスタッフが再結集して作られた森見登美彦原作の青春恋愛群像劇。

これはいい花澤香菜ヒロインアニメだな。

総尺90分くらいの話をキレイに4つのエピソードに分けて構成しているので、映画というより全4話のショートシリーズを一気見したみたいな印象だった。

独特の映像表現や語り口とのバランスをとるためわかり易くしたのか、話の展開にあまり意外性がないところ、多種多様にして濃厚なキャラクター群にまぎれて主人公の「先輩」のキャラが弱いところはちょっと気になるものの、全編に渡って作画芸・声優芸の豊かな奇想が堪能できる楽しい仕上がりだったなあ。
また、前述したとおり多種多様にして濃厚なキャラクター群の複雑な交錯を愉しむ群像劇としてもよく出来ているし、花澤香菜のキュートな魅力を存分に引き出した女優映画・ヒロイン映画としても聴き応えがあって素晴らしかった。


2019/06/11 (火)

「どろろ」第22話
どろろと縫の方の珍道中編。

相変わらず百鬼丸のバトルアクションは作画のキレがよくてカッコいいし、「ついに互いに半鬼神化してまでぶつかり合うことになる百鬼丸と多宝丸」というラストのシチュエーションもアツかったけど、登場人物たちがことごとく行き当たりばったりな行動とる展開は苦しく、特に縫の方の大冒険は話の転がり方がデタラメでついていくのが大変だったな(苦笑)。

「ブラッククローバー」第87話
王撰騎士団結成編。

不祥事よってライア役の声優が俳優の新井浩文から森田成一に変更。

森田の演技は前任者の演技のナチュラルな雰囲気は残しつつも、安定感は格段に増しているという印象で、制作サイドは突然の出来事にいろいろと大変だったんだろうけど、いち視聴者としては安心して観られる人に代わって結果オーライという感じだな。


2019/06/10 (月)

「Fairy gone フェアリーゴーン」第10話
カルオー領・首都ツバル査察任務編。

今回は、前回の戦闘でトラウマが再発したマーリヤちゃんのアフターケアを1話かけて丁寧にやって、後腐れ無く1話でキレイに終わらせている、ソツのない話の持っていき方とまとめ方がなかなかに好印象でよろしかった。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第7話
シャアとララァの邂逅編と、ミノフスキー博士亡命未遂事件編の二部構成。

「THE ORIGIN」は「MSはじめて物語」でもあるからか、MSの巨大感・ボリューム感を意識させるようなカットが多いのが印象的。

にしても鉄騎兵中隊仕様のガンキャノン最初期型はブルーグレーのカラーリングがカッコよすぎて堪らんな。
MSの出来損ないのポンコツ扱いで、ザク&ブグに一方的にボコられるだけの存在なのがちょっと勿体ないくらい(苦笑)。

「八月のシンデレラナイン」第8話
里ヶ浜高校女子硬式野球同好会の部への昇格編。

二週連続で臨時の休みを挟んだ恩恵か、キャラ作画の修正が7、8割くらい出来ており、普段より格段に上がった作画クオリティ、ちゃんとかわいいキャラクターたちの顔の仕上がりに驚いた。
つーか、二週間のブランクをおいての視聴な上、整形したみたいにキャラがみんなキレイになっているので、まさかの作画クオリティアップは確かに凄く嬉しいんだけど観ていてちょっと落ち着かなかった(苦笑)。


2019/06/09 (日)

「ぼくたちは勉強ができない」第10話
小美浪あすみ登場編。

あしゅみぃ先輩の「小妖精メイドあしゅみぃ」と化したときのギャップ、成幸との掛け合いの小悪魔的なからかいがかわいすぎて堪らかった。

あと、今回はラストのEDのイントロを一度キャンセルする演出が上手くてなかなかよろしかったな。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第19話
惑星レインボー編。

バケニャーンがワケありっぽい理由がブルーキャットの変装とは、ちょっと予想外の展開で驚く。
名前がノットレイダー幹部お約束の妖怪のモジリであると同時に、秘密のそのものズバリな答えになっている、というダブルミーニングが上手かったな。


2019/06/08 (土)

「文豪ストレイドッグス」第34話
「共喰い」ウィルス異能者追跡捜査編と、谷崎の森鴎外暗殺任務編の二部構成。

今回は互いに相手の先を読み合い、裏をかき、攻守が激しく切り替わっていく、武装探偵社とポートマフィア、そしてその二つの衝突を演出するフョードルの三つ巴の抗争劇をテンポよく捌いていく濃密な構成がとてもよく出来ていて面白かった。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第33話
ポルナレフとディアボロの再会編。

ポルナレフとディアボロの因縁をそれぞれの視点をクロスオーバーさせながら説明していく回想シーンの構成が上手い。

あと、今回はたった一度の抵抗だったけどポルナレフがキング・クリムゾンに反撃するシーンがなかなかカッコよかったな。
片腕&両脚切断・五体不満足の車椅子状態になってもポルナレフにちゃんと実力者の風格が備わっているところも含めてよろしかった。


2019/06/07 (金)

「さらざんまい」第9話
久慈兄弟の浅草出奔騒動の結末編。

一稀と燕太、久慈兄弟、警官コンビ、それぞれのドラマの佳境へと向かう高まり具合がいずれも相当なもので大変濃厚な見応えだったなあ。

特に今回メインの久慈兄弟の逃走劇の顛末はヤクザものらしいダークでハードな雰囲気が良好、久慈兄の最期のくだりの津田健次郎の好演ぶりも素晴らしくって思わず画面に見入ってしまった。

また、同時進行する三つのドラマが共通して「亡くなりそうな/亡くなった/亡くしてしまった」命を巡る話であることを茶化すかのように合間合間に挟まれる、しょうもないことで死んだり、生き返ったりするケッピとサラちゃんのコントもヒドくてなかなか面白かったな(笑)。


2019/06/06 (木)


2019/06/05 (水)


2019/06/04 (火)

「どろろ」第21話
百鬼丸とどろろの醍醐の国・再来訪編。

百鬼丸VS.多宝丸の殺陣が凝った作りでカッコよかった。


2019/06/03 (月)

「Fairy gone フェアリーゴーン」第9話
妖精武器「フラタニル」輸送列車、襲撃事件編。

岡村天斎コンテ回。

終盤のバトルシーン一連はこれまでで一番殺陣がよく出来ていて面白かった。

「進撃の巨人 Season3」第55話
たった一つしかない巨人化薬を巡る「命の選択」編。

「アルミンを選んだ」のではなく、「エルヴィンを選ぶことができなかった」という選択。

誰の主張にも間違いがなく、どの意見にも耳を貸す余地があるため議論が行き詰まっていく、ドラマの濃厚な味わいが素晴らしい。
また、その状況に見合った力の入ったキャラの表情作画全般も上々な仕上がりでシリーズの大きなクライマックスに相応しい見応えのある内容だった。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第6話
「暁の蜂起」編。

シャアが連続友人謀殺魔(のちのガルマに対する行為も含めると三連続)みたいになっているのに複雑な気分になる。

自分のようなガンオタおじさんは「シャアの本質に迫る」(「シャアの化けの皮を剥ぐ」)という試みに関しては「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の安彦解釈よりも「機動戦士Zガンダム」、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」での富野由悠季監督自身とどんどん同一化していった富野解釈の方を先にすり込まれいるので、「大事な人間性が大きく欠落したサイコパス」という徹底的に「彼岸の人間」として描かれる「THE ORIGIN」版シャアにはどうしても受け入れがたい違和感を感じてしまうなあ。


2019/06/02 (日)

「ぼくたちは勉強ができない」第8話
桐須先生宅ゴキブリ騒動編と、ランジェリーショップバイト編の二部構成。

桐須先生宅ゴキブリ騒動編。
桐須先生の浮かび上がるパンティーラインと緒方さんのむくれっ面の連続を堪能するお話だった。

ランジェリーショップバイト編。
これは見事なエロコメ回。
ヒロインズのブラジャー事情という強力なフックをキッチリと活かしきった手堅い作りが素晴らしかった。

「鬼滅の刃」第8話
VS.朱紗丸&矢琶羽コンビ編。

今回は1話丸々バトル展開な上、「遠距離からの同時多重攻撃を超人的な回避運動で捌ききる」という状況が続くので、とにかくよく動く殺陣が目白押しな画面がなかなかに見応えのある仕上がりだった。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第17話
ひかるのママンの雑誌連載を狙った新作漫画制作編。

プリキュアのママンで(基本的には元気で楽しい人だけど)ちょっと頼りない感じなのは珍しいな。

兎にも角にも今回は1話丸々自分好みのメガネママンを堪能できる内容だったのが非常にナイスでよろしかった。


2019/06/01 (土)

「文豪ストレイドッグス」第33話
「共喰い」編突入。
武装探偵社及びポートマフィアの両トップ襲撃騒動編。

フョードルの策略によって武装探偵社とポートマフィアが互いにつぶし合う形に誘導されてからの、「最初から総力戦」へとなだれ込む、展開の切り替えの早さ、思いきりのよい飛躍が気持ちよく昂ぶる流れでよろしかった。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第32話
ブチャラティVS.セッコ編。

今回も作画が好調。
相変わらずのキャラ作画の美修正も眼福だったが、セッコの奇行を中心に派手に動く、アクション作画の充実ぶりも目に楽しくってよかったな。


2019/05/31 (金)

「賢者の孫」第8話
合宿編、続き。
エリーとメイの登場と、告白編。

おっぱいが半分くらい出ているエリーのドレスとシシリーの寝間着に、ビーチバレー特訓のヒロインズの水着姿、シンの新魔法試射シーン&ビーチバレー特訓シーンの派手なアクション&エフェクト作画とヴィジュアルが充実していて目に楽しい。

また、今回は告白のくだりや、就寝時の仲間同士の語り合いの青春学園群像劇っぽい雰囲気も好感触で面白かった。

「さらざんまい」第7話
久慈兄弟の浅草出奔問題編、続き。

主人公トリオの三角関係の拗れ具合が矢鱈に複雑かつ濃密に構成されていてその丹念な作り込みようと絶妙なバランス感覚の素晴らしさに思わず脱帽してしまったよ。


2019/05/30 (木)

「盾の勇者の成り上がり」第21話
王様とマインの弾劾裁判編。

まるで第一部・完みたいな展開。

「王様とマインに対する意趣返しが女王仕切りの死刑ではなく、尚文が自分自身が受けた屈辱をそのまま返す仕打ちを科すことで決着」という落としどころは納得感が高くてよかったが、「死刑を回避して王様とマインを助命した尚文さま、お優しい」みたいな雰囲気になっているのには正直ちょっと違和感が…(苦笑)。
「一生、その身に蔑みと屈辱の烙印を押して生きていく」ことは尚文自身も言っているように「死ぬよりキツい罰」を科しているともいえるのにあそこでラフタリアとかが和んでいるのはズレている感じがして気になった。
あそこでああいう雰囲気にするのなら「死刑宣告後の女王の自決による両者の助命嘆願を盾のパーティーは予め知っていた」とか、「女王に旦那殺し・子殺しの業を背負わせないためにそうした」とか、そういう補助線を用意して貰いたかったな。

「キャロル&チューズデイ」第8話
「マーズ・ブライテスト」本戦トーナメン開始、一回戦、第一、第二戦編。

律儀に一曲、一曲紹介していく妙に丁寧な流れにビックリ。

ピョートルのライブシーンは「見た目の印象を覆すハイクオリティなパフォーマンス」を強い説得力をもってキッチリと映像で語りきっているのが大したもので観ていてとても感心した。


2019/05/29 (水)

「ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!」第8話
夜間待機任務編とマルセイユさんの来訪編の二部構成。

シリーズも終盤戦に入ってきたので描き慣れてきたのか、スケジュールに余裕があったからなのかはわからんが、今回はキャラ作画がこれまでで最も安定していて丁寧な仕上がりだったなあ。

「ワンパンマン(第二期)」第20話
スーパーファイトへの怪人襲来編。

1話丸々使ったスイリューの「天狗の鼻折れ」話。

丹念にスイリューの価値観をすりつぶしていく展開に、「人間やめるか、死ぬか」の究極の選択と、(「最終的にはサイタマが一発でなんとかしてくれる」という鉄板の保険があるので危機感はそれ程ないものの)全編に漂う負のカタルシスがなかなかのものでよろしかった。


2019/05/28 (火)

「どろろ」第20話
VS.鵺編。

後半を中心に画作りが凝っていて見応えのある仕上がりだったな。

また、今話のゲストの三郎太の盛大な挫折と屈折の物語も業が深くてよかったし、どろろとの交友によって人間的な感受性が養われていっても、そのままストレートに人間性を獲得できるほど甘くはなく、人間性と獣性の狭間を激しく振幅していくことになる百鬼丸の内面の描き方も丁寧でなかなか好印象だった。


2019/05/27 (月)

「進撃の巨人 Season3(Part.2)」第54話
獣、鎧、超大型巨人討伐編。

三局の戦い、いずれも壮絶な展開&ヴィジュアルで圧倒される。

バトルの山場にキッチリと力が入っていていつも以上の緊張感と迫力が漲る作りになっているのが素晴らしすぎて脱帽もの。

特にアルミンの焼却描写なんかは本当に見ているのが辛くなるような切実さが画面から迸っていて凄かったな。

また、VS.獣の巨人戦もリヴァイの怒濤の逆襲劇が期待にそぐわぬ痛快な仕上がりで観ていてとても面白かった。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第5話
士官学校編。

今回から本格的にシャアが主体の物語になり、ミリタリー色も濃くなって一段と面白くなってきたな。

いよいよ時代が大きく動き出し、主人公たちがその担い手へと成り上がっていく直前の昂揚感みたいなものが全体に横溢しているのが好感触。

また、エドワウからシャアに変わったことによって池田秀一の演技が地に足がつくようになってきたのもよかったな。

あと、今回からOP・EDがリニューアル。
EDの「水の星へ愛をこめて」のカバーは良いサプライズだったと思うが、自分的には前OP・EDが好きだったので「画だけ差し替えて曲は変えないで欲しかった」というのが正直なところかな。

「なんでここに先生が!?」第8話
山登り授業編と、川沼祭編の二部構成。

山登り授業編。
背嚢を背負った山登り授業中に降雨で遭難展開で、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」とまさかのシンクロ(笑)。

川沼祭編。
メガネに、セーラー服&カーディガンという組み合わせの松風先生の変装が最高にかわいらしくて素晴らしかった。


2019/05/26 (日)

「鬼滅の刃」第7話
珠世との邂逅編。

鬼舞辻の過量な「輸血」によって女の肉体が暴走及び膨張→融解するくだりはヴィジュアルそのもののインパクトも、かなり踏み込んだ残酷描写を正面からやりきった度胸も大したもので感心する。

また、くだんの鬼舞辻が絡んできた酔漢たちを惨殺するくだり一連は鬼舞辻役の関俊彦の演技も巨悪に相応しい凄味があってなかなかに良い塩梅だった。

「ぼくたちは勉強ができない」第7話
成幸のはじめてのスマホ編と、うるかのオーバーワークの後先編の二部構成。

これはいいお風呂回。
「互いに入浴中同士の通話」というシチュエーションのヒネリ具合もよかったし、半パート丸々使ったボリュームたっぷりな構成も上々で非常に楽しい仕上がりだった。


2019/05/25 (土)

「文豪ストレイドッグス」第32話
フランシス・Fの復活編。

第二期シリーズではあまり活躍しなかったルイーザちゃんをここでフォロー。
素晴らしいメガネっ娘ヒロイン回で非常に好かった。

また、今回はフランシスの意気消沈を長々と引っ張らずに一発で立ち直らせた切り替えの早さもよかったし、かなり大味な展開だったが劇的な展開が連続するフランシスの再興劇も不遜で豪快なフランシスのキャラにマッチしていてよろしかったな。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第31話
VS.チョコラータ&セッココンビ編・その3。

現場がノってきているのか、終盤に戦力を集中させる戦術だったからなのかはわからんがここ最近の話数は美麗なキャラ作画が続くなあ。

そして今回は何と言ってもVS.チョコラータ戦の決着シーンの無駄無駄ラッシュが出色の出来映えだったことに尽きる、といった感じだったな。
ラッシュが30秒間延々と続く構成の凄まじさに、「無駄無駄原画」という役職を用意してまで描ききった作画も上々、心肺能力の限界に挑むような小野賢章の熱演ぶりも大したもので非常に見応えがあり、テンションの高まり具合が大変気持ちのよい仕上がりだった。

「川柳少女」第7話
水着選びとプール編。

黒ビキニ&白ビキニ回。

ビキニといっても結局はもっとかわいい系の水着にするんだろうな、と高を括っていたのだが、ストレートな白ビキニでキッチリと肌色を晒す七々子さんの頑張りように意表を突かれる&感服した。

「みだらな青ちゃんは勉強ができない」第7話
精力増強弁当差し入れ編。

「ボッキボキ」の合いの手だけイケボになる津田健次郎の有効活用ぶりが素晴らしい。

あと、今回は木嶋くんが青ちゃんのフトモモをまさぐるシーンのフトモモの張りと弾力とボリュームの質感表現が非常に巧みでなかなかに目を惹くものがあったなあ。


2019/05/24 (金)

「さらざんまい」第7話
一稀のサッカー再開編。

カワウソサイドの掘り下げ展開が良いミスリードになっている、ラストの練習場荒し&銀の皿盗難犯の真犯人開示のどんでん返しが上手くてなかなかよかったな。


2019/05/23 (木)

「キャロル&チューズデイ」第7話
「マーズ・ブライテスト」地方予選編。

今回はラストのキャロチューの二人が練習した「かっこいいサイン」をTVカメラの前でキメるくだりが矢鱈にかわいくて何度も何度もリピート再生してしまったよ。


2019/05/22 (水)


2019/05/21 (火)

「どろろ」第19話
百鬼丸の仕込み刀・打ち直し編。

村越繁脚本・境宗久コンテ(古橋一浩と共同)の「ゾンビランドサガ」コンビによるコメディ回。

ここへきてコメディ回、というか、やるならここしかないからコメディ回といったほうがいいのかな?

ゲストヒロインのおこわはこのアニメのキャラクターらしからぬ陰のまったくないキャラだったけど、明るく大らかで惚れっぽい明快なキャラクターをのびのびと活写しているところが非常に好感触でなかなかに良い塩梅だった。

「ブラッククローバー」第84話
王撰騎士団選抜試験・準決勝第二試合編。
準決勝第一試合が引き分けの両者敗退に終わったため、事実上の決勝戦で王撰騎士団選抜試験編の決着編。

吉原達矢監督絵コンテ・演出(三輪よしのと共同)の作画アニメ回。

ユノとリルの魔法戦は互いに魔法騎士団団長クラスの実力を持つ、天才肌の魔導士同士のガチバトルに見合ったアクション、エフェクト作画の充実ぶりが圧巻だったな。
大胆で、キレもあり、アイデアも練られていて、ボリュームも満点な作画芸の連続がまさに「瞬きするのも惜しいくらい」な勢いと濃密さで素晴らしかった。


2019/05/20 (月)


2019/05/19 (日)

「鬼滅の刃」第6話
VS.沼の鬼編、続きと、鬼舞辻無惨との邂逅編。

今回は夜の浅草の情景描写が描き込みも、照明の関係の作り込みも凝っていて美しく、見応えのある仕上がりだった。

「続・終物語」第1話
〈物語〉シリーズ・ファイナルシーズンのエクストラ・ステージ。
「鏡の国」の阿良々木暦、鏡面世界への突入編。

〈物語〉シリーズにしては珍しく前置きが手短に終わっていきなり本題に入ったな。

鏡面世界の表情豊かになった斧乃木ちゃんが表情も絡み方も絶妙にウザくて面白かった。


2019/05/18 (土)

劇場用アニメ「バースデー・ワンダーランド」を観る。

オーソドックスなジュブナイル異世界冒険もの。

伝わってくる評判がいずれもあまり芳しくないのでかなりハードルを下げて観たからなのかもしれないが、存外に悪かったな。

構えずに気楽な気分で観て気楽に楽しめる作品といった印象。

この手の少女の不思議冒険譚にありがちな親との軋轢・葛藤云々話には一切ならないので暑苦しい説教臭さがないところも作品の軽やかさを支えている感じがした。

大きな感動や、大胆な奇想、刺激的なサービスを求めてしまうと肩透かしを食らうかもしれないが、たった三日間の異世界旅行に見合った、少女の小さな不思議と勇気の物語としては程よい具合にまとまっていてそれなりに楽しんで観ることができたなあ。

あと、自分はヒロインのキャラデザに惹かれて内容はあまり吟味せずに前売り券を買ったのだが(原恵一監督作品は基本的に守備範囲外)、キャラ作画は安定してよくてその部分の満足度が高かったのも個人的にはちょっとポイントが高かったな。


「文豪ストレイドッグス」第31話
鏡花と敦それぞれの親との因縁の真相編の二本立て。

ルーシーがレギュラーキャラポジションに入ってきたことで敦・鏡花・ルーシーがちょっと三角関係っぽい感じになり、人間関係が少し華やいできたのがなかなかに良い塩梅だった。

「ひとりぼっちの○○生活」第7話
一学期最終日編と夏休み突入編の二部構成。

プールで水着回。
ぼっち以外みんな中一とは思えぬスタイルよさで驚く。

今回はたぶんぼっちがいなかったらプールにいっても素直に泳ぎの練習なんかしなかったであろうなこちゃんが、ぼっちの純粋さにあてられて素直に泳ぎの練習をはじめるくだりが二人の善良さがよくあらわれていてちょっと印象的だった。


2019/05/17 (金)

「さらざんまい」第6話
さらわれた春河救出作戦編。

カワウソの拠点(?)での一連の救出劇、空間の拡がりを意識させるようなレイアウトを駆使したアクションシーンの連続が劇場用アニメのような趣のある凝った作りで見応えのある仕上がりだった。


2019/05/16 (木)

「キャロル&チューズデイ」第6話
サイドニア・フェス、キャロル&チューズデイのセカンドライヴ編。

主人公たちが憧れるカリスマ女性シンガー役にフライングドッグ10周年記念作品に相応しく、フライングドッグ所属声優アーティストで最高の実績を残す坂本真綾という納得のキャスティング(歌は他のキャストと同様に吹き替えではあるけれど)。

今回はヒロインユニットの最初のステージ失敗譚だったけどダメージコントロールが手厚くて結局ハッピーエンドになっているのが、ヒロインたちにはネガティヴな要素を背負わせない(そういう部分は主にガスが引き受ける)ことになっているっぽいこの作品らしかった。

あと、今回はフェス前夜の「明日のステージのことが気になって寝付けないなら、いっそ朝まで曲作りをしよう」っていう若者らしい無謀で元気で前向きなノリが眩しすぎて堪らんかったな。


2019/05/15 (水)


2019/05/14 (火)

「どろろ」第18話
火袋の財宝探索行編・後編

火袋の財宝が眠る孤島に再会した主人公コンビ、イタチ一味、しらぬいと鮫の鬼神、多宝丸の百鬼丸討伐軍が集結するのだが、四つ巴のバトルにも、お宝争奪戦にもならず、火袋の財宝を巡るどろろとイタチのドラマ、百鬼丸と多宝丸の対決、しらぬいの狂気の暴走がそれぞれ個別に展開していくので状況はなかなかにカオスな様相を呈している。

とにかくエピソードが盛り盛りな構成なので観ていて飽きる暇がない。
まとまりにはいささか欠けるが「よくもまぁ、これだけの内容を一度にまとめて処理したものだ」と感心する。

また、今回は久々に要所要所に凝った殺陣が観られたのも見応えがあってその点なんかもよかったな。

「ブラッククローバー」第83話
王撰騎士団選抜試験・準決勝第一試合、VS.ランギルス戦の決着と、残りの準々決勝編。

アスタとランギルスの決戦は王撰騎士団選抜試験編の実質的なクライマックスとも言っていい展開なのでキャラ作画も、アクション作画も充分に力が入っていてよかったが、そこにリソースを割いたせいか、回想やあまり動かないカットなどによる引き伸ばし演出が散見され、テンポがあまりよろしくなく、没入しづらいのはキメどころの仕上がりが良いだけにいささか残念だったなあ。



2019/05/13 (月)

「Fairy gone フェアリーゴーン」第6話
新型人工妖精の暴走事故と、マーリヤとクラーラの容疑者追跡任務編。

追跡任務時のクラーラのピンクのひらひらワンピース姿が最高だった。
また、その服装のままスカートの裾を掴んで走るシーンが多いのもかわいらしくてナイスであったな。

「八月のシンデレラナイン」第6話
翼と智恵の衝突編。

全編に渡る濃厚すぎるレズ修羅場展開に圧倒される。

智恵が翼が本気で取り組んでいる野球の世界でこれまで通りの「翼と肩を並べる存在」であり続けるためにはこれまで通りのままではいられない、というドラマもなかなかにアツくてよかったな。

あと、今回はクライマックスの翼が泣くシーンの西田望見の熱演ぶりも大したもので素晴らしかった。


2019/05/12 (日)

「鬼滅の刃」第6話
炭治郎の初任務編。

相変わらず鬼のキャラクターが濃くって面白い。

また、今回はトキエさんが鬼に狙われてからバトルへとなだれ込む、後半の展開の緊張感の横溢ぶりもなかなかのもので見応えのある仕上がりだったな。

「ぼくたちは勉強ができない」第6話
桐須先生との面談編と、成幸のキス騒動拡散編と、うるかの成幸誘惑作戦編の三部構成。

三本目のエピソードの、胸の谷間とフトモモでアピールしてくるうるかがストレートにエロくてよかった。
特に階段を降りるシーンの乳揺れは柔軟性と質量感を両立させた動きが素晴らしくって堪らんかったな。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第15話
ゼニー星オークション、宇宙怪盗ブルーキャット登場編。

今回は第2話以来の高橋晃キャラデザ担当による単独作監回で全編に渡る端麗なキャラ作画が非常に眼福でよろしかった。


2019/05/11 (土)

「文豪ストレイドッグス」第30話
武装探偵社の再始動編と、田山花袋登場編の二部構成。

後半の田山花袋登場編は「花袋の一目惚れ相手の美女がまさかの銀ちゃん」というオチも、全体のドラマCDみたいなノリもなかなかに楽しい仕上がりでよかったな。

「川柳少女」第6話
七々子父の七々子反抗期妄想編。

よりにもよってペットのうさぎを意中の女の子に紹介するときにかぎって、うさぎの便秘が治り、うんこの連続フィーバーが止まらなくなるくだりが、いかにも空気が読めないケダモノらしい動きで観ていてちょっと面白かった。

「ひとりぼっちの○○生活」第6話
俳句発表会編と、なこの赤点編の二部構成。

スペシャルEDの「爆笑ぼっち塾 校歌」は「ぼっちが作った即興ソングだから1フレーズのゴリ押し」という妙なリアリティが可笑しく、インパクトも強くて面白い。
前回のアルの歌に続き、今回も歌ネタの使い方のセンスが冴え渡っていて素晴らしかったな。


2019/05/10 (金)

「賢者の孫」第5話
究極魔法研究会の本格的な始動編。

今回は唐突にサブヒロインのひとりの肛門洗浄シーンからはじまるのだが、そんな無闇に攻めたツカミをかましたのにも関わらず、それに物語上の意味が全くないところに観終わったあと驚愕した(笑)。

・・・・・・にしても、「ウォシュレットの快適さにハマって男友達の家で排便するのが習慣になっているっぽいサブヒロイン」とか、正直ちょっと嫌すぎる(苦笑)。

「さらざんまい」第5話
吾妻サラ握手会当日編。

「もし2クールアニメだったら一つずつ事実が漏洩していく展開になっていたんだろうな」と思いつつも、今回は「いったい何から触れていいのやら」といった感じの、一希の身に次々と降りかかり、続々と明かされていく劇的な展開・真実の連続が非常に濃密でその分厚すぎる内容量に圧倒されてしまったよ。


2019/05/09 (木)

「世話やきキツネの仙狐さん」第5話
シロの中野家来訪編と、入浴編の二部構成。

せっかくのシロ初メイン回だったAパートが完全に霞んでしまうのはどうかと思ったが(苦笑)、後半の入浴編の展開と絵面のインパクトがなかなかのものだった。

主人公は獣部位以外には関心がない真性の獣人属性、仙狐さんは800歳のロリババアという設定を盾に仙狐さんの裸体に対する扇情的な展開・描写を避けることによって、仙狐さんの裸体を(局所は隠しつつも)堂々と描くことを成立させるバランスの取り方が上手かったな。


2019/05/08 (水)

劇場用アニメ「甲鉄城のカバネリ 総集編 後編 燃える命」を地上波放送で観る。
TVアニメ「甲鉄城のカバネリ」の7話~12話を90分にまとめた総集編映画二部作の後編。

エンディング後に新作ラストパートが追加。
TV放送版は甲鉄城が金剛郭を脱出したところで尺の都合で切り上げたみたいに余韻もへったくれもなく終わったので、やっと本来のラストの形というべきものが観られたのはちょっと感慨深いものがあったな。

全体としては無名を挟んで生駒と美馬の対立を描く三者のドラマに焦点を絞った構成がTVシリーズのときよりもシリーズ後半戦のテーマが際立つ作りになっていてなかなかに良い塩梅だった。


「ワンパンマン(第二期)」第17話
ガロウVS.金属バット、怪人たちの同時多発一斉蜂起、第22回スーパーファイト開幕の三局同時展開編。

金属バットの妹・ゼンコは「普通に正統派な美少女なんだろうな」というコチラの予想を見事に裏切る兄貴似の目つきの鋭い三白眼キャラでちょっと外した、いい感じに媚びないキャラデザがなかなか好印象だった。


2019/05/07 (火)

「ブラッククローバー」第82話
プチット・クローバー傑作選。

王撰騎士団選抜試験編のクライマックス・アスタVS.ランギルス戦のバトルの決着間際というタイミングで強引にねじ込まれる、まさに万策尽きたという感じの「プチット・クローバー」傑作選。

1話丸々「プチット・クローバー」、しかも新作ですらない傑作選で30分押し通すという、なかなかに思いきった編成に少々度肝を抜かれてしまう(苦笑)。

短い小ネタが矢継ぎ早に続くので意外と退屈せずに観られたが、ノエルとミモザが水着姿で重なり合うカットが最高にエロくて素晴らしかった「サービス魔法」の回がなかったのはちょっと残念だったなあ。


2019/05/06 (月)

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第2話
キャスバル、アルテイシア兄妹のムンゾ脱出編。

「THE ORIGIN」のCGメカの評判はまさに賛否両論ある感じなのだが、今回活躍するガンタンクは素直に大変良い出来だったな。
13mを超える超巨大戦車ってちょっと馬鹿馬鹿しい絵面だけど、巨大感・重量感充分な迫力のある仕上がりに、市街地での戦闘というシチュエーション、緻密な破壊描写なども凝っていてよろしかった。
また、キャスバル機に討たれたあとの連邦軍部隊の動揺した挙動が矢鱈に人間臭いのも「ただの戦車ではなく、紛いなりにもMSのはしり」といった感じが上手く出ていてよかったな。

あと、今回はハモンさんのスーパースパイアクションヒロインぶりが声が沢城みゆきなことも相まって峰不二子テイストがかなり強いところなんかも面白かった。


2019/05/05 (日)

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第105話
ミツキのカウンセリング、ミツキ失踪編の総集編。

今回から監督が甲田正行に交代。
また総監督の阿部記之の役職もアニメーション監修に変更。

今回は監督交代のタイミングも謎だったが、ここへきて3ヶ月前に終わったシリーズの総集編を今さらやる話の内容も何だかちょっと謎だったな。


2019/05/04 (土)

「文豪ストレイドッグス」第29話
ドストエフスキーVS.A(エース)編。

今回は今回から解禁のOP/EDも含め、この作品らしいスタイリッシュなヴィジュアルが全編通して堪能できる好編だったな。

また、ドストエフスキーのキャラ紹介、悪をより強力な悪が討つピカレスクロマン、密室を舞台にした心理戦といった複数のテーマが上手く引き立った単発読み切りとしてもよく出来ていて面白かった。

「フルーツバスケット 1st Season」第5話
透の草摩紫呉宅→叔母の家への転居騒動編。

全体的に力の入った端整な作画、出て行った透と、それを追う由希と夾、二つの視点から話を掘り下げるストーリー構成も良好で面白かったが、透の草摩家での暮らしに視聴者が愛着を感じるには5話目というタイミングはまだ早すぎるのでそこはちょっと惜しかったな。

内容的には完璧な「第一部・完」みたいな話だったので話の時間的な積み上げがもっとあるタイミングでやって欲しかった(調べてみたら旧作も5話目で同じ話をやっているのでほぼ原作通りの構成なんだろうけど、)と少し思ってしまったよ。

「ひとりぼっちの○○生活」第5話
アルのランドセル登校編と、なこVS.アル、テニス対決編のアルメイン回の二部構成。

ランドセル登校編。
中学生のうっかりランドセル登校というアイデアが天才的すぎて思わず脱帽してしまう。
アルに赤ランドセルが無闇に似合うところや、後半のツッコミ不在の空気にあてられてアルが小学生コスのまま登校&教室に突入展開の蛮勇ぶりも可笑しくって面白かった。

テニス対決編。
アルの歌の頭の悪い歌詞と勇壮な曲調のブレンド具合が絶妙すぎて再び脱帽してしまう。
また、曲そのものの可笑しさに加えてサーブを空振りし続けるシーンとのマッチングも素晴らしくって観ていて非常に楽しかった。

「川柳少女」第5話
占い少女・花買タオ登場編。

着やせするタイプだった七々子が上着を脱いだときのおっぱいのボリューム感・インパクトが大変素晴らしくって眼福だった。

「みだらな青ちゃんは勉強ができない」第5話
木嶋の童貞告白編。

入浴シーンの青ちゃんの裸体が恵体すぎて興奮する。

あと、今回は木嶋が童貞だと知った途端に思いっきり上から見下してくる青ちゃんの調子のこきっぷり、木嶋に壁ドンされただけでその謎の優越感があっさり崩壊して泣いて逃げ出す情緒不安定ぶりもかわいらしくてよかったな。


2019/05/03 (金)


2019/05/02 (木)

「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」第5話
亜由美さんの自殺阻止ミッション編。

世界線移動をするたびに亜由美さんが毎回方法を変えて自殺をする展開は亜由美さんの葛藤の無さが無闇なテンポのよさを生んでいてコントみたいな感じになってしまっているのが可笑しかったが上手くなかったな(苦笑)。

「キャロル&チューズデイ」第4話
MV制作編。

うえのきみこ脚本&佐武宇綺がポンコツロボ役で出演の「スペース☆ダンディ」すぎる「スペース☆ダンディ」回。

「キャロル&チューズデイ」で観たい話だったか、と言えばクエスチョンマークがつくけれど、QTを演じているときの佐武宇綺の声と演技がかわいくてメチャクチャ好きだったので再びまたあの声と演技をたっぷりと堪能できたのは観ていてちょっと嬉しかったな。


2019/05/01 (水)

劇場用アニメ「甲鉄城のカバネリ 総集編 前編 集う光」を地上波放送で観る。
TVアニメ「甲鉄城のカバネリ」の1話~6話を90分にまとめた総集編映画二部作の前編。

冒頭の導入部くらいしか新作カットはなさそうな感じだったが、終始テンポよく話が進み、緊張感も途切れないので退屈せずに楽しめた。

ただ、全体の構成が生駒の反骨のドラマとアクション展開を軸にしていて、群像劇要素やロードムービー色がそのぶんたいぶ薄くなっているのはそちらの方を楽しんで観ていた自分としてはちょっと残念だったかな。


2019/04/30 (火)

「どろろ」第16話
イタチ一味の火袋の財宝探索行、どろろ&イタチ一味VS.しらぬい編。

今回はしらぬいのヒトの道理が通じない、頭のネジの外れっぷりや、どろろに叱咤されて鮫相手にどろろと一時共闘するも改心などはせず、その後も悪党なままのイタチといった、悪役のキャラ造形が味わい深く魅力的で面白かった。


2019/04/29 (月)

「進撃の巨人 Season3」第50話
半年の充電期間を挟んで再開した「進撃の巨人 Season3」の分割2クール後半戦。

シガンシナ区攻防戦の開戦編。

全編安定の映像クオリティと緊張感の高さが相変わらず大したもので素晴らしい。

また、お話の方も敵味方の軍略と軍略のせめぎ合いが初手からバチバチと派手に火花を散らしているのがまさに「最初からクライマックス」といった感じで面白かった。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」第1話
「機動戦士ガンダム」の前日談を描いたOVA「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」のTVシリーズ再編集版。

ジオン・ズム・ダイクンの死に端を発するムンゾ自治共和国の政変編。

元になっているOVAは全巻購入済みなれど塩漬け状態で未見。

ことぶきつかさキャラデザ、西村博之総作監による安彦良和絵の再現性が素晴らしくって惚れ惚れとするような仕上がりだったな。

NHKという放送局にマッチした大河ドラマ的な政変劇を、テンポよく捌くストーリー構成も良好で想像以上に面白かった。

あと、今回はキャスバルがキシリアに啖呵を切るところで終わる、話の引きどころが上手くて、思わず自宅の棚に封を開けずに並んでいるBDに手が伸びそうになってしまった。


2019/04/28 (日)

「鬼滅の刃」第4話
最終選別編。

錆兎と真菰の仇の「手鬼」は異形の造形、そこから繰り出される変則的なアクション、そして子安武人の怪演がどれも素晴らしくって、不気味で威圧感があって憎たらしい王道的な悪役ぶり、化け物としてのストレートな存在感の際立ちぶりが非常に良い塩梅だった。


2019/04/27 (土)

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第28話
アバッキオの最期編。

アバッキオの死を受け入れられず、撤退に抵抗するナランチャをたっぷり引っ張ったのが良いタメになっているおかげで「アバッキオの最後の仕事」が明らかになるクライマックスに観ていてかなりグッときた。

また、あの世でのアバッキオと元同僚の警官とのやり取りもよかったし、アバッキオが殺されるAパートラストから後半は作画の修正も良好で主人公チームの最初の死別編に相応しい力の入った作りが非常に好印象だったなあ。

「フルーツバスケット 1st Season」第4話
草摩楽羅の来訪編。

こういう正統派なヒロイン声で演技する釘宮理恵ってかなり久しぶりに聴いた気がするけど、全く衰えを感じさせなくて驚く。
今年で四十の大台に乗るとは思えぬ若々しさにはただただ脱帽するしかないな。

あと、今回は楽羅が大暴れする前半の展開が90年代っぽい激しいドタバタっぷりで観ていてちょっと懐かしかった。

「ひとりぼっちの○○生活」第4話
ソトカ・ラキターの弟子入り志願編。

この間、「ハイスクール・フリート」の再放送を観て、ココちゃん役の黒瀬ゆうこの良さを再確認したばかりだったので「はいふり」以来に久しぶりに黒瀬ゆうこの演技をたっぷりと堪能できたことにちょっとテンションが上がったよ。


2019/04/26 (金)


2019/04/25 (木)


2019/04/24 (水)

「ワンパンマン(第二期)」第15話
ガロウのヒーロー狩りの始まり編。

ヒーローたちがガロウに次々と狩られていくという展開なのだが、敗れていくヒーローたちもそれなりに見せ場を作って敗れていくので戦績ほど一方的な状況には見えず、両者がせめぎ合う感じにちゃんとなっているのが緊張感があって面白かった。


2019/04/23 (火)

「どろろ」第15話
鯖目の治める山里編・後編。

コバヤシオサム絵コンテ・演出回でいつものように我が道を行く小林治アニメだったな。

百鬼丸とマイマイオンバの湖上での決戦シーンのシャープで緻密なエフェクト作画が矢鱈にカッコよくって目を惹いた。

「ブラッククローバー」第80話
王撰騎士団選抜試験、2回戦第2試合EチームVS.Gチーム、フィンラルVS.ランギルス、ヴォード家異母兄弟対決編。

「優等生の弟VS不出来の兄」というサブタイトルだったが実質的には「陰キャの弟VS陽キャの兄」って感じだったな(苦笑)。

吉原達矢監督が原画に降臨した、ラストのフィンラルにとどめを刺そうとするランギルスのことを観戦していた黒の暴牛の全メンバーが止めに入るシーン。
仕上がりもカッコよかったし、原作の名シーンにしっかりと力を入れてくる正しい力のかけ方も好印象でよろしかった。


2019/04/22 (月)


2019/04/21 (日)

劇場用アニメ「えいがのおそ松さん」を観る。
六つ子が記憶の中の「高校の卒業式前日」に戻り、思春期の自分たちと向き合うことになるというお話。

ゲストヒロインの高橋さんが凄まじい完成度の地味メガネっ娘さんで最高だった。

思春期の頃の六つ子を描くことでレギュラーシリーズの(ニートの)六つ子とはまた別の、六つ子たちの新しい痛さを描く、というアイデアは良いし、実際に高校時代の六つ子たちを紹介するくだりは面白いんだけど、全体的に進行が段取りくさくて最後までテンションが上手くハジケきらずに終わってしまうのは残念だったな。

あと、ゲストヒロインの高橋さんは前述の通り最高の地味メガネっ娘さんで素晴らしかったのだが、エンドロールの女性ファンの心理を投影したかのような演出はいささか露骨すぎて戸惑った。


「鬼滅の刃」第3話
鱗滝の修行編。

炭治郎と錆兎の剣戟シーンがアクションの緩急がよく利いていて非常にカッコよい仕上がりだった。


2019/04/20 (土)

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第27話
ドッピオVS.リゾット編、続き。

非常にレアな田中宏紀単独作監回。

アクション的な見せ場はあまりないけれど、独特のタッチが入ったキャラ作画が全編通してとてもカッコよくって眼福だった。

ドッピオの首から鋏が飛び出すくだりは前回のカミソリや釘よりも過程がじっくりと描かれていたぶん、エグさが増していて見応えのある仕上がりだったな。

また、今回はキング・クリムゾン(未来予知機能と両腕のみ)とメタリカ、強キャラ同士の対決に相応しい終始緊張感が途切れぬ作りもよく出てきていて演出・作画両面ともに力の入った内容がなかなか大したものだった。

「ひとりぼっちの○○生活」第3話
本庄さんとの下校編と、一里家お宅訪問編と、ぼっちの病欠編の三部構成。

一里家お宅訪問編の伊達メガネでカッコつけるなこちゃんが素晴らしすぎて最高だったな。
いろいろと幼いぼっちのペースに合わせられるなこさんの包容力も凄かった。

あと、今回は全体通して描かれる「なこの見た目と中身のギャップ問題」を最後にぼっちの頑張りに繋げてまとめる構成もよく出来ていて上手かった。


2019/04/19 (金)


2019/04/18 (木)

「この世の果てで恋を唄う少女YO-NO」第3話
ジオ・テクニクス社海岸工事に関するブリーフィング編。

主人公がメガネで若くてスーツ姿が似合う継母と文字通り朝から晩まで隙あらばイチャイチャ、イチャイチャする、とにかく羨まけしからん話で素晴らしかった。

「キャロル&チューズデイ」第3話
火星移民メモリアルホールゲリラライブ編。

主人公二人ともけっこう大らかな性格をしているため、バイトが長続きしなくて職が安定しない娘と家出少女のコンビなのに悲壮感が欠片もないのが特徴的で好感触。

また、初回からだけどキャロルの運動神経のよさが派手なアクションを披露せずとも日常的な姿勢や動作から伝わってくる作りになっているのがよく出来ていて感心する。


2019/04/17 (水)

OVA「OVA ハイスクール・フリート」を観る。
TVシリーズの再放送を完走したのでその流れに乗って積みBDの山から引っ張り出す。

TVシリーズのラストから1ヶ月後の後日談。
「晴風」クラス解散の噂騒動編。

TVシリーズでは全くと言っていいほど足りてなかったご当地アニメ要素をここで一気に補充する横須賀市街探訪アニメ。

噂話がどんどん大きくなって大騒動になるという展開なのだが、その問題にオチがちゃんとつかないまま話がまとめ(新生「晴風」の話)にシフトしていくので座りが悪い。
また、作画も粗が目立ち、トータルの仕上がり的にもTVシリーズ平均並といったところでOVAとしては画的にいまひとつ物足りないのも気になった。

ただ、TVシリーズのとき、自分的にこのアニメで一番楽しめたところは「晴風」クラスの仲良しぶりだったので「晴風」クラスの面々がつるんで遊んだり、駄弁ったりしているシーンがたくさん描かれていたのはよかったな。
あと、万里小路さんの次にココちゃんが好きなキャラだったので本OVAがココちゃんメインエピソードでココちゃんの出番と見せ場がたっぷりとあったのも自分的にはちょっとポイントが高かった。

正直言ってそれ程よく出来ているとは言い難い内容なので他人にはあまりお勧めできないが、自分的には楽しめる要素が多かったので出来のワリには存外に満足できる内容だったな。


2019/04/16 (火)


2019/04/15 (月)

「なんでここに先生が!?」第2話
児嶋先生とコインランドリー編と、児嶋先生と帰省編の二部構成。

後半の話のビキニ姿の児嶋先生がいい感じに太ましくって堪らんかった。


2019/04/14 (日)

劇場用アニメ「コードギアス 復活のルルーシュ」を観る。
TVシリーズの完結から10年ぶりの完全新作続編で、タイトル通り、ルルーシュの復活編。

TVシリーズの続編と書いたがシャーリー生存ルートの続きらしい(シャーリーが生存していないと成立しない世界線のような)ので、正確には劇場版三部作の続編という位置づけかな。
これはTVシリーズの結末も動かざる一つの形として残すための処置だったりするのかしら。

ま、それはさておき、本編の内容について。

ルルーシュの完全復活はTVシリーズの完結から10年の歳月が経ちTVシリーズラストの感動も、衝撃も全ては遠い過去の記憶になった今だからこそ受け入れられる展開だな。

懐かしのオールスター総登場もの、かつての敵味方が手を結ぶドリームチームもの、その両方の側面を持つファンムービーとしても、ジェットコースター展開、異能力コンゲームの駆け引きに、メカと美少女のサービスシーンも盛り盛りな全乗せアニメ「コードギアス」の続編としてもよく出来ている完璧な仕上がりが素晴らしい。
このどちらか一つの切り口でまとめても充分成立するところを全て放り込んで濃縮させる、濃厚な娯楽性がまさに「コードギアス」といった感じで面白かった。

また、敵勢力の設定がかなりキッチリ詰められていて主人公サイドのドリームチームとちゃんと拮抗した存在感があるところ、「もし、あの結末の先があるのなら、こうあって欲しい」というところを的確についてくるキャラや作品への寄り添い方に外しがないところなんかも手抜かりが無く、よく練られていて感心した。


「鬼滅の刃」第2話
炭治郎の鱗滝左近次への弟子入り編。

禰豆子かわいいよ禰豆子。

バトルシーンにもコミカルなノリをガンガン入れて、1話目と合わせて作品の振れ幅を見せていく作り。

とにかく今回は禰豆子のリアクション、活躍ぶりがイチイチ矢鱈にかわいらしくてよかったな。

「ぼくたちは勉強ができない」第2話
武元うるかの成幸勉強会追加編入編、唯我邸停電騒動編、うるかの英単語小テスト追試対策ミッション編の三部構成。

主人公に対する恋愛意識が最初から高くて、見た目もエロい武元うるかの登場でラブコメ・エロコメ指数が一気にアップし、活性化した印象。
また、ひとつの話数に原作3話ぶん入れて畳みかけてくる構成もよかったな。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第11話
スター☆トゥインクルプリキュア初の合体技「プリキュア・サザンクロス・ショット」発動編。

初の合体技お披露目回だからか、全体的にキャラ作画も、撮影処理も力が入っていて画面の仕上がりが上々な、正しい注力ぶりがなかなかに良い塩梅だった。


2019/04/13 (土)

「文豪ストレイドッグス(第三期)」第26話
2年3ヶ月ぶりに再開した「文豪ストレイドッグス」の第三期シリーズ。

「双黒」の始まりの物語を描く過去編・「十五歳」編の一発目、「双黒」の邂逅編。

2年以上ぶりのシリーズ再開だが間に劇場版を挟んだりしていたのであまりブランクは感じさせず、第二期以降の堅調さを順当にキープしている印象だったな。

対立しているのは変わらないが、敵味方の立っている位置が現在と180度異なる太宰と中也の関係性の構図が程よいツイスト具合で面白かった。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第26話

ドッピオVS.リゾットの遭遇戦・開戦編。

ドッピオの電話は映像化されると面白さが一気に跳ね上がって楽しいな。

また、今回はドッピオだけでなく、占師やリゾットのキャラもよく立っていていつにも増して変人博覧会めいた内容になっているのも面白かった。

「川柳少女」第2話
大月琴の登場と七々子のダイエット編。

藤木かほるの絵コンテ・演出・作画監督・一人原画回。

ちょいエロ要素が増し、ヒロインたちのかわいらしさも初回に比べてグッと際立つようになってきて面白かった。

相変わらず川柳要素は弱いけど、そういう作品ではない(川柳を掘り下げるような作品ではない)ことはわかってきたので初回よりも素直な気持ちで楽しめたな。

「みだらな青ちゃんは勉強ができない」第2話
木嶋のチンコのサイズ問題編と木嶋の性癖問題編の二部構成。

「勉強に集中してますスタイル」(メガネ&三つ編み姿)の青ちゃんが心臓が止まるかと思うぐらいかわいすぎて興奮した。

あと、今回は木嶋のチンコのサイズに興味津々な青さんが面白すぎて堪らんかったな(笑)。


2019/04/12 (金)

「賢者の孫」第1話
まさにタイトル通りの、ファンタジー世界の英雄である賢者の孫に転生した主人公の活躍を描く、異世界転生もの。

主人公・シン=ウォルフォードの転生からアールスハイド高等魔法学院入学までの道程編。

ツッコミどころの多さも含めて至ってテンプレートな異世界転生無双もの。

アクションシーンのアクション・エフェクト作画が金田系作画でケレンミ満点なのが特徴的で目を惹いた。

「さらざんまい」第1話
カッパをモチーフ、「つながり」をテーマにして描かれる青春ファンタジー。

主人公・矢逆一稀の秘密編。

「ユリ熊嵐」以来約4年ぶりの幾原邦彦監督の新作。

幾原邦彦版「ペルソナ」みたいな内容だったな。
いつものように独創的なヴィジュアルの横溢ぶりが凄まじい。
特に「さらざんまい」(?)がはじまってからは映像と音楽が見事にハマって高まるテンションに、物語の核心部に迫るドラマのクライマックスが重なっていく構成が非常に気持ちのよい仕上がりで圧倒されてしまったよ。


2019/04/11 (木)

「世話やきキツネの仙狐さん」第1話
タイトル通りの世話やきキツネ美少女押しかけ女房もの。

仙狐さんの中野家降臨編。

今期二本目の大島美和キャラデザアニメ。
同じ美少女アニメでも「みだらな青ちゃんは勉強ができない」は少女漫画風の柔らかく繊細なタッチだったのに対して、こちらは直線的な線で構成されたいささかソリッドなタッチでデザインの方向性がかなり異なるのが面白い。

話の内容的にはクライマックスの尻尾をモフるシーンの質感表現がヒロイン最大のチャームポイントに相応しくめちゃくちゃ凝っていて迫真性の高い仕上がりになっていたのが非常に正しい力のかけ方をしていてよかったな。

「キャロル&チューズデイ」第1話
SF少女音楽ユニット成り上がりもの。

チューズデイのアルバシティ上京→キャロル&チューズデイ結成編。

全編通してヴィジュアルの充実ぶりが相当なものだったが、山場の演奏シーンはとりわけ力が入っていて思わずちょっと見入ってしまった。
リアリティに溢れる緻密な演奏作画に、照明と間合いの緊張感が素晴らしくって圧巻だったな。

また、チューズデイの家出と、キャロルとチューズデイの出会いのドラマ、メインキャラ及びそれらの関係性の紹介の仕方もスマートでとても観易くまとまっているのもよかったな。


2019/04/10 (水)

「異世界かるてっと」第1話
「この素晴らしい世界に祝福を!」、「オーバーロード」、「幼女戦記」、「Re:ゼロから始まる異世界生活」の異世界転生もの4作品をクロスオーバーさせたSDキャラショートコメディスピンオフもの。

4作品の主要キャラ集結編。

扱う作品の数、登場するキャラクターの数が多すぎるのでとりあえずキャラを一ヶ所に揃えたところでタイムアップ。

スタジオぷYUKAIの制作なので何だかんだでそれなりのものに仕上げてくるような気はするが、初回の苦心が伺える立ち上がりを見ると4作品のちゃんぽんなんて面倒なことはせずに普通に3分アニメの4本立てにした方がよかったんじゃないの?と観ていてちょっと思ってしまった(苦笑)。

「ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!」第1話
「ストライクウィッチーズ」のスピンオフ日常コメディ。

フリーハンドで一発描きしたみたいな作画がえらく特徴的。
「これはひとつの『味』として捉えて欲しい」という思いはヒシヒシと伝わってくるのだが、正直な感想としてはただの低コストアニメにしか見えないのがツラかった(苦笑)。

「ワンパンマン(第二期)」第13話
約3年3ヶ月ぶりに再開した「ワンパンマン」の第二期TVシリーズ。

第一期の最終回からそのまま続き。
S級ヒーロー7位キングの秘密編。

鬼神G4の装甲の金属の処理が凝っていてなかなかカッコよかったな。

ハイクオリティな作画による超絶バトルアクションによって面白さが支えられていた作品だったので、監督と制作会社の変更はかなり気になるところだったのだが、初回は前作と遜色のないクオリティがキープされていたのでとりあえずいまのところは安心したよ。


2019/04/09 (火)

「RobiHachi」第1話
SF版「東海道中膝栗毛」。

主人公・ロビーとハッチの邂逅編。

非常に端整なキャラ作画、キャラ立て・対比が明快な主人公コンビ、クライマックスに変形合体ロボが出てくる意外性など、よく出来ているが、話を引っ張る主人公たちの会話劇にキレがないので観ていて少し眠たくなった。
「地球防衛部」シリーズもシリーズを重ねるごとに会話劇がユルく、キレのない感じにシフトしていったので高松信司監督のトレンドはこのユルい感じなのかもしれないが、男の同士のユルい絡みには本当に興味が湧かないので自分にはちょっと向かない印象だったなあ。


2019/04/08 (月)

「消滅都市」第1話
タイトル通り「消滅した都市」の謎を巡るSFサスペンスアクションもの。

もう少し地に足のついた内容を想像していたのだが、蓋を開けたら超絶バイクアクションとスタンドで戦う、予想外のトンデモバトルアクションもので驚いた(笑)。

いろいろ安くて、大雑把な話なのだが、見せ場のアクションシーンの勢いのあるトンデモぶりで一気にうっちゃってくる姿勢がちょっと爽快で観ていて意外と面白かったな。

「Fairy gone フェアリーゴーン」第1話
ライトノベル作家の十文字青が脚本・シリーズ構成を務めるTVアニメオリジナル作品で、妖精を兵器として軍事利用する技術が確立された異世界を舞台に違法妖精取締機関「ドロテア」の戦いを描くダークバトルファンタジー。

主人公・マーリヤとヴェロニカの再会編。

画は端整で雰囲気もあるが、キャラや設定、話の展開に面白味・新鮮味がなく退屈な仕上がり。
P.A.WORKS制作のダークバトルファンタジーは昨年の「天狼 Sirius the Jaeger」も冴えない感じだったせいか、悪い意味で印象が被る。

昔のマッドハウス作品や恩田尚之キャラっぽい少しバタ臭いリアル系のキャラクターデザイン/キャラ作画は自分好みな感じなのでお話の方をもう少し頑張って貰いたくなる内容だった。

「真夜中のオカルト公務員」第1話
オカルト的事象の管理を担う区役所の担当部署「夜間地域交流課」を舞台にしたお仕事もの系ファンタジー。

主人公・宮古新の夜間地域交流課配属編。

新宿の街を描くシーンの背景美術とレイアウト、それに音楽のセンスがよくって目を惹いた。

また、オカルト事件もの色よりも、役所仕事もの色の方が強く前に出ている感じも新鮮味があってよかったな。

「なんでここに先生が!?」第1話
女教師もの・ハプニングシチュエーション系学園エロコメ。

地上波放送は規制版なのであまり身を入れて観る気にはなれないが、年上ものは大好物な上、(初回だけかもしれないけれど)キャラ作画もよかったのでエロコメものとしてはそれなりに満足できる内容だった。

「八月のシンデレラナイン」第1話
ソーシャルゲーム原作の、女子高生野球もの。

硬式野球部の足がかりとなる同好会設立編。

キャラ作画はもっと頑張れって感じだったが、野球描写がかなり丁寧で経験者と初心者の差が「画を見れば分かる」作りにちゃんとなっていたのはよろしかったな。

また、全体的に優しい語り口なのも雰囲気がよくってその点なんかもなかなか好印象だった。


2019/04/07 (日)

劇場用アニメ「劇場版 シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉」を観る。
ドローン兵器の思考コントロールシステム「メビウス」を巡る大騒動編。

「シティーハンター」すぎる「シティーハンター」という評判通り、紛うことなき「シティーハンター」すぎる「シティーハンター」な映画なのが素晴らしかったな。

最初は現代的にアップデートされたキャラ作画と、かつてのシリーズとやっている事の変わらなさに若干の違和を感じたが、次第に慣れた。

お客さんに楽しんで貰おうという意識が強く感じられて、それがあまり滑らずに上手くいっているのが好印象。

話も、画も緩いんだけど、それもまた元々のシリーズ等身大な感じでマイナスになっていないのは強みだな。

レギュラーTVシリーズの歴代主題歌を劇中歌としてバンバン使っていくサービスもニクかった。

終盤の新宿遊園(新宿御苑)でのバトルはちょっとダレたが、アクションのアイデア、組み立ても概ねよく練られていて楽しかったな。

あと、立体感のあるキャラ作画による女性キャラの造形が非常に自分好みでその点なんかも眼福だった。


「鬼滅の刃」第1話
人食いの鬼と、それを討伐するために組織された剣客集団「鬼殺隊」の戦いを描く、バイオレンスバトルファンタジー。

竈門家一家惨殺編。

キャラデザ・キャラ作画が原作よりも緻密かつ繊細な洗練されたタッチでまとめつつも、キャラの目力の強い表情は外さずに再現することで原作の絵柄の雰囲気もしっかりと押さえた形になっているのがよく出来ていて感心する。

また、映像全体的にもufotable制作らしいヴィジュアルの充実ぶりがなかなかのもので非常に見応えのある仕上がりだった。

「ぼくたちは勉強ができない」第1話
得意科目以外はからきしな天才少女たちと、その苦手教科克服のための教育係となる苦学の秀才少年が主人公の学園ハーレムラブコメもの。

唯我成幸の古橋文乃・緒方理珠教育係拝命編。

原作の絵柄から肉感・身体性を引いた感じのキャラデザはあまり自分好みではなかったけれど、作画は丁寧、話運びも淀みがなくって初回から手堅く面白かった。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第101話
水月と香燐の合流編。

サラダが香燐によく懐いていて、香燐もサラダのことを溺愛している関係性が尊く、香燐の相手をしているときのサラダさんのはにかんだ表情が最高にかわいらしくて堪らんかった。


2019/04/06 (土)

「とある魔術の禁書目録III」第26話(最終回)
ベツレヘムの星攻略戦の決着編。

これで「無印」シリーズは終了らしいけど、全くひと区切りついた感じにはならないのな(苦笑)。

第二期の終盤あたりからその気配はあったが、第三期は完全に原作ファン向けの「わかる人にわかればいい」って感じの作りで原作未読の自分にはついていくのが大変だった。

特に今回は天使っぽくなって飛び立った一方通行が次に登場したときには学園都市の追跡部隊に拘束されている展開が本当に意味がわからなくって困惑するしかなかったよ。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第25話
VS.ノトーリアスB・I・G、スパイス・ガールの覚醒編。

ヒットマンチームと父親に命を狙われ続けるストレスが溜まりに溜まっていたせいか、バトルになると一気に言葉遣いがハジケた感じになるトリッシュ/スパイス・ガールのテンションの高まり具合がなかなかにエキセントリックで面白かった。

「フルーツバスケット 1st season」第1話
「フルーツバスケット」の17年ぶりのリメイクTVアニメシリーズ。

主人公・本田透の草摩家分家宅居候生活開始編。

旧作はかなり好きだった記憶がある(当時はまだ漫画を読む習慣があったので原作本にも手を出していた記憶がある)が、もう17年も前の話なので内容はほとんど覚えていない。

総じて丁寧な作りでなかなかに堅調な滑り出し。

浮き世離れしたヒロインに石見舞菜香という配役も上手くハマっていてその点なんかもよろしかった。

「川柳少女」第1話
川柳による筆談でしか会話ができないヒロインが主人公の、「川柳」をメインモチーフにした美少女日常学園もの。

川柳による筆談でしか会話ができないコミュ障ヒロインのことを何の偏見もなく、素直に受け入れてしまうくらい優しく、トガリのない世界観と、パステル調の淡い色使いがマッチしていて良い塩梅。

ただ、ユルい美少女日常コメディとしては手堅く楽しめる内容だったが、初回を観たかぎりではメインモチーフの川柳の魅力が全く伝わってこないのは観ていてちょっと気になったな(苦笑)。

「みだらな青ちゃんは勉強ができない」第1話
官能小説の大家の父親が変態なせいで異性に対して強い嫌悪感を持つヒロインが主人公の、美少女学園ラブコメもの。

木嶋拓海の告白編。

明るく楽しくテンポのよい自分好みの下ネタ系エロコメで好印象。
また、大島美和のキャラデザも矢鱈にかわいくってよかったな。

「ひとりぼっちの○○生活」第1話
ぼっち気質のヒロインが「中学卒業までにクラス全員と友達になる」という唯一の親友との約束を果たすために、脱ぼっちを目指して奮闘する美少女学園コメディ。

主人公・一里ぼっちの中学校入学編。

一話完結の物語としてもよく出来ている上々な導入編。

頭が悪くて、不器用で、臆病で、上手くいかないことばかりだけど決して悪いヤツではなく、お人好しなところもあって憎めないヒロインの、一言では説明できない複雑な人物像を丸々1話かけて丹念に描き出しているのが素晴らしい。
最初は「どうしようもないヤツだな」という印象だったヒロインのことを最終的にはちょっと好きになれるようにストーリーが上手く組み立てられているのが本当によく出来ていて感心する。

また、初回だけかもしれないけれど、えらく端整で丁寧な作画も非常に良い仕上がりだった。


2019/04/05 (金)

「叛逆性ミリオンアーサー」第11話
「叛逆性ミリオンアーサー」の分割2クール後半戦。

ファルサリアとの邂逅後、拠点から消えた団長アーサー以外のメンバーの捜索行・鉄拳アーサー&錬金アーサー編。

今回はシリーズ再開一発目らしい良好なキャラ作画でマント未着用の団長アーサーのドスケベボディをたっぷりと堪能できる内容だったのがよかったな。


2019/04/04 (木)

「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」第1話
アダルトゲーム原作のパラレルワールドをメインテーマにしたSFサスペンスファンタジーで、近年流行の90年代ヒット作リブートもの。

主人公・有馬たくやとユーノの邂逅編。

主要キャラの顔見せ紹介ツアーこなしたのちに、クライマックスで「最初の並列世界移動」というイベントが発生するという構成なのだが、演出が不在なのかと思ってしまうほど、とにかく平板な作りで引っかかりどころがまるでなく、ゲーム原作ものにありがちな「膨大な原作の内容を限られた映像の尺に収める(ねじ込む)のに精一杯」な作品になりそうな予感がビンビンと伝わってくる初回だった。


2019/04/03 (水)

OVA「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか OVA」を観る。
TVシリーズの再放送を完走した流れで積みBDの山から引っ張り出してチェック。

TVシリーズ最終話の最終決戦後~地上帰還のエピローグまでの間の話で水着で温泉回。

鈴木洋平監督は「ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」は微妙な出来だったが、その前哨戦だったこれは手堅い作りで面白いのな。

単発のTVシリーズ続編OVAとしてはまさに「こういうのでいいんだよ こういうので」といった感じの内容で、総じてベタだけどお色気サービス・エロコメ展開のパターンを豊富揃えて最後まで飽きさせない作りになっているのがよろしかった。
また、お色気サービス回としては外してはならないキャラ作画もOVAらしく安定していて出来がよく、その点なんかもソツがなかったな。


2019/04/02 (火)

「ポプテピピック TVスペシャル」
二話連続放送編成の単発TVSP。

白虎版以外は何とか全部チェックした。

レギュラー放送終了から1年ぐらいしか経っていないけど流行りものだったせいか、何だか既に懐かしいな。

放送局ごとに出演声優を変えるとか、リアルタイムで放送を観ただけでは消化しきれない、更なる仕掛けが用意してあるアイデアのヒネり方、裏のかき方が本当に凄いなあ。

また、共通の内容的にも大張正己、「星色ガールドロップ」のOPタイトルアニメ、蒼井翔太ENDなど、スペシャル放送回に相応しいスペシャルなネタ盛りだくさんで豪華な作りがなかなかよかった。

「モブサイコ100II」第13話(最終回)
ボスとの最終決戦編、続き。

芹沢がボスとの別れ際に「お前は他人につけ込まれやすいから気をつけろ」という忠告を受けたのに社会復帰の第一歩から早速、霊幻につけ込まれているラストのオチに笑う。
(まぁ、霊幻なら利用はしても悪いようにはしないだろうし、唯一にして最初の友達のモブと同じ職場なのは心強いだろうから社会復帰の第一歩としては存外に悪い選択ではないのかもしれんけど)

ボスとの戦いの最終局面も期待に違わぬ超絶アクション作画の連続で大満足。

また、モブが何度もすれ違い、何度も諦めそうになりながらも最後までボスのことを切り捨てることなく、救いの手を差し伸べ続ける展開も粘りの利いた、まさに「葛藤」のドラマがなかなかに見応えのある内容でよかったな。

「キャプテン翼(2018年版)」第52話(最終回)
全国中学生サッカー大会・決勝・南葛VS.東邦編・その6、決着編。

全国中学生サッカー大会編の決着をもってソツなく終了。

Jr.ユース日本代表のユニフォームは現実(現行ヴァージョン)には寄せず原作準拠の1987年ヴァージョンなんだな。

土壇場で同点に追いついた東邦はもちろんのこと、逃げ切れなかった南葛の方も同点同時優勝を素直に喜んでいるので勝敗がつかないラストなのに後腐れ無く終わった感じになっているのが好感触。
また、この結果に視聴者も納得できるだけの、両チームともにまさに死力を尽くした戦い、説得力のある試合内容に決勝戦編全6話がちゃんとなっていたのもこの作品らしい勘所を外さぬ作りで素晴らしかった。


2019/04/01 (月)

「荒野のコトブキ飛行隊」第12話(最終回)
イケスカ上空に開きはじめた「穴」を巡る、自由博愛連合と反抗勢力との最終決戦編。

前回に続き、今回もほぼ1話丸々空戦展開でなかなかの見応えだった。
市街地を舞台にビルや橋、巨大クレーンが並ぶ建設中のイサオタワーなど多様な構造物を縫いながらの曲芸飛行的なドッグファイトの連続が観ていてとても楽しかったな。

また、前回に引き続き総力戦的展開はアツく、コトブキ飛行隊の面々がひとりひとり徐々に脱落していく展開も手に汗握るような緊張感があってその点なんかも面白かった。

「賭ケグルイ××」第12話(最終回)
100票オークション編・後編。

アニメオリジナルキャラ、×喰零のドラマ・存在をキッチリと消化しきり、最後は物語を原作に返す形でソツなく終了。

早見沙織の姉役に能登麻美子という配役が完璧すぎて素晴らしい。

百喰一族との間に厳格な上下関係は存在しても理不尽に、或いは過度に虐げられていた様子はないので零の下克上にはそれ程のカタルシスがないし、百喰一族との共闘・ギャンブルを通しての意思疎通という展開は公共財ゲームのときと被るので逆転劇にもあまり意外性がなく、ゲームの盛り上がりはいま一つだったが、100票オークション終了後の問答の快楽主義的ギャンブル論はわかり易くキレイなまとめでよかったな。

また、くだんのクライマックスはキャラ修正がいつにも増して濃く、艶めかしいのもよろしかった。


2019/03/31 (日)

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第12話(最終回)
夏休み花火編の続きとエピローグ。

前半たっぷりと時間をかけてシリアスな青春ラブロマンス話をやってから、後半のエピローグでそれを弄り倒すという構成のバランスの取り方がよかったな。

また、昔のテレビ漫画みたいな主人公二人のおっかけっこエンドロールも脱力感溢れる作りがどこか余裕を感じさせるものがあってなかなかに良い塩梅だった。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション」第24話(最終回)
VS.アドミニストレータ戦の決着編と、その後の争乱編。

怒濤の急展開になったところでシリーズ中断。
メッチャ続きが観たくなるところで話を切ったな。

ユージオがアリスを救い出すという本懐を遂げることなく退場していく展開が観ていてけっこうショックだった(まぁ、普通に蘇るのかもしれんけど)。

吉成鋼が原画にサプライズ降臨したアドミニストレータがチュデルキンのせいで大炎上するシーンはリアルな炎と爆発のエフェクトが凄まじい見応えで非常に眼福な仕上がりだったな。

「えんどろ~!」第12話(最終回)
魔王と勇者の因縁の決着編。

最後までグダグダ話を引っ張った挙げ句のご都合設定ENDだったが、ともすればシリアスな雰囲気に流れそうな話を要所要所にユルい笑いをツッコんで最後までユルカワコメディの枠に留まり続けた構成演出のハンドリングは上手くてちょっとよかったな。

「W'z」第13話(最終回)
VS.奥池翠編の決着編。

「神に至るレベルのハンドシェイカーが三人寄れば、バトらずとも神の召喚ができる」とかいうご都合設定が最後に唐突に湧いてきてビックリ。
バトルで勝っても退けることができない奥池の脅威にどんな搦め手で対処するのか、というのが今回のポイントだと思っていたのだが、出てきたアイデアがそれで思いっきり脱力してしまったよ(苦笑)。


2019/03/30 (土)

「火ノ丸相撲」第24話(最終回)
全国高等学校相撲選手権大会団体戦決勝、大将戦決着編。

火ノ丸が高校を中退して大相撲の世界へと旅立つ、高校相撲編のラストまでやりきってキレイに終了。

火ノ丸と草介のラストバトルは一進一退の手に汗握るような攻防戦に、互いに背負ったドラマも濃くって最後の大一番に相応しい充実度の高い仕上がりだったな。

また、最後に帳尻あわせをしただけのようにも見えるが、火ノ丸と草介の一番はキャラ修正もキッチリと入っていて作画も最終回らしく力の入った良い出来だった。

「ブギーポップは笑わない」第18話(最終回)
歪曲王編・その5、決着編。

歪曲王編の決着までを普通に描いて終わり。

アクションシーンはなく、会話劇中心の話だったが、田中くん/歪曲王との決戦(への説得)シーンの表情作画とか、終盤の竹田くんと藤花が電車に揺られるシーンとか、無闇に作画に力の入った作りが最終回らしかった。

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第26話(最終回)
ガトランティス戦役終結から半年後、ヤマトの帰還と、古代と雪の救出作戦編。

古代にとってのガミラス戦役後~ガトランティス戦役までの一連の戦乱とは何だったのか?を問いかける形で物語に決着。

戦時下における「愛」をテーマに様々な立場の個人・陣営が抱える問題を多角的に描いていくシリーズだったが、曖昧なテーマに、散漫な視点のせいで話の焦点がなかなか定まらず、結局何を言いたいのかよくわからない印象が強かったので最後に話を一つの視点に集約させてわかり易くまとめてくれたのはよかったな。

「デート・ア・ライブIII」第12話(最終回)
士道の霊力暴走危機、士道攻略ミッション編。

普段とは逆に士道をヒロインたちがデレさせるという趣向。

劇場版でもイケそうなプロットでサービス、見どころ盛りだくさんな内容が飽きさせない。
女たらしになったハズの士道があっさりチョロくなる展開とか、8人もヒロインがいるため30分のTVシリーズの単発エピソードでやるには苦しいところもあったし、作画は最終回も相変わらずの低空飛行で厳しかったがコメディ、お色気、アクションと娯楽性の高い構成が良好で楽しかった。
また、第三期シリーズ通していま一つ影が薄かった十香に最後に華を持たせる〆もシリーズとしてのバランスを上手くとっていてよかったな。

「魔法少女特殊戦あすか」第12話(最終回)
沖縄編のエピローグ。

負けたら拷問部屋というルーティーンが面白すぎて卑怯(笑)。

一応、マジカル・ファイブ5人全員に出番があるのは最終回らしいが基本的には沖縄編のエピローグを普通にこなして終了。
派手な盛り上がりはないし、「俺たた」ENDではあるけれど、話の区切りにキッチリ合わせて終わっているので着地としてはそれなりにキレイな形に収まっていたな。


2019/03/29 (金)

「からくりサーカス」第23話
ハリー防衛戦、続き。
阿紫花VS.パンタローネ/ジョージVS.カール・シュナージー編。

阿紫花がグリモルディでパンタローネに突進するシーンと、子供たちの救援に駆けつけた鳴海が自動人形たちを蹴散らすシーンのアクション作画がともになかなかに躍動感のある仕上がりでよかったな。

「BanG Dream! 2nd Season」第13話(最終回)
Poppin' Party主催ライブ当日編。

セトリ破り祭りみたいなヒドい進行になってロックちゃんが地獄を見る話(笑)。

RAISE A SUILEN以外の全登場バンドのステージが一挙に立て続く後半のライブシーンの見応えが上々。

また、前半のライブ直前の楽屋シーンの華やかで賑やかな感じも矢鱈に楽し気でよかったな。

「ガーリー・エアフォース」第12話(最終回)
上海奪還作戦、続き。
ライノ乱心騒動編。

一応、一つのエピソードとしての決着はついているし、ドーター同士のガチバトルで〆るのもアクション的な山場としては悪くはないのだが、作戦は失敗に終わり、乱心したライノのことは容赦なく排除し、空港で起こった一連の怪奇現象には何の説明もつかない、という幕切れはあまりにも後味が悪く、不穏さが募るばかりで何ともスッキリとしないラストだったな(苦笑)。

「約束のネバーランド」第12話(最終回)
ハウス脱獄計画決行当日編、続き。

イザベラが最後に全てをさらっていく展開だったが、第二期もあるみたいだし、「GFハウス」編のラストとしてはここでひとり退場する(?)イザベラに大トリを飾って貰うのは納得の結末だったなあ。

イザベラの人生の因果を「レスリーが作った歌」をキー・アイテムにして繋ぐ構成がよく出来ていて感心する。
また、敗北を認めたイザベラが髪をほどき、ハウスに囚われた自らの人生を回想する前に「ママ」という役職から自らを解き放ちイザベラという個人になる、アニメオリジナルの演出も上手くてなかなかよかったな。

「五等分の花嫁」第12話(最終回)
修学旅行編・決着編。

ヒロインの5つ子全員に役割や見せ場を割り振りつつ、五月の失踪騒動&風太郎のキャンプファイヤー病欠問題というイベントをテンポよく捌いていく構成は見どころ盛りだくさんで悪くない。

結婚式の未来回想はいまの主人公とヒロインたちとの親密度では話が飛躍しすぎで不発な感じだったが、5つ子全員が風太郎の見舞いにくるクライマックスはシリーズを通して得た関係性の進展をキレイに示していてその点なんかもよかったな。


2019/03/28 (木)

OVA「この素晴らしい世界に祝福を!」第11話を地上波放送で観る。
魔法のチョーカー編。

買おうと思ったけど買えなかった品(原作本限定版同梱OVAでTVシリーズがまさかのヒットをしたせいか(?)、予約分のみで売り切れになってしまい手に入らなかった。中古市場でも長らく定価よりも高い値段がついたままだったので食指がなかなか伸びなかった)なので、OVAを購入した人には申し訳ないがTVでタダ観できるのは嬉しい。

何故、カズマがヒロインたちから「一緒に入浴までO.K.」な慕われ方をしているのか謎だが、ヒロインたちにエロい仕打ち三昧な展開はまさにTV未放映話数に相応しいエロコメ回といった感じでよかったな。

にしても、あらためてヒロインたちのおっぱいの形がみんな違って個性的なのが素晴らしい拘りで脱帽する。
それがカズマがアクア以外のヒロインたちのことを「おっぱい」としか認識していないというオチに凄い説得力を与えているのもよく出来ていて(?)感心した(笑)。


「ケムリクサ」第12話(最終回)
赤い樹との最終決戦編。

ポストアポカリプス冒険サスペンスをツンデレラブコメに上手にシフトさせてキレイに着地。

悪くはないけど、主人公二人、特にわかばにはあまり感情移入できなかったので気分はイマイチ盛り上がらない。

1話丸々バトルアクション展開で元々の画の弱さを勢い(スピード感)とアイデアでカバーしているのはよかったな。
約束通りりんのピンチにリタイアした姉妹たちが駆けつける少年漫画的な展開もストレートにアツくてよろしかった。

「revisions」第12話(最終回)
渋谷の現代復帰、VS.ニコラス/慶作フュージョン編、続き。

慶作さん聖人END&「続く」で終わる海外ドラマテンプレEND。

慶作が最後まで面と向かっては大介に本音は言わず「良いお友達」のまま去って行くのが大人なのか、結局心を開けなかっただけなのかわからんが切ないな。

シリーズ全体の感想になってしまうが、タイムパラドックスものとしても、サバイバルサスペンスものとしても、エキセントリックなキャラクターもの・群像劇ものとしてもどれも中途半端に手をつけて終わった感じで消化不良感が半端ない。
後半、オペレーション・ネフィリム前後あたりから話を軟着陸させる方向にシフトしたように見えるが自分としては最終的に全てが破局に向かってもいいからもっとアクセルを踏んで貰いたかった、というのが正直なところかな。


2019/03/27 (水)

「サークレット・プリンセス」第12話(最終回)
プリンセスカップ決勝、優佳と千景のリベンジマッチ編、続き。

宿命のライバルとの決着をつけて無難に終わったが総じて演出的な押し引き・メリハリが弱いのでいま一つパッとしない。

あと、優佳と千景のコスチュームがパワーアップするといずれも追加されたスカート状のパーツのせいで、この作品の一番の見どころの「レオタード状のバトルスーツ着用時に見える尻」が隠れてしまうのも悪手すぎて残念だったな。

「私に天使が舞い降りた!」第12話(最終回)
文化祭当日編、続き。

日常アニメが最終回に普段のノリから逸脱した特別なことをやって大滑りするパターン。

さして話が面白いワケでも、本編と何かしらの繋がりがあるわけでもない劇中劇ミュージカルを延々と半パート見せられても置いてけぼりを食うだけ。
全体的にきめ細かい芝居作画は大変な見応えだったが、完全にやる気が空回ってしまっている印象だった。

あと、劇中劇が終了したあとのBパートは内容も作りも普段通りに戻るんだけど、劇中劇の作画クオリティが段違いによかったぶん、最後に画面のクオリティがガクッと下がって終わったように見えてしまうのもあまり上手くなかったな。

「風が強く吹いている」第23話(最終回)
箱根駅伝第九区、続き~最終第十区編。

シリーズ通して貫かれていた堅調さは最終回も変わらず、やるべき事をキッチリとやりきって大団円。

脚の痛みと疲労で意識を持っていかれそうになりながらも懸命に走る、最終盤のハイジの力走が臨場感たっぷりで素晴らしかった。

また、箱根駅伝決着までの流れを充分に尺を取って描いたのちに、4年後のエピローグを「その後」と「これから」二段構えの編成でテキパキと描く、構成のバランスも上手くてなかなかよろしかった。


2019/03/26 (火)

「エガオノダイカ」第12話(最終回)
クラルス停止ミッション編、続き。

あまりにも脳天気すぎる結末に唖然。

クラルス停止によって戦争が継続不能→停戦になるのはわかるけど、それによる混乱はほとんどなく、クラルスによる土壌悪化問題も速攻で改善して「世界は平和になりました」っていうオチはあまりにも楽天的すぎて呆れるしかなかったな。

あと、「笑顔」=「平和」の代価は「(クラルスによって支えられた)文明的な生活の放棄」なのかと思ったけど、そうではなかったのにも驚いた。

「転生したらスライムだった件」第25話(最終回)
ヴェルドラとイフリートの進行による総集編。

「ただの総集編にはしない」という意識・サービス精神があるのは良いのだけれど、苦し紛れな感じで振るわない漫談を30分丸々聞かされるのはそこそこの苦行で観ていてちょっとツラかった。

「上野さんは不器用」第12話(最終回)
眼キュー編とバレッタン編の二本立て。

いい感じの暖かくて優しい曲及び演出の雰囲気と、田中のヒドい回想シーン集、上野さんがツインテで窓ガラスを破壊しながら歩く絵面、荒ぶるタモンといった描かれるものとのギャップがなかなかにクレイジーなエンドロールが可笑しくも、作品の持ち味を上手に表現していてとても良い幕引きだった。


2019/03/25 (月)

「荒野のコトブキ飛行隊」第11話
反自由博愛同盟連合軍によるイケスカ強襲編。

空戦シーンはCGアニメらしい物量戦が相当なもので見応えあり。

あと、今回はキリエを圧倒し、無双するイサオの跳梁を散々描いた最後に伏兵のケイトが横からクールに美味しいところをさらっていくラストの〆もなかなかに痛快でよかったな。

「賭ケグルイ××」第11話
100票オークション編・前編。

キメキメのポージングの連続が何かもう別のアニメみたいなノリの、ラストの×喰さんのハッチャケぶりが面白すぎて堪らんかった(笑)。

「マナリアフレンズ」第10話(最終回)
長期休暇突入編。

アンとグレアの関係性の前進を「相部屋になる」という形で示して手堅くまとめ。

ゆったりとした時間の流れでヒロインたちの百合日常ラブコメをじっくりと描く、という作品の方向性が明快、またシリーズ通してそれが貫徹されていてよく出来ていたが、自分には低刺激でスローな語り口がとにかく眠くて大変だったな(苦笑)。
出来・不出来の問題ではなく、合う・合わないの問題で自分には難しい作品だった。


2019/03/24 (日)

「スター☆トゥインクルプリキュア」第8話
ケンネル星編。

今回は土田豊のトバし気味なコメディ演出と、初の異星探検編という話の内容が上手くマッチしていて面白かったな。

「仮面ライダージオウ」第28話
VS.アナザージオウ編の決着編。

ソウゴとゲイツ、互いに友達がいない/友達作りが上手く無さそうなもの同士の、不器用な友情話を台詞に頼ることなく、キャラの行動や演出でキッチリと描いているのがなかなかによく出来ていて感心する。

また、ダブルライダーと化したジオウとゲイツが再生アナザーライダー軍団を連続フォームチェンジで蹴散らす展開も白ウォズ登場以後のシリーズのクライマックスに相応しい派手な立ち回りでアガッたし、降らせたのか、偶然なのかわからんが薄く地面に積もり、静かに舞う雪の美しさも緊張感のある画面を演出していてよかったな。


2019/03/23 (土)

「火ノ丸相撲」第23話
全国高等学校相撲選手権大会団体戦決勝、副将戦→大将戦開始編。

今回は本編も久しぶりの元請け制作回で作画が端整でよかったが、Cパートのショートコメディパートが前回の女相撲編のまさかの続きだったのがそれ以上に(笑)嬉しいサプライズだったなあ。

「とある魔術の禁書目録III」第24話
ベツレヘムの星・当麻VS.フィアンマ編。

体力の限界がきて倒れた麦野が浜面に怨嗟の罵倒を浴びせるシーンの小清水亜美の熱演ぶりがなかなかのものだった。

また、今回は全体的に作画が端整な仕上がりだったのもよかったな。

あと、意図してそうなったワケではないのかもしれないが、矢鱈に多い自己確認台詞(説明台詞)がフィアンマが上条さんに実はチキンな内面を看破される展開に相応の説得力を与える形になっているのも何だかちょっと面白かった。

「魔法少女特殊戦あすか」第11話
6th・ナハ大規模襲撃戦、決着編。

シリーズラストのバトル展開だからか(?)、Aパートのバトルシーンは全体的にキャラ作画が濃厚・美麗でよろしかった。

「PERSONA5 the Animation SP2」
「PERSONA5 the Animation」完結編・後編。
全ての黒幕・偽イゴール=ヤルダバオトとの最終決戦編。

ゲーム原作ものにありがちな深刻な尺不足というヤツなのかもしれないが、状況と設定の説明をするのに精一杯といった感じで伝えたい感情を描いたり、視聴者の楽しませたりする余裕がほとんどないのが観ていて厳しい。

作画も悪くはないけど平凡な出来、バトルシーンは相変わらず押し引きがなくて退屈と映像的にもパッとしなくていま一つ振るわぬ内容だったな。


2019/03/22 (金)

「BanG Dream! 2nd Season」第12話
Poppin' Partyの主催ライブ準備大詰め、リハーサル編。

ラストの客席にゲストバンドが一堂に会する中でのPoppin' Partyのリハーサルシーンはまさに「ご心配とご迷惑をかけた方々への禊」といった感じだったなあ。
制作の背景に見合ったエモい曲と演奏シーンが、長く続いた「花園たえ二股騒動」編の〆に相応しい情感たっぷりで観ていて/聴いていてけっこうグッときた。

「約束のネバーランド」第11話
脱出作戦決行編。

まさに満を持しての逆襲劇を一気呵成に描いた、気持ちよく加速していくリズム感と高まっていく昂揚感が素晴らしい。

また、「仲間には嘘をつかない」というエマの理想論が逆襲を成功させる鍵になる展開、そしてその勝負の分かれ目はエマがその信念を固めた瞬間に既に決着していた、という大きな係り結びもよく出来ていて面白かった。

「五等分の花嫁」第11話
修学旅行編・その3。

シャフトグロス回。

これまでになく全編通して作画がよくてウェルメイドな仕上がりだった。
やっぱり美少女アニメは見栄えがよくてナンボだな、という感じでこれまでで最も楽しんで観られる内容だったな。


2019/03/21 (木)

「ケムリクサ」第11話
「記憶の葉」による過去回想編。

シリーズ中盤あたりから「このペースだと全12話で話が終わらないのでは?」と思いながら観ていたんだけど、話を「世界全体の秘密と対峙する話」から「わかば/ワカバとりん/りりの話」に焦点を絞ることでキレイに話の風呂敷を畳めるかたちに急激ながらも上手にハンドルを切ったので安心する。

あと、今回はOP・EDのドラマチックな仕掛けも上手くてなかなかよかったな。


2019/03/20 (水)

OVA「ハイスコアガール EXTRA STAGE」をBDで観る。
TVアニメ「ハイスコアガール」のTV未放映話数13話~最終15話までをまとめたOVA。

13話:じいやの晶専属運転手解雇編。
14話:二人の交際をかけたハルオVS.日高、三本勝負編。
15話:大野家ゲーム禁止問題解決編。
という編成で最悪の投げっ放しENDだったレギュラーシリーズとは違い、さすがに今回はキレイに幕引きさせている。

「最後まで観てよかった」と素直に思えるラストで本当によかったな。

中学三年生のときの再会後もつかず離れずな関係が長く続いたこともあってか、二人の関係性の円満な回復を描いて終わるラストの多幸感が相当なものだった。

一見ハーレムラブコメの一幕みたいに映るが、前回振ったばかりの女と、意中の相手の姉と、実母という色気の出しようのないメンツに囲まれて雰囲気もクソもない「ときめきメモリアル」のくだりが何か矢鱈に可笑しかったな。

あと、ハルオが圧政を敷く萌美先生と正面衝突しないで上手くいなす形で落着しているのが特徴的で観ていて印象的だった。


2019/03/19 (火)

「モブサイコ100II」第11話
「爪」との最終決戦編、続き。

なかなかに凄まじいアクション作画アニメ回。

モブVS.峯岸、ショウVS.ボス、島崎攻略戦、三局の戦いいずれも空間を立体的に使った殺陣がよく出来ていて素晴らしい。

特に島崎にテルたちが人海戦術で挑むくだりは市街地を舞台に縦横無尽に躍動するアクションに、テレポーターとの戦いらしい目まぐるしく視点が切り替わるカメラワークのキレ味が相当なもので圧巻だったな。

「転生したらスライムだった件」第24話
外伝、原初の悪魔「黒」とシズの邂逅編。

前半のフリは面白そうだったけど、後半のオチはしょぼくて尻つぼみな感じだったなあ。

作画は第一期シリーズ最終制作回らしく(次回は総集編らしいので)キャラ・アクション・エフェクトともに久しぶりに全編ソツなく力の入った仕上がりでなかなかによく出来ていた。

「上野さんは不器用」第11話
インビジブルマ編とリアスコート編の二本立て。

相変わらず良い尻アニメ。

インビジブルマ編クライマックスのお姫様抱っこのくだりは上野さんがシリーズ最高のかわいらしさでナイスであった。

また、リアスコート編の南峰部長の脱ぎっぷりのよさもエロくて大変よろしかったな。

「キャプテン翼(2018年版)」第50話
全国中学生サッカー大会・決勝・南葛VS.東邦編・その4。

どんどんヒートアップしていく試合内容に見合った最初から最後まで高まりっぱなしで落ちない演出のテンションが素晴らしい。

内容も表現もインフレが極まっていていよいよ非常識・超人サッカー化が留まることを知らない感じになってきたが、互いに「何とか決定機を演出しては紙一重で凌がれる」というギリギリの攻防の応酬が何度も続き、スコアレスの状態をキープしたままグングン熱量が高まっていく展開がとにかく終始見応えありまくりで面白かった。


2019/03/18 (月)

「賭ケグルイ××」第10話
蛇喰夢子VS.五十嵐清華、「扉の塔」編・後編。

シリーズ屈指の顔芸回といってもいいくらい清華さんの多彩な顔芸のバリエーションが面白かった。

また、決着のくだりの百合茶番劇も塔の装置、賭け代の約束、回想シーンでのやり取りといった伏線の回収が上手くてなかなかよろしかったな。

「荒野のコトブキ飛行隊」第10話
イサオの覇道との全面戦争開戦編。

怒濤の急展開で一気にまとめに入った感じ。

一挙に進む伏線の回収と、急激に高まる決戦ムードの盛り上がりがまさに怒濤の展開そのものといった感じで目が離せない。
また、決戦ムードの高まりに合わせて大幅にスケールアップした空戦シーンも見応えがあってよろしかった。

あと、今回は零戦三二型のパイロット・ナオミの、ユーリアと同系統のマシンガントークもまさに「立て板に水」といった感じで素晴らしかったな。


2019/03/17 (日)

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第10話
前回のお見舞い騒動に端を発するかぐやと白銀の軋轢編と、かぐやと白銀の和解編と、夏休みの計画会議編の三本立て。

最初の話のむくれっ面かぐや様がメッチャかわいくて最高だった。

和解編のオチはとてもキレイなラブコメ展開で観ていて非常に好印象。
また、くだんの話は正直者だけど著しく社会性に欠く石上のリアクションもキレ味抜群のフリキレ具合で面白かったな。

「W'z」第11話
VS.フミユキ&タマリペア編→ ナガオカ&マユミペアとの邂逅編。

ナガオカたちの消息はフミユキに相談していれば簡単に解決していた、という展開の脱力ぶりが凄かったな(苦笑)。

あと、ユキヤとナガオカ・マユミペアの親子の再会が矢鱈にアッサリとした感じで流れていくのも気になった。

前半の戦闘シーンは「ジグラートの監視者」&前作主人公コンビとのバトルという展開に見合った、質・量ともにシリーズ屈指の充実ぶりでなかなか大したものだった。
GoHandzアニメらしいカメラワークもアクションも大胆な殺陣は目で追うのが大変で疲れるが、凝ったアクションの連続はよく作り込まれていてとても見応えのある仕上がりだったな。


2019/03/16 (土)

劇場用アニメ「劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-」を観る。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の劇場版。
アンタレス討伐クエスト編。

終盤のアルテミスの自己犠牲というか、尻拭いに巻き込まれる話が泣けるとか、過酷な運命に圧倒されるとかじゃなくてただただ昏く、貧乏くじを引かされただけの話に見えてしまって萎えた気分のまま幕引きになるのが厳しい。

作画・演出は画はよく整っているし、描写もわかり易いがその反面いずれも突出した点がなく、悪くはないけどパッとしない。

「ダンまち」シリーズは第一期TVシリーズは面白かったものの、「ソード・オラトリア」、今回の劇場版は微妙な仕上がりで、結果的に第一期の監督を務めた山川吉樹の手腕の高さが目立つかたちになっているな。


「ブギーポップは笑わない」第16話
歪曲王編・その3、ブギーポップVS.ゾーラギ編。

キャラ良し、アクション良しな良作画回。

クライマックスのブギーポップVS.ゾーラギの派手な怪獣&ワイヤーアクロバットアクションもよかったが、冒頭のブギーポップと新刻さんが駄弁るくだりの新刻さんのキャラ作画、表情・芝居作画のかわいらしさも相当なもので目を惹いた。

あと、「ハクメイとミコチ」のときも思ったけど、かわいい見た目に反して小言の多いしっかり者キャラを演じるときの下地紫野はかわいらしくてとても好いな。

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第24話
彗星都市帝国内部突入、最終決戦編。

主要キャラが次々に戦死或いは生死不明の危機に見舞われる壮絶な展開と、初手のトランジット波動砲発射からラストのズォーダーとの対峙まで全編に渡って戦闘局面が続いていくボリュームたっぷりなアクションシーンがまさに最終決戦という状況に相応しいテンションと濃度で大変な見応えだった。
また、今回はヤマトの決死行にフォーカスし、その状況だけをノンストップで追っていく疾走感のある構成も良い塩梅で面白かったな。


2019/03/15 (金)

「BanG Dream! 2nd Season」第11話
花園たえ引き抜き問題編。

「誤解を解くためにバンド(Poppin' Party)への想いを歌にして伝える」ってかなりクサい展開だけど、たえのエキセントリックなキャラクターには合っていて悪くない、というか上手かった。
その後の「涙、涙の和解劇」も情感溢れるキャラの表情、役者の芝居が素晴らしくってしっかりと泣ける仕上がりだったのもよかったな。

また、今回は公園のシーンでの第一期シリーズの回想も旧作を大事にしているのが伝わってきてなかなか好印象だった。

「ガーリー・エアフォース」第10話
上海奪還作戦前夜編。

明華さんの寝間着姿がエッチすぎて堪らんかった。

また、今回は普段は余裕のある大人のふりをしているけれど、けっこうアツくなりやすいファントムさんもかわいらしくてよろしかったな。


2019/03/14 (木)


2019/03/13 (水)

「私に天使が舞い降りた!」第10話
ヘアセット編と、みやこと花ちゃんの限定シュークリーム買い物デート編の二部構成。

今回はこの手の美少女日常アニメによくある「最終回じゃないけど(オチ以外は)これが最終回でもよさそうな話」だったなあ。

何だかんだでみやこと花ちゃんの関係性がこれまでの積み重ねを経て着実に進展しているのがいい感じ。

また、今回はみやこの誕生日に花ちゃんがプレゼントしたヘアピンの使い方もよかったな。


2019/03/12 (火)

「どろろ」第10話
多宝丸の蟹化物退治編。

多宝丸のキャラ掘り下げ回で、思いっきり箱入りのボンボンだけど、その育ちのよさ故に純粋な正義感と大きな責任感を兼ね備えている多宝丸の人物像の、好感度の高さと意外性がなかなかのもので面白かった。

あと、今回は上妻晋作原画担当パートとおぼしき決壊した水門から流れる津波のシーンが凝っていてちょっと目を惹くものがあったな。

「モブサイコ100II」第10話
「爪」とその反抗勢力との本格的交戦開始編。

「また噛ませ犬、モブが戦うモチベーションになる係か」と思わせてからの肉改部部長がエクボとのコンビネーションで「爪」の最高幹部の一角をまさかの大物食いする流れがアイデア・構成ともに素晴らしかった。
互いに超能力で筋肉の潜在値が引き出された状態になれば、日々の鍛練の下積みがちゃんとある部長の筋肉の方が質が高くて勝る、というのもなかなかにアツくてアガる展開だったな。

「転生したらスライムだった件」第23話(最終回)
「精霊の棲家」攻略編・後編。
次回からのラスト2話は番外編なので本編シリーズは今回が最終回。

「シズの遺した教え子たち」の問題を解決してとりあえずの幕引き。

最終回も大した波瀾もなくいつもの調子でとんとん拍子に話が進む。
映像的な見せ場も特にないので話の切り上げどころとしては妥当だけど気分は全く盛り上がらない。

主人公の万能感・無双ぶりに寄り添って愉しむ作品だということは理解できるが、全てが主人公の思うがまま簡単に解決していき、問題が問題にならないままスイスイ話が進行していく歯ごたえのない語り口には最後までイマイチノっていけなかったな。

「上野さんは不器用」第10話
カンチカン編とレパラー手編の二本立て。

メガネで靴下が臭くなくて情に厚いに上、ナチュラルに無駄毛がないとか、山下さんは本当にとんでもなくハイスペックな美少女だな。


2019/03/11 (月)

「荒野のコトブキ飛行隊」第9話
墜落した羽衣丸の修理に伴うコトブキ飛行隊の長期休業編。

今回は味方が単機、敵味方の機体の外観・動作が一目でわかるほど違う、味方の戦術(迎撃方法)が単純明快な上、丁寧な説明がちゃんとあるので空戦シーンがこれまでになくわかりやすくてよろしかった。

「賭ケグルイ××」第9話
蛇喰夢子VS.五十嵐清華、「扉の塔」編・前編。

久しぶりの夢子のタイマン勝負&互いの破滅がかかったデスマッチ話でノッケから高まる緊張感が心地よい展開だったなあ。

また、ストレス限界イッパイイッパイでテンションの乱高下が激しく、リアクションもどんどんエキセントリックになっていく清華さんの七転八倒ぶりもとても愉快で面白かった。

「マナリアフレンズ」第8話
学院祭・演劇舞台裏編。

クライマックスのハンナの歌唱シーン。
水樹奈々の歌唱力と、ロトスコープによる緻密な作画によって「周囲を圧倒するようなパフォーマンス」に相応の説得力を伴った形でちゃんとなっている、クライマックスに見合った力のかけ方が素晴らしかった。


2019/03/10 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション」第21話
キリトVS.ユージオ→ユージオVS.アドミニストレータ編。

OPの映像が一部差し替えリニューアル。
話の内容に合わせてのこのタイミングでの変更は観ていてアガる良いサービスだな。

最高司祭猊下は恵体な上、脱ぎっぷりがいいのと、全裸になっても手・足・首の装飾具はつけたままなのが素晴らしい。

もっと引っ張るかと思っていたユージオの洗脳展開は意外とあっさり終了。
ユージオがアドミニストレータの洗脳や誘惑をほぼ自力ではね除けているのが好印象だったなあ。

あと、今回はキリトVS.ユージオのバトルが夢のバディ同士の対決に相応しくキッチリと力の入った仕上がりで手堅く見応えのある内容だったのもよかったな。

「えんどろ~!」第8話
カルタード祭り編。

タルカ族の民族衣装に着替えるくだり。
このアニメで(主人公たちの変態コス以外に)こんなにストレートなエロサービスシーンがくるとは思わなかったのでメチャクチャ驚く&興奮した。

また、このシーンはメイのスカートのサイドと後ろから見えるものがぱんつであることが確定した歴史的瞬間でもあり、そういう意味でも目を惹いたな。


2019/03/09 (土)

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第23話
待ち伏せノイ・デウスーラとの決戦編、続き。

今話から先行上映会でいうところの「最終章」にあたるエピソードに入るからか、キャラ修正が矢鱈に濃くって佳境に入った話の内容に見合った気迫漲る仕上がりだったな。

「魔法少女特殊戦あすか」第9話
6th・ナハ大規模襲撃戦、開戦編。

全体的にキャラ作画が端正で良い塩梅。
また、良作画回に合わせてタマラさんの下着姿・悶絶就寝シーン、スリングショット水着メイド服、紗綾子さんのエロいソフトクリームの食い方と、お色気サービスショットが充実しているのも非常にナイスで好かったな。


2019/03/08 (金)

「BanG Dream! 2nd Season」第10話
RAISE A SUILENの初の主催ライブ編。

前回に続き「不穏な空気は流れるも何だか思ったよりも穏当な形でまとまりそうだな」と思わせておいて最終的にそうはならないパターンの天丼。

RAISE A SUILENのライブシーンは期待通りのカッコよさで素晴らしかった。
特に派手な照明演出がキメキメな雰囲気を盛り上げていてよかったな。

あと、今回は解説役に麻弥さんを召喚していたのが個人的にちょっとポイントが高かった。


2019/03/07 (木)


2019/03/06 (水)

「私に天使が舞い降りた!」第9話
ひなたと乃愛ちゃんのデート編と、みやこの黒歴史編と、花ちゃんと乃愛ちゃんの星野家お泊まり会編の三部構成。

みやこの制服を花ちゃんが着るくだり。
三つ編みお下げに、セーラー服とカーディガン、そしてメガネいうコーディネートが完璧すぎて今期最高に興奮したよ。


2019/03/05 (火)

「どろろ」第9話
どろろの過去編。

陰惨な話なれど扇情的に盛り上げることなく、抑制の利いた演出が貫かれているのは今回も変わらず。

イタチの裏切りに遭い、義賊団が乗っ取られたときにどろろの父親が両脚を負傷し戦闘力を奪われただけで殺されない、生殺しみたいな目に遭うのが逆になかなか嫌らしかったな。

「モブサイコ100II」第9話
「爪」の世界征服宣言編。

「爪」も一枚岩ではなく、勢力の相関関係がけっこう複雑な様相を呈しているのが面白い。

あと、今回はヨシフ役の畠中祐のニヒルな演技がよかったな。
畠中祐は熱血キャラのイメージが強いがこれから年齢が上がればこういう役を振られる機会も増えると思うので楽しみだ。

「キャプテン翼(2018年版)」第48話
全国中学生サッカー大会・決勝・南葛VS.東邦編・その2。

翼がタイガーショットをドライブシュートで打ち返すくだり。
どう見てもサッカーボールでフェンスを粉砕しているのが一番驚くべきところだと思うのだが、そこにだれもリアクションをとらないのが不自然すぎて気になった(苦笑)。

「上野さんは不器用」第9話
ジゴスパッツ編とSQ水編の二本立て。

上野さんいいケツしてるな。
ボディラインが出るコスチュームネタの二本立てで二話連続で上野さんの美尻を堪能できる内容だったのが眼福だった。

「ブラッククローバー」第73話
王撰騎士団選抜試験開始編。

偽ザクス・リューグナーこと「謎の魔道士」役に緑川光。
斜に構えた態度の饒舌で辛辣な毒舌家という役が珍しくって新鮮だった。
キャラにもちゃんとハマっているし、緑川光の声は好きなのでたくさん喋るキャラなのもちょっと嬉しいな。


2019/03/04 (月)

劇場用アニメ「劇場版 幼女戦記」を観る。
「幼女戦記」の続編・劇場版。
TVシリーズからのそのまま続きの話で、VS.連邦編といった感じの内容だった。

作り手がTVシリーズでやってきたことを信じて、その延長線上にあるものを迷いなく作っている感じが全編に満ちていて好印象。

精鋭部隊とそれを率いる切れ者の指揮官が主人公の物語に相応しく、終始ダレ場なくテキパキとした手つきで捌かれる語り口が素晴らしい。

軍略と政治と個々人の感情によって戦場が在るべき形へと醸成されていく様、それを通して紡がれる人間模様の綾を丹念に描いているのもよく出来ていて面白かった。

また、TVシリーズから変わらず安定感のある作画、ロボットアニメ的な空間演出が気持ちいい空戦シーンの殺陣も見応え充分で映像的にもなかなかに満足度の高い仕上がりだった。

あと、純粋で幼く正義感むき出しなメアリーと、歪んでいてスレていて正義感の欠片もないターニャとの対比の構図も明快でその点なんかもよろしかったな。


「賭ケグルイ××」第8話
公共財ゲーム編・後編。

皇さんは数少ないというか、唯一といっていいノンケのラブコメ要員だからか、キャラがどんどんかわいくなっていくな。
賢く健気な振る舞いもキャラ好感度を押し上げていてなかなかに美味しい扱いだった。

それと今回は骨喰さんの爆乳を鷲掴みする、骨喰さんの爆乳弄りシーンがちゃんとあったのも自分的に「観たかったものが観られた」という感じで好かったな。


2019/03/03 (日)

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第8話
白銀圭の高等部生徒会来訪編、期末テスト編、石上の赤点回避勉強会編の三本立て。

期末テスト編は久しぶりに全編に渡ってキレキレのナレーション芸が冴え渡る好編だった。
テンポよく、緩急の利いた構成も上手くてとても面白かったな。

あと、今回は白銀圭高等部生徒会来訪編も女子キャラ同士のやり取り、かぐやさんの空回りぶりがかわいらしくてなかなかよかった。

「ONE PIECE」第875話
ビッグマムのウェディングケーキ実食編。

ラストのビッグマムが「麦わらの一味」の前に立ちはだかる、一連のミュージカルシーンの演出の凝りよう、作画の力の入りようが今シリーズのひとつのクライマックスに相応しくなかなかのものだった。

また、今回は10つ子が合体した巨人とジェルマの兄弟たちのバトルシーンのアクション作画もケレンミがあってよかったな。


2019/03/02 (土)

「魔法少女特殊戦あすか」第8話
沖縄編・その1。
あすかたちの修学旅行のはじまりとウィップラッシュ☆ちさと誕生編。

マジカルスパンキング、「マジカル」要素全くないのに残虐行為の頭に「マジカル」つけて面白くするのが相変わらず卑怯だな(笑)。

拷問シーンに、あすかとの相部屋展開にと今回はノリノリなくるみのキャラ描写がたくさん観られて楽しかった。


2019/03/01 (金)

「BanG Dream! 2nd Season」第9話
羽丘女子学園・花咲川女子学園合同文化祭「羽咲祭」編。

ロックさんのギターソロからのRoseliaの飛び入りライブの流れがどちらも男前すぎ、カッコよすぎでメチャクチャシビれる。

また、ラストの「不穏な空気は流れているけどRoseliaが繋ぎに入ってくれたから、これは遅刻したおたえもステージには何とか間に合う流れかな?」と思わせておいてからの、おたえが現着したときには全てが終わっているという残酷な現実ENDも話の落とし方、引っ張り方、シリアスな雰囲気の盛り上げ方、どれも上手くてなかなかよかった。

「ガーリー・エアフォース」第8話
海鳥島・ザイ前線基地攻略作戦、続き→バイパーゼロとの接触編。

ファントムさんは清楚系ではなく年上小悪魔系だと思います。

慧にとっての明華は姉みたいな存在ということなので小うるさい姉に対する売り言葉に買い言葉としては然もありなんな対応ではあるのだけれど、明華が慧のことを異性として意識していることも知っている視聴者としては、今回の慧の明華に向けての辛辣すぎる集中砲火にはちょっと引いてしまうなあ(苦笑)。
こんだけヒドい扱いを受け続けていると、最後は責任とって報われる形にしないと示しがつかんよな、と観ていてちょっと思ってしまった。


2019/02/28 (木)


2019/02/27 (水)

「風が強く吹いている」第19話
箱根駅伝第一区~第三区編。

笹木信作コンテ回。

明るく子供っぽくって単純な双子だけど、それなりに思うところはちゃんとあるんだな…、と思わせておいてからの、はなちゃんの応援に有頂天になって自分に気があると勝手に解釈、そのことをたすきリレー時に次走者の弟に報告する、といういろいろと弁えない奇行に走る、ラストのジョータのフリとオチの見事な落差が素晴らしかった(笑)。


2019/02/26 (火)

「ブラッククローバー」第72話
ユルティム火山温泉合宿編・後編。

ここ数回は珍しくキャラ作画が安定してよくて、今回の温泉回も端正なキャラ作画をキープしているのはいいのだけれど、肝心の入浴シーンが夕方アニメだからか書き割りみたいな湯気のガードが半端なくって色気もへったくれもありゃしない感じになってしまっているのが残念だった。


2019/02/25 (月)

「マナリアフレンズ」第6話
海水浴編。

乳・尻・脇と肌色作画にキッチリと力の入った手堅くもよく出来た水着回。
今回は水に浮く練習をするくだりの露骨にあざといエロトークも含めてやるべきことを極めてストレートにまとめているのがよろしかったな。


2019/02/24 (日)

劇場用アニメ「劇場版『Fate/stay night [Heaven's Feel]』 Ⅱ.lost butterfly」を観る。
「Fate/stay night [Heaven's Feel]」の劇場版第二章。
間桐陣営との本格的な争闘と桜の秘密編。

ufotable制作らしいハイクオリティ映像による極上のバトルとエロスとバイオレンスを全編に渡ってたっぷりと堪能できて満足。
セイバーオルタとバーサーカーの超絶バトルも、桜さんのムチムチダイナマイトボディも素晴らしくって眼福だった。
また、「Fate/stay night」のアニメシリーズはどれも語り口が散漫な印象が強いのだが、本作は桜の秘密と葛藤にフォーカスした構成がわりかし上手くいっていて話に入っていきやすいのもよかったな。
数あるアニメ版「Fate/stay night」のなかではこれまでで一番楽しんで観られる内容だった。


「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第7話
柏木さんの彼氏からの恋愛相談編、続きと、部費問題編と、ちんちん編の三本立て。

小原好美は「あそびあそばせ」で男性器の名称を連呼する仕事をやってから半年も経たないうちに地上波で再び男性器の名称を連呼する仕事をやらされていて「本当にもうご苦労様です」と言うしかない(苦笑)。

部費問題編の石上の「セクハラ失言でまた死亡」展開も面白かったが、何と言っても今回は三本目の話の破壊力が圧倒的だったなあ。
セレブ美少女たちが幼稚園レベルの下ネタじゃれ合いにドハマリするというギャップの威力が半端なくって楽しい。
まさに躁状態になった幼児よろしく、完全にブレーキが壊れた状態で最後まで暴走し続ける感じも徹底していて素晴らしかった。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション」第19話
アリスの離反宣言と、ユージオの籠絡編。

ユージオを誘惑するくだりのアドミニストレータの画作りが力の入った撮影処理&きめ細やかな芝居作画でまさに「傾国の美女」といった風格のある仕上がりだったのがなかなかによく出来ていて眼福だった。

「ブギーポップは笑わない」第10話~第13話
「夜明けのブギーポップ」編全4話を特番枠で一挙放送。
普通なら「ウマ娘」や「ハイスコアガール」みたいにパッケージ版用のTV未放映話数OVAシリーズとして扱われそうなものを特番枠で地上波放送してくれるのがなかなかに太っ腹。

進化薬で人外化した来生真希子が跳梁するくだりや、霧間誠一が「社会の敵第一人者」になってしまったため暗殺されるくだりはこれまでで一番サスペンスホラー演出が際立っていて面白かった。


2019/02/23 (土)

劇場用アニメ「ラブライブ! サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」を観る。
「ラブライブ! サンシャイン!!」の続編(完結編?)劇場版。
三年生が抜けた新生Aqoursの再出発編。

「三年生が抜けた新生Aqoursの再出発」という大テーマに「沼津の高校との統廃合問題」、「小原家の問題」、「理亞の問題」が絡む凝った構成は飽きさせない作りで面白かった。
ただ、それぞれの問題の決着法がどれも「ライブで解決」のワンパターン、しかもそれが三連続するので終盤の展開が単調になってしまっているのは少し残念だったなあ。
これがTVシリーズだったら、「ライブで解決」のワンパターンが三回(三話)続いても問題なかったんだろうけど2時間一本勝負の映画だと正直ちょっと厳しかった。

イタリア観光のくだりをはじめ、メインのドラマの合間合間のキャラ同士の掛け合いはTVシリーズ26本ぶんの積み重ねが充分に活かされていて観ていて非常に楽しかった。
卒業した三年生を含めたAqoursフルメンバーにライブをさせるための状況作りも苦心した印象はあるものの悪くはない。

ライブパートは音楽もヴィジュアル(衣装・ダンス)もμ’s、AqoursではなかなかやれないことをやっているSaint SnowのパフォーマンスがAqoursよりもインパクトがあってよかったな。

あと、オープニングが、夢か現か、イマイチ判断がつかなかったTVシリーズ第二期のラストから直結した続きであのラストの状況がなんだったのか、ちゃんと答えが出たのにはビックリ&スッキリしたよ。


「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第21話
火星絶対防衛圏攻防戦/ヤマトの都市帝国脱出編。

時間断層工場による急激な科学の進歩と、人類殲滅を目的とするガトランティスの侵攻という内と外の事情によって「人類の存続をかけた戦い」から急速に人間性が消失していくSF的テーマを、崩壊する惑星ゼムリアからのヤマト決死の脱出行という瀬戸際の状況に合わせて見つめ直す、ヤマト、銀河、山南艦長の濃厚なドラマがなかなかのものだった。

また、ほぼ無人艦と化したアンドロメダ改の壮絶な孤軍奮闘・獅子奮迅の活躍ぶり、コスモリバースシステムによって大幅に威力が強化された波動砲、崩壊する惑星ゼムリアといった戦闘シーン・大規模破壊シーンの迫力のヴィジュアルも見どころ満載でこちらもアツく、今回はドラマ的にも画的にも非常に見応えのある仕上がりだった。


2019/02/22 (金)

「からくりサーカス」第18話
アンジェリーナとフランシーヌ人形の最期編。

同時進行するアンジェリーナとフランシーヌ人形の最期を一人二役で熱演する圧巻の林原めぐみ充実回。

それぞれの最期は両方とも演出もキッチリと力が入っていてよく出来ており、今回はとても見応え・聴き応えのある仕上がりだった。


2019/02/21 (木)

「盾の勇者の成り上がり」第7話
VS.植物の魔物編と、温泉街編。

普段は胸に防具を着けているからか、あまり目立たないが脱いだらけっこうなものをお持ちなラフタリアのおっぱいがなかなかのサプライズおっぱいで眼福だった。


2019/02/20 (水)

「風が強く吹いている」第18話
箱根駅伝当日へ向けての最終準備編。

合宿のときに走がみんなに告白した時点で問題は解決しているからなんだろうけど、長く引っ張ったワリにゴシップ誌記者の話は驚くほどアッサリ解決したな。

区間エントリー発表のくだりはひとりひとりに選考理由を語りかけるじっくりと尺をかけた構成がいい感じに期待感を盛り上げていて好感触。

そして箱根駅伝本戦がいよいよはじまるこのタイミングでEDのカットが一部差し替えになるサプライズもこれまた気持ちよくアガる演出で上手かった。


2019/02/19 (火)

「モブサイコ100II」第7話
モブと霊幻の訣別編・後編。

サブタイトルにもなっているだけあって霊幻への追い込みっぷりが前回に増して半端なくえげつない。
ネット炎上に、謝罪会見と今どきなシチュエーションもわかりやすく感興をそそられるような展開で面白かった。

また、モブの成長を讃える霊幻の方にこそ大きな進歩があったというラストの決着もキレイでなかなかよかったな。

あと、今回は亀田祥倫作監回で芝居付けがイチイチ細かいのも妙に凝っていてその点なんかも見応えのある内容だった。

「上野さんは不器用」第7話
パンティロッティ編とガチャポーター編、ぱんつネタ話の二本立て。

今回は「ヒロインが意中の男子に自分の穿いたパンツを食わせる企てをする(そして食わせることには成功する)」という狂気極まるシチュエーションだけで何かもう本当にお腹いっぱいになるほど面白かったな(笑)。


2019/02/18 (月)

「賭ケグルイ××」第6話
どり~みぃng☆くり~みぃng☆しすた~ZVS.名足カワル編・後編。

ユメミのマネージャーさんが健気かわいくて、またしてもメガネっ娘天使説が実証されてしまったな。

戦意喪失したユメミに失望しマジキレ状態の夢子、夢子すら凌駕する観察力で場を支配するカワル、その二人のプレッシャーに圧倒されるなか、究極の選択を迫られるユメミという極限の状況に、それを迫真の熱演・怪演で盛り上げる役者陣の迫力が相まった、クライマックスの勝負は見応え・聴き応え十二分で思わず画面に見入ってしまうような「引き」の強い作りが大変素晴らしい仕上がりだった。


2019/02/17 (日)

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第6話
石上会計の辞任騒動編と、心理テスト編と、かぐや様のネイル編の三本立て。

かぐや様のネイル編。
男子たちの不用意なセクハラ的発言に対する会長妹と藤原書記の切り返しがあまりにも切れ味鋭すぎて思わず何度もリピート再生してしまうくらい面白かった(笑)。

「W'z」第7話
VS.パイル戦、決着と、ユキヤとタヅナのデート編。

タヅナの超音痴カラオケ、予告編に続き提供クレジットでも流す二段構え弄り倒しが程よいしつこさでオモシロかった。


2019/02/16 (土)

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第19話
VS.ホワイト・アルバム編、続き。

最後まで一進一退のせめぎ合いが続き、最終的には文字通り「血で血を洗う」死闘を演じることになるギアッチョとのバトルの、終始途切れぬテンションと緊張感が素晴らしい。

あと、今回はキメどころの止め画がイチイチカッコいいのと、ラストのミスタ捨て身の乱射シーンの枚数をかけたアクションが凝っているのも見応えがあってよかったな。


2019/02/15 (金)

「BanG Dream! 2nd Season」第7話
花女と羽丘の合同文化祭企画立ち上げと、たえとレイヤの再会編。

花女と羽丘の合同文化祭というイベントを軸にPoppin' Partyと、合同文化祭の運営及び合同文化祭記念バンドに関わる他のバンドのメンバーたちと、RAISE A SUILENの三つの話が複雑に絡み合いながらも同時進行していく密度の高い内容がなかなかの見応えだった。
特に所属する学校、バンドを乗り越えてのキャラ同士の絡みなんかは新鮮な楽しさがあって面白かったな。

「約束のネバーランド」第6話
ドンと最年長組の衝突編。

今話のクライマックスのドンのブチ切れシーンは作画も役者の演技も相当に力が入っていて矢鱈にアツくなかなかに目を惹くものがあった。


2019/02/14 (木)

「盾の勇者の成り上がり」第6話
フィーロの「魔法の服」ゲット編。

「もうパーティーに入って貰えよ」と言いたくなるほど魔法石探掘行における魔法屋のおばちゃんの活躍ぶりがめざましくってオモシロかったな(笑)。

あと、今回は洋裁屋のお姉さんが松井恵理子声のハイテンションメガネさんだったのもなかなかよかった。


2019/02/13 (水)

「私に天使が舞い降りた!」第6話
松本香子との本格的接触編。

自分と同質・格上の変態にストーキングされることによってみゃー姉が花ちゃんに与えていた苦痛の味を知る、という因果応報的展開。

味方につけると危なっかしいが敵に回すと厄介な、ひなたの絶妙にして安定のポジショニングが面白かった。

「風が強く吹いている」第17話
箱根駅伝コース下見編。

過半数が陸上初心者の素人軍団が箱根駅伝本戦出場資格を得るこれまでが「夢」の話で、本戦に臨むこれからは費やした苦労や努力の先に必ずしも最高の結果が用意されているワケではない、目標が高くなればなるほどむしろそうならないことの方が圧倒的に多くなる「現実」と向き合っていく話になっていくワケね。
勝負には臨むも単純に勝利に向かっていくワケではない話の深化のさせ方が、いい感じに一捻り利いていて面白かった。

あと、今回はコースの下見に行くのを他の予定を入れてバックレようとした双子を、双子のバックレ先にまで乗り込んで連れ戻す走の行動が完全に灰二化していて思わず笑ってしまったよ。


2019/02/12 (火)

「どろろ」第6話
ミオとの邂逅編・後編。

どろろさんは大人でメチャクチャ立派だな。

今回は初の前後編で描かれた長編だったけど、相変わらず壮絶な悲劇を「特別なもの」として描かずに抑制の利いた演出で淡々と描いているのがこの作品らしくて特徴的だったなあ。

また、今回はラストの侍たちとの殺陣が寺岡巌コンテらしい粘りの利いた凝った作りでなかなかよかった。

「モブサイコ100II」第6話
モブと霊幻の訣別編・前編。

ある意味劇中最強キャラ的なポジションにいた霊幻の化けの皮が剥がれる展開もなかなかに踏み込んだ内容で面白かったが、転落しきったところからの終盤の怒濤の巻き返しも怒濤の巻き返しすぎて面白い(笑)。

ひとつひとつ手順を踏んで丁寧に描かれた転落劇からの、デタラメな勢いのある復活劇、という緩急・ウネリの利きまくった構成がよく出来ていて素晴らしかった。

「上野さんは不器用」第6話
II傘編とE-Qブースター編の二本立て。

今回は上野さんの下半身の急所が後ろと前から責められる話の二本立て、という構成が大変素晴らしくってよろしかった(笑)。

「キャプテン翼(2018年版)」第45話
全国中学生サッカー大会・準決勝・南葛VS.ふらの編・後編。

翼くんのドライブシュートは隙を生じぬ二段構え。

見かけによらずメチャクチャ人が良くて、面倒見の鬼な片桐さんの大活躍ぶりが何だかちょっと可笑しかった。

あと、あまり話の内容に合わせて作画リソースをかけるような割り振りをする作品のようには見えないんだけど、今回はVS.ふらの戦の決着と、エピローグの松山と藤沢さんの悲恋譚という見応えのある内容に合わせるかのようにキャラ作画が端正なのが好かったな。


2019/02/11 (月)

「賭ケグルイ××」第5話
どり~みぃng☆くり~みぃng☆しすた~ZVS.名足カワル編・前編。

まさに「このための高垣彩陽」といった感じのカワルのアメイジング・グレイスも素晴らしかったが、ラストの「女優を舐めすぎている」って台詞の言い方も本当に怖くて大変よかった。


2019/02/10 (日)

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第5話
かぐや様の恋愛相談編と、会長のバレーボール秘密の特訓編と、相合い傘編の三本立て。

体操服姿の藤原書記のおっぱいがいつにも増してたわわなラインを形成していて素晴らしかった。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション」第18話
ユージオVS.ベルクーリ編。

これまで以上に完全な格上の整合騎士のトップとの対戦なのでユージオは噛ませ犬になってキリトが勝つ流れなのかな?と勝手に想像していたため、想定外のユージオのジャイアントキリングに驚く。

また、咄嗟の機転と捨て身の切り札、まさに知恵と勇気で勝利する流れも、整合騎士の盲信に説教するくだりもアツくてなかなかよかったな。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第2話
キュアミルキー爆誕編。

板岡錦原画担当パートとおぼしきキュアミルキーの変身バンクが相変わらずの躍動感とサービス精神旺盛なアクション、ポーズ、表情のアイデア盛りだくさんで矢鱈にかわいい仕上がりだった。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第93話
親子の日編。

小説「ナルト新伝」が原作のエピソード。

兄貴と違ってヒマワリさんは器がデカいな(笑)。

ベタで他愛もない話だったが大人になった前作のキャラがたくさん出てきたのと、ヒマワリさんの天使ぶりがかわいかったので存外にけっこう楽しめた。


2019/02/09 (土)

「ブギーポップは笑わない」第7話
正樹と織機の偽ブギーポップ活動と、衣川琴絵の洗脳編。

今回は全体的に演出のキレ味、レイアウトのセンスがよくて面白かったな。
コンテ・演出はEDのコンテ・演出・作画も担当している斎藤圭一郎が担当していた。

「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第18話
VS.ベイビィ・フェイス、決着→VS.ホワイト・アルバム開始編。

前半のベイビィ・フェイスとのバトルの決着は一気呵成に畳みかけるような勢いに、濃いめの修正がカッコよくって素晴らしかった。

また、今回は後半のホワイト・アルバムとのバトルもホワイト・アルバムの反撃不能な苛烈な攻めと、主人公たちの小指の欠損をはじめとする深刻なダメージも意に介さずに対応する肝の据わりようが心地のよい緊迫感を生んでいて観ていてなかなか面白かったな。

「魔法少女特殊戦あすか」第5話
VS.アビゲイル、ポーヴァル、ストロージ編、続き。

相変わらず躊躇のないバイオレンスアクションが痛快だった。
特に今回はキメどころの構図やポーズがイチイチ矢鱈にカッコよくキマっているのがなかなかに好感触でよろしかったな。


2019/02/08 (金)

「約束のネバーランド」第5話
スパイの正体開示編。

「レイがスパイ」という「切り札」を巡るノーマンとレイの駆け引き、レイの非情な行いに静かにキレて強烈な牽制をかますエマ、コニーを想う気持ちから最年長組のコントロールを離れて独断専行するドン、と様々な人間模様の綾が緊張感たっぷりに織りなされていく展開が「少年ジャンプ」の連載の方で一度読んだ話なのにあらためて観ても面白すぎて思わずちょっと見入ってしまった。


2019/02/07 (木)


2019/02/06 (水)

「私に天使が舞い降りた!」第5話
クッキー作り調理実習編、小依と夏音の星野家初来訪編、夏音ちゃん緊縛プレイ編の三部構成。

全てを見透かし、良い方向に導いていく夏音ちゃんの聖母ぶりが凄まじい。

小依ちゃんの空回る自己顕示欲も、夏音ちゃんの隙がなさすぎる保護者精神も、その過剰さに若干の狂気が垣間見えるのが程よいスパイスとして上手く利いていて面白かった。


2019/02/05 (火)

「モブサイコ100II」第5話
VS.最上啓示編・後編。

伍柏諭絵コンテ・演出・作画監督・原画の作画アニメ回。

全体的にいつにも増して作画に見応えがあり、特に後半のバトル展開はダイナミックな無重力アクション作画と、イマジネーション溢るるメタモル系エフェクト作画の奔放自在な作画芸が凄まじくって圧巻だったな。

100%の力を使いこなしたモブとでさえ互角に渡り合う最強レベルの敵・最上との対決という、重要話数に合わせてここぞとばかりにキッチリと注力してくるところも含めてよく出来ていて、盛り上がるお話とそれを盛大に底上げする作画の合わせ技が本当に素晴らしかった。

「上野さんは不器用」第5話
「地獄八怪奇」調査編と、西原さん科学部来訪編の二本立て。

「地獄八怪奇」調査編。
山下さんがあまりにも健気すぎて堪らんかったわ。
また、無表情系キャラに見えてその実、誰よりも情に厚いという山下さんのギャップ萌え、怪談調査話がまさかの急転直下であらぬ方向に転がっていく話のツイスト具合もなかなかに良い塩梅で面白かったな。


2019/02/04 (月)

「荒野のコトブキ飛行隊」第4話
雷電奪還、エリート砦報復強襲編。

「昔ちょっと」ありすぎなザラさんのスーパーヒロインぶりを楽しむ話だったなあ。
個人的にヒロインたちの中ではイチオシなキャラなんで大活躍ぶりが嬉しかった。

また、今回は渓谷を利用した天然の要塞を空襲する、空戦シーンもこれまでとはちょっと目先の変わったシチュエーションが新鮮で観ていてなかなか面白かったな。


2019/02/03 (日)

劇場用アニメ「ドラゴンボール超 ブロリー」を観る。
タイトル通りブロリーの登場とブロリーとの対決を描いた「ドラゴンボール超」初の劇場用アニメ。

まさにファンが望んだ、現代の映像技術で作られた全力の「ドラゴンボールZ」そのもので世界的ヒットも頷ける内容だったなあ。
ファミリー向けを意識した「ドラゴンボールZ」のリブート劇場版2タイトル(「神と神」、「復活の『F』」)の路線からシリーズを重ねるうちに往年の「ドラゴンボールZ」のノリに接近していった「ドラゴンボール超」TVシリーズの流れをそのままキレイに引き継ぎ、劇場版に相応しく盛大にパワーアップさせた印象。
物語の中盤以降、全体の六割を超える内容が延々と続くブロリーとベジータ、悟空、ゴジータとの超絶挌闘バトルという偏狂ぶりが圧倒的で素晴らしかった。

また、この力業な内容を支えるアクションの豊富なアイデア、映像のクオリティも大したもので感心する。
アクションシーンは全部見どころ(つまり全体の半分以上が見どころ)と言っていいくらい殺陣、ポージング、キャラの造形がひたすらにカッコいい。
日常シーン、コメディシーンは近年の鳥山明のタッチを取り入れた丸く柔らかい線と形で、シリアスな展開になると全盛期の「ドラゴンボールZ」を彷彿とさせるエッジの利いたタッチに変わる、作画の使い分けも絶妙で新しさと慣れ親しんだものが一本の映画の中で上手く同居している感じがよかったな。

あと、「神と神」、「復活の『F』」ではスベリ倒しだったコメディシーンがちゃんと笑えたところも何気にポイントが高かった。

バトルが水入りな感じで終わってしまい、決着がちゃんとつかなかったのは残念だったが、「神と神」、「復活の『F』」を観たときは「もう観られないかもしれない」と思っていた、バトルアクションにのみ振り切ったかつての「ドラゴンボールZ」の劇場版と同質のものをここへきて再び観られたのは何はともあれ嬉しかったな。


「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第4話
猫耳編と、NGワードゲーム編と、ドキドキ買い出し編と、フランス校との交流会当日編の四本立て。

巨乳ラッパー藤原書記がかわいすぎて堪らんかった。

今回はいつもよりも一本多い四本立てだったが、四本全て甲乙つけがたい粒揃いな面白さでまさに絶好調といった感じの充実ぶりだったなあ。

「ソードアート・オンライン アリシゼーション」第17話
キリトとアリスの呉越同舟のウォールクライミング編。

これはいいアリスのキャラ萌え掘り下げ回だな。
キリトとの呉越同舟のウォールクライミングというシチュエーションコメディを通してアリスのツンデレぶりや、ポンコツぶりや、女の子らしい側面を一気に開拓していく展開が上手くてとても楽しかった。

「スター☆トゥインクルプリキュア」第1話
宇宙や星座といった天文学がメインモチーフの「プリキュア」シリーズ第16弾。
主人公・星奈ひかると地球外生物・フワ、ララ、プルンスとの邂逅と、キュアスター爆誕編。

このシリーズらしい手堅くまとまった導入編。
キャラや作品の方向性に関する迷いがないのが好感触。

初回は上野ケン作監回で、キャラ良し、レイアウト良し、アクション良しなヴィジュアルの充実ぶりも良好だった。
また、変身シーンに歌がつくのも新鮮でちょっとよかったな。


2019/02/02 (土)

「とある魔術の禁書目録III」第17話
「ドラゴン」との邂逅と、浜面VS.麦野のリベンジマッチ編。

精密な浜面の射撃の腕とか、浜面がジェット機の空気摩擦用耐久実験室の設備を使えたりとか、浜面がジェット機の操縦をできたりとか、いつにも増してツッコミどころが多すぎて呆れたが、猛吹雪のロシアの雪原を学ランに防寒具はマフラーだけで闊歩する上条さんのラストショットを観ていたら何だか本当に細かいことはもうどうでもよくなった(苦笑)。

「魔法少女特殊戦あすか」第4話
希美奪還作戦編。

マジカル自白剤、マジカルとか言いながら仕組みはワリと科学的であまりマジカルじゃないのがちょっと可笑しかった。

あと、今回は全編に渡って恫喝と拷問を受ける希美を演じる、高橋李依の迫真絶叫・悶絶演技がパターンも豊富でえらく頑張っているのがなかなか印象的だったな。


2019/02/01 (金)

「BanG Dream! 2nd Season」第5話
ワールド・アイドル・フェス編。

Pastel*Palettesメイン回。

千聖先輩がおたえに賄賂を送るくだりでの、千聖先輩登場シーンの集中線演出が面白すぎて笑う。

彩と千聖のすれ違いを軸にしたバンドの絆の再確認話で、これまでで最もオーソドックスなスタイルの青春バンド展開だったが、その内容に見合った全編に渡る手堅い演出がなかなかに好感触でよろしかった。


2019/01/31 (木)


2019/01/30 (水)

「風が強く吹いている」第15話
箱根駅伝予選会スタート編。

前回に引き続き二話連続の笹木信作コンテ回。

恋する(?)はなちゃんの連続カットがどれもキュートで素晴らしい。

そして本題の予選会は事前にしたであろう充分な取材が存分に活きる、密度が高く、説得力・臨場感たっぷりな画面がなかなかのもので非常に見応えのある仕上がりだった。


2019/01/29 (火)

「モブサイコ100II」第4話
VS.最上啓示編・前編。

久しぶりに、というか、珍しくモブ(通常モード)と互角に渡り合う強敵が登場する話で終始緊迫感が途切れぬ展開が面白かった。
また、最上の強さに全てが圧倒される状況ながらも、霊幻やエクボにも見せ場がちゃんと用意されているバランスの取り方なんかもよかったな。

「上野さんは不器用」第4話
ウエノ13号編とサモンスタット編の二本立て。

ウエノ13号編。
ロボ娘演技も愉しい芹澤優の絶好調ぶりに聴いていてますます惚れ直した。

サモンスタット編。
パンストを脱ぐカットでパンストの収縮性を上手く表現しているのがナイスであった。

あと、タモンは上野さんのパンストから錬成された疑似生命なのに臭いに関する言及がないまま終わるのが気になって仕方がなかったな・・・。


2019/01/28 (月)


2019/01/27 (日)

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第3話
かぐや様の初体験談編と、かぐや様の「10の質問」編と、かぐや様の徒歩登校編の三本立て。

「貴族階級の闇」のくだりの、ボケとツッコミの勢いとキレ味がなかなかのものだった。

そして今回は何と言ってもラストのスペシャルED「チカッとチカ千花っ♡」の破壊力に尽きるなあ。
最初と最後以外1本丸々藤原書記のダンスをワンカットでフォローする構成でロトスコープっぽいライブアクションによるユルくてユニークなダンスがかわいすぎて楽しかった。
また、中毒性の高い適当な歌詞と、小原好美による甘さたっぷりなヴォーカルも大変キュートで素晴らしい。
久しぶりに強烈なインパクトのダンスアニメを観た、という感じで面白かった。

「HUGっと!プリキュア」第49話(最終回)
はぐたんをはじめとする未来人たちの帰還と、10年後のエピローグ。

大人になったさあやちゃんが完全メガネ女子になっていてテンションが上がる。

アップのときのキャラ修正に総じて大変力が入っていて矢鱈に美麗な仕上がりなのが最終回らしくてなかなかよかった。

二十代前半で子供が知っているくらい有名な会社の社長を務め、出産もする、主人公が仕事も家庭も欲張りに「輝く未来」を手に入れた、ストレートに理想を描いた結末がこの作品らしいラストだったな。

ただ、概ね悪くはなかったが、はなのパートナー/はぐみの父親の存在が何の説明もなくスルーされているのはやはり少々気になった。
この問題を上手く処理するアイデアが思いつかなかったんだろうけど、苦し紛れの不自然なスルーが違和感を際立たせていて素直な感情移入の妨げになってしまうのは観ていてちょっと引っかかったな。

「ONE PIECE」第870話
ギア4・スネイクマン発動編。

ルフィVS.カタクリのバトルシーンのみだが、作画アニメ回。
原画に塗泳策、渡邊巧大、森佳祐、志田直俊らのクレジットあり。

息をもつかせぬアクションはもちろんのこと、緩急の利いたカメラワーク、マッシブナなキャラ造形の迫力など、画的な見どころ盛りだくさんでルフィの新必殺技お披露目、VS.カタクリ戦のクライマックス突入回に相応しい大変見応えのある仕上がりだった。


2019/01/26 (土)

「ルパン三世 グッバイ・パートナー」
「ルパン三世」のTVSPシリーズの第26弾。
ルパンVS.裏切りの次元→VS.量子コンピューターA.I編。

「ルパン三世」のTVSPシリーズは基本スルーなのだが、昨年放送された「ルパン三世 PART5」の出来がよかったので「座組の違う全くの別物」というのはわかっているが何となく観てしまう。

プライムタイムの2時間特番という枠に見合った、観易さとサービス(の物量)を両立させるためか、とにかく終始軽快なタッチでどんどんサクサク話が進む。

サブタイトルの「グッバイ・パートナー」にかかっている「次元の裏切り」問題は全体の中盤あたりで解決、黒幕との対決もそのあと直ぐに決着、さらにそのあとふた山ぐらい大きな窮地が発生するという、イベント山盛りな構成なのだが、語り口がひたすらに軽くて話がスムーズにテキパキと捌かれていくためクドさがなく、ボリュームに反してアッサリとした口当たりなのがなかなか特徴的だった。

全てが軽く流れていくので推したくなるような面白さはあまりないんだけど、作画は全体的に安定して端正、戦闘機やミサイルといった兵器メカアクションも多くて見応えがあり、ゲストヒロインもかわいい、そして前述した通り話もイベント盛りだくさん、どんでん返しの連続なので退屈しないと、眺めるぶん、気楽に楽しむぶんには申し分のない内容だった。

「魔法少女特殊戦あすか」第3話
転校してきた夢源くるみとの日常編。

プールで水着回なのだが、水着よりもトレーニングルームでのトレーニングウェア姿の方がエロくてよかった。
全員の巨乳のヒロインたちのなかでも一際大きいくるみさんの爆乳をしっかりと堪能できて眼福だったな。


2019/01/25 (金)

「約束のネバーランド」第3話
VS.シスター・クローネ、鬼ごっこ編。

神戸守監督コンテ回で西井涼輔の一人原画回(ただし二原多数アリ)。

相変わらず高い情報量を緻密な画作りとテンポのよい構成で上手に捌いていく作りがよく出来ていて「あっという間に終わってしまった」と感じるほどに面白かった。

あと、シスター・クローネは数少ないハメを外してもいいキャラクターなのでエキセントリックな部分をより強調した演出が為されていてユニークなキャラ描写の数々が観ていてかなり目を惹いた。


2019/01/24 (木)

「盾の勇者の成り上がり」第3話
「災厄の波」とのファーストコンタクト編。

キネマシトラスの子会社、ぎふとアニメーショングロス回。

作画は毎回いいけれど、今回は特に気合いが入っていてケレンミのあるアクションシーンが目白押し。
最初の大規模戦闘回に相応しい見応えのある仕上がりでヴィジュアルの充実ぶりがなかなかのものだった。


2019/01/23 (水)

「サークレット・プリンセス」第3話
聖ユニオン学園VS.鷹森学園練習試合編。

堀川りょうが「ジークフリート」のことを「俗な名前」と嘆く声優ネタあり。

競技の特徴や勝負の綾が全く伝わってこないバトルシーンはツラかったが、ヒロインごとの乳のサイズや形にちゃんとそれぞれの個性が感じられるところはちょっとよかったな。

「私に天使が舞い降りた!」第3話
みゃー姉更正すごろく編とひなたの嫉妬編の二部構成。

ラストの入浴シーン、みゃー姉はひなたの心理をいま一つ掴みかねているところがあるので誤魔化しているように感じなくもないが(苦笑)、ハグするところの溢れでんばかりの母性がなかなか凄かった。

あと、サブタイトルの「刷り込み」が正真正銘のそのまんまの「刷り込み」だったのには正直ちょっと驚いたよ。

「風が強く吹いている」第14話
白樺湖合宿終了編→寛政大長距離陸上部・箱根駅伝予選会の参加資格・全メンバー達成編の二部構成。

笹木信作コンテ回。

前半の合宿編は時系列を前後しながら細かくシーンが切り替わっていく緻密な構成が凝っていてなかなかのものだった。

また、今回は後半の王子の公認記録達成編も入野自由の熱演ぶりが素晴らしくって圧倒されてしまったよ。


2019/01/22 (火)

「モブサイコ100II」第3話
ホームページ効果で仕事が激増した「霊とか相談所」繁忙編。

「よく稀にいるアレなヒト」コレクションみたいな内容で何だか矢鱈に濃かったな(苦笑)。

また、今回は卑小な者たちのありふれた狼藉の積み重ねが善良な中学生男子にして孤高の超越者であるモブの繊細な内面を激しく揺さぶる、お話の深化のさせ方も丁寧でなかなかによく出来ていた。

「転生したらスライムだった件」第16話
ベスター、ガビル、ガビルの妹移住&魔王ミリム襲来編。

今回初登場の魔王ミリムはその肩書きや、まさに桁外れな戦闘力よりもぱんつが小さすぎてお尻がほぼ丸出しなことに観ていて最も驚愕したよ(笑)。

「キャプテン翼(2018年版)」第42話
全国中学生サッカー大会・準々決勝・南葛VS.比良戸編・後編。

途中からドライブシュートの特性が変化ではなく、人間をも吹き飛ばす威力になっているのに笑う。

翼くんのドライブシュートのゴリ押し戦術は最早サッカーを観ている気がしないレベルの非常識サッカーなのだが、様相だけでなく熱量も尋常ではないので思わず画面に引き込まれていく。
また、互いに相手を壊すサッカーをしてくる翼くんと次藤のせいで両チームともに満身創痍な状況もまさに「死闘」といった感じでジャンプ漫画らしい熱血度の高い内容がなかなかに良い塩梅だった。


2019/01/21 (月)

「賭ケグルイ××」第2話
VS.蟲喰恵利美「指切りギロチン」編、続き。

超高速再生の前回のおさらいを間に挟んだ、恵利美のビフォア・アフターが面白すぎて笑う。

また、今回は想定外の事態に晒されたり、マジギレしたり、露骨な渋面を作ったり・・・、と夢子の普段は見せない表情を次々に引き出す妄との絡みもとても愉快で可笑しかったな。

「ツルネ -風舞高校弓道部-」第13話(最終回)
県大会本選・決勝編。

雅さん、本当に特に何かあるわけではなく、普通に事故っただけなのか・・・(苦笑)。

1話丸々、試合展開。
立ち順の謎かけの答えを出して風舞が勝利する、衒いの無いストレートな決着だったな。
エピローグは湊と雅さんの因果を明らかにして〆。
試合シーンにたっぷり尺を割いたぶん、愁や双子といった相手校のドラマは若干圧縮気味だったな。

試合シーンは全般的に演出も作画も最終回らしく大変力が入っていて、美しくも緊張感のある映像になっていたのがなかなかよかった。

「マナリアフレンズ」第1話
「神撃のバハムート」のゲーム内イベント「マナリア魔法学院」をアニメ化したファンタジー系学園もの。

2016年4月に放送開始予定だったが、その一ヶ月前に突然放送延期が発表されたことがある曰く付きのタイトル。
今回のアニメは音響関係以外はスタッフを刷新して仕切り直した作品らしい。

暴走書庫主封印騒動編。

様々な光の表現、撮影処理が矢鱈に凝っていて画面が無闇に華美な仕上がりだったなあ。
話は他愛もなく、キャラの押しも弱いがヴィジュアルの一点突破でうっちゃった印象。
15分アニメなのでそれでも充分成立している感じだった。


2019/01/20 (日)

「ソードアート・オンライン アリシゼーション」第15話
VS.ネル/ゼルコンビの奸計編→VS.ファナティオ・シンセシス・ツー編。

徳田大貴絵コンテ・演出・作画監督・アクション作画監督・原画回。

徳田大貴演出・作画回らしいカメラワークも、アクションも凝った殺陣が大変な見応えで眼福だった。

また、「BLEACH」大好きな自分的には卍解にしか見えない(笑)異能剣術バトル展開も観ていて非常にアガる展開で面白かったな。

「W’z」第3話
ハンドシェイカー同窓会編。

ハンドシェイカーの脅威の婚姻成立率!(笑)

・・・・・・う~ん、にしても、旦那がDVご主人様から真人間になったため最近欲求不満気味な、血の繋がりのない爆乳ドMママンとか、エロ漫画すぎて堪らんな。

「HUGっと!プリキュア」第48話
ジョージ・クライとの最終決戦編。

座古明史SD演出、川村敏江作監回。

社長がキュアエールをバックハグする事案シーン、絵面が事案すぎるせいか、行為がハッキリと把握できないような超ロングショットと顔のアップの画しか映らないのが可笑しかった。

ま、それはさておき、内容全般について。

今回はキャラデザでもある川村敏江作監による美麗なキャラ作画に、キレのあるアクションと、ラストバトルに相応しいハイクオリティなヴィジュアルがとても眼福だったなあ。

それに「誰も彼もがプリキュアになりたいワケでも、キラキラしたいワケでもないだろ」とは思いつつも、ラストの人類総プリキュア化展開も「なんでもできる、なんでもなれる」 のキャッチコピーを突き抜けた解釈で体現しているのがこれまたラストバトルのまとめに相応しい振り切りったサプライズで面白かった。


劇場用アニメ「機動戦士ガンダムNT」を観る。
ユニコーンガンダム3号機フェネクス争奪事件編。
「機動戦士ガンダムUC」の後日談、とゆーか、「機動戦士ガンダムUC」を起点にした新たなる宇宙世紀ガンダムサーガの第一弾という感じかな。

ラプラス事件後のキャラクターの状況や世界情勢、宇宙世紀の動乱の歴史と共に描かれるニュータイプを巡る主人公たち3人のSFドラマ、ほぼ全編に渡ってガンダムフェネクス争奪戦という戦闘状況が続き、多種多様なメカが活躍するメカものとしてボリューム満点な内容、と興味をそそられるようなフックが盛りだくさんで観ていて飽きないが、作画がヘロヘロすぎてそれらが全て台無しになるくらい、没入がおもいっきり妨げられるのが残念だった。
キャラ作画は前半から既に、中盤以降はメカ作画も息切れ状態なのが厳しい。

あと、作画の問題に比べれば大した話ではないが、ヨナが主人公としてはキャラ的・存在感的に少し弱いところも気になった。

IIネオ・ジオングがちゃんとラスボスらしく派手に戦って敗れる展開は「UC」の時間遡行と降霊術で昇天したネオ・ジオングの最期についていけなかった自分的には溜飲が下がる展開でよかったな。
また、最後にヨナがナラティブガンダムからフェネクスに乗り換えるクライマックスは「二号機メカ乗り換え」のカタルシスを応用変則技で上手に再現しているのが巧くて素直に感心したよ。


2019/01/19 (土)

「とある魔術の禁書目録III」第15話
迎電部隊掃討作戦編。

絹旗のパンチラシーンは挑発するだけして見えずに終わりそうな流れでガッツリと見える、本当に「いい意味での裏切り」がパンチラのお得感を激しく増強していて興奮した。

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第16話
テレザート編の決着編。

キーマンの正体が現ガミラス政府直属の諜報員だったという展開はまさにデビュー作以来多くのスパイ小説を手掛けてきた福井晴敏作品の王道を行くような展開でテンションが上がる。
キーマンの葛藤をグダグダと引っ張らないところも含めてよろしかった。

「デート・ア・ライブIII」第2話
七罪の「偽物当てゲーム」編。

今回は初回よりも断然キャラ作画がいいな、と思ったら、2話目から早くもグロス制作回なのな。


2019/01/18 (金)

「BanG Dream! 2nd Season」第3話
朝日六花のキャラ紹介、六花の住み込み先お宅訪問と「蔵」への招待編。

これは大変良い六花さんキャラ紹介回。

ユルくてマイペースなところも、かなりガッツと行動力があって頑張り屋なところも、ときどき出てくる方言もみんなかわいくて参る。
特にPoppin' Partyの演奏を聴いている途中に挟まれる回想スライドショーのくだりは全カットかわいくて最高にヤバかった。

「ガーリー・エアフォース」第1話、第2話
謎の侵略飛行物体「ザイ」と、その唯一の対抗手段である最新戦闘機「ドーター」の戦いを描く、戦闘機がメインモチーフの美少女SFミリタリーもの。

第1話:上海脱出編。
第2話:グリペンとの小松市街デート編。

第1話を見るのを忘れていたので第2話とまとめて観る。

SFミリタリー美少女ボーイ・ミーツ・ガールものとして無難にまとまっていて悪くはないが、全てがありきたりで新鮮さがまるでない。
サテライト制作らしいCGワークの古臭さも相まって10年以上前のアニメを観ているような感じだった。

「約束のネバーランド」第2話
脱走計画のはじまり、壁の確認からシスター・クローネ登場まで。

エマがイザベラに話しかけられるシーンが本当に怖くてちょっと戦いた。

あと、ラストのノーマンとレイの口論のくだりの、役者の芝居の掛け合いもなかなかに見事で素晴らしかったな。

「五等分の花嫁」第2話
中野三玖攻略編。

今回は低温キャラなれどガッツリと向き合えば意外とけっこう表情豊かな三玖の様々な表情を丹念に捉え、いろいろな角度から彼女の魅力を上手に引き出してかわいく描く、という美少女アニメの醍醐味をそつなく押さえた作りがよく出来ていて面白かった。


2019/01/17 (木)


2019/01/16 (水)

「私に天使が舞い降りた!」第2話
姫坂乃愛との再会編。

今回は初回以上にそれぞれのそれぞれに対する好意の濃度のグラデーションがキャラクターの相関関係の妙味としてより一層効果的に作用していて面白かった。

「風が強く吹いている」第13話
走が高校時代に起こした問題の打ち明け話編。

走の高校時代の点描は監督の放つ腐臭、監督の狼藉を見て見ぬ振りが常態化している部内の荒んだ空気、そこにどうしても迎合できず独りストレスをため込み、孤立を深めていく走の姿を非常に丹念に描いていて本当に観ていて息が詰まるような内容になっているのがとてもよく出来ていた。

あと、今回は、走は感情の激発を抑えられない自分の性分をどうにもならない危険物のように考えているが、今の走には高校時代と違って誤りを身体を張って止めてくれる仲間も、悩みを独りで抱え込まずにキチンと相談できる仲間もいるから高校時代ような破局を向かえるようなことはない、というのを言葉を用いずに語る構造にちゃんとなっているのもよかったな。


2019/01/15 (火)

「エガオノダイカ」第2話
ウィスター州北部・攻防戦編。

初回以上にロボット戦闘描写がカッコよく描かれていて好感触。

また、今回はヨシュアの生死のミスリードもできるだけ予定調和にしないため/退屈な展開にしないための工夫、サービス精神が感じられてなかなかよかった。

「上野さんは不器用」第2話
ダッシュたん編と一七六防護服編の二本立て。

放送2回目にして早くも上野さんよりも田中の方が完全に狂人度で上回る逆転現象が発生。

天然鬼畜責めの田中に上野さんの乙女の大事な何かが猛烈に踏みにじられる高度なSMアニメと化していてあまりにも早すぎるシフトチェンジに驚いた(苦笑)。


2019/01/14 (月)

「荒野のコトブキ飛行隊」第1話
全員女性の飛行機傭兵部隊「コトブキ飛行隊」の活躍を描く、レシプロ戦闘機がメインモチーフの美少女ミリタリーもの。

護衛任務を通して描かれるコトブキ飛行隊の紹介編。

水島努監督、3年ぶりのTVシリーズ。

メインのヒロインたちは3DCG、それ以外の脇役は2D手描き作画という、ハイブリットなキャラクター作画なのだが、初回に関しては3DCGよりも2D手描き作画の方が造形がいいのでメインのヒロインたちよりも今回の噛ませ犬のおっさんたちの方が総じて作画がいいのが妙な塩梅だったなあ。

また、戦闘機の描写も細かい拘りが過分に感じられる凝った作りなのは良いのだけれど、素人には個々の機体の区別がつかず、空戦シーンでは何度も状況把握に戸惑う場面があったのも観ていてけっこう気になった。

西部劇を意識したキャラクター・台詞回しの軽妙な感じなんかは好感触、酒場での導入部以降はほとんど全て空戦シーンという流れでキャラクター・世界観・メインモチーフのレシプロ戦闘機をキッチリと語る構成もよく出来ていたが映像に関しては(悪い意味で)引っかかるところが多くていま一つノリきれないのが残念だった。

「賭ケグルイ××」第1話
1年3ヶ月ぶりに再開した「賭ケグルイ」の第二期シリーズ。

生徒会長選挙編開幕、VS.蟲喰恵利美「指切りギロチン」編。

続編だからなんだろうけど、ヒロインたちの怪演が初回からトバシすぎでこの調子で最後まで保つのかどうか気になってしまったよ(苦笑)。

あと、今回はクライマックスで第一期OPがかかり、第一期のPVのようなおさらいシーンがはじまる演出がこの作品らしい洒落た作りでカッコよかった。

「ツルネ -風舞高校弓道部-」第12話
県大会本戦編。

今回は交通事故に遭って安否不明の雅さんにどうしても気を取られてしまう、風舞高校弓道部男子の葛藤の紆余曲折を緩急の利いた粘り強い構成で最後まで上手に引っ張る作りがよく出来ていて面白かった。


2019/01/13 (日)

「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」第1話
超セレブ学校の生徒会を舞台にした、タイトル通りの「恋愛頭脳戦」=学園トップ2の男女による「相手に如何に告白させるか」合戦を描いた、学園ラブコメ。

映画のチケット編、ラブレター編、会長の手作り弁当編の三本立て。

三本立ての最後に主人公二人の高慢さが完全に抜け落ちた、ただ、ただかわいい話を持ってきて落とすのが上手いなあ。

畠山守監督らしいセンスがよくて凝った演出の数々で主人公二人とナレーションのテキスト量が半端ないシナリオを小気味の良いテンポで捌いていく作りが大変素晴らしい。

あと、キャスト的には青山穣が大好きなんで青山穣のナレーション芸をたっぷりと堪能できるところなんかも個人的にはなかなかポイントが高かった。

「ソード・アート・オンライン アリシゼーション」第14話
VS.整合騎士デュソルバート・シンセシス・セブン編。

塔の上を目指して立ちふさがる敵をひとりひとり攻略していく、という往年の「週刊少年ジャンプ」のバトルマンガみたいなノリに軽く戸惑うと同時に大いに滾る。

バトルシーンの派手な演出も迫力満点で見応えがあり、お話し的にも、画的にも燃える展開がなかなか好かった。

「えんどろ~!」第1話
未来の勇者たちがかよう冒険者学校を舞台にした、日常系美少女コメディ。

マオ先生の着任と、「勇者の剣」ゲット編。

キャラ作画は端正且つ丁寧、ユルカワな世界観も手堅い作りでよく出来ているが、とにかく内容に刺激がなさすぎるので途中から意識を保つのが大変だった。


2019/01/12 (土)

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第15話
デスラーの過去とデスラーとキーマンの再会編。

目標設定がちょっと曖昧な地球人サイドよりも明確にして緊急性の高い目標があるガミラスサイドの方が感情移入しやすく、素直に応援したくなってしまうなあ(苦笑)。

デスラーの過去話は課せられた責務も、家族に対する葛藤もベタだけど、王侯貴族の悲劇譚に相応しい重厚な演出がなかなかに良い塩梅で面白かった。

「デート・ア・ライブIII」第1話
「デート・ア・ライブ」の約5年ぶりのTVシリーズ第3弾。

精霊・「ウィッチ」の七罪との邂逅編。

第一期に続き、第二期の制作会社も潰れたので第三期は制作会社がJ.C.STAFFに変更。

話はたぶん普通に続き。

「新たなる精霊との対峙」という新展開のなかで基本設定のおさらいと、主要キャラの紹介をこなす、ストーリーはまずまず手堅い感じで悪くなかったが、初回から作画がちょっと危うい感じなのは観ていてかなり気になった。

「魔法少女特殊戦あすか」第1話
異世界からの侵略者との戦いに勝利した魔法少女たちの「終わらないその後の戦い」を描く、魔法少女ミリタリーアクションもの。

大鳥居あすかの戦線復帰編。

最早すっかりジャンルとして定着した感のある、魔法少女バトルもの。
「戦争の終結とともに堅気に戻った凄腕の傭兵が、戦争が終わっても消えることのないこの世の悪を捌くために再び戦場に帰る」というテンプレートの、「傭兵」がただの「傭兵」ではなく「傭兵(魔法少女)」だったという趣向。

作画は初回から若干硬いが、人体切断のバイオレンス描写が豪快なのはちょっとよかった。


2019/01/11 (金)

「BanG Dream! 2nd Season」第2話
Roselia主催ライブ編。

毎週変わるのか、その話数のメインバンドに合わせて変わるのか、わからんが、OP/EDともにRoselia仕様に変更されていて豪華な作り。

Roseliaは曲もいいけど、CGアニメらしい装飾がきめ細やかな衣装も目に楽しくってよろしいな。
また、カリスマとしての風格充分な友希那さんが全編通してひたすらカッコよく描いているのもナイスであった。

「約束のネバーランド」第1話
食人鬼の食料として飼育される食用児の育成施設を舞台にした脱出サバイバルサスペンスファンタジー。

グレイス=フィールドハウスの真実編。

研ぎ澄まされた演出も丹念な作画も充分に練られた緻密な仕上がりでよく出来ている。
ちょっと頑張りすぎな気がしないでもないが、作り手のやる気が漲る内容でなかなかの見応えだった。

「五等分の花嫁」第1話
5つ子の劣等生ヒロインとその家庭教師を務めることになる主人公との学園ラブコメ。

中野五人姉妹の転入と上杉風太郎の家庭教師採用交渉編。

「ヒロインは5つ子なのでみんな巨乳」という説得力のある設定が兎にも角にも素晴らしかった。

また、5つ子姉妹というギミックと、経済力と学力の格差という主人公とヒロインたちの関係性を軸にした話の展開もなかなかに手堅い作りで面白かったな。


2019/01/10 (木)

「ケムリクサ」第1話
荒廃した異世界(?)を舞台にしたサバイバルファンタジー。

りん・りつ・りなの姉妹たちとりんたちの異世界に迷い込んだ(?)わかばとの邂逅編。

独特の雰囲気はあるし、ベタな説明は極力避けて状況の積み重ねで世界観を伝えようとする作りも悪くはないが全体的に地味でイマイチパッとしない。
個人的な好みの問題もあるのだろうが、キャラでも、設定でも、話の展開でもいいから何かもう少し強い「引き」になるものが欲しいところだったなあ。

「revisions リヴィジョンズ」第1話
300年後の未来に転送された渋谷を舞台にしたSFサバイバルサスペンスアクション群像劇。

300年後の未来への渋谷転送編。

CGのモデリングはちょっと硬くていま一つだったが、300年後の未来へ転送されてからのハードな展開、主人公のエキセントリックなキャラクターと幼なじみたちとの軋轢、過去の事件とタイムスリップの謎、といった視聴者の興味を引くようなフックをたくさん仕込んだサービス精神旺盛な作りが良好で最後まで飽きることなく楽しめた。

「盾の勇者の成り上がり」第1話
「ハズレ職業」の「盾の勇者」として異世界に召喚された主人公の転落からの成り上がりを描く、異世界ファンタジー。

「四聖勇者」召喚編。

「まるでゲームのようだな」の台詞一つで(しかも何故、「ゲームのような世界なのか」の説明は最後までない)都合のいい設定・展開を全て押し通す近年の「異世界転生もの」の悪習を濫用した展開に閉口。

ただし、後半、主人公が罠にはまって転落し、自分を裏切ったこの異世界にまつわる全てに軽蔑と憎しみの感情を向けるようになると、話の前半部で感じた「雑に都合がよすぎて魅力の無い作品設定」に対するこちらのネガティブな感情と主人公の感情が噛み合って一気に感情移入し易くなるのは(狙ってやっているのか、天然なのかは微妙だが)何だか妙に上手く出来ていて面白かった。


2019/01/09 (水)

「サークレット・プリンセス」第1話
アプリエロゲー原作の美少女SF挌闘スポーツもの。

ヒロイン・佐々木優佳と無敗のエース・藤村千景の邂逅編。

「エロい格好をした女の子たちが適当に戦うアニメ」が好きな自分にはドストライクな内容だったな。

次回予告の映像が全て初回の映像だったのはかなり不安だが(苦笑)、初回はキャラ作画も良好でこの手のアニメとしては概ね満足できる仕上がりだった。

ただ、バトルのオペレーターというか、セコンドについていた敵味方両サイドのメガネさんが二人とも役名がなかったことには絶望したよ。
二人ともワリとキャラが立っていたのに今回かぎりの捨て役のようで勿体ないにも程がある。

「私に天使が舞い降りた!」第1話
妹の友人の小学五年生の美少女に一目惚れした、コミュ障女子大生がヒロインのロリコン百合コメディ。

ヒロイン・星野みやこと白咲花の邂逅編。

1話だけのような気もするが全編通して芝居作画・リアクション作画が超充実した作画アニメで圧倒される。

また、お話しの内容的にはヒロインたちを愛でる側・視聴者代表的視点に立つみやこもコレはコレでしっかりとかわいく描かれていて、全方位隙の無いキャラ編成になっているのがなかなかよかった。


2019/01/08 (火)

「どろろ」第1話
手塚治虫原作の伝奇時代劇「どろろ」の50年ぶりのリメイク作品。

百鬼丸の誕生編と、どろろと百鬼丸の邂逅編の二部構成。

生まれたての百鬼丸の姿を見せるところ以外は残酷描写に「タメ」がなく、まるで日常動作のように死や暴力がたやすく発生する演出が徹底していて、「人の命は石ころのように転がっていた」というナレーション通りの荒んだ緊張感のある世界観にちゃんとなっているのに感心する。

また、役者の溌剌とした演技のおかげもあってか、やっていることは完全にクソ生意気な悪童そのものなんだけど、愛嬌があって矢鱈にかわいいどろろのキャラ造形も絶妙なラインをついていてよかったな。

「エガオノダイカ」第1話
超未来、地球より数万光年離れた惑星を舞台にした美少女SFロボット戦記物。

ソレイユ王国・王女ユウキの十二歳の誕生日編。

全体的にいま一つ緊張感のない作り。

終盤のロボ戦はアクションもポージングもカッコよくって悪くなかったが、それ以外の画作り全般が二国間の戦争を描く(?)壮大なストーリーに反して安っぽいのが気になった。

また、まだ初回だというのに既にキャラ作画にあやしい箇所がチラホラと散見されるのもちょっと不安な感じだったな。

「モブサイコ100II」第1話
「モブサイコ100」の2年3ヶ月ぶりの続編。

塩中学校生徒会長選挙の顛末編。

前作からの普通に続き。
丁度いまTOKYO MXの小学館再放送枠でやっている第一期も再見しているんだけど、全く違和感がなく2年以上のブランクを欠片も感じさせない内容だったな。

エミさんがえらくいい娘だったおかげでラブレタートラップという悪趣味極まるイベントがとても爽やかな形に収束していく構成とバランスが上手くてなかなかよろしかった。

「上野さんは不器用」第1話
科学部部長の天才発明家少女・上野さんが、彼女の意中の後輩男子・田中の気を引くために七転八倒する学園ラブコメ。

「ロッカくん」編と「クマタンダー2号」編の二本立て。

終始テンションの高い掛け合い漫才が続くので15分二本立ては疲れるが(苦笑)、話のアイデアも、ダイアローグもキレ味抜群で面白い。

あと、こんな常時アクセル全開なカロリーの高い役を見事にやりきっている芹澤優の熱演ぶりにも観ていてちょっと感心したな。

「キャプテン翼(2018年版)」第40話
全国中学生サッカー大会・準々決勝・ふらのVS.南宇和編。

ふらののマネージャー藤沢美子役に椎名へきる。
芸歴四半世紀を超えるベテランとは思えぬ初々しい演技に震える(しかも役柄的にそれほど外した演技ではない)。

あと、今回は全体的にキャラ作画が端正だった。

「ブラッククローバー」第65話
魔女の森騒動の決着とエピローグ。

今回からOP/EDがリニューアル。
OPはコンテ・演出両方では何気に初の吉原達矢監督自らの手によるものだった。
相変わらずサビのアクションシーン一連の作画がキレキレでなかなかにカッコいい仕上がりだったな。


2019/01/07 (月)


2019/01/06 (日)

「W'z」第1話
「ハンドシェイカー」の10年後の世界を描いた2年ぶりの続編。

DJ・Y'sのジグラート生配信編。

GoHandsの制作くらいしか事前に情報を入れていなかったので「ハンドシェイカー」の続編でビックリ。
設定を全て回収せずに、続編を匂わせて終わったとはいえ、番組終了後に続編告知もなければ、作品もそれほどヒットしたようには見えなかったのであのままひっそり企画を畳んだんだと勝手に思い込んでいたよ(苦笑)。

「ハンドシェイカー」と同じBGMと、大阪の繁華街に和風のテクスチャーが張られたジグラートの独特のヴィジュアルが懐かしい。

前作は主に男女のペアの話だったが、今回は主人公ペア(?)以外は基本的に同性同士のペアなのね。

DJ・Y'sのプレイシーンのきめ細やかな動きが凝っていて見せ場に相応しいカッコいい仕上がりだった。

「仮面ライダージオウ」第17話
仮面ライダーウォズ登場編。

魔王が誕生しなかった世界の、2022年の仮面ライダー「仮面ライダーシノビ」、これで一本作品が作れるくらいの「本気ぶり」に、近年のライダーシリーズにはない超ストレートにカッコいいデザインも逆に新鮮で好印象。

また、今回は白ウォズを巡る一連の展開もこれまでの状況、固まりつつあった話のフォーマットを一気に覆す、大きな転換がまさに新章突入に相応しい大胆な仕掛けで面白かった。

「ONE PIECE」第867話
シャーロット・フランペの介入編。

Aパート終盤、怒れるカタクリの三叉槍「土竜」による猛攻をルフィがかわし続けるシーンのアクション作画一連がよく出来ていて目を惹いた。

「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」第88話
猪鹿蝶トリオVS.コクヨウ編。

あっくんの死を悼むいのじんの涙シーンの表情作画が今話のクライマックスらしく力の入った仕上がりでなかなかよかった。


2019/01/05 (土)

「ブギーポップは笑わない」第1話、第2話
「ブギーポップは笑わない」の19年ぶりのリメイク作品。
第1話:ブギーポップと竹田啓司の邂逅編。
第2話:マンティコアの跳梁編。

2000年版の「ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom」は同時期公開を予定していた実写映画版とのメディアミックス企画で実写映画版とリンクする形の完全オリジナル作品だったが、今回は普通に原作をベースにした内容。

パズルのように錯綜する状況がテンポよく解けていく、第2話の構成が上手かったな。

あと、問題の原作イラスト完全無視なキャラデザだが、当初は原作イラスト云々以前に垢抜けない感じに強い違和感があったのだが、第2話に突入したあたりから意外とあっさり慣れてしまった。
たぶん話がキャラデザの問題を超えて面白くなってきたからなんだと思うけど。

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」第14話
テレザート上陸作戦、続き。
VS.ザバイバル陸戦師団編。

ザバイバル陸戦師団の大戦力をほとんど寡兵の空間騎兵隊だけで殲滅する地球人強すぎ問題は気になるが(苦笑)、パワードスーツによる陸戦主体のメカ描写盛り盛りで全体の2/3ほどを占めるボリューム満点な戦闘シーン一連はとても見応えがあって面白かった。


2019/01/04 (金)

「BanG Dream! 2nd Season」第1話
2年ぶりに再開した「BanG Dream!」の第二期シリーズ。
ライブハウス・ギャラクシー・リニューアルオープンライブ編。

2D手描き作画アニメからフル3DCGアニメに表現方法を変更。

第一期シリーズはアニメとヒロイン声優グループによる音楽活動を濃密にリンクさせる「ラブライブ!」のビジネスモデルを踏襲している感じだったけど、第二期はその上にさらに均質的なヒロインが20人以上出てくるソーシャルゲーム原作もの要素が加わった印象。

メインのバンド5組のライブが1話の中で一挙に描かれるゴージャスな構成が素晴らしい。
キャラ分けが明快な各バンドの個性をキッチリと押さえたライブパートの演出も見事にキマッていて大変見応えのある仕上がりだった。

また、日常パートもちょっとしたやり取りを通してキャラクターの関係性を見せる演出が随所に光っていてなかなかによく出来ていた。

あと、自分的なハイライトとしては視聴者代表キャラ的な朝日六花さんがフルCGアニメならではの凝った花柄ワンピがかわいいメガネっ娘で非常によろしかったなあ。


2019/01/03 (木)


2019/01/02 (水)

劇場用アニメ「映画 プリキュアドリームスターズ!」を地上波放送で観る。
公開当時の現行作品だった「キラキラ☆プリキュアアラモード」がメインの春のプリキュアシリーズ・クロスオーバー劇場版第9弾。
異世界「桜が原」の少女サクラを巡る、「キラキラ☆プリキュアアラモード」、「魔法つかいプリキュア!」、「Go!プリンセスプリキュア」の三つの世界のプリキュアの物語。

話の運びがどこかぎこちなくって物語にはイマイチノっていけなかったが、ヴィジュアルは2D手描き作画パート、3DCG作画パートともに充実していて見応えがあった。
作画監督の太田和寛のタッチが濃厚に残ったキャラ作画は修正が徹底していて全編通して美麗。
色使いや、光や水といった自然表現に凝ったCGも美しい。
また、アクションシーンのキレ味・ボリュームも2D、3Dともに良好。
映像的には本当に贅沢な作りで大変目に楽しい仕上がりだった。

あと、個人的にはプリキュア界のメガネっ娘すぎるメガネっ娘こと、七瀬ゆいさんを久しぶりに拝むことができたのも好かったな。
登場シーンがあきらさんに壁ドンされて迫られるっていうちょっとエロい感じなシーンだったこともあって正直かなり興奮してしまったよ。


2019/01/01 (火)

「探偵オペラ ミルキィホームズ サイコの挨拶」
「探偵オペラ ミルキィホームズ」単発特番・完結編。
ミルキィホームズの卒業試験編。

「カードファイト!!ヴァンガード」の主人公・先導アイチがスペシャル・ゲストとして登場。
また、熱心なファンではないのであまり拾えないんだけど、おそらく過去のシリーズ全てから様々なネタを盛り込んだ集大成的な構造になっているみたいな感じだったな。

中の人たちよる声優ユニットも10年目の節目に解散ということでもっと徹底的に話を終わらせるんだと思っていたが、そういう感じにはならなかったのがちょっと意外。

作品に対する思い入れは然程無いので細かいファン・サービスやシリーズの終幕に関する深い感慨とかは特にないんだけど、大久保政雄コンテ・演出によるこの作品らしいハイテンションな作りはそれなりに楽しい仕上がりで悪くなかった。

「マンガで分かる!Fate/Grand Order」
「Fate/Grand Order」の解説マンガ原作のショートコメディアニメ。

まさに金朋地獄&能登麻美子天国。

あと、坂詰嵩仁絵コンテ・演出・作画監督・原画の第3話はちょっと作画アニメしていてその点なんかもよろしかった。

「ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-」第0話
「Fate/stay night」のスピンオフ作品「Fate/ZERO」のスピンオフ作品(ややこしい)。
ロード・エルメロイII世こと、「Fate/ZERO」の主要キャラ・ウェイバー・ベルベットが主人公のオカルト推理サスペンスもの。

緻密な背景・作画による格調の高い画面に、魔術に関する理屈っぽい語りもオカルトファンタジーらしい雰囲気たっぷりで好印象。

また、大人になり、立場を得てもなお、往時の青臭さが抜けきらず、苦労が絶えないウェイバーのキャラクターも思いのほか親しみやすくてよろしかった。


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