萩生田文科相に醜聞 “殺人事件”会社から政治献金の衝撃
安倍首相の“腹心の部下”である萩生田光一文科相に、また衝撃的なスキャンダルが浮上している。なんと「殺人、死体遺棄事件」を起こした会社の会長を「はぎうだ光一後援会」の事務局長に就け、多額の献金まで受け取っていたのだ。この会長は「桜を見る会」にも招待されていた。最新号の「週刊朝日」がスクープしている。
問題の会社は、萩生田大臣の地元・東京都八王子市にあるビルメンテナンス会社。殺人事件が起きたのは、2014年6月だ。社員ら3人が、知人男性(当時33)を市営プールに呼び出したうえで、バットで殴打して殺害し、プールの近くに遺体を埋めたという。市営プールは、このビルメンテナンス会社が、八王子市から指定管理業務を請け負っていた。
当然、ビルメンテナンス会社は、2014年9月、八王子市の請負業務に関わる指名停止処分を受けたが、不可解なのは、わずか3カ月で処分が解除されたことだ。しかも、ちょうど処分が解除された2014年12月5日、ビルメンテナンス会社は、萩生田大臣に100万円もの献金をしている。“処分解除”と“献金100万円”には、どんな因果関係があったのか。