◇ 唯一の日本固有ドロセラ? ◇
昔は コモウセンゴケ関西型(6倍体) と呼ばれ、葉と葉柄に若干の区別が付くが
コモウセンゴケ のバリエーションと考えられていました。
近年(1991年)、
モウセンゴケ と コモウセンゴケ が遠い昔交配し倍数化したと確認され、分類が見直されました。
詳しくはコラム
「トウカイコモウセンゴケの起源」に解説してあります。
こういった経緯から唯一の日本固有ドロセラとも言えるのですが、モウセンゴケ と コモウセンゴケ は広く分布し生息域が重なったところも多いので他の国にも産出しているところがあるかもしれません。
ロゼット型のドロセラで、栽培・増殖も容易。
色といい、形といい非常に美しく、僅かな形態の違いと白花種が存在しないことを除き、栽培・増殖ともに コモウセンゴケ と何ら変わることが無いので トウカイコモウセンゴケ の栽培についてはそちらをご参照下さい。
Drosera tokaiensis