Leicaの現行フィルムカメラ、Leica M-P (Typ127) Black Paintを新品で購入しました!
普段は「開封の儀」なんてやらないのですが、これだけは特別です!
新時代令和にもなって、フィルムカメラを、超高級品を買うというロマン!!
フィルムライカ を新品で買うなんて、自分でもびっくりです。
▲クロネコヤマトが届けてくれた段ボールを開封!スチロールをかき分けていくと、段ボール箱の中に、また箱があります。
▲伝説の銀色の宝箱が出てきました!
▲銀箱を開けると、保証書や説明書が出てきます。
▲その下には、ストラップや電池蓋。
▲そして、さらに箱が出てきました。
▲躊躇わずに開けてしまいます!
▲やっとご対面です!
▲取り出しました。艶のあるブラックペイントが美しいです。この瞬間に、思い切って買ってよかったとしみじみ思いました。
▲今までブラッククロームのM5を使っていたのですが、新品のブラックペイントはピアノのような質感でドキドキします。これを何十年も使い込めば、戦前のバルナックLeicaのようなツヤツヤになるのだろうか…?
▲底蓋。Leicaのフォント、Leitz-Normがかっこいいですね。
▲ファインダーのレンズ側。ファインダーの下部に「0.72」と買いてありますが、LeicaのHPで見るとかなり目立つ青紫に見えます。
実際には、プリズマチックな感じで角度によっては青く見えますが、普段はグレーに見えるので、さほど目立たずに済みます。
▲バックドア。底蓋からフィルムを入れたあと、入れたフィルムのISO感度に合わせてこのダイアルをグリグリと回して露出計を設定します。
▲底蓋。スプリングが効いていて「ああ、新品だな」って感じ。
▲さあ、フィルムを入れて撮りに行こう!出発!
▲シャッターを切った時の「パチンッ」って音が軽やかで驚いた。M5だけでなくM3とかも触ったことはあるけれど、いかにメンテナンスされているとは言えやっぱり数十年前のもの。かつて新品だった時はこんな感じだったろうか、と思わされる感触だった。
シャークスキン風の貼り革は世間では不評だけれど、実際使ってみるとあまり気にならない。
箱を開けた時の鮮やかなペイントに触れてひやっとした時でまず満足したけれど、実際撮ってみるとさらに満足。
▲秋葉原付近で1本撮ってみた。1/1000を切った時の「パチンッ」の「ッ」が切れ味鋭い音で、現行品の凄さを思い知った。
▲シャッタースピードを落としても感触は滑らか。人によって感じ方は異なると思うけれど、僕はこの鋭さ・硬さが新品の革靴のようですごく気に入った。
▲スローでも、安定して撮れるように感じる。NOKTON 50mm F1.1のようなレンズはやっぱりM5の方が合うように思うけれど、小さくて軽いレンズはM-Pで使いたい。
▲日が暮れてきた。さて、このM-Pを僕は一体何年先まで使い続けられるだろうか?
数十年先、カメラとしての寿命が尽きるまで使い続けられるかもしれないし、もしかすると先に僕の方が死ぬかもしれない。
たとえ僕が生きていたとしても、お金に困って手放してしまったり、もしくは次なる趣味のための糧にしてしまうかもしれない。そう考えると、今僕の手元にあるDIIIはとても長い長い旅をしてきたんだなあ、と思う。
M-P Typ127、買って大満足です。できることなら、長く長く一緒に旅を続けたい!