日本野球東海地区連盟は16日、ホンダ鈴鹿・滝中瞭太投手(楽天6位)と同・柘植世那捕手(西武5位)の2人をそろって社会人野球東海地区のベストナインに選出した。最速150キロを超える楽天6位指名の滝中は、アマチュア最後の年に初選出。「連盟が忖度(そんたく)してくれたのかな」と舌鋒鋭く(?)喜んだ。
この滝中、ドラフト当日は自分の部屋で寝転がってテレビ観戦。一緒にいた同僚から「おい、指名されたぞ!」と言われて慌てて飛び起きた。バッテリーを組んだ柘植とはともにパ・リーグに在籍。滝中はドラフト当日に「ボクのことを知り尽くしているんで、1、2球、のけぞらせて、絶対に打たせませんよ」と言い放つなど、なかなかの肝っ玉の据わった男だ。