ヤクルト・奥村展征内野手(24)は17日、東京都内の球団事務所で契約交渉し、450万円アップの1400万円で更改した。
6年目の今季は自己最多の74試合に出場。打撃成績は打率1割9分9厘、1本塁打、12打点だったが、固定できなかった遊撃で51試合に先発出場した守備を評価された。
定位置確保を目指す来季は、メジャー通算1437試合出場のアルシデス・エスコバー内野手(32)が加入。ロイヤルズ時代の2015年に遊撃でゴールドグラブ賞を受賞した名手が最大のライバルとなる。
「ショートのレギュラーを開幕から狙えるように準備したい。総合力を高めてチームに貢献したい。ショートを守れれば道が開けると思う」。来年1月の自主トレは2年連続で西武・栗山に弟子入り。新たなポジション争いに向けレベルアップを図る。