レンジャーズは16日、左腕ジョエリー・ロドリゲス(28)=前中日=と2年総額550万ドル(約6億500万円)の契約を正式発表。3年目の2022年は、年俸300万ドル(約3億3000万円)の球団選択権も設定された。これが行使されない場合、解約金50万ドル(約5500万円)がロドリゲスに支払われる。
契約の詳細によれば、クローザーを務める可能性にも期待されているようだ。AP電によれば、出来高は試合を締める数に応じて設定された。5試合毎に45試合まで5万ドル(約550万円)ずつが積み上げられ、20試合を締めれば5万ドルのボーナスも発生。出来高は最大で年間50万ドルになる。
来季の守護神に指名されている右腕リクラクはまだ25歳の伸び盛りだが、今季は70試合で2勝4敗14セーブ、防御率4・33と不安定だった。今オフはトレード市場でも問い合わせが多いと報じられている。現時点で、ロドリゲスの役割は右腕モンテロセットと並ぶセットアッパーを期待されている。
同日の大リーグ公式サイトも「日本での強烈な2年間(2セーブ50ホールド、防御率1・85)を経て、インパクトがある左のセットアッパーになれる可能性がある」と報じた。