台湾の「アジアウインターベースボールリーグ」に参加し、17日に球団へ報告に訪れた中日・阿知羅拓馬投手(27)は、自分のコントロールできない状況に左右されずにプレーすることを特に学んだと明かした。
「ボールであったり、日本と違う文化であったり。台湾では自分でコントロールできない部分があった」と話しつつ、「日本でいえば、雨が降っても自分ではどうにもならない。そういうのを気にしなくなった」と振り返った。
リーグでは3試合に登板し1勝1敗、防御率2・00と結果を残せた。「せっかくこの時期に実戦を与えてもらったことを、来季に生かしたい。今年はプロ6年目でやっと1勝できた。来年はドーンと大きくいかないといけない」と表情を引き締めた。