プレミアリーグプレーオフ
FC東京vsモンテディオ山形


FC東京U-18

プリンスリーグ関東は、16勝1分1敗勝点49で優勝。

クラブユース選手権は、ベスト16。
Jユースカップは、1回戦敗退。

今大会は、
1回戦:vs 旭川実 5-0


今シーズン初観戦。
GK
30 野澤 大志ブランドン 2年 193/87 FC琉球
DF
2  木村 誠二  3年 184/76 FC東京深川
3  岡  哲平  3年 184/75 FC東京深川
28 大森 理生  2年 182/73 FC東京むさし
MF
5  森田 慎吾  3年 176/67 FC東京むさし
12 大迫 蒼人  1年 172/67 FC東京むさし
17 常盤 亨太  2年 171/65 FC東京深川
20 安田 虎士朗 1年 171/64 FC東京深川
FW
10 小林 里駆  3年 170/62 FC東京むさし
11 宮田 和純  1年 184/74 FC東京深川
40 角 昂志郎  2年 164/62 東京武蔵野シティ

ーーーーーーーー宮田ーーーーーーーー
ーーー小林ーーーーーーーーー角ーーー 
ー大迫ーーーーーーーーーーーー森田ー 
ーーーーー常盤ーーーー安田ーーーーー 
ーーー岡ーーーー大森ーーー木村ーーー 
ーーーーーーーー野澤ーーーーーーーー

56分
40 角→
6  バングーナガンデ 佳史扶
         3年 175/72 FC東京深川
66分
12 大迫→
42 野澤 零温 1年 172/66 FC東京深川

トップチーム昇格/木村、バングーナ
2019年U-18日本代表/バングーナ
2019年U-18日本代表候補/木村
2019年U-17日本代表/野澤大、角
2019年U-17日本代表候補/大迫
2019年U-16日本代表/安田、野澤零

 

 

モンテディオ山形ユース

プリンスリーグ東北は、13勝2分3敗勝点41で2位。

クラブユース選手権は、グループステージ敗退。
Jユースカップは、1回戦敗退。

今大会は、
1回戦:vs 大分トリニータ EX1-0

今シーズン初観戦。
GK
16 伊藤 琉偉 2年 188/81 モンテディオ村山
DF
2  今野 匠吾 3年 168/67 モンテディオ村山
3  相馬  丞 3年 182/76 モンテディオ村山
4  半田  陸 3年 177/70 モンテディオ村山
12 生井 蓮丸 2年 176/70 モンテディオ村山
MF
6  田中 慶延 3年 168/64 モンテディオ村山
8  佐藤  颯 3年 172/69 モンテディオ庄内
10 田中  嵐 3年 168/63 モンテディオ村山
19 情野 依吹 2年 175/72 モンテディオ村山
FW
14 狩野 海晟 3年 167/63 FCみやぎバルセロナ
17 前田 聡良 2年 178/76 アントラーズつくば

ーーーー狩野ーーーーーー前田ーーーー
ー田中嵐ーーーーーーーーーーー情野ー 
ーーーー田中慶ーーーーー佐藤ーーーー 
ー今野ーーーーーーーーーーーー生井ー 
ーーーー相馬ーーーーーー半田ーーーー 
ーーーーーーーー伊藤ーーーーーーーー

68分
17 前田→
20 梅津  光 2年 183/76 モンテディオ村山
85分
10 田中→
40 齋藤 大珠 1年 167/62 モンテディオ庄内
8  佐藤→
27 佐藤  完 2年 167/60 モンテディオ庄内

トップチーム昇格/半田
2019年U-18日本代表候補/半田

 

 

 


試合形式は45分ハーフ。

山形は、プリンス東北得点王のストライカー9庄司夢之介(3年・モンテディオ村山)が今大会不在。

山形はプロフィールを見ると体重のある選手が多い。
特に17前田聡良や19情野依吹など臀部から下半身がパンプアップしていて、かなり足腰が強そうだ。
ハイボールから、この二人が前線にパワフルに突っ込んでいく。



3バックが全員180cmを超える東京がさすがに競り勝つが、大きくは弾かせず、中盤が高めの位置どりでセカンドボールを狙う。



東京はボランチ、WBの細かいパス交換からサイズのある11宮田和純や左の大外に逃げた10小林里駆に一旦預け、ビルドを試みる。
右では、最終ラインからサイド裏へのミドルパスを狙う。
しかしDFのカバーリングを剥がせず、ゴールラインを割るシーンが多々。



注目の山形4半田陸は裏抜けに対し逆サイドまでカバー。
フィードへの反応と走力そしてスライディング等の守備スキルはやはりピカイチ。
発見だったのがクリアボールのクオリティ。
回転数が多く、スピードはあるがトラップしやすいボールを蹴る。



41分、東京は右サイドへ展開。
5森田慎吾が縦の仕掛けからヒールで内側へ方向転換。
左足のクロスにファー10小林里駆がヘッドで合わせる。
枠を捉えたが、これはキーパーがしっかりキャッチ。



45分、東京は中盤で17常盤享太が交わして前進。
右へ展開し5森田慎吾がアーリークロス。
ニア11宮田和純がフリーでヘッド。
右隅を突き決まったかに思われたが、1伊藤琉偉がビッグセーブ。

山形は好セーブを見せた1伊藤琉偉そしてCBの3相馬丞もサイズがあって素材は揃っている。


前半はスコアレスで終了。

 


 

10分、東京は40角昂志郎に替えて6バングーナガンデ佳史扶を投入。
左シャドウに入り10小林里駆が右に移る。
ーーーーーーーー宮田ーーーーーーーー
ーーバングーナーーーーーーー小林ーー 

退いた40角昂志郎は、身のこなしがよく球際でのボールの置き所の判断の速さは見せた。
しかし今日は前方へのアバウトなフィードに走らされるような場面が多く、
リズムに乗れずドリブルやパンチのあるキックなど攻撃性能を発揮しきれなかった。



17分、東京は右サイド大外へ展開。
5森田慎吾がハーフレーンの10小林里駆へ繋ぐ。
小林は外向きから急反転してエリア角から侵入。
ゴール手前から右足で逆サイドネットへ撃ち抜く。
FC東京U-18 1-0 モンテディオ山形ユース〉



キャプテン10小林里駆の見事なゴール。
身体能力は標準だが、ボールを動かす角度がよくDFの足の届かないところに位置調整。
前半から際立っていたキープ力に加え、決定的な仕事を成し遂げた。



28分、東京のロングボールを3相馬丞が処理ミス。
奪った11宮田和純が独走。
GKと1対1のチャンスも、シュートはゴール右へ外れてしまう。
勝負が決まりうる場面だった。

終盤に入り、完全に守りきる体制に入った東京。
山形は野性味のある20梅津光を前線に投入するが、28大森理生などが激しくファイト。
12生井蓮丸のロングスローに対しても、193cmGK野澤大志ブランドンが立ちはだかる。
これを崩すのは難しい。



結局安定感のあるウノゼロで東京が勝利。1年でのプレミア復帰を果たした。



東京はアベレージが高く、チームとしては納得の強さだった。
しかしそれゆえか個々の能力を出し切っていないように感じられ、トップでの活躍を期待できる突き抜けた個性をこのゲームからは見出しづらかったのが正直な所。



その意味では山形の方が魅力的だったかもしれない。
特に惹きつけられたのが右サイドの19情野依吹。
先述の通りパンプアップされた体格で球際で強さを発揮。
突破とまでは行かないが細かいタッチで前に運ぶ力も備え、バングーナガンデ佳史扶を弾き飛ばして仕掛けた場面は圧巻だった。
ゴール前で仕事ができるようになれば、プリンス東北では怪物級になりうるポテンシャルを秘めている。



GK1伊藤琉偉や17前田聡良など下級生に楽しみな選手が多く、山形が来シーズンもこの舞台に帰ってくる可能性は十分にあると思う。

 

2019年12月15日 11:00K.O.
プレミアリーグプレーオフ 2回戦
FC東京U-18 1-0(0-0)モンテディオ山形ユース
@コカ・コーラボトラーズジャパン広島スタジアム
(東京)62分 小林 里駆

 

 


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