FC2ブログ

人生は死ぬまでの暇つぶし  自然にその日を迎えるまで、サバイバル(健康・経済・社会情勢・天変地異・・・)  真実、真相、本質、一を知りたい

★税務署は平気で納税者を騙す!

MAG2NEWS:普通ここまでやるか?納税者を平気でダマす税務署の卑劣な手口2019.12.17より転載します。
貼り付け開始

https://www.mag2.com/p/news/430417

dd20191216
 

先日掲載の「恐ろしい自爆営業。元国税が明かす、かんぽより酷い税務署の実態」では、税務署員に課せられている「信じ難いノルマ」の実態を暴露した、元国税調査官で作家の大村大次郎さん。今回大村さんはメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、何も知らない納税者を平気で騙す税務署の「卑劣」な手口を白日の下に晒しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2019年12月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール大村大次郎おおむらおおじろう
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

税務署は平気で納税者を騙す

前回の「恐ろしい自爆営業。元国税が明かす、かんぽより酷い税務署の実態」では、税務署の調査官には追徴税のノルマがあるということを述べました。税務署の調査官は、この「追徴税ノルマ」のために法律ギリギリの方法で納税者を騙して追徴税を巻き上げるようなこともしばしばあります。

そもそも、現在の税務調査のシステムそのものに「騙し」的な要素があるのです。税務調査で申告漏れなどがあった場合、納税者は「修正申告書」を出すことになります。この修正申告というのも、実はくせものなのです。修正申告と言うのは、納税者が税務調査で指摘を受けて「前の申告は誤りがあったので修正します」と自発的に申告するものです。これって、よく考えたらおかしいと思いませんか?もし、税務調査で明らかな誤りが見つかったなら、納税者に自発的に修正させなくても、税務署自身が追徴税を課せればいいことでしょう?税務署にはそういう権限が持たされているのです。

なのに、なぜ納税者に自発的に修正させるかというと…後で、文句を言わせないためなのです。税務調査での指摘事項というのは、実はあいまいなものが多いのです。税法に照らし合わせて、「明らかに間違っているというようなことは少ないのです。「何かおかしいけど、法律上は微妙」というものが多いのです。

たとえば、接待交際費です。知り合いと飲食してそれを接待交際費に計上した場合、その知り合いが仕事に少しでも関係するのであれば、接待交際費に計上できます。が、仕事にまったく関係ないのであれば、接待交際費にはできません。しかし、その知り合いが仕事に関係するかどうかという判断は非常に難しいものでもあります。

接待交際というのは、新しい顧客を開拓するために行うという面もありますので、今現在その知り合いと仕事上の付き合いがなくても、いずれ顧客になる場合もあります。その知り合いが仕事上の助言をくれることもありますし、ビジネスのヒントをくれたり、取引先を紹介してくれたりすることもあります。だから仕事に関係があるかどうかというのは、微妙なのです。

しかし、税務署は直接取引している相手じゃない場合は、なるべく接待交際費を否認しようと、納税者を説得しようとします。もしそういう曖昧な指摘事項を、税務署が強制的に追徴課税などをしてしまうと、納税者が反発し訴訟になったときに、覆されたりするのです。

そこで、納税者と同意の上で、納税者が自発的に申告を修正したという形をとりたがるのです。だから、もし税務調査の結果に納得が行かなければ出さないという選択肢もあるのです。税務署の指摘に納得がいかない場合は、「納得できない」と税務署に伝え、「修正申告は提出しないとことも出来るのです。

「修正申告を出さない」という手もある

前項では、修正申告を出さないということもできると述べましたが、そのことについてもう少し詳しく説明しましょう。税務調査では、調査官は修正申告を素早く出してくれるように求めてきます。それは、相手によく考えさせないためなのです。前述したように調査官は、ノルマに追われ時間に追われているので、調査を早く終わらせたいのは調査官の方なんです。

税務調査においては修正申告をどうするかが、もっとも大事なことです。納税者にとっては追徴税がいくらになるかという肝の事項です。このときに、調査官の指摘に納得がいかなければ、決して簡単にひきさがってはいけません。必ずしも税務調査の期間内に修正申告の内容を決めなくてもいいのです。多少長引いても、自分が納得のいく形で、修正申告は出したいものです。

だから、本当に納得がいかない場合は、修正申告を出さないという方法もアリなのです。そして、「修正申告を出さない」という態度を見せることは、交渉の上でも効果があります。

もし納税者が修正申告を出さなかった場合、調査官は税務署に持ち帰って、更正をするかどうか検討します。更正というのは、「あなたの申告は間違っていたので、これだけの追徴税を払いなさいと税務署が課税することです。強制的に言ってくるということは、税務署としては絶対に間違いは許されないことになります。

逆にいえば、曖昧なもの、グレーゾーンのものなどは、なかなか更正はできないのです。もし調査官が指摘内容に自信がなければ、指摘事項を変更したり、追徴税額を減額してくることもあります。「税金を負けるから、早く修正申告をだしてくれ」ということです。だから納得がいかないのに、言われるままに修正申告を出すのは、非常に損なことなのです。

調査官の奥の手「始末書」とは

また税務署の調査官は、もっと汚いの騙しの手口も持っています。その代表的なものが「始末書」です。

始末書というのは、何か不祥事をしでかしたときに、監督的、上司的な立場の人に出す反省文のようものです。税務署の調査官は、この始末書というものを非常にずる賢く使います。

納税者が不正に近いことをしていたときに、調査官は「始末書を出してください」と言います。そして納税者は「深く反省していますので、穏便にお願いします」ということを書いて税務署に提出するのです。

たとえば、次のような感じです。

「この売上計上漏れは、うっかりミスではなく、わざとやったんでしょう?」
と調査官が納税者を問い詰めます。納税者は、まともに言い返せません。そして調査官は

「こういうケースは、税務署としては厳しく対処しているところですが、ここは穏便に済ませてあげますので、始末書を書いてください」

それを聞いた納税者は、始末書を書けば、処分が軽くなるとでも思い、調査官に言われた通りの文言で始末書を書いてしまうのです。

しかしこの始末書が非常にクセモノなのです。というのは、納税者は始末書を書いても得にはならない、むしろ大きな損になるのです。なぜかというと、始末書を出したからと言って、税務署が穏便に済ましてくれることはないからです。むしろ始末書を出したことによって、「自分が悪かった」ということを認めたことになり、重加算税を課せられる羽目になってしまうのです。

実は調査官が始末書を要求するケースというのは、「不正かどうか明確な物証に乏しい場合」なのです。重加算税を課すときというのは、納税者側に明確な不正があったときだけです。しかし、税務調査での指摘事項というのは不正かどうかはっきりしないことが多いものです。そのため調査官は、納税者側に始末書を書かせることで不正の意図があったという証明にするのです。「納税者は不正を認め、始末書を書いた」ということにしたいのです。

つまり、この始末書のために、納税者は逆に重加算税を課せられる羽目になってしまうのです。税務署の調査官というのは、税務調査で重加算税を取ることがもっとも大きい手柄です。だから、なるべく重加算税を取りたいのです。そして明確な不正ではないものでも、始末書を出させて、不正の扱いにしてしまうのです。この巧妙なトリックは、税務署の常套手段であり、官庁の常套手段でもあります。

日本の官庁では、よく「一筆書いてください」などということを行います。それは処分を軽くするモノではありません。どんな処分をしても、あとで市民に文句を言わせないためなのです。くれぐれも始末書を書いたら、穏便に済ませてもらえるなどと思わないことです。また税務署が「始末書を書け」といってきたときは、税務署の方が分が悪いときだということを覚えておきましょう。

「税金の払い過ぎ」は黙殺する

税務署の調査官が違法に近い方法で税務調査をしている、ということのわかりやすい例を一つご紹介しましょう。

それは、納税者が税金を「払い過ぎたときの対処方法です。税務調査というのは、本来の目的な適正な申告をしているかどうかのチェックです。申告に誤りがあればそれを是正するのが目的であって、追徴税を稼ぐことではありません。

申告の誤りには二種類あります。申告納税額が少なすぎる場合と、申告納税額が多すぎる場合です。税務調査をしたとき発覚するのは、申告納税額が少なすぎる場合ばかりではありません。たまに多すぎる場合もあります。申告額が多すぎたとき、調査官はどうすると思いますか?なんと黙殺するのです。

これって、実は限りなく違法に近いんですよ。税法では、「税務調査では過少申告のときだけ指導しろ」などとはまったく書いてありません。法律的には、過少であろうと過大であろうと、間違いが見つかった場合は正さなくてはならない、となっています。つまり、過大申告だった場合は、本来は税金を返さなくてはならないはずなのです。それは追徴税を課すことと同じように、大事な税務署の仕事なのです。

しかし、ほとんどの調査官はこの仕事を放棄しています。稀に、馬鹿正直に、税金を返す調査官もいますが、そんなことをしても、税務署の中ではバカにされるだけなのです。これは、国全体の税務行政から見れば、非常に由々しき事態なのです。法の番人であるべき国税調査官が法律通りのことをやっていないわけですから。

しかし、税務署の中で、これをおかしいと思っている人はほとんどいません。税務署の中では、「健全な税務行政」などは仕事の目的ではなく、ただ追徴税を取れればいいと思っているのです。

このように非常に偏重的な考えが、国税の中を支配しているのですが、彼らはそれが偏った考えだとは全然思っていないのです。かくいう私も、国税をやめるまでは、そういうことにあまり疑問を持ったことはありません。税金を多く取ることが自分の仕事だと信じていました。国税をやめてはじめて、非常に偏った価値観を持った組織だったんだ、と気づいたんです。(メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』より一部抜粋)

image by: 国税庁採用専用 - Home | Facebook


※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2019年12月16日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。※1ヶ月分330円(税込)で購入できます。

大村大次郎この著者の記事一覧

元国税調査官で著書60冊以上の大村大次郎が、ギリギリまで節税する方法を伝授する有料メルマガ。自営業、経営者にオススメ。


貼り付け終わり、



*おいらには用無しだが、やり取りの機微が面黒いのでメモっておきます!










関連記事
コメント
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

タマいち

Author:タマいち

こんにちは ♪
漢方と生薬の匂いが大好き ♪
もうすぐ花の80歳 ♂、
朝が迎えられたことに感謝!
小便が出る事に感謝!
おまけの人生を楽しんでまーす(^^♪

サバイバルに必要な情報の収納庫!
転載はご自由に、ご勝手にどうぞ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ウイルスは怖くない  (20)
イヤシロチ化 (1)
ソマチッド・ケイ素・テラヘルツ鉱石 (22)
子宮頸ガンワクチン&添加物 (56)
カンジダ症:リーキーガット症候群、癌 (13)
がん、ガン、癌、悪性腫瘍 (54)
予防接種を拒否する方法 (2)
ヒート・ショック・プロテイン (1)
ワクチン・ウイルス (66)
パーキンソン病 (2)
ミトコンドリア (1)
エボラ出血熱 (45)
多発性硬化症 (1)
ノロウイルス (8)
光触媒 (1)
元素転換 (1)
抗生物質 (3)
舌診 (1)
火傷 (5)
睡眠 (5)
歯 (28)
虫垂炎 (1)
骨粗鬆症 (1)
口内炎 (1)
歯周病 (2)
毛染め (4)
甲状腺 (0)
ADHD (3)
自閉症 (6)
砂糖類 (3)
コーヒー (5)
タバコ (3)
胆石 (2)
肺 (0)
死 (19)
不食 (3)
断食 (5)
美容 (2)
風邪 (3)
輸血 (3)
蜂毒 (13)
日本蜜蜂 (47)
蜂蜜の効用 (3)
月経は無いのが自然 (2)
更年期症状 (2)
母子手帳 (2)
細胞の脳 (4)
フッ素 (5)
漢方薬 (7)
静脈瘤 (1)
白内障 (2)
花粉症 (4)
ピロリ菌 (5)
重金属毒 (1)
玄米菜食 (2)
心臓疾患 (2)
生卵は駄目 (2)
多剤耐性菌 (10)
風味増強剤 (1)
キシリトール (1)
茶カテキン (2)
食品添加物 (3)
遺伝子組換え (28)
第7の感覚・リンパ系・免疫系 (3)
腸:免疫システム (9)
自己免疫疾患 (7)
トランス脂肪酸 (1)
アスパルテーム (3)
メープルシロップ (1)
認知症&ケトン体 (10)
DNA (37)
分子栄養学三石理論 (99)
分子栄養学(三石理論)入門編 (27)
分子栄養学(三石理論)上級編 (109)
分子栄養学(三石理論)コラム編 (18)
三石理論:医学常識はウソだらけ (1)
分子栄養学(三石理論)栄養素編 (21)
分子栄養学(三石理論):マイコプラズマ肺炎 (4)
医療・薬剤の実体(まとめ・保存版) (53)
医療・薬剤の実体(放射線) (1)
病気はクスリで作られる (3)
医療・薬剤の実体(がん) (2)
鍼灸指圧 (5)
医療・薬剤の実体 (890)
政治・経済・社会 (697)
文明800年周期 (1)
覚せい剤・麻薬 (16)
大麻 (20)
言論封殺 (0)
不正選挙 (14)
乳酸菌(豆乳ヨーグルト) (13)
グルンバ・乳酸菌軍団 (198)
飯山さん(日本仙人道) (0)
飯山一郎 保存版 (9)
飯山一郎さん (246)
乳酸菌同盟 (16)
乳酸菌 (28)
黄金の金玉団 (46)
nueqさん (170)
達人さん (12)
宝石 (118)
写真 (115)
宇宙 (209)
物理 (50)
数学 (4)
太陽系 (8)
電磁波 (91)
宇宙全史 (24)
リザムの宇宙 (36)
銀河ネットワーク情報 (9)
その木に成って55さん (55)
シドニーおちんさん (3)
写真&未来の変え方 (22)
シドニーおちんの地図のある旅 (12)
意識を集中すると何かが起こる (3851)
飯山さん『放射性セシウムの無害化』 (4)
放射線レベルを1/10に操作 (4)
不思議な茨城県北部地震 (4)
原発再稼動&新設反対 (217)
ガイガーカウンター (5)
モルジェロンズ病&ケムトレイル (15)
ケムトレイル観察紀行(写真) (32)
ケムトレイル・気象操作 (252)
ケムトレイル保存版 (50)
HAARP (33)
サバイバル(術編) (152)
放射能「ぶらぶら病」 (5)
放射能被曝による鼻血 (47)
ホルミシス効果(放射能) (1)
放射能からのサバイバル (329)
放射能からのサバイバル 保存版 (19)
分子栄養学(三石理論)放射性物質対策 (1)
サバイバル「三脈の法・眼脈の法」 (7)
八ッ場は毒ヒ素ダム (1)
シオンの議定書 (1)
お金の仕組み (11)
ネットは危険 (117)
日本国支配 (2)
大東亜戦争 (3)
ノーベル賞 (1)
STAP細胞 (145)
ビルゲイツ 軽井沢別荘 (5)
フルベッキ写真 (1)
老子「道徳経」 (4)
奥の院:保存版 (44)
奥の院 (68)
バランサー:工作員 (8)
日月神示~奥の院 (3)
ユダヤと世界の歴史 (6)
エンパス (1)
韓国関連 (0)
日本自立 (0)
偽旗作戦 (1)
集団ストーカー (73)
経済 (107)
間違い (7)
アヌンナキ (4)
地球なんでも鑑定団 (12)
台風15号 (33)
未分類 (1658)
片頭痛 (1)
ブロとも一覧

熊本!365歩の街(マーチ)!!

独りファシズム Ver.0.3

だいだいこんの日常~抗がん剤は毒ガスなので保険適用をやめましょう~

アギタの神が住む鎮守の森

やっぱり、毎日がけっぷち

石橋を叩いて割れ!

さんたブロ~グ

マトリックス脱出

シドニーおちんの、これが今の精いっぱい

シドニーおちんのこれが今の精いっぱい2

何てことはない日々
検索フォーム
リンク
飯山です