制作部・制作進行


入社3年目


松永 浩太郎さん

就活戦線も落ち着いた大学卒業年度の6月。それまでの進路から急転直下でアニメ業界を志望したという松永さん。ストイックなまでのモチベーションで臨む、アニメ制作にかける思いを語っていただきました。

Interview

インタビュー

タツノコプロに入社した経緯は?

四大からの新卒で入社したんですが、卒業年度の6月くらいまでは、ずっと公立高校の教員になるつもりだったんです。もちろん教員免許も取得しましたし、教育実習も履修しました。ですが教育実習が終わった時、「この仕事を一生続けられるのか? 本当に好きなことって何なんだ?」って感じてしまったんです。もう同級生もみんな就職が決まっているような時期でしたが、そこから元々好きだったアニメの業界へ方向転換。ほとんどの企業が募集も終わっている中で、なんとかまだ窓口が開いていたいくつかのアニメ制作会社の中から、縁あってタツノコプロに入社させていただきました。

そんな中でタツノコプロを選んだ理由は?

もちろん最終的には選んでいただいた立場ですが、応募者として魅力に感じていたのは、会社としての将来的な視野。いくつかのアニメ会社さんとお話しさせていただきましたが、最も具体的に、かつ広い目でアニメ業界の未来を見据えているのがタツノコプロでした。それと面接で伺った時の社内の雰囲気も、タツノコプロが1番良かった。やっぱりアニメ業界って、会社全体どんよりしているところも少なくないんですよ。こっちが元気よく「おはようございます!」と言いながらお伺いしているのに、誰も何も応えてくれない、みたいな(笑)。だけどここは一切そんな雰囲気がなく、明るく健全な職場だな、と感じました。

お仕事の中で、最も楽しいと感じる瞬間は?

本当にアニメの仕事がしたくてしたくて入っているので、全ての瞬間が楽しいんですが……。強いて言えば、忙しければ忙しいほど楽しいと感じますね。というのも、私が入社後最初に配属されたのが、ちょっと特殊な作り方をするアニメの班だったんです。確かにそちらの方が効率的には優れていたし、業務的にも楽だったんですが、自分としてはすごく物足りなさを感じていました。そういう経験を経て、今はとても忙しい班にいるので、毎日が本当に楽しい。先輩や部長にも、「もっとできるんで、もっとビシビシ来てください!」と、常日頃からお願いしているくらいです(笑)。

ズバリ、タツノコプロはどんな会社?

良くも悪くも、守られている会社ですね。例えば、勤務体制にしても福利厚生にしてもハラスメント対策にしても、いわゆるブラックとは真逆の姿勢だと思います。もちろんスケジュール的な厳しさはありますが、最大限、会社単位でケアしてくれる。だから女性の方などにはピッタリじゃないでしょうか。逆に言うと、そういう意味で、僕のように「もっとビシビシやりたい!」っていう人間にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。まぁそんな方がどれだけいるかはわかりませんが(笑)。ですがそういう思いも、上司や先輩にしっかり伝えていれば、気持ちを汲んでもらえる土壌はあると思います。

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