制作部・制作デスク


入社6年目


清水 孝純さん

既に名だたる巨匠から将来有望な若手まで、アニメ制作に携わるさまざまなクリエイターを束ねる、制作デスク担当の清水さん。社内でも中堅として活躍するその目に映る、タツノコプロの魅力とは。

Interview

インタビュー

タツノコプロに入る前のお仕事は?

塾の講師です。元々アニメが好きで、大学でもアニメ関係のゼミを取ったりしていたんですが、就活でうまくアニメ業界に入れず、当時バイトしていた塾講師としてそのまま就職しました。けれどやっぱりアニメの世界で働きたいという思いを消せずにいたとき、たまたまタツノコプロで働いていた大学の先輩に声をかけてもらい入社。ただ、絵を仕事にするということのハードルの高さは大学就活時代から感じていたので、制作部を志望しました。現在は制作デスクとして、演出家さんや作画監督さんなど、いわゆるメインスタッフと呼ばれる方々を集め、チームのハブとなり、広く全体のスケジュール管理などを取り仕切っています。

塾講師からアニメの世界へと転職しもっとも驚いたことは?

大学でも多少はアニメのことを学んだつもりでしたが、ひとつの作品に対して想像以上に多くの人が関わって作られているということにビックリしました。そんな中でハブとなるのが私たち制作部の仕事ですから、その点は大変ですが、それは『仕事のやりがい』と表裏一体でもあります。作品の完成度はもちろんですが、制作デスクという立場で言うと、良いスタッフさんたちと巡り会い、そういった方々に「また次も一緒にやろうよ」と言ってもらえた瞬間が、もっとも嬉しいです。

タツノコプロに入社して良かった!と、思う瞬間は?

元々アニメが好きなので、大好きな作品や忘れられないシーンなど色々とあるわけですが、思いがけないタイミングで「憧れのあのタイトル」を手掛けたクリエイターの方たちとお仕事をご一緒させてもらえる機会があることは嬉しいですね。私の場合は入社1年目で、大好きだった松本大洋先生の『ピンポン』という作品に関わらせていただきました。監督やスタッフの方々も学生時代に見ていた様々な作品のトップクリエイターの方たちで、同じタイトルの中で一緒にお仕事をできたことはとても嬉しかったです。

ズバリ、タツノコプロはどんな会社?

会社全体にも言えることですが、特に私が所属する制作部は、とても若い組織です。それは、元気があるとか勢いがあるとかっていう意味でもそうですし、まだまだ発展途上だという意味でもそう。私は現在30歳ですが、もはや先輩よりも後輩の方が多いくらいです。恐らく26歳前後くらいが1番多いんじゃないかな。なので社員それぞれの距離感も近いですし、人間関係の風通しはとても良いと思います。そんな若いパワーで切磋琢磨しながら、これから更に制作としての裾野を広げていくことができる会社だと思います。

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