数年前「君の名は」が公開されたときに当時付き合ってた人と観てきたんだけど、ぼくはあの前後する時間軸と伏線の仕込みをここまでわかりやすく作るとはすげーなって感動してたら、一緒に観てた人は「なんか不思議な話だったね」「最後のあれ何? 誰?」と全く話を理解してなくてな。驚いたよ。
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「君の名は」の場合では ・男の子と女の子が入れ替わる ・でも二人は直接関わることができない ・それはなぜか? これを初見で理解できない人がおるんや。 他にも ・女の子は電車で男の子に会いに行った ・電車で二人は出会った ・なぜ男の子は気付かなかった? これも初見でわからない人がいる。
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アレは「二人は同じ時間に入れ替わっていると見せかけて実は」という伏線が色んな所に仕込まれているけど、それは台詞で説明するのではなく映像から示される情報を統合すると理解できる、という言ってみれば状況証拠を揃えていく話の作り方。 その「状況証拠」を頭の中で統合する訓練がされてないんだ
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あとまあ「台詞も全部聞いてるとは限らない」というのもある。 序盤におばあちゃんが「何かと何かを繋ぐことをムスビっていうんだよ」とか「時は繋がったり途切れたりする」とか、「組紐」や「時間」に関することを話してるけど、そんなの覚えてない。 「おばあちゃんが喋ってる」とだけ覚えてる。
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「場の雰囲気」は理解してるから場面ごとに泣いたり笑ったりして楽しむことはできる。そういう「雰囲気」だから。でもその「理由、事情」はわかってない。 「笑える雰囲気」「泣ける雰囲気」が上手に作られてるから、「君の名は」は理解されずともあそこまでヒットしたということやな。
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最後にこれだけ付け加えておくね。完全に話を理解してないわけではなく、シナリオのギミックに興味があまりないだけでドラマそのものは感じてるはずよ。https://twitter.com/mask_okina/status/1206475466690793472…
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すごく深くまで考察出来ちゃう人がネットにはごろごろ可視化されてるので、自分の物語理解は浅いと思っていることが多いです。 ですが、例示された話などを読みますと、私でもそこそこ読めてるほうなのかなと思ったりします。
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娯楽には違いないのでぶっちゃけ「楽しめたらそれでいい」ものだと思うですよ。深遠で含蓄あるメッセージに全く気付かなくても「面白かった」と思えればそれで創作物としての役目は全うしていますしね。
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わりと物語擦れしてるか、そもそも引っかかりのフックにかかるかかからないかみたいなとこは。
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物語の構造が大切である小説を好む人は映画やドラマの理解をしようとする人種なんだろうなーとか思ったり
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