「転職面接の対策方法マニュアル」の「質問編」について書きたいと思います。
過去の記事で「40代は面接まで行くのが難しい」と書きました。
40代以降は面接まで行った場合は確実に合格を勝ち取りたいですよね。
もちろん20代、30代も転職面接をする際は、対策は練って臨まなければなりません。
私の転職回数5回の経験上、転職面接で確実に合格を勝ち取るためのポイントをご紹介します!
転職面接における対策【質問編】
求める人物像を質問する
転職面接ではこの質問を必ずしてください。
それは、、
「御社がそのポジションで求める人物像はありますか?」
これです!!
ポジションは求人内容によって異なると思いますが、どのポジションでも万能に使える質問です。
言いたいことは「おたくの会社はどんな人が欲しいの??」ということです。
この質問の会社からの返答としては下記のようなものが挙がります。
- 性格的なこと(協調性やリーダーシップなど)
- スキル的なこと(マネジメントスキルやPCスキルなど)
- 長く勤務してくれる人、変化に柔軟に対応できる人など、その会社の課題点(退職が多い、変化を嫌がる人が多い)を埋めてくれる人
このように何かしら「求める人物像」を答えてくれます。
求める人物像に対する回答
ここからが重要です。
どんな回答が返ってきても、必ずこう答えてください。
「それ、私あります!(できます)」と言い切りましょう。
つまり、、
「リーダーシップを求めている」と言われたら、
「私はリーダーシップがあります!」と答えてください。
「変化に柔軟に対応できる人を求めている」と言われたら、
「私は変化に柔軟に対応できます!」と答えてください。
営業の基本で「相手の求めていること、いわゆるニーズ」と一致した「提案をする」「商品を売る」ということと同じことです。
ここでいう、商品は自分自身になります。
面接は自分自身を売る場所ですよね。
相手が「暑いからアイスクリームが食べたいなー」と言っているところに、
「めちゃくちゃ美味しいんですが、めちゃくちゃ熱いおでんです!!」と紹介しても
「だから、、今、欲しいのはアイスクリーム!」ってなりますよね。。
「アイスクリーム」が欲しいんだから「ちょうど良かった!アイスクリームありますよ!」と言うんです。
難しく考える必要はありません!(^^)!
下記のようにオウム返しような回答でもOKです。
「粘り強く仕事ができる人を求めている」
→これまでどんな仕事に対しても、粘り強くしてきました。私にピッタリです。
「困難に立ち向かうことができる人を求めている」
→これまでどんな困難な仕事も逃げずにやってきました。私にピッタリです。
このように相手のニーズに答えることが大切なので、ほぼオウム返しのような回答でもOKです。
求める人物像がスキル的なものであった場合
スキル的なことは「できることとできないこと」があるため、ピッタリいかないかもしれません。
「できないことをできる」と言うと嘘になります。
ただ、ものは言いようです。
- そのスキルは今はないですが、御社に入社して必ず身につけます。
- ちょうど、そのスキルを自分は身につけようと思っていました。
とはっきりと堂々と言えば、良いと思います。
決して嘘ではありません。
これから入社して本当に身につければ良いのです。
「このような人が欲しい!」というニーズを聞き出し「それ!私です!」と答えることができれば必ず相手に対して好印象を与えることができます。
どの業種でも職種も年齢も、何も関係なく使えるマルチで効果的な質問です。
面接とはどんな場所?
面接とは自分を売り込む場所です。
ただ売り込んでも相手には響きません。
相手の求めているものに対して、売り込むことが大切です。
面接はお互いをマッチングさせる場所です。
婚活パーティと同じですよね!(^^)!
「相手の求めるもの」とそれに対して「自分が一致しているか」をお互いが確認し合う場所です。
ただ、特に40代以降は面接まで行くのが難しいと書きました。
何を求められても「それ!私です!」と言えるようにしておかなければなりません。
まとめ
まずは転職面接時に1番してほしい「質問」に絞って書きました。
何回かに分けて「転職面接の対策マニュアル」はお送りしたいと思います。
転職面接において、嘘をついてはいけないですが、嘘にならない程度に自分を良くみせて売り込むことは大切です。
この「求めている人物像」について質問をして、返ってきそうな返答に対しての答えを準備してから、面接に臨んでみてください!(^^)!