【徹底解説】トビタテ生への道*書類選考編*
今回はトビタテの書類選考について紹介していきます。トビタテの概要については過去の記事をご覧ください。過去の記事はこちら
正直、トビタテ生って面接に行けたら自分を表現する力は本当にあるけど、その前に書類で落とされたら、、、と考える人は多いと思います。しかし、いくつかポイントを押さえていれば確実に通過できます!
少しフロー自体は就活と似ていますが、また少し違った観点で見られることは意識しましょう。僕自身は就活経験があるのでまた別の記事で書こうと思います。
さてそれでは早速始めていきます!
1, 書類選考の記述項目(11期)
まずトビタテの書類選考で何を聞かれるか紹介します。
①過去の海外経験(255文字)
②留学計画のタイトル
③留学目的と概要(1000文字)
④申請コース選択の理由(255文字)
⑤学習の成果及びその測定方法(400文字)
⑥期待できる学習・実践活動の成果の活用(500文字)
⑦留学計画の実現のための取り組み(500文字)自由記述(A4二枚)
①’留学によってなりたい自分
②’困難を克服した経験
③’トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムに対して自身が貢献できると考えること
④’その他アピールできるポイント
結構多いですよね。。正直就活のエントリーシートなんて比にならないくらい多いです。(一社あたりの話ですが。)
でも留学に対して真剣に向き合っていればそこまで難しい内容ではないのではないかと思います。
それでは実際に気を付けるポイントを書いていきます。
2, 記述内容のポイント
まず全体を通したポイントを紹介した後で各項目を詳しく解説していきます。
トビタテ留学ジャパンは今後の日本のグローバルリーダーを育てることを目標としており、そのためにとにかく自分から積極的に動ける、この人なら将来日本を変えるために動いてくれる!発想が面白い!など挑戦心や好奇心、主体性を大切にしています。そこで文章を書く上で特に意識してほしいことを3つ挙げます。
POINT
自分の計画にとにかく自信をもつ
読み手に「これは一度会って話を聞きたいと思わせる」
記述内容と留学の目的に一貫性を持たせる
これらが本当に大切になってきます。
まず自分が立てた計画に自信がない文章は他社から見てもまったく面白みはありません。どんなに無茶な計画でもまずは自信をもって書いてみてください。そうすれば自然と相手に話を聞きたいと思わせることができます。
そしてその記述内容が終始留学の目的と一致していることは意識してください。それだけでかなり整った文章が書けるはずです。
それでは各項目の解説をしていきます。
2-1, 過去の海外経験
これは留学に行かせて果たして目的を達成できるのかということを確かめるためだと思います。
留学先で果たして自分の力を十分発揮してこれるのか、環境に素早く適応できるかなど。
ただここは僕の場合ほとんど海外経験はなかったので、ほぼ何も書けませんでした。
そこまで重要視はされないよ思います。とにかく留学内容が大事だと思います!
2-2, 留学計画のタイトル
正直僕はここで一番悩みました。
一発で相手に詳細を知りたい!!と思わせることが重要です。
そしてトビタテの先輩方のタイトルを見ると本当に目を引くタイトルばかりでした。
あいにく自分はそういった発想力には乏しく、大したタイトルはつけられませんでしたが。。。。
苦手な方はありのままをタイトルにしてもいいと思います。ただ、ダラダラ書くのではなく、これをするんだ!!ということを一言で書ききるのは大切だと思います。
一応こちらを参考にしてください。過去の先輩のタイトルです。
トビタテ留学大図鑑
2-3, 留学目的と概要
ここが一番の勝負所ではないでしょうか。
文字数も1000文字と多く、とにかくここでアピールしてください。
ここでは実践活動の部分に下線を引いてくださいと記されているため、実践活動についても記述する必要があります。
*実践活動・・・「実社会との接点」をもつ実践活動が含まれる留学による多様な学び
とトビタテの書類選考ページに書いてあり、これを重視すると書いてあります。
実社会との接点。。。なかなか難しいですよね。
僕も相当ここで悩みました。
これに関しては留学をしっかり計画している人にとっては問題ないかと思いますが、僕自身は研究留学がメインだったのでとても悩みました。結局自分が修士ということを生かして「学会に出る」「海外学生に化学を教える」ということを実践活動としました。
実際ここは人それぞれですが、インターンシップやボランティア活動などが一番無難なのではないでしょうか。ただやはり自身の留学目的に沿ったものでなくてはならないためそこはしっかり考えて書きましょう。
肝心の中身ですが、とにかく留学でどこに行ってなにをなんのためにするのか具体的に書くこと、そして留学を通して何ができるようになるのかを明確に書くようにしてください。そして何度も言いますが留学の目的と一貫性を持たせる内容にしてください。
そして一番肝心なのは、誰でもできる留学にはしないこと。自分の計画だからこそ面白いんだ、学べることもこの留学からでないと学べないんだ!ということを書いてください。僕はここが一番大切なところだと思います。
なにせ僕が知り合ったトビタテ生皆の計画は本当に個性的でいい意味でぶっとんでいたからです。
さて少し雑多になったのでまとめます。
POINT
実践活動を留学計画に沿わせて書く
留学の目的地、目的、計画を具体的に書く
目的と文章に一貫性を持たせる
オリジナリティを出す
以上のことを意識して書いてみてください。
2-4, 申請コース選択の理由
ここはそこまで難しくありません。
申請コースは
・理系、複合・融合系人材コース
・新興国コース
・世界トップレベル大学等コース
・多様性人材コース
そもそも学びたいことがある程度コースを決めた時点で決まっているはずなので、ここは留学の計画で書いた内容と似た内容を記述しました。留学計画の概要の要約みたいな感じでいいかと思います。
2-5, 学習の成果及びその測定方法
ここもそこまで苦労はしませんでした。
ちなみに400字という制約はありましたが、僕は150字くらいで出しています。
例えば研究の成果は「学会」「論文」、英語を学ぶという観点では「語学試験(例えばIELTs, GRE, TOEICなど)の受験により測定」など、とにかくシンプルに書きました。
自分が帰ってきたときに、留学でしていたことの成果がなにで測れるか考えて書きましょう。
2-6, 期待できる学習・実践活動の成果の活用
こちらは少ししっかり書くべきだと思います。
なぜなら留学を通して学んだことを、どうやって今後の日本のために活用してくれるの??と聞かれているようなものだからです。
これは人によると思いますが、ある程度大きな目標を書いてもいいような気がします。
例えば、留学で得た知識を生かして起業する。日本のこういう仕組みを変える。など少しトビタテの求めている将来像に寄せて書くことも大切だと思います。
人生において目標がないとここは難しいので、就活の予行練習だと考えて一度自己分析し、将来果たして自分は何がしたいのかをもう一度明確させることをお勧めします。
2-7, 留学計画の実現のための取り組み
ここは僕の考えでは2番目くらいに大切な部分だと考えています。
もちろんトビタテ留学JAPANには定員があり、1人でも多く確実に留学に送り出したいというのは採用側の本音だと思います。
そのため留学の実現可能性がどれだけ高いかというのは非常に重要になってくると考えています。
ただ一概にそうとは言えず、まだ確実に決まってない段階で申し込んで選考通過している方も多いのではっきり決まっていなくてもどれだけ実現のために動いているかをアピールしてください。
既に行くことが決まっている方はとにかくどういう経緯で受け入れ先を決定し、どのように留学受け入れ許可をもらったのかを詳しく書くようにしましょう。そしてもちろん語学ができる学生の方が留学で得られる成果も大きいと採用側は考えるため、語学を学んでいることもアピールできるといいと思います。
2-8, 自由記述(留学によってなりたい自分)
さてここから自由記述について書いていきます。
A4二枚というのは自分をアピールしきるにはあまりにも短いと思いますがこれがかなり大切になってくるのでとにかく力を入れて書いてください。
ちなみに自由記述は本当に自由で、写真等もありです。それだけで自分が表現できるものがあればそれを載せてみてはいかがでしょうか。僕自身もA4の3分の1くらいの写真は貼りました。
本題です。留学によってなりたい自分。これは計画と通じるところがあるのですが、留学で得たいものを本音でぶつけてください。もちろん目的から逸れてはいけませんが、ある程度の熱量は必要です。
そして将来的にどのような形で日本に貢献していけるかというようなことも書けるとよりよくなると思います。
自由なので詳しくこう書いた方がいい!みたいのはないのですが、やはり最初に書いた通り「熱意」、「主体的」、「好奇心」というキーワードに基づいて書いてみてください。
2-9, 自由記述(困難を克服した経験)
これは留学を通してどんな困難な状況に直面しても乗り越えられるかどうかというところを見られていると考えています。
もちろん留学では今まで経験していなかったようなアクシデントが起こる可能性もありますし、いざという時に助けてくれる人が近くにいる状況というのはなかなかありません。そういったときにどのような考えで行動し、乗り越えられるのか、留学に行かせても大丈夫かということです。
なので、ここでは自分はこんなに大変なことを乗り越えてきたんだ!留学に行ってもそのバイタリティは発揮できる!みたいな感じで自分のとびっきりのエピソードを載せてください。
実際僕自身の経験なんてそんな大したことはなかったのですが、「その経験をどう生かしてきたのか」、留学でもその経験をこう生かす」というような流れで書いていきました。
2-10, 自由記述(トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムに対して自身が貢献できると考えること)
これは難しい、、、だってまだ留学も経験してないのに何ができるの???ってなりました。。
だけど、シンプルに考えてください。僕たちがトビタテに対して貢献出来ることって、もっと留学に行く学生を増やすことだったり、将来自分が学んできたことを還元することだったりするんじゃないでしょうか。
僕が選んだのはやはり、自分が後輩に留学の良さを伝えることです。ありきたりかもしれませんがこれが一番現実的な回答だと思います。その手段を具体的に書くことが大切。
あとは自身の研究留学から学んだことを社会に還元することも間接的にトビタテに貢献したことになるんじゃないかなと思ったのでそれも書きました。
他に思いつく方はもう少し書けるといいのではないでしょうか。
2-11, その他アピールできるポイント
ここはもう写真はって、自分はこういう人間で、こういうことができるんだ!!ってことをアピールしました。
他の項目で直接的アピールできる場所がありませんから、、
ただ他の項目でもう十分!という方はあまり書かなくても大丈夫な気もします。
書き足りない!って人はここでアピールしきってください。
3, まとめ
いかがでしょうか。少し長くなってしまいましたが各項目ともに最初に書いたことを意識して書いてみてください。
もちろんこの説明ではわからない!!って人もたくさんいると思いますので、もしなにかお手伝いできることがあればお手伝いします。
そんな人は是非SNSからご連絡いただければと思います。
では今回はこれで。
次回は2次対策について書いていきます。
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