ブラウブリッツ秋田は9日、MF古田寛幸(28)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。
北海道出身の古田は、北海道コンサドーレ札幌の下部組織出身。若くしてその才能は高く評価され、将来のチームの中心選手と期待されて2009年にトップチームへ昇格された。
昇格1年目からJ2リーグで19試合に出場すると、その後もレギュラーとしてプレー。一時は海外移籍の噂も出たなか、2013年に重傷を負い出場機会が減少。2014年途中にはカマタマーレ讃岐への期限付き移籍を経験した。
2015年には札幌で再び出場機会を得るも、翌年にツエーゲン金沢へと完全移籍。2017年から秋田でプレーしていた。
秋田ではJ3リーグで65試合に出場し3得点を記録。今シーズンは15試合に出場するも無得点だった。J1通算28試合4得点、J2通算146試合12得点、J3通算65試合3得点だあった。古田はクラブを通じてコメントしている。
「こんにちは。古田寛幸です。この度、2019年シーズンを持ちまして、現役を引退する意志を固めました」
「北海道コンサドーレ札幌のアカデミーで育ち、17歳の時にトップに上がり、札幌では2種登録時含め7年間、讃岐で半年間、金沢で1年間、秋田で3年間過ごしてきました。J1、J2、J3全てのカテゴリーでプレーすることができ、10年間プロサッカー選手としてのキャリアを歩んでこれたのは決して僕の実力ではなく、スタッフの方々、フロントの方々、スポンサーの方々、チームメイト、そしてどんな時も応援していただけたサポーターであるあなたがいたからだと本気で思っています」
「僕自身、サッカー選手として、プレーしている中で様々な面で気付いたことだったり感じたことがありました。それが今回の「引退」という流れに繋がったのですが、詳しい理由や今回の決断に至った経緯をここで全てお伝することは出来かねるので、12月10日火曜日、22時からFacebookで「引退ライブ配信」を行います。そこで僕の想いの全てをお伝えしたいと思っています。宜しくお願い致します」
「サッカーを通じて出会った全ての方々に心から感謝しています。ありがとうございました」
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