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僕なりにそういう緩急はつけているつもりです。で、若い人が銭ゲバみたいになったり、中身のない狗肉を売ったり、それ以前にもっと中身のない羊頭を掲げたりするのは本当に残念だし、だいたい基本、温情で対処するわけですが、そうならないケースもあるのかもしれません
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批判があるとすれば、指導などはキャパがあるから試験をさせてもらうし、かなりシビアに落としますので実は鬼教官でもありますが、必修などの折には課題は多いけれど点は非常に仏で、履修した人で私に恨み言を言う人は絶対にいないでしょ^^ そういう緩急、あとは市民大学は社会貢献でフリーで開放
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こんなに情報機器が充実して、欲しい情報は何でもほぼ瞬時に手に入って、ワンダーランドのように思うのは、僕らは情報がなくて、渇望して待って待って、海外からやってきた一冊のスコアとかにかじりついたりした世代だから、縦横に好き勝手に使わせてもらっているわけだけれど、飽食するといかんみたい
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僕毎週2-3本コラム書いてますでしょ?サイエンスのものを増やすようにしていますが(ただビューが余りたたない)ネタなんか尽きるわけがない。ネット見てれば2-3個は何かある。毎日お茶の時間にそれが話題になる、その中の1つをささっとコラムにまとめる。ラボのトピックスなわけですが
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若者が上の世代に批判的、は普通にあることだけれど、そこで水掛け論みたいなこと、あるいは、一つロジカルに急所を突かれたら終わり、みたいなお粗末ではなく、よく考えられた詰将棋のように他人の論文のあらを探すのが毎日のお茶の時間の「肴」で、常温核融合とか色々叩く、毎日飽きず面白かった。
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でそこのカルチャーも同じなわけ、出てきた論文は信用しない。まず疑う。教科書も疑えば論文も疑う。どこに瑕疵があるかアラを探す・・・性格悪い学生集団ですね^^ってかそういう遊びで育つからピアレビューア―として辛らつになるし、その分自分の仕事にも厳しくなる。Yaleの学生室移殖で東大ではない
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「最良の知的ミーハー」という意味では理学部物理学科山本研のお茶の時間はその最良のものだったと思う。主催者は岸田隆助手、小谷太郎君も斎藤智彦君も、また豊田亨君もそこで議論した素晴らしい仲間たち、現在に至っています。
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自分自身そう思うけれど、よい意味で知的ミーハーの部分と、大変不器用な実存の問いと、二つがあるといいと思うんですよね。一昨日、長年の友人とDMで深い議論をさせていただいて僕も実存の動くのを感じたのですが、そういう問題設定にライフワークで取りくむ真摯さ それに巡り合うのも大事な事
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初めて「ひらめき」受ける子は、問題は記述式でそれなりに難しいし、実際セレクションも厳しいですし・・・昨日は80%の受験者を落としたわけで・・・大変緊張して課題予習してやってくるわけだけれど、最初に「おどるぽんぽこりん 知ってる?歌ってみ」みたいのから始まりますからそういうショック
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ってのはさ、ひらめき☆ときめきは科研費研究の成果を子供に教えることになってて、それって教科書を書き換えてゆく作業ですよね新しい業績が出るということは。不動の古典も一部あるけれど、サイエンスはどんどん教科書書き換わってゆく。だから鵜呑みにしちゃ絶対だめなわけ おどるぽんぽこりん禁止
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これは私が某M中学高校でやられた教育そのものですね。そもそも検定教科書を使わない。教科書に書いてあるのはうそばっかですからねーとか言いながら中1の最初から文庫本とか専門書とかそんな教育だったから こんなんなっちゃった^^それをご教授申し上げよう。いいカンフル剤になる
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ということで今年(正確には2020年の)の中学高校生たちの教室で、僕が最初に教えるのは「学校で教わることを信じるな」「教師の言うことは大半ウソだと疑え」に決定しました。東大行ったら「学校の勉強を鵜呑みにするなと言われた」と子供が混乱するような教育が一番よろしい。実存に触れるだろう
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こっちは考えて0とプラスの数だけで済むような問題・・・解答にマイナスの数が含まれないような場合を選んで出題している・・・を選んでるわけだけれど、そういうのを考えないんだよね。あと出題の背景を考えてごらんといった問いには、非常に弱いというか白紙の荒野に近かった
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明日出るコラムの「算数パズル」はひらめき☆ときめきのセレクションで使った問1でもあるのだけれど、中学高校生の解答を見ていて色々気になった。例えば自然数の定義として中高では0を含まない、みたいな事。これだけネットが発達していてメールで解答提出していながらそういうので躓いたりしている
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一期の今井君も、結局ずっと東大にポストがあって現在も医学部付属病院で仕事していると思いますが、理学部数学科卒で基礎がかちっとあるから伸びた。逆にいうと基礎が怪しい人は僕は責任負えないから失礼させてもらっている。やはり大学院なのだから学部の内容は押さえていなくては。
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ストラテジーとタクティクス ネタ元はご存じの方はご存じの通り、ファインマンとグロタンディークという凡そ水と油の御両人ですが、極めて手堅く、また非常に有産に仕事が出来るコツだと思うんですよね。だから基礎が大事。うちに来る人は数学とかきちんと準備してもらうわけ
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だから「ブロックチェーンやってます」「量子暗号やってます」「AIやってます」じゃないんですよね。その題目のもとで、どういうターゲットに何を武器にアプローチしていったい今まで何をしたのか? 例えば甘利さんだったらバックプロパゲ―ションとか、必殺の成果があるわけですよね やってる人には
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問題設定と方法、ストラテジーとタクティクスが決まったら、こて試しする中でコアになるファクトを探すわけですよね。でめぼしがついたらかちっと固める。だいたいこれで初期の仕事は出せますから、その先は臨機応変の自由も増える。学術の王道だとおもいますが、文系理系の別なく
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クリエイティヴな仕事は、ターゲットと方法 これに尽きます。ターゲットは注意深く見ていて新しいものが出てきたらサッとそれを捕まえる金魚すくいの反射神経も大事。ブロックチェーンを意識した2014年僕はこれを貧困撲滅にターゲティングしてケネディ校のジュマさんと最初の仕事をしたけれど
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そういうの、物理ではあたりまえだけれど、一般にはあまりみないのかもしれません。あと、学位を取りますという若者の立場や気持ちになって親身に一緒に考える、というラボの基本姿勢が、実は東大全体ではマイナーというか、珍獣級に珍しいことなのかもしれません。これも物理では普通だったけれど
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僕が「情報学環」で指導した学生、例えば第一期のI君にはゲノミクスで出てきたデータマイニングで医療情報ビッグデータを構造化する仕事を2000年時点で振りましたが、学年トップはもちろん、現在も医学部特任准教授でこれで食えている。確実に評価される成果が出るテーマを与えるのが要諦であって
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水かけ論みたいなのはバカバカしく、時間の無駄にしかならないし、昨日野尻さんがチラと言っていたけど「これって何が研究として成果になるの?」と疑問に思うような ill-posedな設定では、残る波及効果のある仕事なんかできないでしょ?
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折々に、追い風が吹くような領域で、いかにもな旗を掲げて鬨の声をあげるのは、お金周りもいいかもしれないし、その場は結構だろうけれど、論文の寿命が3年とか3か月とか、要するにあまり根の深い仕事にならないこともあるわけで、僕はそういうのは勘弁というか・・・興味がない。
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物理でも数学でもそうですよ。長い基礎的な探求があってそのなかで精選された問題があって、それを解けば多くの人が価値を理解する。音楽は辺境なので「ゲーテの短調問題」みたいな小学生でも本当は解ける問題が残ってたりもして、そういう小さいのも含めれば随分色々やったけれど場は未だに少ないわけ
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お金になんないんですよあまりに基礎的で。学会も学会誌もスポンサーも何もなく、それを作るところから始めなければならなかったし。でも、出てきたものが出てきたものだから、別に僕はそれでよいし、そのうち広まればほぼ永久に残る仕事ばかりだから別段それには悔いもない、ただ自分の時間が少なくて
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判らない人がName droppingとかいう場合があるけれど、一つ一つ私はコアを持って仕事をするようにしてきた。ブーレーズとの指揮法なら物理と解剖生理、昨今は機械学習など方法は使えるものを投入するけれど、それでコアになるファクト、結果を出すのが先決だから。
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あとはすぐれた人と議論すること。2004-5年にかけてのトールステン・ヴィーぜルとの議論は大変に示唆的でそのあといくつかの問題・・・リゲティが死んだ際の反ガリアン・ホケトゥスとか、シュトックハウゼン急逝後のバイロイトへの方向転換とか・・・直接のヒントを頂きました
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結局ね、問題設定だと思うんです。僕の場合は教養学部生時代にノーノを駒場に呼んでそこで貰った「セリエリズムの元来の動機とその蹉跌、積み残した問題」をひとまとまり学部時代に貰ったおかげで、あと養老先生とか脳に興味を持たせてもらったことで30年ほど系統だって仕事が出来た。問題設定のお陰
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一つ一つの問題の背景にドゥルーズ(セリー)とかアドルノ、アーレント、ダールハウス、ジャンケレヴィッチ・・・うるさい人のうるさい議論が付随しているものに物理で白黒つけるという方法に特化して そればかりやってきたから 何か残るわけで 営業中心ではバラバラで終わっていたでしょう。
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うちのラボも22年何をやったか振り返ると「シュプレッヒゲザング問題の解決」「ブーレーズとの指揮法の体系化」「空間音楽の脳定位とバイロイト祝祭劇場でのヴァーグナー楽劇の評価」etcそれとして音楽史に位置づけの出来る仕事を選んでいますが全貌は90年代に予見したものを順に解いているわけで
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IRCAMがやや軽くなったのは90年代以降、結局MIDI楽器などが沢山でて、総称「スペクトル」の団塊世代がちょっと出て、これもグリゼーが亡くなったところで打ち止め感があり、現状では汎用プラットホームを良心的なエンジニアが労作する作業が中心と思います。これはこれで価値のある仕事です
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ベルリンフィルは最初から鳴り物で作ったけれど、ニキシュとかの時代にはやはり系統だったものは出せていない。単に金満でいいプレーヤー集めてギャラが高かった。E.クライバーとかW.フルトヴェングラーとか問題意識を持った本物が出てくるのは半世紀近く経ってからなんですよね。
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メディアラボの35年が軽いのも問題設定がないからだと思います。IRCAMは明確にブーレーズが問題を設定してノーノやグロボカール、ホリガーなど招聘して初期成果を挙げた。私はそこで残ったものと取り上げなかったものを問題に据えた。87-8年に武満の名で雑誌とかやってましたから事情は分かった
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MITメディアラボの話も先週末こちらで出たわけですが、いまFacebookと仕事をしていて、やはり新大陸発の問題設定は軽いんですよね。倫理とか言っても逆立ちしてもホロコーストとか出てこないし。ミュンヘンのすぐ横にはダッハウ強制収容所がありますから、重さが全然違うわけ
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国内はいろいろ、年末にかけて来年向けの文書作成など大変で、それをみんなにお願いして出てきてしまっているので、せめて中身のある仕事をしっかりして、成果のフィードバックで貢献しなければ。物理出身者だと色々話が早くてやりやすい
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ミュンヘンは深夜ですが時差も月曜朝が始まる前にいろいろ準備が進められていいもんです。量子コンピューテーションの進捗が進めるセキュリティの世代交代の議論を準備しています。TUMはフォン・クリッツィングが量子ホール効果の仕事をした大学でもあり、大変楽しい。
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直接の面識はないけれど石井裕さんとか優秀な人もいると思う。正確には優秀な人を集めたのだと思う。ただ、そこから育った人と汎用的な基礎みたいなもの、何があるかと問われればよくわからない。私は地味だけれど35年確実に1000年単位で残る基礎をいくつか固めるように努力しました財務無関係に
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1987-88年にかけてAT&Tベルコアと学情で「音楽と情報科学」ってシンポをやって、僕は物理学科生だったのにボードメンバーにしてもらって当時の面白いものは網羅した。出来立てのメディアラボは何もなかった。M.マシューズなどに指導してもらい今の方針の基礎を作りましたが、そういう指導
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1985年から2020年というと80年代後半が非線形複雑系、90年代ならゲノムと人工生命、00年代ネットワーク10年代深層学習いくらでも本質的な仕事は出来たと思うけれど、そういう方向には行かなかった。私はこの間ずっと現役なので実感を持って言うけれど芸術の基礎には何も貢献していない
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メディアラボが「終わった」のは最初からネグロポンテ弟の方針が終わってたように思うんですね。AT&Tベル研はシャノンとかナイキストとか擁してトランジスタのバーディーンたちとかノーベル賞も輩出した。そういう研究指導は出来なかったでしょ?J.ピア―ス所長と全然目の高さが違ったから。ネオコンで