ご覧いただきありがとうございます。
前回の続きの記事になります。
前回の記事がアメトピに掲載されたと聞きました。
たくさんの方が見にきてくださり、
コメントなどもいただいて本当に恐縮です。
内容が内容なだけに、恥を晒すようで切ないのですが、
今の気持ちを忘れないためにも書いておこうと思います。
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面談が終わって、娘のお友達のママさんから子供達を引き取りました。
私が帰ってきて、無邪気に笑って抱きついてくる息子の顔を見て、
この笑顔の裏で、お友達にパンチしたりしていたんだな・・・と思うと、
なんとも言えない気持ちになりました。
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帰宅するのを待てずに、車の中で息子に話を聞こうとしても、
なんだかヘラヘラしている息子の態度にイラっとして、
「お母さんは真面目に話をしているの!」と怒鳴ってしまいました。
こういうところがきっといけないんだ・・・
もっと穏やかに、優しい口調で話さなければ、悪くなる一方なのに・・・
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家に着いて、いつもは真っ先にゲームに手を伸ばす息子も、
ただならない雰囲気に気づいていたのか
コタツに座ってジッと私の話を聞いていました。
話の途中で、ニヤッとした息子にカッとなって、
「笑いごとじゃない!」とまた声を荒げる私。
子供は、自分の心を守るために、
怒られている最中などに笑っちゃうことがあると
何かの本で読んだことがあったのに・・・
子供の前で泣くべきじゃない。
と分かっているのに涙が止まらず、そのまま話をしました。
ソウちゃんがお友達を叩いたことで、
相手がどれだけ辛い想いをしていたのか。
その行為は、お友達だけじゃなく、そのご両親も傷つけたこと。
お母さんもそれを知ってすごく悲しかったこと。
人を叩いたりするのは絶対にいけないこと。
自分がされて嫌なことは、絶対人にもしてはいけないこと。
できる限り冷静にゆっくり。
もう2度と手を出さないでほしい。
そのためにお母さんも頑張るから。と話しました。
息子は話の間に、涙をひとすじだけ流して、
「わかった。」と約束してくれました。
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そのあと、面談で「暴力的なゲームをさせているのではないか」と指摘されたため、
ゲームについてのルールを決めました。
我が家では、数ヶ月前の息子の誕生日に、
ニンテンドースイッチを買ったばかりでした。
ソフトは、「星のカービイ」「マリオメーカー」「マインクラフト」「妖怪ウォッチ4」の4つ。
「暴力的なゲーム」にどれが当たるのか。
私は「マインクラフト」が良くない気がしていました。
マイクラ自体が悪いというわけではなく、
息子の遊び方を見ていると不安に思う点があったからです。
マイクラはとても自由度の高いゲームで、
自分で大きな建物を作ったり、仕組みを考えてガチャや噴水を作ってみたり、
クリエイティブな遊び方もできるゲームだなと思っていましたが、
その一方で、動物を叩いて肉を手に入れたり、モンスターを焼き殺したり。
6歳の子供がやるには不向きだったと思います。
周りにもやっている子がいるから良いかと思って買ったのが良くなかったです。
「叩いたり蹴ったりするゲームをしていると、
ソウちゃんもそうなってしまうことがあるんだって。
だから、もうお友達を叩かないために、
そういうゲームは大きくなるまでやめた方がいいと思う」
と、息子と相談して、お母さんはマイクラが良くないんじゃないかと思うと話すと、
「妖怪ウォッチも、倒した相手の魂を抜き取ったりするんだ」と息子。
「そうなんだ。それで?」と私が聞くと、
「だから、妖怪ウォッチもやめた方が良いと思う」と息子自ら言ったのです。
ゲームがとにかく大好きな息子。
妖怪ウォッチ4は、運動会を頑張ったご褒美として、最近買ったばかりのゲームです。
それをやめると自分で決めたことに、私は驚きました。
私が知らない息子の一面がこんなところにもあったんだなと思いました。
ゲーム大好きで、やめなさいと言ってもやめない。
そんな姿しか知りませんでした。
息子も、叩いたりするのをやめたいのかもしれない。と思いました。
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話し合いの結果、ゲームは平日1時間、休日2時間。
やって良いソフトは、「星のカービイ」と「マリオメーカー」に決めました。
普通は、最初からこうしているご家庭が多いのかもしれませんね。
今まで、ルールを決めても守らない息子にイライラして、
ゲームをやめなさいと怒ったりするのに嫌気がさして、
幼稚園に行く、習い事に行く、ご飯を食べる、歯磨きやトイレなど最低限やるべきことはやる。
それ以外の時間は好きなことをしても良いと、
ここ数ヶ月それでやってきていたので、自然とゲームの時間が多くなっていました。
これからはゲームをする時間を減らす。
そのかわり、私は、家事全般を子供達が幼稚園に行っている時間に終わらせ、
帰ってきたら寝るまでの時間は、家事などしないで一緒に遊ぶことにしました。
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そしてその夜、夫が帰宅してから今日あったこと、
これからのことについて話し合いしました。
また長くなったので、一旦切らせていただきます。