15日に終了したNHK大河ドラマ「いだてん」(総合テレビ)の全47回の期間平均視聴率が関東地区で8・2%、名古屋地区で7.9%、関西地区で7・1%だったことが16日、ビデオリサーチの調べで分かった。関東で過去最低だった2015年「花燃ゆ」と12年の「平清盛」の12・0%を大きく下回り、初めての1桁台を記録した。
最終回の平均視聴率は関東で8・3%、名古屋で7.1%、関西で7・0%だった。
1912年に日本が五輪に初参加する経緯から64年東京五輪までを描いたが、時代を行き来するなど構成の複雑さが指摘されていた。関東での視聴率は、2月10日放送回に1桁になり、10月13日の回には大河ドラマで記録が残る94年以降で最低の3・7%となった。
出演者を巡るトラブルにも見舞われた。ピエール瀧さんが麻薬取締法違反容疑で逮捕され、徳井義実さんが所得の申告漏れを指摘された。
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