国内初展示「オウサマゲンゴロウモドキ」世界最大のゲンゴロウの仲間が福島県猪苗代に!
かつては田んぼなどで見かけたゲンゴロウ。現在は国の絶滅危惧種に指定されている。
福島県猪苗代町の水族館では、世界最大のゲンゴロウの仲間が展示されている。
ヨーロッパに生息する「オウサマゲンゴロウモドキ」はゲンゴロウの仲間では世界最大、日本にいるゲンゴロウと同じく、絶滅の恐れがある昆虫。
ゲンゴロウの研究に力を入れている猪苗代町の「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」で先週から国内で初めて展示されている。
アクアマリンいなわしろカワセミ水族館 平澤桂さん:「数も少なく世界的にも減少傾向にある昆虫なので非常にめずらしいと思います」
展示されているのはラトビアからやって来た14匹。
エサを研究して繁殖を行うことにしていて、順調にいけば年明けに産卵をし来年春頃にふ化すると見られている。
アクアマリンいなわしろカワセミ水族館平澤桂さん:「実際に動いている姿が見られるのでゲンゴロウと何が違うというところを見比べていただきたい」
ゲンゴロウの仲間は世界に4000種類いて、カワセミ水族館ではこのうち50種類を見ることができる。
<アクアマリンいなわしろカワセミ水族館>
福島県耶麻郡猪苗代町大字長田字東中丸3447-4
tel:0242-72-1135
【営業時間】通常(3月21日~11月30日)午前9:30~午後5:00
冬期(12月1日~3月20日)午前9:30~午後4:00
【休館日】年中無休
【入館料】高校生以上700円 小~中学生300円 未就学児無料