ここから本文です
ぐっさんの水槽部屋 G-ROOM
例の店長はトゥルカナ湖にいたのであった。電話の音声が「この携帯は現在海外に…」ってなるんですもん(笑)

書庫全体表示

こんばんは。。。
 
明日は、研究室の新4年は・・・
1人はインフル、2人は就活のため・・・
私しかいません(-_-;)
 
おまけに朝当番とアワビの餌やり、残餌回収、底掃除が待っています。。。
 
どうも日淡です。。。
 
コメントに、
チャド産のビキールが
ビキールビキールなのか・・・
チャド産はビキールビキールではないという記事が・・・
 
といったものがありましたので、
 
ここらでもう一度触れてみたいと思います。。。
 
まず、トゥルカナ湖産ビキールビキールですが、
初めて生きたまま日本に上陸したのが2002年の12月です。
五十嵐氏と小林氏によって9個体が輸入されました。
 
今まで文での特徴などしかわからなかったビキールビキールが、
実物を見ることができるまでになったのでした。
 
私はこのころ・・・12歳ですよ(^^ゞ
こんなことがあったなんて、全く知らない頃の話。。。
 
チャド産の個体が観賞魚ルートでの輸入が始まったのは2008年です。
チャド産はコンスタントに輸入され、価格も40cm前後ならば2~3万程度まで落ち着きました。。。落ち着いたというよりは、入荷数が極端に多くなり暴落したといった方がいいかもしれませんが。
しかし、そのおかげで購入しやすくなり、数も多いので選びがいがあります。
入荷数が多いので、背鰭なんかも14~18本、顔つきや柄なども様々な個体が入荷するようになりました。背鰭に関しては、15~16本くらいが多いような気がします。
 
それに比べ、トゥルカナ湖産個体はほとんど輸入されず、
ほとんどが60cmを超える大型個体、背鰭も16~18本が多いような気がします。
少し前では、価格も1cm1万前後といったところ。
つまりこのサイズで、30~60万くらいはするわけです。。。
 
よく言われるのが、
「チャド産は背鰭が少ない」ということ。
 
しかし、私は、14背鰭の個体は1、2回しか見たことないですし、
13背鰭なんて個体は見たことがありません。。。
 
もちろん私は、ポリプにハマって2年半程しかたっていませんし、
実際にお店でちゃんと見始めてからは2年くらいしかたってませんから、
正確なコメントはできませんが。。。
 
しかし、トゥルカナ湖産では当たり前な17本という個体は
チャド産ではほとんど見かけません。
我が家に1匹17背鰭の個体がいるのと、ブロ友さん宅に18背鰭の個体がいるのも知っていますが、やはり17本以上というのはポンポンいるわけではありません。。。
 
同じビキール種でいえば
ラプラで16背鰭なんて見たことないですし、
ほとんどが13~14本だと思います。
エンドリなんかでは、同じロットでやたらと10本や11本が多かったり、
まれに14本がいたりなど、同じ種でも、産地、ロットによっても様々です。
 
 
ですから、
チャドは背鰭が少ないからトゥルカナとは違う。
ビキールビキールではない・・・。。。
 
という考え方自体がおかしいと私は思います。。。
 
というか、私から見れば、
エンドリでは普通に10本なんて個体は多いのに、
実際我が家には14本がいますし、
それらは皆エンドリケリーとして通るのに、
 
14本15本のチャドは2~3本しか違わないトゥルカナ湖産と同じでないなんていわれなければならないのか・・・ということです。。。
 
それに、チャド産はあまり大型個体が入ってきませんが、
おそらくチャド湖で採集しているとは考えにくいですし、
トゥルカナ湖のような巨大な湖で採集するのとでは、
生息場所や採集方法、大型個体がどのあたりに潜んでいるかなどいろいろ違うところがあると思いますし。
トゥルカナにも小型個体がいないわけないんです。。。
ただ採集できてないだけ。。。
 
それに、流れのある水深のあまりない河川と
流れのない水深の深い湖とでは育ち方や形状も違ってくるでしょう。。。
 
トゥルカナの両親を持つF1個体のブリードでは
最初から水槽飼育ですので、ご存じのとおり、ワイルドとは全く違う形状で
顔なんかも丸くなってしまっていますし。。。
 
おそらく、流れ、水圧なんかが影響しているんだと思います。。。
 
それに、チャドとトゥルカナのサイズ差ですが・・・
 
たとえば、河川にいる魚と湖にいる同種の魚、
わかりやすく言えばマスなんかでしょうか。。。
 
餌にもよるんでしょうが、湖なんかに生息している奴のほうが大型個体が多いような気がします。。。
河川ではなかなか30cmにならない魚でも、
湖やダムなんかにいる同じ魚はものすごくでかかったりしますし。。。
 
そんな感じで、生息している場所で
同じ種の魚でも、サイズや形状なんかに差が見られます。。。
きっとポリプテルスでも、似たような背景があるんじゃないかと思っています。
 
 
いろいろ長ったらしく
ぐだぐだと書いてしまいましたが、これを見て、いろいろなことを考えたり、想像したりしていただければうれしいです。。。
 
私が書いた内容が正しい保証なんてありませんし、考え方は様々です。
あくまで1つの意見として。。。
 
 
私も、
チャドはビキールビキールじゃないという人も
納得させられるようなチャドビキールに仕上げていけるように
我が家のチャド産個体達を育てていこうと思っています。。。
 
 
最後に、
我が家のエース・チャドビキールの写真で、本日の記事は以上とさせていただきます。
 
 
イメージ 1
 
この顔つき、模様のチャドビキールで、
素通りするマニアがいるだろうか・・・ 
 
これがビキールビキールでないのなら
一体なんだというのだろうか。。。
 
 
ちなみにこの個体は
去年の12月に輸入された16背鰭個体。
イメージ 2
現在44cm
もう少しで45cmかもwww
 
目指せ50オーバー!!!
 
 
ではまた<(_ _)>

  • こんばんは
    ビギールは難しいね💦チャドビギール本当にチャド湖で採取しているかどうかもわからないし、なぜビギールしか取れないもわからないです。トゥルカナビギール背鰭が多いと多めの個体が殆どの原因は輸入する時現地で選別した説もあるし、本当の事がわからないですよね。
    日淡さん今持っている去年12便のチャドビギールは特別であることは間違いないと思いますよ50オーバーは楽しみですね

    [ - ]

    2012/3/5(月) 午後 11:45

  • liu*i*o3*99さん

    こんばんは<(_ _)>

    チャドビキールは数が入ってくる割に、本当に謎ですね。。。
    チャドは、ロットによってあれだけ差がありますし、
    やっぱりかなり広い範囲で採集してると思いますね。。。
    liuさんのところの18背びれは本当に貴重だと思いますよ(^_^)/

    日淡

    2012/3/5(月) 午後 11:53

  • ごめなさい。多めではなく大きめのことです💦💦

    [ - ]

    2012/3/6(火) 午前 0:00

  • liu*i*o3*99さん

    いえいえwww
    なんとなくわかりましたから(^_^)/
    ともかく、トゥルカナは入荷数がほとんどないですから、
    ホントのところがわかりませんよね。。。

    日淡

    2012/3/6(火) 午前 0:04

  • 顔アイコン

    実は私も過去ビキビキ63センチを飼育してました。オモ川産で購入したのですが、あるショップに持っていくと顔つきでチャド産ですと判断されました。顔つきでだけで判断できるのでしょうか??不思議です!!

    [ また ]

    2012/3/6(火) 午前 0:23

  • arowanaさん

    たしか、正式輸入されているオモは3個体だけだったと思います。
    問屋さんなんかだったらある程度はわかるかも知れませんが、
    実際のところ、確定要素はないですし、どこ産ぽいかな~くらいだと思いますよw
    勿論、一目で違うのがわかるような個体もいますが。。。
    実際、関東のとあるショップのオモはプライベート便らしいですし。。。

    日淡

    2012/3/6(火) 午前 0:33

  • arowanaさん

    それか、問屋さんなんかだと、オモなんかだと、いつどのくらい来たとかまでわかるでしょうから、照らし合わせていけば本物かどうかもわかってしまうのかもしれません。。。
    でも・・・顔つきだけでとは・・・どうなのでしょう。。。

    日淡

    2012/3/6(火) 午前 0:38

  • ビキールめちゃ奥深いですねー!!
    自分なんかはまだ全然わかりません(ーー;)

    でもこの記事勉強になりましたo(^▽^)o
    てか ビキールはビキールでしょ( ̄▽ ̄)笑

    [ kj-king ]

    2012/3/6(火) 午前 10:25

  • 顔アイコン

    こんにちは^^

    記事を拝見致しました。
    その後、ちょっくらと調べてみました。
    過去の輸入歴が背景にあるようです。
    02年にトゥルカナ、08年にチャドが初輸入されていますが
    空白の6年間がありますよね。その中でトゥルカナは4回程度 で最低の大きさが35cmだったそうで、トゥルカナの希少性
    などから価格が一時跳ね上がっていたようです。
    そこに35cm以下のトゥルカナ産が市場に出る。
    そうです「偽装個体」が出てきたようで、そこで刑事事件とし て扱われ監視されるといった具合で輸入業者が1社なのに対し
    トゥルカナと呼ぶ個体を扱う業者が出て、本物・偽物(?)事 件に発展することになります。
    現状は、どちらもビキールビキールにはなりますが・・・。
    私も気にはなるので、まだ調べてみたいと思います。
    参考になれば幸いです^^

    [ - ]

    2012/3/6(火) 午前 11:19

  • ポリプ全般ニワカアクアリストの私には難しいことだらけですが、ビキールはやっぱりかっこいいです!

    [ ケンケン☆ ]

    2012/3/6(火) 午後 2:51

  • kj-kingさん

    ありがとうございますw
    どこまであってるのかわかりませんがね(^^ゞ

    勿論ビキールですよwww

    日淡

    2012/3/6(火) 午後 11:07

  • グッピーズさん

    いろいろとありがとうございます。。。
    どんなものでも、産地の偽装はこまりますよね。。。
    まぁ、産地に惑わされないような眼力と、個体ろ見る目があればいいんでしょうが。。。
    もしかしたらチャドをトゥルカナとして出した時期があるのかもしれませんね。。。

    日淡

    2012/3/6(火) 午後 11:10

  • ケンケン☆さん

    ありがとうございます。。。
    私もまだまだですよ(^^ゞ
    ポリプは輸入される背景にもいろいろなことがあり、
    とても興味深い魚ですwww

    日淡

    2012/3/6(火) 午後 11:13

  • お久しぶりです。
    正直産地なんて自分で採ってきた個体以外は完全に断定なんてできませんらねぇ。
    最後の写真、ポリプの密度がすごいですねww
    家のほっそいラプラたちとは違ってここまで太い個体ばかりだとなかなかの迫力なんでしょうね。
    うらやましい限りです。

    [ kengo ]

    2012/3/7(水) 午前 6:31

  • こんにちは。

    チャドビキも紛れもなくビキールビキールですが、個体の差云々よりも稀少価値がるから重宝されるんでしょうね、トゥルカナは^^

    M&R

    2012/3/8(木) 午後 2:55

  • kengoさん

    またそろそろ減らさなくてはいけませんねw
    うちのもまだまだ太ってくれません(-_-;)

    日淡

    2012/3/10(土) 午後 10:34

  • M&Rさん

    トゥルカナは希少ですよね。。。
    私も1匹は欲しいものです(・_・;)

    日淡

    2012/3/10(土) 午後 10:35

  • 顔アイコン

    我が家に居た(既に出しましたが)トゥルカナビキールの小離鰭は14とビキール.ビキールの最小小離鰭数でしたよ。

    トゥルカナビキールでも、小離鰭に拘らなければそんな個体も居ます。

    因みに、トゥルカナビキールのコマーシャルリリースはケニア側に無許可で密漁された個体で、ケニア政府がかなり憤りを感じ、二度と入らないと思います。

    その点、チャドビキールは若干輸入難ありですが、輸入されて我々が選ぶ選択肢が有るので楽しめますよね。

    まぁ、場所はどうあれ、自分好みな個体をゲットするのが良いと思います。

    [ タケ丸 ]

    2012/3/12(月) 午後 10:23

  • タケ丸さん

    コメントが遅れまして申し訳ありません<(_ _)>

    トゥルカナでも14背鰭はいるものなんですね。。。
    チャドは自分で気に入った個体をたくさんの中から選べるのがいいですw

    日淡

    2012/3/17(土) 午後 3:55

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事