一般的に、フィリピンに短期間に行かれる場合は海外旅行傷害保険に加入されるかと思います。
損保ジャパン日本興亜の1ヶ月プランに加入された場合(インターネットで申し込んだ場合)は、保険料が20,760円で障害死亡後遺障害・ 治療費用とともに最大2,000万円の保険金額となっております。
続いて年会費が無料のクレジットカード付帯の海外旅行傷害保険(日本出国から90日間有効)なのですが、三井住友VISAクラシックAの場合は障害死亡後遺障害2,000万円、傷害治療・疾病治療費用ともに100万円(1事故・1疾病の限度額)となっておりまります。
詳細 → 三井住友VISAクラシックカードA
また、同じく年会費無料で特典だらけのエポスカードの場合は障害死亡後遺障害500万円、傷害治療200万円、疾病治療費用270万円となっておりまります。
詳細 → EPOSカード
私が4年間セブ島の病院で勤務していた経験では、傷害治療、または疾病治療で100万円を超えたことはたったの1件だったと記憶しております。また、デング熱で1週間入院しても20万円ほどだし、盲腸等で手術しても20万円前後でしょう。
ただ、インターネットでは頭痛を訴え意識を失う。くも膜下出血と診断され34日間入院・手術して500万円を超えたケースや大雨のため語学学校の敷地内で滑り転倒し恥骨下枝・寛骨臼骨折と診断され74日間入院(家族が駆けつける)し、300万円を超えたケースが紹介されております。
日本の海外旅行傷害保険は、長期滞在は認められないケースがほとんどです。(企業の場合は半年や1年間の契約はできますが、個人の場合は1年間入るのが年々困難になっていっております)
だから、長期滞在の場合はフィリピンで医療保険や生命保険に加入するのも1つの選択肢ですね。
例えば、ブルークロスという保険会社の場合は年間約45,000円のお支払いで入院の費用が全額保証となり、年間11,000円のお支払いで通院の場合の2割負担(薬代含む)となるのです。(30代の場合)
また、生命保険について言えば以前の記事でも説明しましたが、フィリピンの生命保険(解約返戻金タイプ)は日本とは違って間満期になった場合は2倍以上戻ってくる場合もあるのです。
例えば、大手サンライフ社(ムーディーズの格付けは「Aa3」で日本生命の「A1」の上位)の場合は毎月35,000円ほど5年間支払えば、加入から20年後には200万円~400万円は返戻金として受け取れます。88歳まえに亡くなった場合は700万円が保険金として受け取れますが、保険金を受け取っても返戻金は戻ってくるのです。
以上をまとめますと、短期の場合は年会費無料のクレジットカード付帯(自動付帯)の海外旅行傷害保険を使用し、長期滞在の場合はフィリピンの医療保険や生命保険も選択肢に入れるのが得策だと感じます。
セキュリティやサポートに安心 → 三井住友VISAクラシックカードA
全国の飲食店で割引や特典が豊富 → EPOSカード
※無料でアジアの病院で診察を受ける方法 http://www.livedoor.me/archives/5072865.html
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フィリピンでは何がおこるかわかりません。信号が青でも、右折車にひき逃げされることもあるし、原因不明の病気になることもあります。だから、何かしらの保険は必須だと感じます。