賀茂斎院関連資料



賀茂斎院に関する図書・論文の一覧です。

※なお、論文についてはすべてに目を通したわけではないため、
不適当な内容のものが含まれている可能性もありますのでご注意ください。
また、機関リポジトリ等のリンクは変更となっている場合もあります。





【目次】

【斎院全般】
◆主要参考図書

◆賀茂斎院(斎王)論文
  • 後宮・斎院・斎宮の女性
    (稲賀敬二/『国文学:解釈と鑑賞』20(7), p28-33, 1955)
    ※『稲賀敬二コレクション5:王朝歌人とその作品世界』(笠間書院, 2007)収録
  • 源氏物語年立論への疑い:葵の巻前後の部分構図について
    (原田芳起/『国語と国文学』昭和35年5月号, p36-45, 1960)
  • 斎院の文芸活動[CiNiiリンク切れ]
    (塚原玲子/『香椎潟』(7), p40-47, 1961)
  • 斎院と文学
    (阿部俊子/『言語と文芸』7(1), 1965)
  • 賀茂の斎院
    (赤木志津子/『神道学』(44), p14-25, 1965)
  • 栄花物語における斎宮・斎院たち
    (出村千鶴子/『女子大国文』(53), p11-25, 1969)
  • 王朝和歌の世界(5)薄幸の斎院
    (犬養廉/『俳句』25(1), p184-185, 1976)
  • 九世紀の賀茂齋院と皇位継承問題I
    (彦由三枝子/『政治経済史学』(130), p8-23, 1977)
  • 九世紀の賀茂齋院と皇位継承問題II
    (彦由三枝子/『政治経済史学』(131), p11-19, 1977)
  • 九世紀の賀茂齋院と皇位継承問題III
    (彦由三枝子/『政治経済史学』(135), p9-18, 1977)
  • 九世紀の賀茂齋院と皇位継承問題IV
    (彦由三枝子/『政治経済史学』(141), p24-44, 1978)
  • 斎院交替制と平安朝後期文芸作品:『狭衣物語』を中心として
    (堀口悟/『古代文化』31(10), p608-631, 1979)
  • 前斎宮・前斎院の生涯:その入内と降嫁を中心に
    (芝野真理子/『史窓』(37), p21-27, 1980)
  • 賀茂斎院関係和歌集成:平安前期を中心として
    (所京子/『藝林』31(4), p2-26, 1982)
    ※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
  • 賀茂斎院関係和歌集成:平安中期を中心として
    (所京子/『神道史研究』36(4), p245-274, 1988)
    ※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
  • 『風葉集』にみえる斎王関係和歌[機関リポジトリ全文あり]
    (所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(16), 120-105, 1990)
    ※『斎王の歴史と文学』(国書刊行会, 2000)収録
  • 賀茂家の歌人群(3):斎院(1)
    (保坂都/『学苑』(572), p13-24, 1987)
  • 賀茂家の歌人群(4):斎院(2)
    (保坂都/『学苑』(577), p12-24, 1988)
  • 平安時代の国家と賀茂祭:斎院禊祭料と祭除目を中心に
    (丸山裕美子/『日本史研究』(339), p47-80, 1990)
  • 「斎宮斎院百人一首」稿[機関リポジトリ全文あり]
    (所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(25), p133-146, 1995)
    ※『斎王の歴史と文学』(国書刊行会, 2000)収録
  • 賀茂斎院の再検討
    (三宅和朗/『日本古代の祭祀と仏教』p123-168, 1995)
  • 研究ノート『斎宮式』の構造とその特殊性:斎院司式と比較して
    (榎村寛之/『延喜式研究』(12), p38-52, 1996)
    ※『伊勢斎宮の祭祀と制度』(塙書房, 2010)収録
  • 平安女流文学のもうひとつの温床:斎院世界と物語
    (神野藤昭夫/『国文学論輯』(17), p1-15, 1996)
  • フィールド・ノート斎王代御禊(賀茂御祖神社)
    (小山利彦/『専修国文』(61), p39-46, 1997)
  • 斎院相嘗祭と諸社相嘗祭:令制相嘗祭の構造と展開
    (丸山裕美子/『愛知県立大学文学部論集 日本文化学科編』(48), p71-94, 1999)
  • 摂関期の斎宮・斎院の選定と斎王忌避の思想
    (富樫美恵子/『寧楽史苑』(47), p26-42, 2002)
  • 王朝びとの「辛崎の祓」考
    (所京子/『源氏物語の展望 第四輯』p138-162, 2008)
    ※『斎王研究の史的展開 伊勢斎宮と賀茂斎院の世界』(勉誠出版, 2016)収録
  • 皇城地主神のイツキヒメとしての斎王――大斎院選子内親王と源氏物語への連関――
    (小山利彦/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
  • 賀茂斎院の成立と特色:賀茂斎王と伊勢斎王 (「賀茂斎王千二百年」記念講演とシンポジウムの集い 賀茂斎王:千二百年の歴史と文学)
    (榎村寛之/『京都産業大学日本文化研究所紀要』(16), p94-140, 2010)
  • 摂関期の斎院禊祭料と王朝国家の財政構造:『小右記』を中心に
    (下向井龍彦/『九州史学』(156), p51-75, 2010)
  • 『源氏物語』の死角:賀茂斎院考
    (今井上/『国語国文』81(8), p15-30, 2012)
  • 賀茂斎王の特質について―卜定奉幣を中心として
    (星野利幸/『斎宮歴史博物館研究紀要』(21), p41-48, 2012)
  • 賀茂斎院の制度的確立について
    (中村みどり/『立命館史学』(34), p39-61,巻末1-2, 2013)
  • 賀茂斎院・伊勢斎宮の淳和天皇朝における存廃について:狩野本『類聚三代格』天長元年十二月二十九日太政官符の評価をめぐって
    (久禮旦雄/『續日本紀研究』(409), p1-14, 2014)
  • 院政期の斎院御神楽と賀茂斎王[中世寺社の空間・テクスト・技芸:「寺社圏」のパースペクティヴ]
    (中本真人/『アジア遊学』(174), p211-224, 2014)
  • 『源氏物語』賀茂斎院劄記――付・歴代賀茂斎院表[機関リポジトリ全文あり]
    (今井上/『専修国文』(96), p7-41, 2015)
  • 書き手を創出する<場>――斎院文化圏と後宮文化圏の交流をめぐって
    (勝亦志織/『中古文学』(96), p14-22, 2015)
  • 陽成・光孝・宇多をめぐる皇位継承問題
    (佐藤早樹子/『日本歴史』(806), p1-18, 2015)
  • 平安京の斎王御所
    (長塩智恵/『九州史学』(170), p1-18, 2015)
  • 摂関期における賀茂斎院の退下後の祓について―選子内親王の信仰を中心として―
    (落合敦子/『神道研究集録』(29), p63-95, 2015)
  • 賀茂斎院創始年についての考察
    (笹田遥子/『古代史の研究』(19), p36-54, 2015)
  • 王朝国家財政構造への転換と斎院禊祭料の諸段階[機関リポジトリ全文あり]
    (下向井龍彦/『史人』(7), p15-53, 2018)

  • きものにまつわる物語(5)賀茂斎王と葵文
    (久我なつみ/『茶道雑誌』72(5), p94-103, 2008)


◆賀茂神社・紫野斎院(御所)論文
  • 紫野斎院の所在地
    (角田文衛/『王朝文化の諸相』, 法蔵館, 1984)
  • 賀茂斎院歴代斎王神霊社考
    (新木直人/『神道史研究』37(1), p13-41, 1989)
  • 鴨社神館の所在
    (新木直人/『古代文化』43(7), p31-42, 1991)
  • 雲林院と紫野斎院
    (小山利彦/『源氏物語の地理』, 思文閣出版, 1999)
  • 光源氏を支える聖空間――雲林院・紫野斎院、そして賀茂の御手洗
    (小山利彦/『講座源氏物語研究第2巻 源氏物語とその時代』, おうふう, 2006)
    ※『源氏物語と皇権の風景』(大修館書店, 2010)収録
  • 賀茂祭と王朝文学[機関リポジトリ全文あり]
    (小山利彦/『専修大学人文科学研究所月報』(253), p13-29, 2011)
  • そらぞわすれぬ――賀茂祭をめぐる和歌の旅[機関リポジトリ全文あり]
    (寺尾登志子/『専修大学人文科学研究所月報』(253), p31-40, 2011)
  • 平安京北郊における有栖川の流れ[機関リポジトリ全文あり]
    (片平博文/『立命館文学』(630), p863-873, 2013)
  • 紫野斎院の内院と有栖川の位置関係
    (太田美知子/『古代中世文学論考(第31集)』, p146-170, 2015)


◆斎宮・内親王論文
  • 伊勢神宮の選定に関する小考[機関リポジトリ全文あり]
    (板倉則衣, 日本研究(42), p123-167, 2010)
  • 斎宮――秋好中宮の斎宮ト定について――[CiNiiリンク切れ]
    (島田とよ子/『園田国文』(11), p29-39)
  • 斎王卜定に関する一考察―摂関期を中心に―[機関リポジトリ全文あり]
    (長塩智恵/『京都女子大学大学院文学研究科研究紀要. 史学編』(13), p29-55, 2014)
  • 院政期に於ける斎王選考の問題[機関リポジトリ全文あり]
    (長塩智恵/『史苑』75(1), p7-32, 2015)
  • 一世皇子女の親王宣下と源氏賜姓[機関リポジトリ全文あり]
    (中村みどり/『京都女子大学大学院文学研究科研究紀要 史学編』14(1), p49-88, 2015)
  • 伊勢斎王制度の研究[JAIRO全文あり]
    (長塩智恵/博士論文, 2016)
  • 平安時代の伊勢斎宮
    (平岡華歩/『北大史學』(57), 2017)

  • 准母立后性にみる中世前期の王家
    (栗山圭子/『日本史研究』(465), p1-24, 2001)
  • 天皇准母内親王の王家における役割
    (山田彩起子/『文化継承学論集』(3), p(57)-(66), 2007)
    ※『中世前期女性院宮の研究』(山田彩起子, 思文閣出版, 2010)収録



【歴代斎院】
◆初代有智子内親王
  • 有智子内親王の生涯と作品[機関リポジトリ全文あり]
    (所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(12), p186-172, 1986)
    ※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
  • ≪随想≫王朝随一の閨秀詩人――斎院有智子内親王――[機関リポジトリ全文あり]
    (國金海二/『文藝論叢』(39), p16-17)
  • 皇女総覧(六):有智子内親王
    (皇女研究会/『国文目白』(36), p156-166, 1997)
  • 有智子内親王の詩をめぐって
    (寺田隆信/『いわき明星大学人文学部研究紀要』(15), p38-48, 2002)
  • 有智子内親王の漢詩
    (若林力/『東京成徳国文』(26), p90-101, 2003)
  • 幽貞の漢詩人――有智子内親王
    (岩佐美代子/『内親王ものがたり岩波書店, p85-95, 2003)
  • 皇女と文学―平安朝斎院文学圏と初唐公主文学圏へのアプローチ―[機関リポジトリ全文あり]
    (陳燕/『大学院教育改革支援プログラム「日本文化研究の国際的情報伝達スキルの育成」活動報告書(平成20年度)海外教育派遣事業編』, p167-172, 2009)
  • 有智子内親王――文章経国時代の女流詩人――
    (上野秀子/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)

◆2代時子女王(内親王)
  • 皇女総覧(十六):時子内親王,柔子内親王,高子内親王(仁明天皇皇女)
    (皇女研究会/『瞿麦』(14), p44-57, 2001)

◆3代高子内親王
  • 皇女総覧(十六):時子内親王,柔子内親王,高子内親王(仁明天皇皇女)
    (皇女研究会/『瞿麦』(14), p44-57, 2001)
  • 高子内親王家の庄園経営
    (手嶋大侑/『日本歴史』(854), p1-15, 2019)

◆4代慧子内親王
  • 田村の御時の廃斎院の歌
    (『手崎政男教授退官記念論集』, 1980)
  • 廃斎院の歌
    (山口博『王朝歌壇の研究 桓武仁明光孝朝篇』, 桜楓社, 1982)
  • 晏子内親王
    (山中智恵子『斎宮志』, 大和書房, 1986)
  • 皇女総覧(二十三):晏子内親王・慧子内親王(文徳天皇皇女)
    (皇女研究会/『瞿麦』(21), p23-34, 2006)

◆5代述子内親王
  • 皇女総覧(二十):恬子内親王・述子内親王・珍子内親王(文徳天皇皇女)
    (皇女研究会/『瞿麦』(18), p22-45, 2004)

◆6代儀子内親王
  • 皇女総覧(二十二):儀子内親王(文徳天皇皇女)
    (皇女研究会/『瞿麦』(20), p37-47, 2006)

◆7代敦子内親王
  • 『大和物語』の「先帝」考[J-STAGE全文あり]
    (雨海博洋/『中古文学』(18), p12-20, 1976)
  • 敦子内親王(清和天皇皇女)
    (皇女研究会/『瞿麦』(32), p18-26, 2018)

◆13代韶子内親王
◆15代尊子内親王
  • 勅撰集の女流歌人-20-尊子内親王
    (田辺かね子/『学苑』13(9), p23-31, 1951)
  • <妃の宮>考
    (小松登美/『跡見学園短期大学紀要』(7・8), p25-32, 1971)
    ※『テーマで読む源氏物語論(第3巻)』(勉誠出版, 2008)収録
  • 「火の宮」尊子内親王:「かかやくひの宮」の周辺
    (今西祐一郎/『国語国文』51(8), p20-28, 1982)
  • 歴史物語と尊子内親王
    (安西廸夫/『平安時代の和歌と物語』p406-423, 1983)
  • 藤壺は令制の<妃>か[機関リポジトリ全文あり]
    (増田繁夫/『人文研究(大阪市立大学文学部)』43(10), p875-889, 1991)
  • 絵本を見る尼姫宮――尊子内親王
    (岩佐美代子/『内親王ものがたり岩波書店, p96-110, 2003)
  • 『大鏡』「大臣列伝」后妃考――伊尹の系譜と「花山院御妹」尊子内親王――[CiNiiリンク切れ]
    (谷澤明子/『愛知淑徳大学論集. 文学部・文学研究科篇』(33), p160-149, 2008)

◆16代選子内親王
    【人物】
  • 選子斎院考
    (東郷富規子/『史泉』(4), 1956)
  • 一条朝の文芸サロン:中宮定子・中宮彰子・大斎院選子をめぐって
    (秋山虔/『國文學:解釈と教材の研究』12(7), p20-23, 1967)
  • 紫式部と大斎院
    (木村正中/『国文学解釈と教材の研究』12(10), p35-40, 1967)
    ※『中古文学論集』第4巻(おうふう, 2002)収録
  • 斎院内の生活をしのぶ:大斎院前の御集を読みて
    (川出清彦/『神道史研究』16(1), p26-46, 1968)
  • 大斎院管見[CiNiiリンク切れ]
    (東郷富規子/『園田学園女子大学論文集』(4), pA37-A54, 1969)
  • 『古本説話集』大斎院説話小考
    (阿部啓子/『文藝論叢』(15), p63-66, 1979)
  • 『古本説話集』の大斎院について
    (阿部啓子/『文藝論叢』(16), p66-70, 1980)
  • 選子内親王年譜稿
    (所京子/『古代文化』36(4), p166-190, 1984)
    ※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
  • 選子内親王(大斎院) (特集・王朝の女流文学者たち)
    (石原清志/『国文学解釈と鑑賞』51(11), p78-81, 1986)
  • 大斎院名義考証
    (高田信敬/『鶴見大学文学部論集(創立三十周年記念)』鶴見大学, p25-48, 1993)
  • 大斎院説話の生成をめぐって
    (朝木敏子/『国文学論叢』(45), p65-81, 2000)
  • 貫禄の大斎院――選子内親王
    (岩佐美代子/『内親王ものがたり岩波書店, p111-128, 2003)
  • 大斎院サロン考
    (東望歩/『名古屋大学国語国文学』(100), p85-99, 2007)
  • 大斎院選子内親王についての一考察(1)
    (原槇子/『日本文学論叢』(37), p53-69, 2008)
    ※『斎王物語の形成:斎宮・斎院と文学』(新典社, 2013)収録
  • 大斎院選子内親王
    (中周子/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
  • 一条朝後宮から見た大斎院文化圏
    (福家俊幸/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
  • そらぞわすれぬ――賀茂祭をめぐる和歌の旅[機関リポジトリ全文あり]
    (寺尾登志子/『専修大学人文科学研究所月報』(253), p31-40, 2011)

    【仏教信仰】
  • 大斎院選子内親王の仏教
    (山里桂石/『竜谷史壇』(56・57), p373-400, 1966)
  • 大斎院選子の信仰生活と発心和歌集の成立
    (田中孝一/『国文学攷』(71), p12-21, 1976)
  • 斎院選子内親王の仏教信仰
    (所京子/『神道史研究』32(3), p169-208, 1984)
    ※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録

    【歌集】
  • 大斎院御集の性格
    (橋本不美男/『言語と文芸』2(3), 1960)
  • 物語の享受とその季節:「大斎院前の御集」の物語司を軸として
    (三谷栄一/『日本文学』15(1), p46-59, 1966)
  • 大斎院御集 (特集・王朝日記の情趣と背景)
    (久保木哲夫/『国文学解釈と鑑賞』37(4), p111-116, 1972)
  • 大斎院前の御集の本文について:復元の試案
    (橋本ゆり/『和歌文学研究』(32), p14-22, 1975)
  • 大斎院御集攷:その配列構成をめぐって
    (中周子/『同志社国文学』(14), p80-90, 1979)
  • 「大斎院前の御集」と藤原実方:「大斎院前の御集」試解
    (荒木孝子/『文芸研究』(54), p22-39, 1986)
  • 「大斎院前の御集」における「馬」:「馬内侍集」との関係[J-STAGE全文あり]
    (荒木孝子/『中古文学』(38), p23-36, 1986)
  • 「大斎院前の御集」の本文復原の瀬ぶみ
    (益田勝実/『文学』54(11), p62-75, 1986)
  • 選子内親王斎院関係の和歌集成
    (所京子/『神道史研究』35(2), p127-149, 1987)
    ※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
  • 「馬内侍集」についての一考察:「大斎院前の御集」時代との関係
    (荒木孝子/『文芸研究』(57), p36-54, 1987)
  • 螢の別れ――『大斎院前の御集』の文芸――[機関リポジトリ全文あり]
    (浜田弘美/『日本文學誌要』(41), 28-37, 1989)
  • 『大斎院前の御集』『大斎院御集』に見る王朝女性の生活と和歌
    (山上義実/『金城国文』(74), p1-11, 1998)
  • 大斎院御集原態試論:栄花物語「殿上の花見」年次考証から
    (久保木秀夫/『和歌文学研究』(79), p12-22, 1999)
  • 『大斎院前の御集』注釈(1)
    (新井英之/『日本文学論集』(25), p69-95, 2001)
  • 『大斎院前の御集』注釈(2)
    (新井英之/『日本文学論集』(26), p39-80, 2002)
  • 『大斎院前の御集』注釈(3)
    (新井英之/『日本文学論集』(27), p19-45, 2003)
  • 致平親王と和歌――摂関期親王の和歌活動への一視点として――[機関リポジトリ全文あり]
    (桜井宏徳/『成蹊國文』(48), 86-99, 2015)
  • 『発心和歌集』選子内親王作者説存疑[J-STAGE全文あり]
    (久保木秀夫/『中古文学』(97), 76-86, 2016)

    【文学】
  • 源氏物語成立説話の背景:大斎院要請説の場合
    (池上洵一/『日本文学』14(6), 1965)
  • 大斎院選子内親王:源氏物語の創作事情
    (菟田俊彦/『国学院雑誌』73(8), p27-35, 1972)
  • 『源氏物語』起筆に関する大斎院説話について
    (東望歩/『名古屋大学国語国文学』(103), p33-47, 2010)

◆17代馨子内親王
  • "入内斎院"馨子内親王関連の和歌集成[機関リポジトリ全文あり]
    (所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(13), p86-75, 1987)
    ※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録

◆18代娟子内親王
  • 内親王名の附け方と読み方
    (藤本孝一/『日本歴史』(648), p92-93, 2002)
    ※『中世史料学叢論』(思文閣出版, 2009)収録
  • 斎王経験者の密通をめぐる歴史叙述と物語引用――『今鏡』を中心に――[機関リポジトリ全文あり]
    (本橋裕美/『歴史叙述と文学』, p19-26, 2017)

◆19代禖子内親王
    【人物】
  • 六条斎院禖子サロンと出羽弁[J-STAGE全文あり]
    (都築仁子/『中古文学』(27), p64-72, 1981)
  • 源師房・斎院禖子内親王周辺
    (酒井みさを/『実践女子大学文学部紀要』(30), p175-185, 1988)
  • 『狭衣物語』と禖子内親王[JAIRO全文あり]
    (小栗伸子/『愛知淑徳大学国語国文』(17), p79-90, 1994)
  • 六条斎院文学圏における「表現の共有」について:『狭衣物語』論序説
    (船引和香奈/『實踐國文學』(58), p27-38, 2000)
  • 神垣の朝顔――禖子内親王
    (岩佐美代子/『内親王ものがたり岩波書店, p129-143, 2003)

    【歌合ほか】
  • 六條齋院及び同家物語合攷
    (片寄鈴枝/『日本女子大学紀要文学部』(1), p40-48, 1951)
  • 六条斎院物語合について
    (小木喬/『国語と国文学』49(2), p19-35, 1972)
  • 六条斎院家物語合考:物語史の動向を考える
    (神野藤昭夫/『国文学研究』(54), p31-45, 1974)
  • 禖子内親王家歌合の性格[機関リポジトリ全文あり]
    (三原まきは/『学習院大学国語国文学会誌』(43), p35-49, 2000)
  • 六条斎院禖子内親王家の「物語合」について:その発見時の成果の再吟味
    (中野幸一/『桜文論叢』(51), p280-255, 2000)
  • 王朝文学のなかの「六条斎院禖子内親王家歌合題物語」の問題を俯瞰する
    (神野藤昭夫/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
  • 禖子内親王家歌合と『源氏物語』摂取:源師房の関与をめぐって
    (瓦井裕子/『日本文学』65(9), p1-10, 2016)

    【注釈】
  • 六条斎院禖子内親王歌合注釈(1)永承四年十二月二日庚申
    (加藤幹子/『中京大学文学部紀要』45(1), p175-206, 2010)
  • 六条斎院禖子内親王歌合注釈(2)永承三-四年五月
    (加藤幹子/『中京大学文学部紀要』45(2), p175-189, 2011)
  • 六条斎院禖子内親王歌合注釈(3)永承五年二月三日庚申 永承「五年」五月五日
    (加藤幹子/『中京大学文学部紀要』46(1), p97-129, 2011)
  • 六条斎院禖子内親王歌合注釈(4)永承六年正月八日庚申
    (加藤幹子/『中京大学文学部紀要』46(2), p153-188, 2012)
  • 六条斎院禖子内親王歌合注釈(5)天喜三年五月三日庚申「天喜四年閏三月」
    (加藤幹子/『中京大学文学部紀要』47(1), p117-168, 2012)
  • 六条斎院禖子内親王歌合注釈(6)天喜四年五月 天喜四年七月
    (加藤幹子/『中京大学文学部紀要』47(2), p89-114, 2013)
  • 六条斎院禖子内親王歌合注釈(7)天喜三-五年五月
    (加藤幹子/『中京大学文学部紀要』48(1), p97-117, 2013)
  • 六条斎院禖子内親王歌合注釈(8)[天喜四年]八月[機関リポジトリ全文あり]
    (加藤幹子/『中京大学文学部紀要』48(2), p77-110, 2014)
  • 六条斎院禖子内親王歌合注釈(9)[天喜五年]九月十三日/[某年立秋日] 某年三月十余日[機関リポジトリ全文あり]
    (加藤幹子/『中京大学文学部紀要』49(2), p87-114, 2015)

◆22代篤子内親王
  • 篤子内親王の事績[機関リポジトリ全文あり]
    (所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(14), p70-49, 1988)
    ※『斎王和歌文学の史的研究』(国書刊行会, 1989)収録
  • ただ四の宮を――篤子内親王
    (岩佐美代子/『内親王ものがたり岩波書店, p152-169, 2003)
  • 篤子内親王論
    (栗山圭子/服藤早苗編『女と子どもの王朝史 後宮・儀礼・縁』森話社, 2007)
  • 堀河院中宮と堀河中宮[機関リポジトリ全文あり]
    (竹下豊/『百舌鳥国文』(24), p13-24, 2013)
  • <私>にとっての<中宮>―『讃岐典侍日記』に描かれる篤子[機関リポジトリ全文あり]
    (阿部絵里香/『日本文學研究』(55), 32-41, 2016)

◆24代令子内親王
  • 斎院令子内親王関係の和歌集成[機関リポジトリ全文あり]
    (所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(15), p86-74, 1989)
  • 令子内親王家の文芸活動―院政前期の内親王とその周辺―[機関リポジトリ全文あり]
    (髙野瀬惠子/『総合研究大学院大学学術情報リポジトリ』(日本文学研究専攻), 2008)

◆31代式子内親王
    【人物】
  • 式子内親王:御伝記に関する資料
    (国島章江/『平安文学研究』(27), 98-109, 1961)
  • 式子内親王論[CiNiiリンク切れ]
    (西畑実/『大阪城南女子短期大学研究紀要』(2), p15-25, 1967)
  • 建礼門院右京大夫集成立に関する一推論(2):大炊御門斎院の呼称をめぐって
    (大林潤/『国文学攷』(62), p20-28, 1973)
  • 斎院:式子内親王 (<特集>王朝の女:<思ひ>と<ことば>と)
    (近藤潤一/『国文学解釈と教材の研究』20(16), p80-86, 1975)
  • 式子内親王:出家の真相は何か(<特集>古典文学にみる女性と仏教)
    (錦仁/『国文学解釈と鑑賞』56(5), p90-95, 1991)
  • 式子内親王の社会的位置:御子左家との関係を含めて
    (村井俊司/『中京国文学』(12), 1993)
  • 式子内親王の後見:吉田経房を中心として
    (村井俊司/『中京国文学』(14), 1995)
  • 式子内親王の信仰とその周辺:晩年を中心として
    (村井俊司/『中京国文学』(15), 1996)
  • 斎院退下後の式子内親王:橘兼仲夫婦妖言事件との関係
    (村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(26), 1993)
  • 『明月記』式子内親王関係ノート
    (村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(27), 1994)
  • 斎院式子内親王
    (村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(28), 1995)
  • 式子内親王の邸宅
    (村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(29), 1996)
  • 式子内親王をめぐる人々
    (村井俊司/『岐阜東高等学校研究集録』(31), 1999)
  • 八条院に於ける式子内親王[機関リポジトリ全文あり]
    (村井俊司/『中京大学教養論叢』38(1), p174-158, 1997)
  • 式子内親王周辺の人々――序論・後白河院[機関リポジトリ全文あり]
    (村井俊司/『中京大学教養論叢』40(4), p830-818, 2000)
  • 後白河院の和歌と式子内親王
    (村井俊司/『中京大学文学部紀要』38(2), p62-47, 2003)
  • 式子内親王の生年と「定家小本」
    (兼築信行/『和歌文学研究彙報』(3), 1994)
  • 正如房へつかはす御文:式子内親王と法然上人
    (奥野陽子/『真宗文化:真宗文化研究所年報』(4), p137-173, 1995)
  • 定家と式子内親王:「明月記」を中心に(<特集>定家「明月記」を読む)
    (今村みゑ子/『文学』6(4), p73-83, 1995)
  • 式子内親王:波瀾の生涯と<山家>の歌
    (錦仁/『国文学解釈と鑑賞』64(5), p86-93, 1999)
  • 我のみ知りて――式子内親王
    (岩佐美代子/『内親王ものがたり岩波書店, p185-202, 2003)
  • 式子内親王研究の現在:現状と展望
    (小田剛/『滋賀大國文』(41), p72-82, 2003)
  • 式子内親王研究の現在:現状と展望 (続)
    (小田剛/『滋賀大國文』(42), p41-50, 2004)
  • 式子内親王をめぐる呪詛と託宣
    (上横手雅敬/『古代文化』56(1), p1-14,図巻頭2P, 2004)
    ※『権力と仏教の中世史』(法藏館, 2009)収録
  • 晩年の式子内親王
    (高柳祐子/『和歌文学研究』(88), p16-27, 2004)
  • 『建礼門院右京大夫集』小考:大炊御門斎院中将の周辺
    (弓削繁/『岐阜大学国語国文学』(32), p1-11, 2005)
  • 建礼門院右京大夫集成立に関する一推論(2):大炊御門斎院の呼称をめぐって
    (大林潤/『国文学攷』(62), p20-28, 1973)
  • 式子内親王
    (小田剛/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
  • 准母論からみる式子内親王:後鳥羽院政下における不婚内親王の存在形態
    (三好千春/『女性史学』(19), p15-31, 2009)
  • 言葉集所収式子内親王周辺歌―高倉三位と前斎院帥の歌―[機関リポジトリ全文あり]
    (奥野陽子/『大阪工業大学紀要. 人文社会篇』56(2), p52-46, 2011)
  • 藤原定家と式子内親王―後見という観点からの一試案―[機関リポジトリ全文あり]
    (岸部誠/『愛大史学 : 日本史学・世界史学・地理学』(24), p45-67, 2015)

    【和歌・歌集】
  • 式子内親王研究[機関リポジトリ全文あり]
    (鍵本紀子/『日本文學』(28), p15-33, 1967)
  • 「前斎院百首」考:式子内親王推敲の可能性をめぐって
    (武井和人/『和歌文学研究』(38), p15-22, 1978)
  • 式子内親王の詠歌:彼女が歌に託したもの[J-STAGE全文あり]
    (日野西寛子/『密教文化』(123), p43-56, 1978)
  • 式子内親王試論[機関リポジトリ全文あり]
    (松永弥生/『国文研究』(27), p45-54, 1981)
  • 式子内親王歌にみる 「夢」 について[機関リポジトリ全文あり]
    (難波宏彰/『二松学舎大学人文論叢』(60), p34-55, 1998)
  • 式子内親王の忍ぶ恋の歌--歌の強さと独創性[機関リポジトリ全文あり]
    (平井啓子/『清心語文』(1), p31-39, 1999)
  • 玉葉・風雅の式子内親王歌--「すずし」の歌を中心に[機関リポジトリ全文あり]
    (平井啓子/『清心語文』(4), p42-51, 2002)
  • そらぞわすれぬ――賀茂祭をめぐる和歌の旅[機関リポジトリ全文あり]
    (寺尾登志子/『専修大学人文科学研究所月報』(253), p31-40, 2011)
  • 筑波大学中央図書館蔵『式子内親王御歌』釈文・校勘記[機関リポジトリ全文あり]
    (武井和人/『研究と資料』(66), p1-15, 2011)
  • 『式子内親王集』第三類b本再攷 : 附架蔵本紹介[機関リポジトリ全文あり]
    (武井和人/『研究と資料』(67), p1-11, 2012)
  • 歌人式子内親王の揺籃期をめぐって
    (高柳祐子/『和歌文学研究』(106), p39-51, 2013)
  • 式子内親王 隣接の孤絶[機関リポジトリ全文あり]
    (山田哲平/『明治大学教養論集』(513), p107-154, 2016)
  • 式子内親王の「もみもみ」の歌について[機関リポジトリ全文あり]
    (矢田淑子/『清心語文』(18), p1-13, 2016)

    【関連書】
  • 『式子内親王』(馬場あき子, ちくま学芸文庫, 1992)
  • 式子内親王・永福門院』(竹西寛子, 講談社文芸文庫, 1993)
  • 『式子内親王集全釈』(奥野陽子, 風間書房, 2001)
  • 式子内親王』(平井啓子, 笠間書院, 2011)
  • 式子内親王――その生涯と和歌』(小田剛, 新典社選書, 2012)
  • 新古今集 後鳥羽院と定家の時代』(田渕句美子, 角川選書, 2010)
  • 異端の皇女と女房歌人 式子内親王たちの新古今集』(田渕句美子, 角川選書, 2014)

◆34代範子内親王
  • 小督局と坊門院
    (角田文衛/『王朝の明暗』p559-568, 東京堂出版, 1977)

◆35代礼子内親王
  • 斎院礼子内親王の生涯
    (所京子/『芸林』46(1), p29-50, 1997)
    ※『斎王の歴史と文学』(国書刊行会, 2000)収録

◆その他
  • 斎院についての一考察:有智子・選子・禖子内親王を中心に(初代有智子・16代選子・19代禖子
    (神社栄二/『操山論叢』(31), 1996)
  • 『山家集』の斎院(30代怡子・33代頌子
    (高柳祐子/『西行学(4)』, p96-107, 2013)




【文学に登場する斎院】
◆源氏物語
  • 朝顔斎院
    (高橋和夫/『日本文学』5(9), 1956)
  • 朝顔斎院
    (森本茂/『論究日本文學』(17), 1962)
  • 槿斎院をめぐって
    (福田侃子/『人文学報』(32), 1963)
    ※『源氏物語:女たちの宿世』(桜楓社, 1984)収録
  • 槿斎院の初期をめぐって
    (福田侃子/『日本文学』14(6), 1965)
    ※『源氏物語:女たちの宿世』(桜楓社, 1984)収録
  • 「朝顔斎院」論:賀茂の伊都伎女
    (坂本和子/『国学院雑誌』71(7), p12-23, 1970)
  • 朝顔斎院再考:准拠設定の必然性
    (小野寺篤子/『国文目白』17, p122-133, 1978)
  • 朝顔の周辺と斎院御禊のこと
    (小山利彦/『専修国文』(45), p27-44, 1989)
    ※『源氏物語宮廷行事の展開』(桜楓社, 1991)収録
  • 「宮」と呼ばれる朝顔斎院――女王の「宮」呼称が意味するもの――[機関リポジトリ全文あり]
    (赤迫照子/『古代中世国文学』(14), 31-38, 1999)
  • 二世女王の婚姻―朝顔の姫君を中心に―[J-STAGE全文あり]
    (新山春道/『中古文学』(67), p81-90, 2001)
  • 朝顔斎院の墓の実否
    (矢野貫一/『無差』9, p(1)-(11), 2002)
  • 朝顔姫君の形象と主題[J-STAGE全文あり]
    (今井上/『中古文学』(73), p25-36, 2004)
  • 『源氏物語』と斎王
    (原槇子/『日本文学誌要』(75), p40-52, 2007)
    ※『斎王物語の形成――斎宮・斎院と文学――』(新典社, 2013)収録
  • 『源氏物語』と斎王:紫の上は何故北山で見いだされたのか
    (原槇子/『日本文学風土学会紀事』(33), p14-26, 2009)
    ※『斎王物語の形成――斎宮・斎院と文学――』(新典社, 2013)収録
  • 『源氏物語』の朝顔斎院
    (植田恭代/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
  • 朝顔斎院のモデルと准拠:代明親王の系譜を手掛かりとして
    (斎藤正昭/『いわき明星大学人文学部研究紀要』(24), p1-12, 2011)
  • 女三の宮の十二人の女房 : 『源氏物語』「若菜下」巻の密通をよびおこすもの
    (佐藤洋美/『文学・語学』(214), 22-32, 2015)

◆狭衣物語
  • 狭衣物語にみえる斎院記事の史的考察[機関リポジトリ全文あり]
    (所京子/『聖徳学園女子短期大学紀要』(7), p106-90, 1981)
    ※『斎王の歴史と文学』(国書刊行会, 2000)収録
  • 「あるまじきこと」をめぐって――『狭衣物語』における――[機関リポジトリ全文あり]
    (池田良子/『樟蔭国文学』(33), p27-35, 1981)
  • 『狭衣物語』の創作意識―六条斎院物語歌合に関連して―
    (久下裕利/『平安後期物語の研究』新典社, 1984)
  • 『狭衣物語』の斎王たち : 聖なる皇女のゆくえ
    (吉野瑞恵/『駿河台大学論叢』(13), p21-35, 1996)
  • 王朝物語における皇女たち――『狭衣物語』嵯峨院女宮の場合――[J-STAGE全文あり]
    (一文字昭子/『中古文学』(62), p49-59, 1998)
  • 『狭衣物語』の一品宮 : 降嫁した内親王の問題として(二) [機関リポジトリ全文あり]
    (高橋由記/『明星大学研究紀要. 日本文化学部・言語文化学科』(16), p109-122, 2008)
  • 『狭衣物語』の斎院――『竹取』『伊勢』『源氏』から離れて<物語>の彼方へ――
    (鈴木泰恵/『王朝文学と斎宮・斎院』後藤祥子編, 竹林舎, 2009)
  • 『狭衣物語』源氏宮像――狭衣はなぜ源氏宮に恋するのか――[機関リポジトリ全文あり]
    (金澤典子/『文学研究論集』(33), p245-258, 2010)
  • 『狭衣物語』斎院卜定から見る源氏の宮の「養女」性
    (加藤幹子/『中京国文学』(30), p19-33, 2011)
  • 『狭衣物語』に描かれた斎王:「源氏の宮」造型の意味
    (原槇子/『日本文学論叢』(40), p11-28, 2011)
    ※『斎王物語の形成――斎宮・斎院と文学――』(新典社, 2013)収録
  • 『狭衣物語』―物語文学への屍体愛=モノローグの物語―
    (神田龍身/『狭衣物語 文の空間』井上眞弓ほか編, 翰林書房, 2014)
  • 『狭衣物語』と『栄花物語』についての一考察:賀茂斎院神事の記録
    (神田龍身/『栄花物語 歴史からの奪還』高橋亨・辻和良編, 森話社, p243-260, 2018)

◆その他








帰りこぬ昔を今と思ひ寝の夢の枕ににほふ橘


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