PanasonicのHDカメラ AK-HC800のテストを依頼された。
1996年に発売された1035のHDシステムカメラじゃな。
我が国では国営放送と赤坂で使われておったの。
AK-という型番は懐かしいのぉ~
昔の撮像管時代の松下の放送業務用カメラはAKなんとかであった。
おや? 型番のラベルのところには電源AC240Vと書いてある?
動力電源でも200Vじゃぞ。ようわからん。
カメラ本体、CCU、カメコンと一式揃っておる。
ケーブルつないで、電源入れて、絵出して・・・・
この子はLEMOコネクターなのでこの子は国営放送局出身か?
ふむふむ。基本的な操作はすべてOKじゃな。
ただしCCUのFANが少々ヘタっておる。起動してから暫くの騒音が気になるの。
FANの軸に給油するか。
絵の感じは時代相応じゃな。2000lxでF8なので今のカメラと比べると確かに暗い。それとこの年代のカメラのDTLは総じて甘い。
全体をチェックして、しばらく電源入れっぱなしで絵を出したまま放置プレイ。
短時間のテストでは不具合があっても症状が出んことがある。
なので半日ほど動作状態で状況を確認するのじゃ。
おお~特に異常は無いようじゃ。
あとは出力が1035なのでコンバーターで1080にせんとアカンの。
HD-SDI出力なのでコンバートは簡単じゃな。
あとは各部清掃して、ネジ類の増し締め。ネジが無いとこは足して完了じゃ。
しかし、このCCUはなんという重さじゃ!40kgほどあるんでねぇか?
おっさんにはキツイ重さじゃ!可搬運用は無理じゃな。
これ運ぶには根性いるぞ~
ま、古い機械じゃが使えるモノは使わんともったいないでのぉ~
この子もこれからどこかの現場でもう暫く元気に動いてくれることを願うばかりじゃ。
この次は池上の1035のHDカメラのテストが控えておる。
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