美智子さま愛読書は「女性週刊誌」 一方、雅子さまは「研究書」を熱心に嗜む



美智子さまが週刊誌記事をお読みになり「精神的ストレス」のため体調不良が続いているらしい。一部の大手メディアではこれに同情する声を紹介した記事を出しているが、ヤフコメなどでは批判が相次いでいる。そもそも、どうして美智子さまは「女性週刊誌」がお好きなのだろうか?

美智子さまの愛読書

美智子さまの愛読書は『ジーヴスの事件簿』(P・G・ウッドハウス著)や 『クマのプーさん』 (A・A・ミルン著)などの海外文学という「設定」だ。

だが残念なことに、お傍で長年仕えてきた結論として申し上げあるが、これらをお読みになっている姿を拝したことは一度もない。皇室は究極のイメージ産業なので、愛読書についても「実際」よりも「設定」が優先される。

もちろん美智子さまの愛読書は「週刊誌」だ。それも女性週刊誌は必ず目を通され、皇室関連記事はスクラップ帳に貼りつけアーカイブされてほどの徹底ぶりだ。

皇后陛下(現、上皇后陛下)ともあろう方が、週刊誌をむさぼるように熟読されるのは、あまりに高貴なイメージとかけ離れているように思える。だがこれが現実なのでどうしようもない。過日、美智子さまが「事実と異なる週刊誌報道」に心を痛められたというが、引退して今もなお「週刊誌が愛読書」というのは変わらないようだ。

イメージ優先の「ショー」となった公務

速報性と話題性が優先される週刊誌を愛読し続けている理由は、美智子さまがご自身の「聖母マリアのようなイメージ」 を何より大切にされるからだ。美智子さまは女性週刊誌の「記事」のみならず「巻頭グラビア」の研究も余念がない。どの角度で写るのが最も美しいかなどの常に探求されている。さながらインスタグラマー並みのこだわりがあり、代表写真などは必ず美智子さまご本人が選別された。

こうなってくると公務すら、もはや「ショー」だ。献花するときの表情や、服装、花の種類なども徹底的にこだわる。こういった公務の写真は、翌週の週刊誌のグラビアを飾るからだ。もちろんお召しになる衣服は専属デザイナーの仕上げたものだし、あえて古着をお召しになり「倹約家アピール」することも忘れない。

上皇陛下はきちっと仕事をされる真面目な方であったが、美智子さまのように「華」はなかった。そのため美智子さまの存在感は一際輝いていたように思える。もちろん「ショー」なのだが。私が平成の時代を通じて違和感を覚えたことは、「国民と寄り添う皇室」「公務や祭祀に励む皇室」という理想像を実像ではなくショーして国民に提示してしまったことにあるのではないかと思う。令和の時代には、我々国民と地続きの皇室であって欲しいと願ってやまない。

雅子さまの研究熱心さ

最後に雅子さまの研究熱心さを紹介したい。先ほど紹介したように美智子さまの「公務」は「ショー」であったが、雅子さまの公務のあり方はまさに真逆であった。

皇族方の最も重要な公務の一つに、先の大戦の「慰霊」がある。有名なのは8月15日「終戦記念日」に行われる戦没者追悼式だが、それだけでなく沖縄・広島・長崎など全国各地で慰霊式典が行われている。皇族方も地方に公務に行くたびにこれら慰霊式典に参加される。

雅子さまが皇室に入られて3カ月ほど経った時である。東宮職側から、職員の何名かが国立国会図書館に行き資料をコピーしてくるように依頼された。またこれと時を同じくして、宮内庁に戦史関連の研究書が何十冊も回ってきた(内廷皇族が何かを購入する場合には宮内庁で検品などをする必要がある)。何かの折に東宮職から事情を聞くと、なんと「戦没者慰霊の公務に向け、雅子さまが勉強されるための資料や研究書です」というのだから舌を巻いた。

雅子さまは秀才中の秀才と伺っていたが、その勉強熱心さは皇室に入られからも変わらなかったのだ。雅子さまの参加された戦没者慰霊は、「ショー」ではなく、まさに素晴らしい「公務」であるに違いない。



3 件のコメント

  • 随分前から美智子さんは女性週刊誌を必ずチェックするという話を聞いていました。(多分に昭和の時代からだと思います)そもそも女性週刊誌が美智子さんについての褒め記事を掲載する為に出来たとか?

    てっきり雑誌社が送り付けていたのかと思ったら愛読書だったのですね。

  • 偏差値が違い過ぎると会話が成立しない。

    あまつさえ品性や興味の対象も正反対ならば。

    雅子陛下にとって、皿マント夫人の考え方、言動、行動全てが理解の外だったと思う。

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  • 上皇后とは名ばかりお偉いさんで、やる事成す事が現皇后雅子様とは能力も育ちの差も出て、目も当てられない事態ですね。現役を退いて85歳にしてなお週刊誌/TVの自分の評判が気になるんですか。やはり入廷前から精神病だったのは本当ですね。昭和天皇も何故このような輩を皇室入りさせてしまったんでしょうね。調べればお見合いを何度も断られる程問題がある人物だと判かったでしょうに。

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