もぞ緒の覚えきれない事柄の備忘録的メモ

なんか・・・急にHDDがアクセスしっぱなしになった。
少し待ってれば・・・あれ？全然終わらない・・・
動作が重くてタスクマネージャを起動するのも一苦労・・・
あれ？なんだこれ？COM Surrogate?ってのがすげーメモリ食ってる・・・しかもどんどん増えてる？・・・

強制的に再起動しても起動時からHDDアクセスしっぱなしになっちゃうし・・・
もしかしてヤバい状況？

冷や汗かきながらとりあえず回避方法を見つけたので誰かの役に立てたら、と。
※といいつつもプロセスの停止やファイル削除が絡むのでPC操作に自信のない方にはお勧めしません。

★まずは現状への対処
タスクマネージャを起動する（できれば起動直後の重さが軽度？のうちに）
メモリ使用量が上昇しているdllhost.exe (COM Surrogate)のプロセスを終了する
※使用量順でソートしておけばすぐにトップに来るのですぐにわかる。
1回止めても再開する恐れがあるので数分監視して再開しないのを確認。

これでHDDアクセスは止まるはず。
ただしこのままでは根本解決には至っていないので次に起動するとまた発生しちゃう。

★次は発生要因を叩く
ただしこれはあくまで私の場合こうだったというだけなので万人に通用するかはわからない。

原因は動画ファイルをローカル保存したことでした。それもデスクトップに。
デスクトップにあったので起動するとすぐにこの症状がでてしまっていたようです。
ここらへんが起動直後に症状が出る場合とそうでない場合の違いのようです。
とあるフォルダにアクセスすると発症って人はそのフォルダに原因ファイルがあるってことですね。

どうもそのファイルにアクセス（再生しなくてもシステムがプロパティを見にいっただけで）すると、dllhost.exeが起動して例のCOM Surrogateのプロセスがはじまり延々と処理を続けるみたい。
Windows7のエクスプローラって動画ファイルのサムネイル表示されますよね。どうもそのサムネイルをシステムが作るためにdllhost.exeを使用するようなんですが、その過程で動画ファイルのインデックスが壊れているとやたら時間がかかったり無限ループしちゃったりするようなんです。
ストリーミングや著作権がらみで意図的にそうしてるファイルもあるみたいで、動画実体のあるサーバにでもアクセスするのか延々とスキャンします（途中でコケてエラーが出るって方もいるようですね）。

原因ファイルの確認方法ですが、先ほどのタスクマネージャを利用する方法と同じで、もし実行中のdllhost.exeがあれば、終了しておきます。あ、タスクマネージャは常に前面表示にしておいてください。
そして、怪しそうなファイル（症状ではじめた頃にダウンロードした覚えがあるファイル）をひとつひとつクリック（再生する必要はない）してみると・・・、dllhost.exeがひょいと起動するファイルがあったら大当たりです。

さきほどと同じようにプロセスを終了して、そのファイルを消しましょう。dllhost.exe終了せずに削除しようとすると、「削除の準備中」のダイアログが出てこれまた延々と終わらない処理をはじめちゃいます（その場合はキャンセル）。
※追記：インデックスを構築しなおせば正常化する可能性もあるらしいので、貴重なファイルである場合は削除せず、修復するまではとりあえず拡張子をリネームしておくって手でいいのかも（偽装拡張子に関わらずヘッダで判別されちゃうなら圧縮しちゃうとか）。

あと、dllhost.exeを終了しても、プロセス云々と出て削除自体ができない場合もあるようですが、その場合はコマンドプロンプトからDOSコマンドでDELしてみるとうまくいく場合があるようです。

一人でもこれで救われる人がいたらいいなぁ。