「そうかな~?可愛いかな?」とるり子はお姉さんにそう言い、そして順子が「こうた、スカートだって~!」と僕にそう言いました。
「こうた君、スカート履いて見る?」
るり子が順子の言葉に答えるように笑いながら僕に言うのでした。
僕は顔を赤くして、おねえさんになんて思われるだろうと考えていたのを覚えています。
美容院を出ると、風に髪の毛が流れるのを感じました。いつも床屋さんにいった後の感じとは違います。
「ねぇ、今から●●ストアーに行かない?」
るり子が順子ととみ子に提案しました。
るり子の意味深な笑みに何かを察した順子ととみ子はすぐに「いいよ」と答え、「お前も行くんだよ」と順子は僕にそう言いました。
●●ストアーとは、食料品や衣料品、その他家電製品や雑貨やおもちゃ、飲食店などが入っている複合店です。僕たち子供たちはたまにしか行きませんが、僕たちの地域の人たちはここでみんな買い物をしていました。
「ねぇ、@@屋でラーメン食べない?丁度お昼だし、お腹も減ったしさ。」
るり子が、順子ととみ子に言った後「こうたも食べるよね?」とそう聞いて来ました。でも幸いに床屋代しか持っていなかった僕は、「これで帰れる」と思い、「でも、お金がないから僕はいい・・・、です。お家で食べるから」とそう答えました。
「いいよ、こうた君のも私がおごるから。」
「え~!?いいな!」順子ととみ子が羨ましそうにそう言いましたが、るり子はその言葉には反応しませんでした。
「いいよ、いいです。僕、お家に帰ります。」
僕は、3人と別れたくてそう言ったのですが、るり子達の強引な誘いにより断ることができませんでした。
「こうた君、もう少し付き合ってね。」
るり子は、ラーメンを食べながら久しぶりに”クン付け“をして僕にそう言い、そして優しい笑顔を見せてくれました。その笑顔は、好きだったころのるり子の顔だったので、僕は少し照れてしまった事を覚えています。
ラーメンを食べ終わると、るり子達は洋服売り場へと行きました。もちろん、僕もその後を付いて行ったのですが・・・。
僕はその売り場には通り過ぎる位しか、ほとんど行った事がなく、カラフルな色の女の子用の洋服をかわいいなと思いながら見ていました。
るり子は、2、3着のスカートを見つくろい、試着室へ入って行きました。順子やとみ子も試着室の前に近づき、るり子が着替えると「似合ってる~」とか言いながら盛り上がっていました。僕は少し離れた所から3人を見ていました。それからも、スカートを売り場から持ってきて、何着か試着をしていました。しばらくすると、順子がるり子の入っている試着室に入っていったので、僕は「何をしているんだろう、二人で試着室に入って?」と思っていると、とみ子が僕を手招きします。僕にも似合っているか見てほしいのかな?と思いながら僕は試着室へ近寄って行きました。
「ねぇ、ちびこう!これ履いて見てよ。」
るり子と順子は、僕にそう言いながらチェックのスカートを差し出したのです。
僕は言葉に詰まって、断ろうとしていたのですが、順子に試着室に入れらると、るり子は僕のズボンとパンツを乱暴に一気に下ろし、下半身を丸出しにしたのです。幸い、試着室の付近には僕達しかいませんでしたが、少し離れたところでは、女性店員や僕らと同じ年齢位の親子連れがいて、僕はとっさにおちんちんを両手で隠しました。
「あっ!隠したらだめじゃん。見えないだろ。」
順子の言葉に僕は「みんなに聞かれるから、静かに」と声を出しました。
「だったら、両手をどけて気を付けの姿勢だろ。」
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更新お疲れ様です。いよいよのいよいよですね!待ちどうしかったですよ。こうた君には、悲劇ですけどね!頑張れ~
2010/3/22(月) 午後 9:27 [ 涼♂♀ ]
我が儘をきいてくださり、ありがとうございました。
まさか、ここでおちんちんを出されてしまうとは思いませんでした。
良い方に予想がハズレました。
2010/3/22(月) 午後 9:28 [ ファン ]
初めてカキコします。すごくいい小説ですね!
次の更新が待ち遠しいです・・・
更新頑張ってください
2010/3/22(月) 午後 9:35 [ よるみ ]
ファン様、早速のコメントありがとうございます。
よるみ様、はじめまして。コメントありがとうございます。
これからも更新して行きますので、よろしくお願いいたします。
2010/3/22(月) 午後 9:52 [ こうたこうた ]
更新お疲れ様です。
花粉症に負けずに頑張りましょう!
私も花粉症です。
2010/3/22(月) 午後 10:46 [ キャスバル ]
キャスバル様、コメントありがとうございます。
キャスバル様も花粉症ですか?
お互い大変ですね。
花粉症に負けずに頑張りましょう!
2010/3/24(水) 午後 11:44 [ こうたこうた ]