「それから、るり子がこいつのパンツを脱がして、こいつのアソコを観察して、アソコだけじゃなくお尻の穴とかも見て、それから、こいつのかわいいのみんなで触ったんだよね。」
「まじで!?かわいいのって、アレの事?」アカネと菊代は信じられないといった声を上げました。
「そうだよ。こんくらいのかわいいのをみんなで触ったんだよね。これくらいだよね、ちびこうの!?」
るり子は、俯いている僕の視線に入るように親指と人差し指を広げて僕にそう言いました。
「お前、すごい小さいじゃん。赤ちゃんより小さいんじゃない」アカネは笑いながらそう言い、菊代は大爆笑をしたままです。
「そしたら、いっちょまえに勃起したんだよね。」
順子が続けてそう言い、それに続けて「でも、みどりの小指と同じくらいなんだよね」とゆみかが続けたので、僕を囲んでいた女子達は大爆笑でした。
「おかしくて死にそう!それにしてもこんなに情けない男子初めて見た!」
「おい、ちび。私にも見せて見ろよ。お前のかわいいの!」
アカネは本気とも冗談ともとれるように、僕のズボンを掴みそう言ったので、僕はびっくりしてズボンを押さえました。その様子を見てまた女子達は大爆笑です。
「ちびこう、アカネにも見せてあげたら、かわいいちんちん。」
るり子の発言にもみんな大爆笑です。
近くにいた女子が、るり子の“ちんちん”という言葉に反応するかのようにこちらを向いたので、みんなにばれると焦った事を覚えています。
「絶対に嫌です。」
僕は、るり子の言葉に精一杯答えました。
「そんなに恥ずかしいんだ。」
菊代はひとり言のように呟き、「恥ずかしがると余計に見たくなるね」と付け足しました。アカネはまた僕のズボンを引っ張ったりしています。
アカネの何回目の行為か忘れましたが、アカネが僕のズボンを引っ張った瞬間、僕は思わず「やめろよ!この男女!」と言ってしまいました。アカネはゆみかと同じくらいの背丈ですが、少々男の子っぽく、僕がまだクラスの女子たちにおちんちんを見られるまでは、アカネの事を陰で「男女」と呼んでいたのです。それで思わずそう言ってしまったのです。突発的な事故です。
「今、なんて言った?男女っていった?そんな事言うんならお前はオカマだよ。男のくせに女子に素っ裸にされて、情けない男だよ。オカマが!」
アカネもきっと、僕達男子が「男女」と呼んでいるのを知っていて、腹が立っていたのでしょう。その「男女」とこの僕に言われたのですから、怒りはなおさらです。
「おい!もう一回言ってみろよ!」
アカネは僕の髪の毛を掴み、そう言いました。
「ゆみか!私、こいつ泣かしていい?」
アカネがそう続けた時、運よく次の授業が始まり近藤先生が入って来ました。そして、僕の髪の毛を掴んでいるアカネを発見してくれたのです。
「何やってんの!?」
近藤先生は、アカネを詰問するようにそう言い、そして「駄目じゃない!髪の毛なんか掴んで!こうた苛められてるの?」とそう続けました。アカネは近藤先生の言葉と同時に僕の髪の毛から手を離し、近藤先生の質問に答える事ができず、ただ近藤先生を見ていることしかできないようです。
僕は、内心“ざまみろ”と思いながら、成り行きを見ていました。
「先生、違うんです。こうた君が以前、あい子ちゃんを苛めていて、それをアカネが注意していたら、こうた君がアカネの事を男女とか言って馬鹿にして、変な事を言ったんです!」
声の主はるり子でした。アカネを救うようにそう発言しました。他の女子もるり子の言葉に、「そうなんです。こうた君があい子の事苛めていたので注意していたんです」と打ち合わせをしていたかのようにそう続けるのでした。
「こうた!立ちなさい!」
女子達の言葉を受け、近藤先生の矛先が僕に向いて来ました。僕は、“そんな”と思いながら、黙って立ちあがりました。
「あなた達も席につきなさい。」
近藤先生の言葉に女子達は席にもどっていきました。
「こうた、まわれ右しなさい。」
僕は、近藤先生の言葉に従い、まわれ右をしました。女子達の顔が一斉に僕に向けられました。
「こうた、男子が女子を苛めるというのは、とても恥ずかしい事なんだけど、あい子ちゃんを苛めてたの?」
近藤先生は、先ほどより少し優しい口調で僕に聞いて来ました。
「・・・。」
僕は黙ったまま、俯くしかありません。確かに以前はあい子を苛めていたのですから・・・。
「こうた、俯かないで、しっかり前を向く!そして質問に答える!」
近藤先生の大きな声に、僕は反射的に顔を上げました。その動作がおかしかったのか、女子の笑い声がかすかに聞こえました。
「どうなの?あい子ちゃんを苛めていたの、どっち?」
僕は、黙ったままです。
「こうたが、あい子ちゃんを苛めているのを見た事がある人?いるかな?」
近藤先生の言葉に、60人の女子の内半分くらいが手を上げました。
僕は心の中で、“それは4年生の時までだろ、最近は苛めてないじゃないか”とそう呟いていました。
「こうたっ!何で自分で言わないの?こんなに沢山の女子が、君があい子ちゃんを苛めているのを見てるのに、とぼけるつもり!?」
「いえっ、あの、今は苛めていません。小学4年生まで・・・」
「いつまでかは関係ないの!苛めていたか苛めていないか、どっち!?」
近藤先生は、僕の言葉をさえぎるようにそういいます。そして「どっち!?」ともう一度詰問口調で聞いて来ました。
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更新お疲れ様。先生にまで、責められちゃうのかな?なかなか詠めないですね。でも、また、それも楽しみです。
2010/2/5(金) 午前 0:11 [ りょう♂ ]
先生、バッドタイミング。でも、もしかしたら、先生が出て来たことによって更に恥ずかしい目にあうのかな?
2010/2/5(金) 午前 1:34 [ ファン ]
先生、何故来たの?
あかねが初のスパルタかと思ったのに。
次が楽しみです。
2010/2/5(金) 午後 6:50 [ キャスバル ]
萌えますね
2010/2/6(土) 午後 4:24 [ PK ]
罰はお尻叩きとかかな
期待
2010/2/8(月) 午前 3:07 [ masa ]
りょう様、ファン様、キャスバル様、おちんちんみて様、masa様、コメントありがとうございます。
何かとご意見などいただけてうれしいです。
また近いうちに更新しますのでよろしくお願いいたします、
2010/2/8(月) 午前 8:37 [ こうたこうた ]