第89報 野田佳彦さん頑張って
日本国は今、未曾有の危機にある。これを克服しなければ日本国の将来は危ない。
その第三は、福田総理とその内閣である。福田総理はその資質において総理の器ではない、彼はおよそ政治家になるべき人物ではないのである。抱負経綸のカケラもない、そして日本国よりも中国の事を考える総理である。一刻も早く引き摺り下ろさなければならない。
その第二は、小沢一郎氏である。彼は今の政界で小泉純一郎元総理と並んで、最もダーティーな男である。この機会に民主党の代表から引き摺り下ろさなければ、民主党は政権を取れない。選挙に負ける、よしんば万一選挙に勝っても小沢総理が出現すれば日本国は破滅の道を一挙にずり落ちてしまう。
その第一は、天皇家の危機である。敗戦のとき鈴木貫太郎首相は、国体は護持されたと国民に説明してポツダム宣言を受諾した。勿論あのとき降伏をして戦争を止めなければ、もっともっと日本国は惨めな状態に追い込まれていた。だから降伏は唯一の生き残りの策であり正しかった。
しかし国体は完全には護持されなかったのである。その結果が現行憲法の占領軍による押し付けである。従っていま日本国にとって一番大切なのは憲法改正である。国の基本である憲法を改正し改めて伝統ある国体を取り戻さなければ、日本国の将来は危ない。
ロシアのプーチン氏はロマノフ王朝の再現を真剣に考えているという。筆者はこのプーチン氏の考えを深刻に受け止めているものである。もしそれが実現すればロシアの将来にとって誠に喜ばしい事だと思う。
敗戦時の憲法改正を自主的に出来なかった事の責めは、当時の外務大臣だった吉田茂氏が負うべきものである。怠け者でしかも狡猾な吉田氏が占領軍との最も困難な交渉を担うのを避けてサボタージュをした。そのため押し付け憲法を日本国政府が受け入れざるを得なくなったのである。吉田氏は最重要な外務大臣としての職責を怠ったためである。
今度の選挙では必ず民主党に勝利してもらいたい、そのためにも小沢一郎氏を民主党から追放しなければ駄目だ。
山 路 信 義
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