こうたの物語集

僕は「嫌に決まってるだろ！」とそういいました。でも最後の方は泣きながらになってしまいました。
「まだ、元気な声出るじゃん！」
みどりがそう言いながら笑いました。
「頑張れ！男子！ハハハッ！」
桜が僕を馬鹿にするように言い、「そう！？嫌なの？でも見ちゃうよ！」とそう付け足しました。
「おちんちん見られた時のこうた君の顔が見たい」とるり子が言ったので、ゆみかは僕の髪の毛を掴み動けないのを確認すると、胸とお腹に座っている二人の女子をそこからどけました。
僕は、逃げようと思い上半身を動かそうと思いましたが、ゆみかが僕の髪の毛を掴んでおり、胸は少し浮いたのですが、肝心の頭は動かすことができず、結果として、胸とお腹の女子がどいただけの格好になっただけでした。
「こうた君、こっち見て」
るり子が笑いながら僕にそういいました。ゆみかはるり子が見えるように僕の髪の毛をつかみ、そして後頭部を持ち上げました。僕は涙でぼやけてよく見えませんでしたが、にっこり笑っているようでした。
「涙でみえないんじゃない？」
そうるり子がいうと、美智子が投げすれられた体操服を拾い上げ、乱暴に僕の顔の涙を拭きました。
「ほら、顔上げて、鼻水も出てるよ！ちゃんと拭いてあげる！」
普段は相手にもしていなかった大人しい美智子そういわれながら乱暴に顔を拭かれて、悔しかったのですが反抗もできずにいました。
そのまま顔を拭かれ終わると、僕の目の前にはクラスの女子全員の顔がありました。正確に言うと、髪の毛を掴んでいるゆみかを除く全員ですが・・・。女子達は僕の顔を見て笑みを浮かべています。
そして「こうた君ごめんね」そう言って、僕のズボンに手を掛けました。
「ねぇ、脱がしやすいようにお尻を持ち上げてあげて」
僕は、体に力を入れました。しかしながら、るり子の声と共に、僕の腰とお尻の部分が浮き上がりました。そしてるり子は僕のズボンを下ろし始めたのです。
るり子はズボンを下ろしながら、「男子は出っ張りがあるからすぐ脱がせないかと思ったら、こうた君はあまり出っ張りがないね」と笑いながら他の女子に言っていました。
僕は、その時パンツも脱がされたのかと思い、恥ずかしさの為に体に力を入れましたが、ズボンだけ下ろされたようでした。
僕は、その時無意識のうちにパンツを下ろされたと思い、「キャー」と声を上げたようでした。その声を聞いて女子達は「キャーだって！」と笑い、そして「まだパンツ脱がしてないよ」と付け足しました。
「君は女か？ハハッ！」
順子が笑いながら、僕に言いました。
るり子は僕のズボンを器用に右足から抜いて左足を抜いて、ズボンを脱がし、そしてズボンを丸めると遠くへポーンと投げ捨てました。そして僕はついにパンツだけになってしまいました。
その時はアニメのキャラクターのパンツを履いていたようです。そのパンツを見て「まだお子ちゃまだね」とそうるり子が言ったからです。
「こうた君、パンツだけになっちゃったね。ハハッ！」
るり子はパンツ一枚になった姿を僕に確認させました。
そしてすぐに、笑いながら、「こうた君、これおしっこじゃない？」と声を上げました。
女子達はどれどれと言った具合に僕の股間に注目して笑い出しました。
そうです、僕はズボンを脱がされるとき、おしっこを漏らしてしまいました。おしっこの量はパンツに染みを作る程度ですが、それでも女子から嘲笑を浴びるには十分な量でした。