| 第107報 天命による麻生内閣の使命
 既に起きてしまった事は否定しようがない。これに適切に対応するのが政治の責任である。国際協調は勿論必要である。しかし現ナマがなければ効果的な措置は採れない。国民の税金を投入すると言うことでは、いづれの国も一般国民は納得しないだろう。各国政府を支援することは特別資金の使命でもある。
 
 今日本国政府に課せられた事は、この特別資金の供用に全面的に協力することである。しかし今まで過去において、田中角栄、福田赳夫、中曽根康弘、竹下登、小泉純一郎の各総理大臣が職権を乱用して、この資金の不当な掠め取りをして来た。最近の調査では、歴代の財務省を中心とする一部高級官僚も、それぞれ100億円オーダー以上の資金を掠め取り、隠し持っていたことが判明しているという。
 
 財務官僚はあと4,5年経たないと、竹下登氏の息のかかったグループがいなくならないと言われている、その中心が武藤敏郎氏であった。未だ職権を握っている竹下氏の残党どもが、特別資金の適正な運用を悉く妨害して来たのである。
 
 全く手の汚れていない麻生太郎総理と、中川昭一財務相だからこそこれを打破し、正しい協力態勢を作ることが出来るのである。一方民主党の小沢一郎氏は、既にドロドロに汚れている。従って小沢民主党には政権は絶対に渡せない、小沢総理になれば特別資金は絶対に動かない。日本国のみならず世界が困る。民主党は政権が欲しいのならば先ず小沢一郎氏を除名してからにすべきである。
 
 山 路 信 義
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