「この子、ちんぼ起ってない?」
京子の言葉を聞いて、ゆみかとみどりは僕に近づいて来ておちんちんに目をやりました。
「変態」と小さい声でみどりが言いました。
京子の言うとおり、僕は、何故だか其の時勃起していました。
「やっぱり、この子嫌がってないよ。」京子がニヤニヤしながら僕の顔を見ながら言います。
「私、嘘ついてないでしょ!」
勝ち誇ったように、やよいがゆみかとみどりに言いました。
恥ずかしくて、情けなくて、それでも勃起している僕は、泣くこともできず、ただ顔を赤くして体操服を捲り上げているだけでした。
目をゆみかに向けると、ゆみかは黙ったまま、そして大きく目を見開いて僕のおちんちんをじっと見つめています。すると、あい子がトイレに入って来たのです。あい子は僕の姿を見ると「わっ!」と声を出して、そして僕のおちんちんを見ていました。4年生まで苛めていた女子にもおちんちんを見られてしまいました。正確に言うと、女子のいいなりにおちんちんを見せている姿を見られたわけです。
あい子の声を合図のように、ゆみかは僕の視線に気付くと、一瞬怒った様な顔をして、先日、僕を泣かした時のように僕に背を向け、トイレの外へ走っていってしまいました。みどりも「変態」と一言発して、ゆみかに続いてトイレから出て行きました。あい子も遅れてトイレから出て行きました。
「邪魔者はいなくなったね。こうた君。こういうの勃起っていうんだよ。」
やよいは、先日みゆきに教えてもらった勃起という言葉を早速使って京子に説明し始めました。
京子は「そんなの知ってるよ」としたり顔で言い、そして「もう少し体がでかくなったら、精子も出るかもよ」と当時の僕にはよくわからないことをやよいに言っていたのを覚えています。
そういいながら、京子は僕のおちんちんを触りながら「小さいけど、固いね。」とやよいに笑いかけていました。
僕は、触られている間、体操服を捲り上げたまま目をつぶって我慢していました。今考えれば、恥ずかしさの我慢とひょっとしたら気持ちよさの我慢をしていたのかも知れません。
そして京子がおちんちんの先っぽを摘み、玉を見て「かわいー。もうすぐ精子が出るかもって言ったけど、まだまだ精子は作れないよ、これじゃぁ」と言って、僕の玉をきゅっと優しく手のひらで包みました。それから京子が、僕のおちんちんのさきっぽを包むようにしたかと思うと、「ちんぼの皮剥いたるわ」とそう言って、おちんちんの皮を剥こうとしたので、僕は怖くなって、其の時声を上げて泣きました。
突然の泣き声に京子はびっくりしたようで、京子は、僕のおちんちんから手を離すと、「わかったから、泣かないでよ」とそう僕の頭を撫でながら言いました。僕の泣き顔や泣き声に慣れているやよいは、京子の変わりに僕のおちんちんを掴むと、「許してやるから、これからも言うこと聞くよな!」と僕に言い、僕が「はい」と言うまで離しませんでした。
二人が女子トイレから出て行った後、僕はパンツとズボンを上げ、洗面所で泣き顔を悟られないように顔を洗って、僕もようやく女子トイレから出て行きました。もう二人の姿は無く、僕はまた家へと走って家へと帰りました。
翌日また、学校に行くのが憂鬱になってしまいました。先日、とても恥ずかしいところをゆみかだけではなく、みどりやあい子に見られてしまったのと、ゆみかを裏切ってしまったようなそんな気持ちから、学校に行きたくないなと思いながら、学校に行きました。
教室に入ると、案の定、何かが違います。クラスのほとんどの男子が、僕の事を無視しているのです。
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小学生時代やっぱりいいですねぇ~完結してからまた最初から読みなおすのが楽しみです。小説の方も楽しみに待っています。ファンの方限定とのことですが、どっかから登録するようになっているのでしょうか?教えて下さい。
2009/3/24(火) 午後 10:41 [ ハッセル ]
ハッセル様、いつもコメントありがとうございます。
ファン登録についてですが、ごめんなさい、僕も知らないんです。
調べてみますが、ハッセル様の方が早く判ったら私にも教えて下さい。
2009/3/26(木) 午後 7:54 [ こうたこうた ]
とりあえず、ここまで読んできました。
壮絶というか…
子供の頃の経験でこうたさんのM性は開花されてしまった感じがしますね。
また時間のある時に順序よく読ませて頂きます。
2009/11/7(土) 午前 2:01 [ - ]