志方あきこさんのHarmoniaパンフレットについてきたCD。ようやく聴けました。
…自分の語彙数の足りなさが悲劇を産むくらい癒される曲、志方さんの歌声。
生きてて良かった。
個人的にはオルゴールの曲が大好きなので、『儚』が一番好きでしょうか(歌はどうした)。
もの悲しい曲の中に、一筋の希望がさして見えるような…。パンフレットの中の世界が一つの宝石箱ならば、この曲はその中に内蔵されているようなオルゴール曲。
理不尽や嫌な事この世界には沢山あるけれども、その中に必ず暖かく優しいものが存在します。
その理不尽や嫌な事はとても大きなもので覆すのはとても大変な理。
しかし、その理の空間に幸福を運んでくれるのは目に見えないような小さく儚い存在。
その小さく儚い存在は見ようとしてもなかなか見ることは出来ず、大きな理は何時だってこの世界の人達に厳しい。だけど、本当に必要なとき色々な形で必ず現れる。
この世界は皆平等でした。
辛い事を知っている人は、幸せになった時普通の人の何倍も幸せを感じることが出来ました。
普通に生きていた人よりもそれは贅沢なのかもしれない。
自分達の世界もこういうように生きて行きたいです。
ここの世界は周りの国を見れば本当に不条理で一杯です。産まれてすぐ死んでしまうような子もいたり、飢えに苦しんでいる人も沢山いる。嫌な世界。
でも、心の平等だけは奪われたくない。
辛いこと悲しい事を知っているからこそ、知らない人がさして感じられない感謝や幸せを当たり前に感じない心を持つ儚い存在は、金銭的や地位に恵まれている人とさして変わらないくらい幸福。
もし世界の人達がこう思えたら、この世界は本当に平等になれるのに…。
そう感じさせられる曲でした(曲自体はとても短いのですが、文章は無意味に長くなったorz)。
一層のこと本当のオルゴールになりませんかね。
自分で作れなくは無いでしょうが、時間を有する(^^;)。
あの厚紙で音符をパンチで穴開けて、手動で音を鳴らすあれですが。
|