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第115報 麻生さん漫画を読むのは止めなさい
筆者がまだ幼い時、小学校の生徒だった時父に聞かされた話なのだが、一木喜徳郎氏と平沼騏一郎氏は帝大(東大)法学部の同窓で成績は、いづれかが首席でいづれかが殆んどドン尻であったという。しかし両人とも卒業後内務、法務の最高位につき共に相前後して枢蜜院議長を務め、平沼氏は総理大臣にまでなったということであった。
偶々最近になって学習院時代の麻生総理の成績を知るところとなって、漫画好きの所以が判ったような気がしたのだが、学業成績が首席とかブービーとか言う事は取るに足らぬ事である。本人の知性と努力と見識の問題であって、現今東大法学部卒の成績がトップレベルの財務官僚、前日銀総裁の福井某氏など俗物であり見識も知性もなく、全く尊敬に値しない。
麻生総理が漢字を読み間違えたことは褒めた事ではないが、漫画を止めてまともな日本文の本を読むことをお勧めしたい。取り敢えず平沼赳夫代議士が監修された福沢諭吉翁の著作、日本皇室論を精読されたらよい。いまの自民党、民主党の代議士、日本国の高級官僚、更に一部のいかさまジャーナリストどもにも読ませたい本だ。必読の書として広く諸兄姉にお薦めしたい。
山 路 信 義
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