みほは笑みを浮かべて僕達3人を迎い入れててくれました。
部屋の真ん中に丸い小さなテーブルに座布団が6つおいてあり、一番奥の座布団に座るように僕はみほに言われ、僕は大人しく座りました。
「この子、素直に着いて来た?」
みほが僕をちらっと見て、そしてやよいとめぐみに聞きました。
「うん、結構素直だったよ。一応男だから約束は守るみたい。」
「じゃぁ、また見せてくれることはこの子も納得してるんだ。」
「そうだと思うよ。」
みほの問いかけにやよいとめぐみが交互に答えます。
「僕は、別にみほの家に遊びにいくんだよ、としか聞いてない!」
僕は、声を出して3人に抗議しました。
「じゃぁ、改めて前約束した通り、ちんちん見せてね。(笑)」
みほは、嫌味な言い方をして、これまた嫌味な笑いを見せて僕に言いました。
「あんた、苛められそうな所助けてやった恩を忘れたの?」
「あれは別に苛められてなんかないよ。いつもちょっかい出してくるだけだから・・・。いつもはあんな奴にやられっぱなしじゃないから・・・。」
僕は、同じクラスの女子に苛められてると思われていると思うと少し腹を立てて、少し口を尖らせて、やよいにそう言いました。
「えらそうに、言っちゃって!私に何度も泣かされたくせに。案外、あの子にも泣かされたりしたことあるんじゃないの?」
「そんな事絶対ないよ。あいつになんか泣かされたことない。男子にだって泣かされた事ないし、喧嘩だって結構強いんだよ、俺!」
「もういいって!そんな事言ってる割には、やよいに何度も泣かされて、この前なんか女子トイレでちんこ出して泣いてたじゃん(笑)」
僕は、めぐみにそう言われて黙るしかありませんでした。
「じゃぁ、私と喧嘩してみる?」
続けてやよいにそう言われ、僕は下を向きました。
「今日は、もっとゆっくり観察したいと思って、あそこはちょっと暗くて、いつ人が来るか落ち着かなかったでしょ、だから今日は家まで来てもらったの。」
みほは、僕に“だからここでちんちんを見せるのよ”という様な言い方で僕に言いました。
僕は、少し泣きそうな顔になったのかもしれませんが、なるべく悟られないように下を向いていました。そして、ズボンとパンツを脱ぐ事を少し覚悟をしました。
すると、ノックと共にみほの部屋のドアが開きました。
「こんにちは~、おやつ持って来たよ~。」
そう言いながら、二人のお姉さんとみほの妹だと思いますが、僕より2歳くらい下の女の子がお盆におやつとジュースを持って入って来ました。
僕は、お姉さん達が来た事で助かったと内心思いました。
「お姉ちゃん、おやつなんか後でいいのに。」
「そんな事言ったって、ミーがおやつ食べたいってうるさいから。なんか友達と遊ぶんだって!」
みほの言葉に答えたのがみほのお姉さんのみゆきのようで、中学1年生ということ、もう一人のお姉さんはみゆきの友達のさよりだということ、ミーというのは妹のみなということがおやつを食べながら話しをしている途中で知ることができました。
二人のお姉さんのイメージは、みゆきはとても優しそうな姉妹思いのお姉さんっという感じを受けましたが、さよりは少し怖そうなお姉さんという感じを受けました。
みゆきは、みんなのおやつをお盆で持ってきていたので、さよりが、そのお盆からみんなの分のおやつとジュースを配ってくれました。妹のみなだけは自分のおやつとジュースを自分で両手で持って来ていました。
―そういえば、この前トイレでやよいに脱がされているとき、外で私のところお姉ちゃんと妹しかいないって言ってたけどみほが言ってたんだ―と僕は思いました。
おやつはドーナツとオレンジジュースで、ドーナツはみほのお母さんの手作りと聞いて、とてもびっくりした事を覚えています。
みほが、みゆきとさよりに向かって「この子は同じ学校の5年生で名前はこうた、喧嘩が強いらしいよ、やよいには負けるけど(笑)」そう紹介しました。
僕は、恥ずかしくて顔を赤くしましたが、みなを除くみんなは笑っていました。
「(笑)こうた君は、ドーナツ大丈夫?オレンジジュースも?好き嫌いない?」
「はい、両方とも好きです。」
「こうた君は、スポーツは何かやってるの?」
「はい、野球をやってます。」
一人っ子の僕は、こんな優しいお姉さんが欲しいなぁと思いみほが羨ましく思いました。
「こうた、敬語で話せるんだ?」
僕がみゆきと話しをしているのを聞いて、皮肉っぽくやよいが僕の名前を呼び捨てにして言いました。
「だったら、私たちもこうたより年上なんだから敬語で話しをしてよ。(笑)」
続いてみほも調子に乗って僕に言ってきます。
みゆきは僕達を優しい笑顔で見ていました。
おいしいドーナツとオレンジジュースを飲みながら、今日は何もせずに帰ることができると僕は完全に安心しきっていました。みんながおやつを食べ終わる頃、みほがみなに「みな、もうそろそろ友達のところに行かないと遅くなるんじゃない」とそう言いました。みなは僕に言い慣れないような口調で「ごゆっくり」と声を掛けて、みほの部屋から出て行きました。
少しの沈黙の後、めぐみが「ごちそうさまでした」と言ったので、僕を含むみんなも「ごちそうさまでした」と言いました。
みゆきとさより、そしてみほがおやつの皿とコップを片付け、テーブルを部屋の隅に立て掛けて、部屋の真ん中に6人輪になって座りました。
やよいが、みほとめぐみに「そろそろ」と言った後、僕に「こうた、椅子に座って」と、勉強机に備え付けの椅子を指差して言いました。僕は、言われるまま勉強机の椅子に座りました。残りの5人は僕を見上げるように見ています。
「こうた、見せて」とみほが言いました。
僕は安心しきっていたので、一瞬何をと思いましたが、おちんちんを出せと言っていることにすぐに気がつき、椅子に座ったままみんなから視線をはずして下を見ました。
「こうた、約束でしょ!」「約束したじゃん」とやよいとめぐみが僕の気持ちなど気にせず、僕に浴びせてきます。
僕は、お姉さん達に助けを求めるように、「だってお姉さん達がいるから・・・」といいました。するとみほは、何を言ってるのというようなトーンでこう言ったのです。
「今日、見たいっていったのは、お姉ちゃんだよ。」
続く
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だんだんと見られてしまう女の子が増えてきますが、初めて見られた瞬間ほど恥ずかしいものはないような気がします。
2008/5/5(月) 午前 0:56 [ ファン ]
そうですね。
いくつになってもその気持ちは変わりません。
2008/5/5(月) 午後 6:54 [ こうたこうた ]
検索から探していたブログに漸く出会えました。
印に足跡を残していきす。ペタッ
2008/5/6(火) 午後 7:06 [ ゆいか ]