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第118報 埋蔵金は有る様で無い
日本国の財政は約800兆円以上の国債以外に別に約800兆円穴があいているのである。従っていわゆる埋蔵金と言っているものも数字はあるが、裏付けになるべきその分のお金は使われてしまっていて、ないものが殆どである。
今回麻生総理が庶民の生活支援金か景気対策という名目で支出する約3兆円も、引き当てとしている埋蔵金は、実は空である。数字だけだ。それをどこから持ってくるのかこれが問題である。
しかし実施するからには麻生総理が、持ってくるのであろう。もし持ってこれるのなら、むしろ麻生総理と中川昭一大臣の手腕を高く評価すべきである。埋蔵金を使い込んでしまったこの責任は、歴代の大蔵(財務)官僚である。従って現在の財務官僚には金の手当ては出来ない。
さらに20兆円の景気高揚策、その他の施策についても財源のうち埋蔵金を引き当てにする分は、麻生総理が何処からか持ってくると言うことだろう。筆者は麻生氏がその気になれば出来ると思う。しかもこれは麻生氏でなければ出来ない。小沢氏ではだめだ。
現今、民意民意と言うが民意とは何か、怪しげな世論調査の結果が民意だといわれているジャーナリズムが、真相を国民に知らせることが出来ないで一方的にくだらないゴシップを流して、安倍総理のときは、誰々がバンソーコーを貼っていたとか、今度はホテルのバーで酒を飲むとか、字を読み間違えたとかいうゴシップめいた情報でただ世論を左右している。これでは事実が何も見えない。ジャーナリストよもっと真剣に勉強しなさい。
いま麻生総理を引き摺り下ろして、誰が後をやる。その後任がこの埋蔵金の空の穴埋めをすることが出来るのか。ここで政治家も国民もよく冷静に得失を考える必要がある。
山 路 信 義
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