こうたの物語集

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公園で泣かされた日以来、Kさんの家には行きにくくなり、母に頼んで家で両親が帰ってくる夜中まで一人で留守番をしている日が続きました。ところが、Kさんから夜子供一人は危険だからという理由で夕方から両親が迎えに来てくれる時間までまた預けられることになりました。
学校が終わり、僕は久しぶりにKさんの家に行きました。Kさんの家にはゆみ、ゆかり、ゆりがいましたが、少しよそよそしく感じて寂しい気持ちになりましたが、4人でKさんから出されたおやつを食べているうちに打ち解ける事ができました。
おやつを食べ終わると、ゆかりが「外に遊びに行こう」と言い出しました。ゆみもゆりも賛成をしたので、僕も一緒に外へ出かけることにしました。
僕はなるべく公園だけは前回の事もあるので行きたくなかったのですが、近所で遊べる広場といえば公園しかないので、自然とみんなの足は公園へと向かいます。
僕は、公園に着くと真っ先にあの6年生の女子“やよい”が来ていないか探しました。仮にやよいがいても、相手にしないつもりでいましたが、触らぬ神になんとかで、いたら公園で遊ぶのを止めようと3人に言おうと思っていたからです。
幸いにも、公園には同じ学校の子達がまばらに3,4人くらい遊んでいるくらいでやよいはおらず、ゆかりとゆりの希望もあってまた砂場で今日はトンネルを作って遊ぶ事にしました。砂場で遊んでいる子は誰もいなくて僕たちだけで楽しく遊ぶことができ、今日は楽しいなと思って安心していました。
ゆかりとゆみの二人で作ったトンネルと僕とゆりとで作ったトンネルとどっちが上手にできるか競い合っている時、僕は不意に肩を叩かれました。
「ねぇ」そう声を掛けてきたのは僕の見知らぬスポーツの得意そうなボーイッシュな感じの女子です。正確に言えば、学校で顔を見たことはあるけど話もした事も無い6年生の女子です。
僕は何だろうという気持ちで「何?」と聞きました。するとその女子は、僕に後ろを見るように顎をクイっと動かし、「あの子が呼んでるんだけど」そう僕に言いました。
僕はその女子の言った方向を見ると、あの“やよい”が髪の毛の長い女の子と二人でブランコに座って僕を見ています。やよいと一緒にいるのはこの前僕のパンツを脱がした子でしょうか、ここからはよくわかりませんが、やよいはすぐに確認できました。
「何で僕が行かないといけないんだよ!何の用があるって言うんだよ!」僕は、ゆみ、ゆかり、ゆりがいる手前精一杯強がって言いました。するとその女子は僕に手招きすると、内緒話をするように耳に口を近づけ「やよいが、来ないとまた泣かすって言ってたよ」そう囁きました。
皆さんはどうかわかりませんが、僕は2度も女子の前で泣かされ、そして肉体的にも適わないと判ってしまった今“やよい”に逆らおうという気持ちは全然無く、言うとおりにしようと考える方が普通だと思いました。
僕はゆみに「ちょっと行ってくる」そう伝えました。ゆみは「一人で大丈夫?」と心配してくれましたが、もしもの事を考えて(もしもの事とは万が一泣かされたりする事)「一人で大丈夫」そう答えました。
僕はその女子の後ろをついてやよいのいる所まで歩いて行きました。傍目から見ると姉と弟に見えたかもしれません。
僕はブランコに座っているやよいに「何?」そう聞きました。やよいは何やらにやついて僕を見ています。この髪の毛の長い女子は以前僕のパンツを脱がした子とは別人で、優しそうなお姉さんタイプに見えましたが、やよいに「生意気な顔してるね」そう言ってにやついていました。この女子も学校ではみた事がある程度です。{なぜすぐに別人かと分からなかったかと言いますと、僕たちの学校は体操服が指定されていて1年生から6年生まで男女の区別無く同じ体操服(上は長袖もしくは半袖、下は男子も女子も半ズボン)を着ているため遠めでは誰がだれか見分けがつけにくいからです。}
「何かよう?」僕はなるべくやよいを怒らせないように、でも卑屈にならないようにやよいに話しかけました。
やよいは薄笑いを浮かべながら「あんた、名前なんていうの?」と聞きました。僕は「僕の名前なんかなんで聞くの!?人の名前を聞くときはまず自分からだろ」精一杯の強がりです。怒るかな?そう思ったとき意外にも「私はやよい、こっちはめぐみ、あんたを呼びに行ったのがみほ、答えたからあんたの名前を教えてよ」そう答えてくれました。
僕も仕方なく「名前はこうた」そう答えました。
やよいは、「こうたっていうのか、この前はごめんね。泣かしたり、パンツ脱がしたりして」にこっと笑って僕に言いました。
「いいよ。別に」僕はやよいの言葉にびっくりしましたが、きっと先生に怒られて謝って来いとでも言われたんだろうと思いながら答えました。
「本当に許してくれる?あんな恥かしい所出したり、みんなの前で泣かしたりして本当にごめんね。クラスの女子に見られて恥かしかったでしょ?」やよいは僕に謝ってくれているのでしょうが、僕にとっては思い出したくも無いことですので、「もう良いって言ってるだろ!その話だったらもう済んだだろ!もう行くよ!」そう強めに言い返しました。
続く

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ほっ‥‥!

2008/3/23(日) 午前 7:18 クルクル王子


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