トップ > 石川 > 12月14日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

カモ 木場潟を悠々

元気に泳ぐカモやハクチョウ=小松市の木場潟公園南園地で

写真

 冬の渡り鳥のカモが、小松市の木場潟公園に数多く飛来している。公園の南園地などを中心に、かわいらしいカモが水面を悠々と泳いでいる。

 頭部が緋(ひ)色のヒドリガモ、首と尾羽が長いオナガガモが見られる。木場潟公園協会の藤田勝男代表理事によると、4000羽ほどの野鳥が園内にいるという。ともに9月ごろに飛来した。カモは夜行性で、朝から昼ごろまでは、水面に浮いた状態で眠る。夕方から動きが活発になり、夜になると、近くの水田などに餌を探しに飛び立つ。

 渡り鳥のカモは、毎年4月ごろまで木場潟にとどまるという。南園地では、足のけがのため、いしかわ動物園から3年前、預ったハクチョウの姿も見られる。(長屋文太)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。