第139報 ドースル日本国
訪米した麻生総理がアメリカのオバマ大統領に冷遇されたとハシャイでいるテレビがあったらしいが、冷遇されたとしたら日本国が冷遇されたということだ。日本国のジャーナリズムはそれを喜んで面白おかしく報道しているようだが、いい加減にしたらどうか、そんな無駄口を叩いている時ではない。
今の世界的キャタストロフに本来日本国の果たすべき役割は大きい筈だったのである。それを不可能にしたのは歴代の日本国の総理、田中角栄氏、福田赳夫氏、竹下登氏、中曽根康弘氏、であり最近の小泉純一郎氏である。
さらに後藤田正晴氏であり、それに小和田恒氏、日銀元総裁の三重野康氏、日銀前副総裁の武藤敏郎氏と、それに連なる竹下氏に汚染された元大蔵省現財務省の高級官僚、外務省、防衛省、農林省、通商産業省、等のトップも同罪である。
田中角栄氏が総理になったのは1972年であるからそれ以来だ、特に竹下登氏は総理在任中は勿論、総理を辞した後も死ぬまで悪事の限りを尽くした。高級官僚を泥まみれに汚染し、特殊資金の日本国においての掠奪のシステムを造り上げさせたのである。
このシステムを崩壊させなければ、日本国に資金が来ない。又日本国経由で配分されるべき資金がスムーズに行われない。世紀の一大チャンスである世界を創り直すこのチャンスを徒に拱手傍観しているしか出来ないのである。
アメリカ、イギリスは日本国の政治家、役人のこの体たらくにあきれ返って、怒りを通り越して愕然としている。まもなくヨーロッパのドイツ、フランス等にも日本国の政治家、官僚の堕落が知れ渡るであろう。
今こそまさに、財務省を大粛正し、竹下色を一掃して特殊資金の受け入れのための環境整備を行って日本国を建て直し、速やかに資金を受け入れ、世界恐慌の克服、地球環境問題の解決に邁進すべき時だ。
日本国民はすべからく、100年前の明治維新の偉業を超える日本国のルネッサンスを達成し、世界に寄与し、アメリカと組んで世界をリードするべき正念場にいる事を悟るべきである。
山 路 信 義
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