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【芸能・社会】

米ロックバンド「KISS」 最後の来日公演@東京ドーム YOSHIKIもゲストで花道飾った

2019年12月12日 紙面から

最後の来日公演となる東京ドームのステージでX JAPANのYOSHIKI(左から2人目)と共演したKISS=東京ドームで

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 白と黒の派手なメークなどでおなじみの米ロックバンド「KISS」が11日、東京ドームで、最後の来日公演となるジャパンツアーの東京公演を開催し、3万8000人のファンを沸かせた。アンコールにはメンバーと親交がある「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)がサプライズ出演し、伝説のバントの花道を飾った。

 1974年にデビュー。77年に初来日し、これまで通算12回の来日公演を行ってきた。8日の仙台から始まった今回の来日公演は、1月にスタートした世界ツアー「END OF THE ROAD WORLD TOUR」の一環。メンバーは2021年7月の米公演まで続く同ツアーを最後に、ツアー活動から引退する意向を表明していて、日本でも最後の公演と見られている。

 見納めに駆けつけたファンを前に、ボーカル&ギターのポール・スタンレー(67)は「アリガトウゴザイマス、トーキョー!」とシャウト。「ラヴ・ガン」などのヒット曲を中心に、米国でも大ヒットした坂本九さんの「上を向いて歩こう(SUKIYAKI)」など全20曲を披露し、ベース担当のジーン・シモンズ(70)はこの日も口から火を噴く特技で喜ばせた。

 YOSHIKIが登場したのは、アンコールのバラード「BETH(ベス)」。リスペクトの思いを込めたピアノでドラムのエリック・シンガー(61)の歌声を引き立て、続く「ロックンロール・オールナイト」ではドラムも演奏。東京ドームではX JAPANのライブ以来10年ぶりにスティックを握って沸かせた。名古屋公演は19日にドルフィンズアリーナで。

 

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