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  《写真は、上から、日本一長いケヤキ並木の青葉が目にしみる日本一の風景。広大な航空公園とも一体となったケヤキ並木。車の排ガスも何のその。ケヤキ青葉のトンネルの中を快適ドライブ》
 
  新緑が一段と濃くなり、晩緑(こういう言葉があるかわからないが)である。この時期になると必ず思い浮かぶ俳句がある。江戸中期の俳人、山口素堂作の「目には青葉山ほととぎす初鰹」。いつもの散歩で、「東京特許許可局」と聞こえるホトトギスの声を聞き、スーパーの冷凍ものだがカツオを新物の初鰹(江戸っ子にバカにされるかもしれないが)を食べた気分を味わった。さて青葉はと思い、たまたま埼玉県所沢市へ出掛ける機会があったので、武蔵野を代表するシンボルツリーのケヤキを国道463号沿いに植えた「日本一長いケヤキ並木」を観に行ってきた。武蔵野の面影を今に残す都市公園「所沢航空記念公園」(所沢市並木)脇を走る国道463号沿道
には、青葉のトンネル(ケヤキ並木)は見事だった。目印となる所沢航空記念公園は、日本初の飛行場跡地(約50㌶)を整備した緑豊かな都市公園。園内には航空発祥記念館、万葉植物園、子供の広場などもあり、四季の花々や樹木が茂り一日中楽しめる公園となっている。日本一のケヤキ並木もその一画をなしている。街路樹の中に立つ看板によると、「このケヤキ並木は昭和48年から53年にかけて道路整備に合わせ植えられたものです。浦和市から所沢市までの延長約17㌔、2417本が植えられており「日本一のけやき並木」として、「新・日本街路樹100景」に選定され広く県民に親しまれている。埼玉県」と書かれている。このケヤキ並木は、旧浦和市と所沢市を結ぶ幹線道路のひとつ、国道463号(地元では、通称浦所バイパスと呼ぶ)の総延長19・7㌔のうち大半の17㌔に植えられている。なぜケヤキかというと、ケヤキは武蔵野(埼玉県)のシンボルであり、県の木でもある。落葉高木のケヤキは、スラリと伸びて細かく枝分かれする美しい樹形が特徴。現在は新緑から深緑、晩緑となり、すばらしい緑陰を作り出している。長いケヤキ青葉のトンネルが出現し、いながらにして森林浴ならぬケヤキ浴が楽しめる。川柳ひとつ。「青葉ます心からだも新鮮に」(十専)
 

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