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世田谷一家殺害事件、フィリピン北部の手法でハンカチ使用
19年前、東京・世田谷区で一家4人が殺害された事件で、現場から見つかった包丁が、フィリピン北部で使われる方法でハンカチでつつまれていたとみられることが新たに分かりました。
この事件は2000年の大みそか、世田谷区上祖師谷で、宮沢みきおさん(当時44)一家4人が殺害されているのが見つかったものです。
現場の台所から見つかった凶器とみられる包丁は、ハンカチの真ん中に切り込みを作り、袋状にしたうえで柄の部分を差し込んで使用されたとみられていますが、警視庁の捜査の結果、この方法は、フィリピン北部のイロコス地方やイサベラ州で使われていたことが新たに分かりました。
日本国内の事件では、この方法でハンカチが使われた例はないということで、警視庁は「どんなささいな情報でも連絡してほしい」としています。