こんにちは! 学生時代は日本語と日本文学について専攻、読書が大好きで今は書評ブログに熱中している、こたママです。
この記事では、メンタルが弱いと思う人、クヨクヨと悩み続けてしまう人、もっと自由な人生を生きたい人に向け、
悩まない自分をつくるコツ5つを本書から厳選し、私なりに紹介・解説します。
紹介している本は、こちら!
徳間書店 永松茂久『悩まないカ メンタルが強くなるポジティブのトリセツ。』(2015年)
悩まない自分になるためには、そのための方法や考え方を知ることが何より大切です。
なぜなら、悩まない力は筋力のようにトレーニングで鍛えることができるからです。
闇雲に筋トレするよりも、ちゃんとしたトレーニング方法を知って効率的に負荷をかけるほうが、
効果が出るのも早く、綺麗な筋肉がつくのと同じです。
悩まない、芯から強い心を持つためには、そのための方法と考え方を知ることからはじめましょう。
この記事を読み、実際に自分の生活に取り入れることで、
嫌なことがあっても受け止められる心の余裕を持つことができ、もっとラクに生きれるようになりますよ。
ですので、ブックマークをつけて、じっくりと読み進め、
時には定期的に確認をしながら取り組んでみてください!
第6章 悩まない自分の作り方 より
簡単に「悩まない力」が身に付く方法
スマホの「メモ帳」機能に、「ありがたかったこと」や「ハッピーなこと」をたくさん書き出す習慣をつけよう!
あなたはたぶんスマホを使っていると思う。最近のスマホには本当に便利な機能がついているが、
126・127ページより引用
その中でも自信を持っておすすめできる、フル活用するととても便利なもの。
それはメモ帳。
「ありがたかったこと」や「ハッピーなこと」をメモ帳に書き出す習慣を付けると、あなたのアンテナが変わります。
あなたのアンテナが、「ありがたかったこと」「ハッピーはこと」をキャッチしやすくなるんです。
人間の頭は自然と、意識していることが目にとまりやすくできています。
例えば、「今日は何か、『学んだこと』をメモする日にしよう」と決めて家を出ると、「学べるものは何かないかな??」と頭が自然と探しながら1日を過ごすようになります。
他にも、「心を立て直したこと」「素敵な言葉」「親切」などなど、自分にプラスになると思う、気持ちの良いものをメモ帳に集めるようにしましょう。
文字にすることで言葉がより強くなりますし、このメモ帳を振り返ったときにその気づきをまた思い出して幸せな気持ちになることもできます。
最初はメモすることが「課題」になりますが、課題をこなそうと思うことで無意識のうちに感謝を探すようになり、それが習慣になることで人生が変わります。
目の前に集中する
悩みを生む大きな原因の一つになるものに、「人との比較」があります。
人との比較に悩むときには、とにかく目の前のことに集中すること!
それか、過去の自分と比べて成長しよう!
なぜなら、自分の目の前のやるべきことに集中すれば、いつの間にかあなたは成長し、気づけば相手よりも上に行くことも可能だからです。
例えば、あなたが営業の成績を同僚と競って競争相手の成績ばかりを気にしていたら、肝心のお客さんの要望に目がいかなくなってしまいます。
受験勉強で、人の点数ばかりを気にしていたら、自分の答案に集中できなくなります。
テニスで、相手の動きばかりを気にしていたらテニスボールが目の前を通り過ぎて行ってしまいます。
それでも人と比べてしまいそうになるときは、過去の自分と比べるようにしましょう。
「あの人みたいに上手にできない」と思うよりも「昨日の自分よりもうまくできるようになった」と考えるようにしたほうが、あなたはずっと成長できるようになります。
例えば、受験勉強も「あの人のように高い点数をとれない」と思うより、「昨日よりも今日は1つ英単語を覚えた」だけでも、
自分の成長を自分でしっかり受け止めるようにして、より高い成長を望んでいくようにすれば、あの人よりも上を行けるようになるかもしれません。
ウサギと亀の話でも分かるように、ウサギは亀を見たから居眠りして負けた。亀はゴー
131ページより引用
ルだけを見ていたから勝った。あなたはウサギタイプの生き方をする? それとも亀タイ
プ?
この例えは、最高ですね!
ウサギは亀(相手)を気にしていた。
亀はゴールを見据えていた。
私たちも亀のように、ゴールを見据えて成長していきたいですね。
一日三分で習慣を変える
継続するのが苦手な人は、とりあえず1日3分だけ行動してみましょう。
負荷を軽くすることが大切です。
なぜなら、意気込んで大きなことをやり続けようとすると、無理がたたって反動を起こし、さらにやりたくなくなってしまうからです。
例えば、毎日日記を書き続けたいと思ったら、とりあえず「今日の天気だけ」書いてみることを目標にします。
気分が乗ったら、そのまま今日感じたことや起きたことを書き続けて、もちろんOK!
気分が乗らなかったら、天気だけ書いておしまい。
人間には加速の法則というものがあり、最初の一歩を踏み出すとそのままどんどんスピードがついて加速するようになっています。
毎日「天気だけ」書くことを目標にしていますが、本当に毎日天気だけで済むことはまずありません。
そのまま続きを書きたくなるはずです。
やっぱり言葉ありき
言葉を使って、脳内の自動検索マシーンを稼働させよう!
具体的に言うと、まず先に言葉を出してみる。
141・142ページより引用
「すごい」「楽しい」「やったぜ」と口に出してみてほしい。
すると、脳がこう検索をし始める。
「なんで?」
口にすると、なんで「すごい」のか、なんで「楽しいのか」、なんで「やったぜ」なのかを考え始めるのだ。そして、その理由を勝手に見つけてくれる。当然気分が良くなるというサイクルが生まれる。
悩みがフツフツと湧いてきたら、「解決した!」「スッキリしたー!」と口に出してみましょう。
すると、脳が「なんで解決したんだろう?」「なんでスッキリできたんだろう?」と検索しはじめます。
自分にかける言葉を変えるだけで、脳内の自動検索マシーンを有効に活用することができます。
つらいときは、言葉を味方につけると心が明るくなりますよ。
楽しい言葉、いい言葉をたくさん心に留めておき、自分にかけていきたいですね。
感情を簡単にコントロールする方法
感情的になったとき、自分を客観的に見るのは難しいですよね。
冷静になるコツとして、自分の気持ちの状態を3回、口に出してみましょう。
悩んだときや、感情があふれたとき、ほんの少し、いや、ほーんの少しかもしれないが、冷静になれる方法を紹介する。
146ページより引用
それは、自分の気持ちの状態を口に出してみることだ。
例えば「今、私は怒っている」「今、私は怒っている」「今、私は怒っている」という風に。
すると、バカバカしくなって少し冷静になることができます。
客観的に自分を見ることができ、心が落ち着くはずです。
感情をコントロールできずに困ってしまったことや、あとで後悔したことがない人はあまりいないと思います。
感情は自分の一部なはずなのに、なぜかコントロールできないものなんですよね。
そのときに、自分の感情を冷静に見つめるために、3回口に出すことが有効なんです。
怒っているときだけでなく、「今、私は悲しんでいる」「今、仕事がうまくいかず悩んでいる」などそのときの状況に合わせて3回口に出してみましょう。
まとめ
徳間書店 永松茂久『悩まないカ メンタルが強くなるポジティブのトリセツ。』(2015年)いかがでしたか?
今回この記事で紹介した内容を振り返ってみましょう!
- メモする習慣を心がけて、ハッピーをキャッチするアンテナを張ろう
- 目の前のことに全力集中! 比べるなら、過去の自分と比べよう
- 大切なのは気合いよりも環境。運命はたった3分で変えることができる
- 脳の自動検索マシーンを使って気分を上げる
- モヤモヤする気持ちは、言葉にして口に出すと客観的になれる
あらためて、まずは行動してみることが大切なんだな! と思いました。
クヨクヨしていると、何もしたくない気持ちになりがちですが、少しでも行動を起こしたら意外と私たちの心や頭は簡単にコロッと元気になってくれるかもしれませんよ。
これからも悩んだときには、この方法を忘れないで実践していきたいですね!
本書では、上記の内容以外にも
- それはそもそも誰の問題ですか?
- 悩みの裏を見る力
- 悩んだとき、こう考えれば楽になる
- 「いいね!」の力
- もう人間関係で悩まない
- 悩みを夢に変える力
- ここに気づけばメンタルは勝手に強くなる
- 悩みがあるから強くなれる、悩んだからこそ強くなれる
などなど、悩みを肯定的に捉えながらも、これからの人生がラクになる、安心して生きていける気持ちになれるコツが満載です。
☆今現在、なんらかの悩みを持っている人
9・10ページより引用
☆今現在、周りで悩んでいる友人がいる人
☆メンタルを強くしたい人
☆悩まない力がほしい人
☆ものごとを深く考えがちな人
☆自由な人生に憧れる人
☆本当の自分らしさを発見したい人
☆ポジティブに生きていきたい人
にオススメの1冊です。
気になったら、ぜひ本書を購入して読んでみてくださいね♡
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!
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これからも、お役に立てる記事を書けるようにがんばります!