2019年12月12日(木)
先週の香港「香港カップ」では、外枠からスタートで遅れたものの、1コーナーで位置を取りに行き、3番手で進み、直線追い出すと後続の追撃を振り切り、見事に香港での春秋連覇を成し遂げたウインブライト。レース後は、10日(火)に帰国し、検疫のため、千葉県・白井市のJRA競馬学校で引き運動で様子を見ています。
畠山吉調教師は「今回は春以上に輸送がうまく行きましたし、現地での1週間も順調に調整ができて、本当にいい状態で出走させることができました。秋2戦がふがいない競馬になって、大変申し訳ない気持ちでしたが、ここで復活してくれて心から嬉しかったです。何よりブライトが本当に頑張ってくれたと思います」とブライトをねぎらっていました。
レース後の状態については、「1コーナーで接触があり、両トモに傷を負っていました。右トモは管の内側で、左トモは飛節の上の方でした。現地で治療を行いましたが、歩様には問題はなく、念のために白井でも塗り薬は塗布していますが、もう心配はないでしょう。帰りの輸送も問題なく、体も減っていません。この時期は本当に体調がいいですし、次走は『中山記念』と伺いましたので、そこへ向けて年明けからトレセンでまたしっかりと調整していきます。中山記念三連覇を目指したいと思いますし、今後の種牡馬入りのことも考えると、もう1戦も取りこぼせないと思っています」と最後は力強く語ってくれました。
なお、次走は、3月1日、中山日曜11R「中山記念・GII」芝1800mを予定しています。
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