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ニコニコRPG番外編~白鳥の湖~ |
《注意事項》 *はじめまして。初投稿です。よろしくお願いします。 *家にあった絵本を基に書きました。 *シロッコさんに影響されて書いたものであり、 私は「さるかに合戦」や「言葉かぐや姫」を書いた作者様(シロッコさん) とは別人です。 *王こな、桂馬が中心です。苦手な人はスルーしてください。 おkな人は全速☆前進DA!! ――――――――――――――――――――――― むかしむかしある所に「ラピュタ王国」という国がありました。 そこには仲の良い二人の王子がいて、一人は遊戯、もう一人は海馬といいました。 ある日の夜、二人の王子が湖に狩りをしに出かけたときのことです。 湖に何羽もの白鳥が泳いでいました。 「ふつくしい・・・」 「ヴーン、どれを狩るか迷うぜ! ぃよっし!あれにするぜ!」 と、遊戯が弓を構えたときでした。 「待て!遊戯!!れれれ冷静になれ・・・! あれは・・・何事DA!」 海馬が指さした先では・・・ なんということでしょう。湖の白鳥達が 次々に少女に姿を変えていくではありませんか! 遊戯はその中でも一際つるぺったんな少女に目を奪われました。 海馬はその中でも一際大きな胸をもつ少女に目を奪われました。 2人の王子はすぐさま少女たちの前に駆け寄りました。 「これは一体どういうことなんだ!?」 「わかるように説明しろ・・・。」 するとつるぺったんな少女が 「あたしの名前は、こなたっていうの・・・」 と名乗り、大きな胸をもつ少女が 「私は言葉といいます。」 と名乗りました。 「私たちは悪い魔法使いの『HA☆GA』に呪いをかけられて 白鳥に姿を変えられてしまったのです。」 「夜だけは人間の姿に戻れるんだけどね・・・。」 と、こなたと言葉が説明しました。 「なんてひどいことを・・・。 俺が何とかしてその魔法を解いてやるぜ!」 そこまで話をしたときでした。 「ヒョヒョヒョ~~~」 と、妙な鳴き声と共に一匹の大きな蛾が飛んできました。 (あれ?蛾って鳴いたっけ?)←天の声 「きゃあああ!!HA☆GAよ!!」 「HA☆GAがきたぜ!!逃げろ!!」 と、少女たちは悲鳴を上げて逃げまどいます。 「生意気な王子め!」 それはHA☆GAが化けたグレートモスだったのです。 二人の王子は戦いました。 遊戯は持っていた弓矢を放ち、 海馬はカードみたいな手裏剣を投げて戦いました。 そんな二人の王子の活躍でHA☆GAを追い払うことができました。 「ありがとうございます。海馬君♪」 「ふぅん・・・。か、勘違いするな!」 と言いつつも、海馬は言葉に一目ぼれしていました。 そして遊戯もまた、こなたに一目ぼれしていました。 「どうしたらその呪いを解けるんだ!?」 と、遊戯が尋ねると、 「お二人が私たちの内の誰かと結婚してくだされば 全員の呪いが解けます。」 と、言葉が答えました。 これは二人の王子にとって大変都合のよい解呪の方法でした。 「ふぅん、丁度いい。明日の夜、城で花嫁を決めるパーティが催される。 その時に俺は言葉との結婚を宣言しよう。いいな?遊戯!」 「ああ、俺はその時にこなたとの結婚を宣言するぜ!」 一目ぼれした人の呪いを解いてあげられる上に花嫁にできるとあって、 二人の王子は大喜びです。 「うわあ!ありがとう!!」 [ありがとうございます!」 と、こなたと言葉も大変喜びました。 そこまで話をすると、少女たちはまた元の白鳥の姿になって、 湖の彼方へ飛び去っていきました・・・。 「かわいそうに・・・」 「ふぅん、案ずることはない。じきに呪いを解いてやれる。」 ―そしてパーティの夜― ムスカ王と王子の前で、たくさんの美しいお姫様が踊っています。 「素晴らしい・・・最高のショーだとは思わんかね?」 王子はこの中から花嫁を選ばなければならないことになっていました。 しかしお姫様達の中にこなたと言葉はいません。 二人の王子はこなたと言葉を待ちました。 (ふぅん・・・遅いな・・・?) お姫様達の踊りが終わりました。しかしやはりこなたと言葉はいません。 王子は言いました。 「すまない・・・俺にはもう心に決めた人がいるんだ・・・。」 「貴様ら雑魚など、俺の眼中にはない!さっさと失せるがいい・・・。」 「ふざけたこと言ってんじゃないわよ!」 「あるぇ~?(・3・)」 「嘘だッッ!!」 「あんた・・・最低よ!」 「王子様・・・どうしてそんなこと言うの・・・?」 「王子様・・・少し・・・頭冷やそうか・・・?」 「うふっ、困ったものです。」 「まあそういうことなら仕方ないね。」 お姫様達(一部例外除く)は怒ったり呆れたりしながら帰ってしまいました。 ムスカ王も少しばかり呆れていましたが・・・ 「見るなあ・・・そんな目で俺を見るなあああ!!」 という遊戯の言葉にちょっとかわいそうになり、 「事を急ぐと元も子もなくしますよ、陛下。 僕はね、ほしいものはどんな手を使ってでも、 手に入れる主義でね!」 と、海馬に言いくるめられたので、怒りはしませんでした。 「まあいいだろう。3分間待ってやる!」 そして51秒後・・・ 「時間だ、答えを聞こう!!」 その時、 「遊戯君!」 「海馬君!」 こなたと言葉が入ってきました。 (ついに来たか!) (待ちくたびれたぜ!) 2人の王子は駆け寄って手を取ると、みんなの前で言いました。 「俺はこの人、こなたと結婚するぜ!」 「言葉は俺の嫁DAAAAA!!」 そのときでした。 「ひょひょひょ・・・。今確かに『結婚』と宣言したな! その言葉をスイッチとしてトラップ発動!『スパイダーマッ』!!」 その声が聞こえるのと同時に、 天井から赤い全身タイツに身を包んだ男が降りてきました。 「HA☆GAからの使者・・・スパイダーマッ!!」 その男は変なポーズをしながら、そう名乗りました。 「なんだ・・・こいつ・・・?」 「スパイダーイリュージョン!!」 スパイダーマッがそう叫ぶと、なんということでしょう。 こなたと言葉が違う女性に姿を変えていくではありませんか! 「何がどうなってるんだ!?」 「すり替えておいたのさ!!」 スパイダーマッがうれしそうに叫びます。 そのとき、こなたと言葉の声が響きました。 「海馬君、その2人は私たちの偽者なんです!」 「遊戯君・・・ひどいよ・・・。 結婚してくれるって言ったのに HA☆GAの手下と結婚しちゃうなんて!!」 二人の王子はやっと真相に気付きました。 「ち、違う!!HA☆GAが勝手に・・・!!」 「ひょひょ~~。でももう遅いぞ王子達!! 君たちはもう結婚を宣言したじゃないか~。」 窓から入ってきたグレートモスがHA☆GAの姿をあらわにして言いました。 「はああ!目があ・・・!!目がああああ!!」 ムスカ王はショックで気を失ってしまいました。 「おのれぇ・・・!この屈辱許しはせん!」 「覚悟しろよ・・・!この虫野郎!!」 二人の王子はカードの剣を抜き、HA☆GAを切りつけそうとしました。 すると、突然ピカッと雷光が走り、HA☆GAの一味は消えてしまいました。 「くそ!まったく忌々しい!」 人間に戻れなくなったこなたと言葉は、 悲しみに沈んで森の湖に帰って行きました・・・。 「ま、待ってくれ!!」 「言葉!れれれ冷静になれ!!」 二人の王子はそういうと、こなたと言葉を追いかけました。 ――そのころ湖のほとりでは、 少女たちがこなたと言葉の帰りを待っていました。 朝になっても人間のままでいられると信じて・・・。 そこへ2人が戻ってきて、事情を説明しました。 少女たちもまた、悲しみに沈むのでした。 「もう・・・いっそのこと・・・」 言葉はそう呟くと、ゼットソーを取り出し自分の頸動脈を斬ろうとしました。 「言葉!あきらめるな!!」 「そんなことしちゃいけない!!」 駆け付けた海馬が言葉の手からゼットソーを奪いました。 「ふぅん、安心しろ・・・。俺が奴を粉☆砕して呪いを解いてやる!」 「ところがそう簡単にシナリオは進まないんだよ・・・海馬君。」 「HA☆GAが死ぬと、 逆に呪いは解けなくなってしまうんです・・・。」 こなたと言葉は悲しげに言うのでした・・・。 そのとき、またHA☆GAが化けたグレートモスが現れました。 「ひょひょひょ~~~。そういうことさ! 君たちにもう為す術はないのさ! そして・・・これでお前のライフは0だ!!」 グレートモスは遊戯と海馬に強烈な突進を仕掛けてきました。 いまのバトルでけがを負った二人でしたが・・・。 「なに勘違いしてるんだ・・・」 「・・・HYO?」 「まだ俺のバトルフェイズは終了してないZE!! 速攻魔法発動、バーサーカーソウル!!」 遊戯はバーサーカーソウルを使った!! 「ドロー!モンスターカード!!ドロー!モンスターカード!! ドロー!モンスターカード!!ドロー!モンスターカード!! 正義の味方カイバーマンで、追加攻撃!!」 「ぐあ!くわあ!ぎゃあ!うわあ!きゃあ!ぐああああああ!!」 HA☆GAに12000ダメージ!! HA☆GAは倒れた!! 敵をフルボッコした!! 10000の経験値を獲得! お金を5000円手に入れた! 「ドロー!モンスターカード!!ドロー!モンスターカード!! ドロー・・・!!」 HA☆GAのライフは0になりましたが、 バトルフェイズは終わりません。 そこへ呪いをかけられた少女の一人、アリスが駆け寄って、 「もうやめて!遊戯!!」 やっと止めに入りました。 「HA☆NA☆SE」 「とっくにHA☆GAのライフは0よ! もう勝負はついたのよ! ・・・それに、HA☆GAが死んだから 呪いは解けなくなってしまったのよ!」 「・・・ゑ?」 遊戯はやっと自分の過ちに気がつきました。 「うわああああああ!!」 遊戯の叫びに、こなたと言葉は崖の上に駆け上がり・・・ 「私たちは白鳥のままなんです!永遠に・・・!!」 「人生コナタ\(=ω=.)/」 湖に身を投げてしまいました。 けがを負った遊戯と海馬は止めることができませんでした。 海馬は二人が身を投げた崖に上り、湖を見つめました。 「言葉・・・!愛した女を勝手に死なせる、この俺ではない!! 全速☆前進DA!!」 海馬は、後を追って自分も湖に身を投げました。 「もう一人の僕!イクヨ!」 「・・・ゑ?」 そして遊戯もまた、海馬と同じように崖から湖に身を投げました。 「ドゥヒン☆」 「AIBOOOOOOOO!!!」 残された少女たちは嘆き悲しみました。 ―――やがて朝になり・・・ 朝日が射しても少女たちは白鳥になりません! 「やった!呪いが解けた!!」 少女たちは大喜びです。 その目の前に、 遊戯とこなたが、海馬と言葉が手を取り合って、水の中から現れたのです! 「フハハ!俺は常識を超越した男なのだ!!」 「愛する人と心を一つにすれば、奇跡は起きるんだ!」 2人の王子の愛を知ったFooさん・・・じゃなくて 神様が奇跡を起こしてくださったのでした。 「Fooよ、礼だけは言っておく・・・。」 だからFooさんじゃないってば・・・。 遊戯とこなた、海馬と言葉は、今度こそ結婚を誓いました。 少女たちは白鳥の舞で祝福します。 こうして2組の夫婦は結婚式を挙げ、幸せに暮らしましたとさ。 めでたしめでたし・・・。 |
生徒会副長
2009年11月22日(日) 01時13分46秒 公開 ■この作品の著作権は生徒会副長さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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なんというニコニコ童話。 童話は意外と表現に困るんだなってことに気づかされた。 指摘しようにも他に良い表現方法を思いつかない…。 何がともあれ、これからもよろしくお願いします、 って9月頃にけーねが言ってた。 |
30点 | MAKIO@SS管理 | ■2010-03-19 11:55:58 | 121.118.49.4 |
↑を基に書き直しました。 「若気の至りとして残しといたほうがいいのか?」 とか自問したりもしましたが・・・。 やはりより良いものを残していきたかったので。 名無しさん、ありがとうございました! |
0点 | 生徒会副長 | ■2009-11-22 01:17:10 | 61.89.94.106 |
初めまして。 まず会話文についてですが、基本的にセリフの前にキャラの名前は不要です。 演出の形態によってはプラスになることもありますが、多くの場合は文が稚拙に見えてしまいます。 事実、キャラ名が付いた会話文とそうでないものが混在していますが、 キャラ名を全て取り払っても文章として問題なく成立します。 もう一つ、会話文と地の文のバランスが悪いように感じました。 童話は確かに淡々とした文体で書かれることが多いと思うのですが、 それにしても地の文での表現が少なくて、やや物足りない印象です。 ただこの辺りは、題材・演出などに左右される面があるので、さじ加減が難しいところだと思います。 あくまで本作においてそう感じた、ということです。 しかし、随所に仕込まれたネタなど、キャラの特徴を捉えた話作りはできていて面白いと思います。 会話文についてのことも、セリフにキャラの個性が出せているが為に、より『キャラ名は不要』と感じたのです。 今回は私からは高得点はあげられませんが、次回作も是非読ませて頂きたいと思います。 楽しみにしていますので頑張ってください。 長文失礼しました。 |
10点 | 名無し | ■2009-11-21 16:22:00 | 114.189.3.192 |
合計 | 40点 |