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東方兎録~幻想入り~ 作者:ファム

6章 東方古神殿

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ステージ5前半白狐の一人浄瑠璃~silver moon~

この小説には、駄文と旧友との再会?とかのようなものが含まれています!


苦手な方ははやぶさ(衛星)のような早さで回避を!


そうでない方は月見団子でも食べながらゆっくりしていってくださいねん!

私、伊吹萃香は懐かしい匂いに釣られ、

霊夢を連れて見慣れぬ場所へ来ていた。


緑の水晶みたいなものに照らされて神秘的だけど、

それより目の前に居る奴に気が行く。


「久し振りだねぇ・・・・・・ 桜。

100年ぶり位かな?」


「もっとじゃない?

江戸からだし。久しぶり、酒天童子さん?」


「その名前を呼ばれるのも久しぶりだ・・・。

皆はあの卑怯者の書物の酒呑童子が定着しちゃったからね・・・・・・。」


袖がズタボロに成って茶色に古ぼけた道士服を振りつつ、

奴は微笑む。

烏帽子なんてまだかぶったのか。


「萃香ぁ~。知り合い?」


袖からお茶を出して寛いだ巫女を尻目に、

再会の挨拶を終える。


親友(喧嘩仲間)だよ、

古くからのね。」

「そう。

そして、あんたは異変組ね。

だって胡散臭いんだもの。」


「辛辣なことをいってくださるね・・・。

では、チケットを三枚持ってるようですし、

相手に成りましょう。」


青々とした(さかき)を袖から取り出し、桜が構える。

二mを超えそうな大枝だ。

奴の身長の1,5倍位はあるのに、軽々と振り回している。


「私は安倍桜(あべのさくら)

貴方達に二つ名を名乗るとすれば、

白銀の術師とでも言いましょうか。」


「私は伊吹萃香、

二つ名は一にして多の鬼だ。」

「なんで名乗り合ってるのよ・・・

・・・博麗霊夢、幻想郷の素敵な巫女よ。」


「あれ?恒例行事じゃなかったのか。

ま、いいか。

さぁ、戦争(弾幕ごっこ)だ!」


5枚のカードを展開して榊に力を込め、

桜が準備を終えたのを確認。



「私が先に行くよ?霊夢。」

「分かった。まかせるわよ、萃香。」


「初めから全力で来な?

四分の一にも勝てないなんて言わせないよ?」


そういわれちゃ本気にならないと失礼だね。


「四天王技 三歩皆廃!」


「やっぱりそう来なきゃね!

桜符 三歩滅雷!」


拳と拳がぶつかり合い、衝撃波が生まれる。


「いいねぇ、力は衰えて無いようだね、萃香。」


「本当、あんたは化け物じみてるねぇ、()とは思えねない力だ。」


胸、頭、鳩尾、何処を狙っても防がれ、

絡みつくように捕まれて威力を殺される。


まだ武器を使わずに片手だけでこれだ。


「萃香、弾幕ごっこだからそろそろ殴るのはやめに・・・・・・しようかっ!」


榊の枝で打たれ、距離が開く。


我ながらちょっと熱くなり過ぎたようだね。

反省・・・。


「ま、スペルブレイクされたし、次を行きましょうか!

桜符 死神の首飾り( デッドチョーカー)!」


周りに自機避け弾が囲み、その周りを赤い宝石が回る。

それから銀の玉が出て被弾を狙ってくる。

まるではめている首飾りが閉まっていくかのように段々と追い詰められる。

チッ、流石にキツイか。


「霊夢っ交代!」

「分かったわ!」


当たりにくい霊夢に任せ、下へ移動する。


柱の影で今代の巫女と奴の戦いを見る。


「当たらない・・・か。


桜符 式神招来『付喪』!」


「「おうともさ!」」


2体の九十九神がやって来て、それぞれの弾幕を放つ。


同じ背丈に、違う大きさの筒をそれぞれ使い、

花火玉と火炎弾で囲む。さらに後ろから桜が追い討ちを掛ける。

確か、大きい筒の方は玉木とかいう奴じゃなかったか?

後ろからみてるぶんには銀と七色と金が混ざりあって綺麗だ。


・・・・・・落ちるなよ、霊夢。

巫女は負けてはいけないんだから。




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