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東方兎録~幻想入り~ 作者:ファム

6章 東方古神殿

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幻想の裏

駄文注意!


フラグ回となって

パワーアップした色んな物が含まれています!


苦手な方は回避を!

回避しない方は

ゆっくりしていってくださいね!

佐渡の二ツ岩、マミゾウはキセルをくわえて煙を燻らせつつ、茶番を見ていた。


あの方の言った通りにやっていただけでは

いずれこいつは死んでしまう、

そんな直感から小傘を使って訓練をさせているが、

心配になるほど弱いのだ。


まあ、小傘は自分が鍛えた弟子なのでこんな成ってない奴に負けてもらっても困るんだけれど。



3日ほど寝込んでしまっていたので心配していたのだが、

何故かそれの後の魔力の玉の威力が上がっている。


小傘にこの前みたいなことは起きないように言ったし、

暫くは放っておいても大丈夫だ。



「キュウン!」


「ん?」


何かの鳴き声がして、振り向くと、

いつの間にか後ろにイタチがいる。

そいつは口に筒をくわえている。


キセルの火を消し、筒を受け取る。

蓋を開けると紙が入っている。


「ふむ、集会にはちと早くはないかのぅ、

よそも仕事はまだ順調のようじゃが。」


「あちらが動き初めている様なので、

あの方が来るのですよ。」


イタチが答えを返す。

ここは私の結界が張ってあって普通の奴は入れないのだからまあ 当然だ。問題なのはその答えだ。


「もうあいつらが動き初めているのか・・・

なら仕方がないのぅ。」


あいつらは魔界の神が厳重に管理していたはずだが・・・。

紙に目を通し終わる。


「他の奴に妙蓮寺、及び妖怪狸の代表としてワシがいくと言っといてくれんか?

ぬえは聖に捕まっとるしの。」


今回の仕事の対象は脆いってことを自覚していないからああなったのだ。

死ぬことは無いし親友として助けには行かない。


「了解しました、今夜また合いましょう。」


イタチは一陣の風となり消えた。

さて、準備を始めようかの。



~~~~~~その日の夜~~~~~~


マミゾウは小傘に家と玉兎を任せて家を出た。


遅く成ってしまったが迷いの竹林までとばせば間に合うだろう。



そう思い、加速していく。

後ろから一番信頼のおける部下の狸、悟朗が着いてくる。


「遅れるんじゃないぞい!」


永遠亭上空までつく。


「月の薬師よ、久しいのぅ。」


永琳が既に待っており、困った顔で下を指さしている。


「む?」


下を見ると・・・

大きな鷲の翼が背中に生え、それを隠すように長く伸ばされた髪。

そして、美しく整った顔を持つ長身の女性がとってもイライラしていた。


これは不味い。


「大天狗どの、済まないのぅ。」


この女性は大天狗、山の統治者にして、賢者だ。

そして、自分たちの中で一番時間にうるさい奴である。

「分かって言っているのでしょう?

前回あれほど余裕を持って来なさいと言ったのに。」


こっぴどく叱られる。

この歳になってもこいつにだけは説教を受けてしまう。


「まぁいいでしょう、長くしていると

話が始まって仕舞いますしね。」


やっと開放され、

永遠亭の蔵へと入る。

中に備え付けられた鏡が目的地だ。

悟朗を鏡の前に待たせ、

他の者達の従者をかき分けて鏡の前に立ち、

妖力を込めて中に入る、

真っ暗な部屋だ。


「やっと揃ったか・・・遅いぞ皆。」


初めに見えるのは竹林の憎たらしいうさぎ

と言うかお前は自宅だろうが


「全く、集まりが悪すぎるわよ、毎回・・・。」


湖の吸血鬼と魔女。


「今度の酒は何だ~?」


三本の角を持つ緑の着物の鬼神


「全員集まったみたいね、始めましょう。」


境界の賢者に伊吹の鬼。


人数は少ないが今回は簡易式の緊急集会なのだからしょうがない。


後ろから月の賢者と大天狗も入って来て、最後に鎧を着込んだ少女が鏡の入口を閉じる。


あいつは代理とはいえかなり強い部類に入ったはずだが包帯だらけなのは何故だ?


そして全員円卓につき、会議を始める。


どうも自体は予想より不味い方向に進んでいたようだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


部屋を出ると朝が明けていた。


会議の議題に出たアイツの存在は、どうやっても食い止めないければ。

・・・幻想を守るために。



決意を秘めた顔でマミゾウは空を駆けていった。



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