白黒の夢
駄文注意!
シリアスをしようとして破綻したなにかと駄文が含まれます。体制のない方は退避を!
退避しない方はゆっくりしていってくださいね!
兎は眠る。
奥深き夢の底へと沈んでいく。
迷い込むのは白黒の夢。
希望に溢れた者の始まりの夢。
気づくと
紫色の魔女服を着た老婆が寝ている寝室にいた。
老婆は胸にその服よりも濃い色の髪を抱いていた。
余程大切なものなのか誰にも渡さないといった雰囲気が漂っている。
そこへ誰かが駆けてくる音がする。
まだ小さいその足音は4~5歳位の子供の物だろう。
「おばーちゃーん!」
黒い髪の少女が扉を勢い良く開ける。
簡単に縫ってつくられた無地の白いワンピースを着ており 、
バスケットにつんできたのであろう花々を入れて
いる。
「おばーちゃんの好きな花いーっぱい、
つんできたよっ。」
のぞき込むと、花々は、コスモスと
「ありがとうね、まりちゃん。」
老婆がそういい、バスケットを受け取った時、
後ろから二人の夫婦が現れる。
恐らくこの子の両親だろう。
「お義母さん、今夜までしか持たないって本当ですかッ?」
「ええ、分かるもの。」
老婆も弱っているのか声が小さくなってきている。
そしてそこで景色が変わった。
時間が経ち夜に成ったようだ。
両親は疲れてしまったのか、全く動かない位の眠りに落ちている。
「
「うん。
何処かから持ってきた棒をブンブンと振りながら言う。
二人は字が違うだけで名前は同じだったようだ。
だが、東方の主人公の一人である魔理沙は金髪だったはずだけど・・・。
「うふふっ頼もしいわね。
じゃあ、大切なものを守れるようにプレゼントをあげるわね。こっちに来なさい、魔理沙。」
優しく老婆は少女を誘う。
そして、目を閉じさせ手を握る。
「私が良いと言うまでそのまましててね。」
「うん!」
そして、 老婆はベッドに横たわり目を閉じる。
すると、繋いだ手の部分が暫く光り、
少女は
「ああああああッ!」
永遠にも思える時間が過ぎ、少女は倒れ、
老婆は完全に脱力しきり手がベッドから力なくぶら下がった。
「魔理沙っ!どうした?!」
やっとの事で両親が起きてくるも、老婆は息たえ、
少女は起きる気配が無かった。
更に景色は変わる
少女が老婆が寝ていたベッドに寝ていた。
すやすやと眠り続けるさまは眠り姫のようだった。
空が移り変わっていき、時がそこから流れていくのが見える。
夜が来る度に髪が金色に染まり初め、
全て金色になった所で早送りは終わった。
「・・・うっ。此処は?」
少女は目覚めたようだ。
久しぶりに開けられた瞳の色は紫が混じっている。
「おばあちゃんは!?」
少女は周りを見渡すも、誰もいない。
そこで夢は途切れ、
目が覚める。
長い記憶を見たので時間切れという訳の様だ。
良いところだったのに。
ふと何処かで聞いたことを思い出した。
西洋では、魔女が死ぬときに、
その手を握っていたものはいずれ、
魔女になってしまう、と。